野球部活動報告

野球部活動報告

【活動報告】花巻遠征

 11月3日(金)に本校野球部は花巻東高校と練習試合を行いました。4度目となった今年は花巻東高校グラウンドにて行われました。

 第1試合2-25、第2試合2-16と自分たちの力の無さをまざまざと痛感させられました。

しかしながら、こうして練習試合を組んでいただき、毎回たくさんのことを学ばせていただきます。全国のトップレベルのチームをグラウンドレベルで体感することは、自分たちの野球への向き合い方そのものを考えさせられる時間となります。

 遠征直前に体調不良者も発生し、チームとしてベストコンディションで臨むことができませんでした。そういった面も含めてチームとしてまだまだだと実感しました。

 また、試合後には花巻東高校の佐々木洋監督からお言葉もいただき、改めて自分たちに足りていない部分を考える機会ともさせていただきました。

 昨年の練習試合以上に技術面、技術以外の面の大きな差を感じることとなった今年の遠征でした。この貴重な経験を糧に今後の生徒たちの頑張りに期待したいと思います。

   

 

 

【野球部】春季相双支部予選大会結果報告~令和5年度始動~

「地域に感動を与え、応援されるチームづくり」

令和5年度がスタートし、6期生の卒業から4か月が経とうとしています。
9期生13名の新たな仲間を迎え入れた本校野球部は総勢28名(選手26名マネージャー2名)で新年度をスタートさせました。

新体制となりすぐに第75回春季東北地区高等学校野球福島県大会相双支部予選が4月22日(土)から開幕しました。

初戦は相馬総合高校との対戦でした。
先発のマウンドに上がったのは岡田琉音(3年)立ち上がりから球威・制球・テンポ良く投げ込み、スコアボードに0を並べます。
一方、打線は相手投手にしぶとく食らいつき1回の裏に幸先よく1点を先制。その後も岡田琉音(3年)が自らを援護するレフトへのホームランや佐藤一之成(3年)、川島詩音(3年)のヒットなどを足掛かりに3回4回と着実に点を重ね、5回終了時点で6-0とリード。

迎えた後半、序盤でリズムを掴んだ先発岡田は好投を続けます。自ら与えた四死球などでピンチの場面を迎えながらも7回を投げ11奪三振を奪い相手に得点を許しませんでした。8回から登板したのは箱﨑正義(3年)、先頭バッターへのフォアボールと2アウトからヒットで得点圏にランナーを背負うものの無失点で抑えます。

序盤から得点を重ねた打線ですが、相手の2番手投手からなかなか追加点を奪えずにいました。迎えた8回裏の攻撃、フォアボールとヒットで0アウト1・2塁と追加点のチャンスを作ります。打席には途中から登板した箱﨑正義(3年)。1ボールからのファーストストライクを強振すると、打球はレフトスタンドへと飛び込むサヨナラ3ランホームラン。(8回コールド)

この試合は試合前から強風が吹き、天候への対応にも苦戦しましたが、粘り強く戦うことができたと思います。

 

続く4月29日(土)の相馬高校戦は決勝戦となりました。

この日の先発は瀬谷蒼羽(3年)序盤から相手投手との投手戦となります。
序盤からバント処理のミスもあり、再三ピンチを背負いますが、守備にも助けられ相手に得点を許しませんでした。

粘り強く投げる投手を援護したい打線ですが、なかなか相手投手を攻略することができません。5回まで散発3安打に封じられます。何とか得点したい打線は後半6回の裏、相手のエラーとフォアボールをきっかけにチャンスを作るとこの試合5番に入った中野紘斗(2年)がライトオーバーのタイムリー2ベースで待望の先制点を奪います。その後も一進一退の攻防を繰り返し、迎えた8回裏の攻撃、最終回へ向けて追加点が欲しい場面で2番の岡田琉音(3年)が自身今大会第2号(2試合連続)のソロホームランで2点目が入ります。

2点リードで迎えた最終回の守り、ここまで相手打線を0点に抑えてきた瀬谷が9回も志願しマウンドへ上がります。先頭打者にデッドボールを与え出塁を許すものの後続を断ち見事完封勝利!

日頃より本校野球部への多大なるご支援とご協力を賜る皆様のおかげ様で昨年度の同大会の初優勝から2連覇を達成。昨年度秋季支部大会から3季連続での支部大会制覇となりました。

相双支部第1代表として5月13日(土)から会津をメイン会場とする県大会への出場権を獲得することができました。
沢山のご声援をありがとうございました!今後とも何卒宜しくお願い致します。

春季福島県大会結果報告

あいづ球場をメイン会場とし、5月13日(土)より第75回春季東北地区高等学校野球福島県大会が開幕しました。
相双支部第1代表として出場した本校野球部の初戦は13日(土)白河グリーンスタジアムでの第2試合で白河高校との試合でした。

地区予選に続き、県大会の初戦の先発マウンドへ上がったのは岡田琉音(3年)でした。初回にランナーを1人出したのの得点を許さず、2回も三者凡退で上々の滑り出しでした。
試合が動いたのは3回。表の攻撃で相手のエラーをきっかけにチャンスを作り、先発の岡田がレフト線へしぶとく運びタイムリー2ベース!1点を先制します。
その裏の守り。岡田の制球が乱れ、2本のヒットに3つのフォアボールが絡み2点を失い逆転を許します。
逆転を許した直後、4回表の攻撃。先頭箱崎龍聖(3年)のセンター前ヒットからチャンスを広げ、1死3塁として打席には中野紘斗(2年)が入りました、カウント3-2から3バントスクイズを決め同点に追いつきます。

2ー2で迎えた後半の6回表。。先頭の佐藤一之成(3年)がフォアボールを選び出塁するとこの日ライトで先発出場した藤原知也(3年)が起用に応える左中間へのタイムリー3ベース!1点を勝ち越します。
藤原を3塁へ置き、続く中野がセンターへの犠牲フライを放ちこの回2点目!

