ふたば未来学園の日々

ふたば未来学園の日々

【中学校1学年】オリエンテーション合宿のようす③

本日も朝から演劇ワークショップを行いました。

最後の振り返りで生徒たちから、
「クラスの垣根を超えて仲を深められた」
「人前で自信を持って発表するのがニガテだったが、前より出来るようになった気がする」
「みんなと協力して何かを作り上げるには自分の意見を言ったり、人の意見に耳を傾けることが大切だと気付いた」
という感想がありました。
どの生徒にとっても素晴しい経験になったのではないでしょうか。
 演劇ワークショップでは、創作の時間のグループ内の生徒同士のコミュニケーションを非常に大切にしており、いちばんの目的です。
 ここで築いたコミュニケーション能力を糧に、今後の学校生活でも、お互いによく話し合い、認め合いながら切磋琢磨してくれることを期待しています。

 

 お世話になったいわき海浜自然の家の職員の方をはじめ、送り出してくださったご家族に感謝し、
今回の経験を、これからの生活に生かしていきたいと思います。ありがとうございます。

【中学校】2・3年哲学対話:コミュニケーションボールづくり

 今年度最初の哲学対話の時間でした。毎年、最初の時間は、コミュニケーションボールづくりを行っています。

 学級の生徒一人一人が、それぞれ選んだ色の毛糸を巻いていくことで、「全員でつくった、全員のカラーの入った」ボールができます。この時間につくったボールを使って、哲学対話を行っていきます。

 

<2年生>

 お題は、今度行われる「リーダー学」に向けて、「今、自分自身が思い描いているリーダー像(リーダーとは何か)」について話していきました。

<3年生>

 お題は、「今、私がはまっていること」について話していきました。

 

【中学校国語】授業のようす

今日の中学2年生の国語の授業では、「見えないだけ」という詩の朗読を行いました!

生徒たちは、発声や表情、読むスピードなどを自分なりに工夫し、自分のタブレットで録画をしました。

国語だけでなく、人前で話す場面はたくさんあります。恥ずかしながらも、生徒たちは何回もチャレンジして録画をしていました!

【中学校1学年】オリエンテーション合宿のようす②

 午後の活動も、演劇ワークショップからスタートしました。

 演劇ワークショップの後、夕食を食べて、キャンプファイヤーを行っています。

 今年は天気にも恵まれ、元気に楽しく活動しています。

明日も、中学校で出会った新しい仲間たちと充実した活動ができることを期待しています。

【中学校】4/16(火)授業のようす

 2・3年生は、学校で授業を行っています。

 5校時のようすです。

<2年1組:理科>炭酸水素ナトリウムの加熱実験の考察

<2年2組:国語>詩の表現について

<3年生:英語>【リスニング】英語の音声を聞いて、そのストーリーに合う写真を答える

 

【中学校1学年】オリエンテーション合宿のようす①

 本日より中学校1年生は、いわき海浜自然の家でオリエンテーション合宿を行っています。

 オリエンテーション合宿は、演劇ワークショップやキャンプファイヤー等の活動を通して親睦を図ることを目的としています。

 

 到着後、はじめに集合写真を撮りました。

<1年1組>

<1年2組>

 

 入所オリエンテーション後、演劇ワークショップの活動に入りました。

 演劇ワークショップは、活動の中でのコミュニケーションを大切にしています。

 はじめは、少人数でのコミュニケーションをとる活動を行いました。

 活動の中で、いろいろな人とコミュニケーションをとりながら、仲を深めていきました。

 

 午前の活動の後は昼食です。しっかりと食べて午後の活動に入りました。

 

 

【福島再生塾】福島の復興に向けた対話会で地域住民や専門家と生徒が意見交換

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月13日(土)

福島の復興に向けて、当校と早稲田大学が連携し、研究者や東京電力職員、民間企業の関係者とともに、有意義な対話が2021年以来、行われてきました。

対話会では、福島の現状と復興に関する専門知識を持つ専門家や関係者からの貴重な意見が交わされました。地震や原子力災害がもたらした課題や影響についての理解が深まると同時に、その解決策や復興の方向性についても活発な議論が行われました。

生徒たちは、専門家や大人の経験に学びながら、自らの視点や考えを積極的に発信しました。また、早稲田大学等の関係者との交流を通じて、学術的な視点や専門知識を得ることができました。

この対話会は、異なる立場や専門性を持つ参加者が協力し合い、福島の復興に向けた包括的なアプローチを模索する良い機会となりました。今後も、地域や社会全体が協力し合いながら、福島の復興を支援していくことが重要であるという共通認識が確認されました。

【中学2,3年スポーツ生】未来創造学

4月11日(木)5,6時間目の総合的な学習(未来創造学)の時間に、富岡高校スポーツ科設立当初の桜風寮の寮監でもあった荒木信彦さんからお話をいただきました。双葉地区教育構想の意義やスポーツ生の心構えについて学ぶことができました。スポーツ生は自分の生活を改めて見直すきっかけになりました。貴重なお話、ありがとうございました。

 

 

【中1】学校生活が始まりました!

昨日の入学式、本日の対面式や部活紹介を終え、各学年やクラスに分かれての活動が始まりました。

学年集会の様子
先生からの自己紹介や、学校生活に関してのお話を聞きました。みんな緊張の面持ちです。

 

給食の様子
上級生に教えてもらいながら配膳をしました。

中学校集会/安全教室の様子
中学生全員が集まり、生徒会の生徒が中心になって集会が行われました。
安全教室では、安全安心な生活を送るために気をつけることや、心掛けることを確認しました。


皆さん、緊張したまま1日を過ごしたのではないでしょうか?今日一日大変だったと思います。お疲れ様でした!

【中学3年】学年集会を行いました

今日の中学3年生は、1時間目に学年集会を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒は、タブレットでしおりを見ながら話を聞いています。

表紙には「Boys & Girls, Be Curious!!The Sky’s the Limit!!You can do it!!」と書いてあります。

何事にも好奇心を持ち自分の限界を決めずに挑戦してほしいという願いが込められています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、学年の先生方1人1人からお話がありました。

3年生としてどのような学校にしていきたいか、自分事としてルールを考えることや

すぐ行動する大切さなど、色々なお話を聞きました。

この学校に入学した時の気持ちを忘れずに充実した生活を送ってほしいと思います。

【中学校・高校】令和6年度入学式の校長式辞を掲載しました

4月8日(月)の桜咲く暖かな日に、ふたば未来学園中学校・高等学校の令和6年度入学式を挙行しました。保護者の方々と来賓の皆様が見守る中、新入生は新たな生活への期待に胸を膨らませながら、式に臨んでいました。新入生全員の充実した学校生活と夢や希望の実現を心から願っています。

★校長式辞はこちらからご覧ください ⇒ 20240408入学式校長式辞.pdf

【中学校・高等学校】令和6年度着任式・始業式・入学式を挙行しました

本日より令和6年度がスタートしました。

4月1日に着任された先生方の紹介が行われました。

  

ふたば未来学園生徒のために、個々の力を十二分に発揮しご尽力いただきたいと思います。

 

引続き、始業式を行いました。

3月まで、静岡県立三島長陵高校校舎で生活していた生徒たちとも合流し、ふたば未来学園高校としての新たな出発になりました。

 

 

学校長より在校生に向けて、新学年として心機一転、自分自身の取組みや進路実現のための心構えなどについて、

あらためてお話をいただきました。

 

午後には、入学式を挙行いたしました。

 

 

 

 

学校長からは、校訓や建学の精神に基づき、有意義な学校生活を送ってほしいという思いを込めた式辞、ご臨席いただいたご来賓の方々と保護者の方々が見守る中、新天地での生活を送る入学生に、心温まるご祝辞をいただき、本校開校10年目の節目にあたる入学式が盛大に執り行われました。 

【中学3年】始業式を迎えました

いよいよ今日から3年生としての新学期がスタートしました。

中学校では、今朝新しいクラスの発表がありました。

昇降口に新クラスの名簿が貼りだされ、新たなクラスに移動しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後始業式を行い、新しいクラスで初めての学活がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最上級生として、この1年をどう過ごしていくのか、

それぞれ目標を持って日々を過ごしてほしいと思います。

 

【高校2年次】ニューヨーク研修(最終日)

 3月23日はニューヨーク研修最終日でした。

あいにくの雨でしたが、この日は班別で計画を立てて研修を行いました。ブロンクス•ハーレム方面、ブルックリン方面への街歩きや自然史博物館、メトロポリタン美術館、ニューヨーク近代美術館(MoMA)での鑑賞など、各々の興味に合わせて全員で時間とルートを調整して臨みました。道を間違えたり、雨でビショビショになってしまったりと色々なハプニングがありましたが、最終日の研修を楽しむことができました。

 夜は全員で最後にブロードウェイミュージカル『Hamilton』を鑑賞しました。役者も裏方も全員がそれぞれの役割を果たして一つの作品を作り上げて成功を目指す様子が、今回のニューヨーク研修の生徒たちと少し重なって見えました。