試合の流れを掴んだかに見えた7回裏、先頭バッターをエラーで出塁されるとバッテリーミスと2本の長打を含む3本のヒットを集められ、この回あっという間に4失点。4ー6と試合をひっくり返されます。

何とか反撃に出たい打線ですが、相手の2番手投手を攻略することができずそのままゲームセット。
4ー6で初戦敗退となりました。

昨秋の初戦敗退と内容は異なり、随所に粘り強さも見せてくれましたが、力及ばず…県大会上位進出を目指すにはまだまだ足りないものが多いことを痛感しました。
春の地区選手権を控えるものの残りは夏のみ…残りの期間、チーム全体と個人のレベルアップはもちろん、チーム一体となり夏へ向けて取り組んでいきたいと思います。

日頃より本校野球部への多大なるご支援ご声援をくださる皆さま、今大会も沢山のご声援をありがとうございました。夏へ向けてさらに成長した姿を見ていただけるようより一層精進いたします。

【野球部】トレーニング講習会

 

本校野球部は12月5日(月)のスポーツⅡの時間に本校専属アスレティックトレーナーである久保さんに講習会を実施していただきました。

先日の栄養講習会でのお話と関連させながら、怪我をしないためのトレーニングやパフォーマンス向上のためのトレーニング、レベル別体幹トレーニングのいくつかの実践を交えたお話をしていただきました。

現在野球部では、ウォーミングアップと練習後のダウンのストレッチをトレーナーの久保さんにメニューを組んでいただき継続して取り組んでおります。

何事においても近道はなく、1人ひとりの日常の取り組み、積み重ねが自身のレベルアップに最重要であることを再確認し毎日のトレーニングに励んでほしいと思います。

【野球部】栄養講習会

 

本校野球部は11月15日(火)のスポーツⅡの時間に今年も栄養講習会を実施いたしました。今回も株式会社明治様より管理栄養士の橋本さんを講師にお招きし、これからの冬のトレーニング期間の食事・栄養面で大切なことをお話いただきました。

2年生は2度目、1年生は初めての栄養講習会となりました。
普段行っているトレーニングをしっかりと身にするために土台となる体づくり(食事)の重要性を改めて確認させていただきました。また、理想の食事に近づけるための日常行える工夫や「何をいつ食べるか」という細かい部分まで丁寧にお話していただきました。

生徒たちは日頃の自分たちの食事を振り返りながら、よりよい食事にするための改善点などを考えることができ大変充実した時間を過ごすことができたようです。

 

 

【野球部】3年生を送る会

 

11月13日(日)
ふたば未来学園高等学校野球部の3年生を送る会を実施いたしました。

第1部 セレモニー(アリーナ1)

久しぶりの公式戦用ユニフォームに袖を通し、3年生18名の堂々とした入場から開式しました。3年生代表の井堀優陽主将の素晴らしい挨拶や1・2年生から3年生へのメッセージ、また、3年生全員から1・2年生へのエールもあり、3年生らしい温かい会となりました。

 

第2部 ホームラン競争・スピードガンコンテスト(本校グラウンド)

前半のホームラン競争では、強風でコンディションが厳しい中…
同率1位で髙橋和輝と草野真優が並び優勝は草野真優という結果となりました!!

後半のスピードガンコンテストでは、3年生がその実力を発揮しました。
多くが130・140キロを計測したハイレベルな争いを制したのは夏にエースナンバーを背負った佐藤哉汰。11月の寒空の下、流石といったパフォーマンスを全員が見せてくれました!!

 

第3部 3年生同士のラストゲーム⚾(SOSO.Rならはスタジアム)

3年生が2チームに分かれ、久しぶりの試合でした。保護者の方の前で思いっきり楽しんで野球をしている姿を見せることができたと思います。白熱した展開となった試合の行方は…3対3の引き分けで終了。両チーム好プレーが多く飛び出し、改めて3年生の力を見せてくれました!ナイスゲームでした⚾

 

試合後は3年生1人ひとりから家族への感謝の気持ちを込めたキャッチボール。
これまでの苦労やさまざまな思い、そして言葉では表しきれないたくさんの感謝のありのままを言葉にしていました。

3年生にとって困難の多かった高校野球生活。しかしながら、1人ひとりが着実に歩みを進め、「強い学年」になってくれました。どんな時も前向きで明るく優しいこの学年のカラーはキャプテンを中心に自然と作り上げられたものだと感じています。1・2年生はこの偉大な3年生の背中を見て、これから自分たちのカラーを出したチーム作りをして欲しいと思います。