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代表生徒レポート

〈生徒H.K〉

 このNY研修を通して世界各国からのたくさん友人にとても恵まれました。
内気で英語も流暢に話せない私に優しく声をかけてくれて嬉しくなったと同時に、話したいことをなかなか話せずもどかしく悔しい気持ちでいっぱいになり、もっと英会話のスキルを磨いていきたいと強く思い勉学に対しての意識を高めた日々の連続でした。
彼らはフレンドリーなだけでなく自分の将来の理想像をしっかり持ち、それを叶える為の努力を怠らない人ばかりでした。
複数の言語を習得しているだけでもすごいことなのに、それだけで満足せずいろんな分野についての知識を持ち、自分の好きなことはさらに追求していることにとても刺激を受けました。
私は自分の意見を自分の言葉で伝えて、心から楽しんでいる彼らを見て強い憧れを持ちました。
勉強すればするほどもっと勉強したくなるって彼らのことを表しているのだなとさえ思いました。私も彼らのような常に満ち足りない人になりたいです。

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 24、25日は移動日となり、帰国します。

改めて今回のニューヨーク研修でお世話になったすべての方々に感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。

【高校2年次】ニューヨーク研修(7日目)

ニューヨーク研修7日目、本日は国連本部を会場として、国連Youth Delegatesの皆様に対してプレゼンテーションを行い、対話をさせていただきました。Youth Delegatesの皆様は、ふたば未来のニューヨーク研修において、コロナ禍で渡航を断念した期間を含めてずっとお世話になっている方々です。

これまでの日程で得た反省を活かし、笑顔で、チームとしてプレゼンテーションをやり切ることを目標として臨みました。練習の成果を発揮できただけでなく、ちょっとしたジョークを交えるような工夫も見られ、納得のいく発表をすることができました。

Youth Delegatesの皆様は時間いっぱいまでプレゼンに対するフィードバックをくださり、生徒たちは事前に考えていたこと、ニューヨークに来て学んだことを結び付けながら、これから自分たちが取り組んでいくべきことについてよく考える機会を得ることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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●代表生徒のレポート

〈生徒M.O〉

7日目は、いよいよ国連Youthの職員へのプレゼンとディスカッションです。
はじめは緊張していましたが、職員のみなさんの”Hello!”という声に、私たちの緊張もほぐれたのがわかりました。
前日にいただいた「笑顔を忘れない」というアドバイスを意識し、ユーモアを取り入れながら心を込めて堂々とプレゼンすることができたと思います。
プレゼン後のディスカッションでは、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。
その中でも、世界を救おうとするなら、まずは世界を好きにならなくちゃいけないというお話やそれぞれの得意なことを生かし、協働し楽しみながら活動することが大切だというお話が印象に残っています。
通訳に頼りすぎなかったことは良い点だった反面、コメントをもらってばかりで、自分から話に割り込み発言することができなかったことには悔いが残りました。
しかし、今後の会議やイベントへの参加の声もかけていただきとても光栄でした。出会った方々との繋がりを途切れさせず、考えることを継続していきたいと強く感じています。

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いよいよ明日が移動日を除いて研修最終日となります。

【高校2年次】ニューヨーク研修(6日目)

研修6日目、いよいよクライマックスに差し掛かりました。

本日は国連日本政府代表部を訪問し、次席常駐代表 山中 修 大使、同代表部経済参事官 錦織 有史様とお会いしました。

本校開校当初からふたば未来学園にお力添えを賜り、コロナ禍でもオンラインで継続してご支援をいただきました。今年度で7度目になります。本当にありがたいことです。

午後からは、環境省からコロンビア大学の大学院修士課程に派遣されている、多田悠人様にお会いし、ご自身の経験や海外での学びのことをお話しいただき、質疑応答やキャンパスツアーをしていただきました。

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●代表生徒のレポート

〈生徒S.A〉

ニューヨーク研修の6日目の行程が終了しました。

本日は、国連日本政府代表の方にプレゼン発表をしました。

まず、綿織さんから「コニュニケーションとは何か?」などの講義をしていただきました。コミュニケーションがうまくできない原因には、発する言葉のズレ、言葉のイメージの仕方の2つが主にあるという事が分かりました。その後、私達が作ったプレゼンを見て頂き、意見交換をしました。

私達が考えた「困っている人をなんとしてでも助けたい」という思いを伝える事ができたと感じました。また、錦織さんや国連の方々と共通の問題意識を持って行動していることを知ることができたと思います。

その後、山中大使との対談を行い、一人一人が質問を主体的にすることができました。日本の代表として世界で活躍をしている方の興味深い話をお聞きすることができました。

ここでの学びとして、私達は、もっと自信を持って発表に取り組むことができるとより一層充実したプレゼンになると感じました。

明日が、ニューヨーク研修で最後にプレゼン発表をする機会です。国連本部youthの方との貴重な意見交換の時間を、今までの活動を通した多くの反省を活かして、精一杯全力で取り組んでいきたいと思います。

〈Y.S〉

午後からはコロンビア大学を見学しました。なんとそこで、同じUNIS-UNに参加していた横浜商業高校のメンバーと奇跡的な再開を果たしました。

その後、環境省職員でコロンビア大学に派遣されている多田悠人さんに、歴史ある大学構内を案内していただきました。個人からの寄付によって立てられた建物や構内の教会など文化の違いが見られました。その後、多田さんから環境省やコロンビア大学についての説明していただきました。また、環境政策やキャリア、アメリカの文化に話など、様々な質問に答えていただき、それぞれ新たな気づきを得られました。
ニューヨーク研修も6日になり、夕食をとり、帰ってすぐに会議室で寝てしまう姿や会議時間まで寝て待っている姿が見られるようになってきましたが、残りの研修を全力で頑張っていきたいと思います。

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これまで出会った方々にお話いただいた事どうしがつながりを見せ始め、学びが面白くなってきているところです。このまま最終日まで走り抜けたいと思います。

 

【高校2年次】ニューヨーク研修(5日目)

 NY研修5日目、昨日に続きUNIS-UNに参加しました。

 昨日の反省を生かし、本日は質問をするだけではなく、自然な流れに合わせたやり取りになるよう心掛けました。結果として、本日ももう一人指名されて発言権を得ましたが、チームとして課題が残りました。

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●代表生徒のレポート

〈生徒K.Y〉

 今日はUNIS-UN Conferenceの2日目でした。午前中は、女性の経済的支援に携わり続けるCaryl Stern 氏のスピーチ・それに対する質疑応答、そして司会をUNISの学生が務め、パネリストとして国連常駐代表の方々が招かれた形でのパネルディスカッションが行われました。

昨日の反省を活かし、登壇者の方々の経歴を調べ質問事項を考えた状態で臨みました。この連携のスムーズさにより、素早い英語のスピーチも聞き取れる部分が増え、私たちの主張との関連性も見出せるようになりました。しかし、後半のパネルディスカッションで質問権を得たときに「聞き取れない」「関係ないことを言っている」という判断のもと取り消されてしまいました。

英語で即興的に対応する難しさ、伝わりやすい文章を作る難しさを実感しました。悔しい結果になりましたが、咄嗟に私たちの前後の座席で、他国から参加していたチームの皆さんや運営の学生のサポートに助けられ、そうした思いやりにも気づくことができました。

〈生徒M.O〉

 午後のUNIS-UNでは、Dr. Felipe、Ms. Millicentのスピーチや「フェミニズムは効果的か?」というテーマでのディベートがありました。

質問は出来ませんでしたが、それぞれのスピーチやディベートは、私たちのこれまでディスカッションを重ねてきた自分たちのテーマについて、もう一度ふり返るきっかけになり、多くの学びを得られたと実感しています。

 また、閉式後、共に議論をした海外の生徒たちと、少しの間交流することができました。彼らは日本について興味を持ち、知ろうとしてくれていました。名前や顔を覚えてくれていたり、カルチュラルショーケースのよさこいを覚えていてくれたり、皆いろいろなことを褒めてくれました。そして私たちも彼らの国や文化などについてもっと知りたいと思いました。

 今回のUNIS-UN conferenceで生まれた新たなつながりは、私たちの活動を広げていくモチベーションになります。これからもこのようなつながりをどんどん増やしていきたいです。

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 国連国際学校の学生は、今回のワークショップや大会運営の一切を自分たちで行っていました。また、ステージに立ったMillicentさんは、大会運営として私たちを助けてくれただけでなく、自らの創った美術作品の説明やGender Equalityをテーマに行った個展について、壇上でスピーカーとして話していました。

 運営としても、スピーカーやディベーターやパネリストとしても一流でした。近い将来、本校生がこのような国際会議を運営できることに思いをはせました。

【高校2年次】ニューヨーク研修(4日目)

 3/19(火)、ニューヨーク研修4日目でした。

 本日は朝からUNIS-UN Conferenceに参加しました。国連本部の総会議場に世界中の学校から高校生が集まり、講義を聞いたり、生徒によるディベートを聞いて質問したりして、世界的な問題について学び考えるイベントが2日間にわたって行われます。今年度のテーマは"Equal Rights Equal Hights: Climbing the Ladder of Gender Equality"です(SDGsのGoal 5 Gender Equality)。

 国連本部総会議場では各国の代表が座る席が決められており、表示が出ています。今年のふたば未来学園はチェコ、朝鮮民主主義人民共和国、コンゴ民主共和国の席に割り当てられていました。

 日程は以下の通りです。

2024-unis-un-programme.pdf

 生徒たちは最初の講義から「何か質問するぞ!」という意気込みで、講義の内容、英語をなるべく理解しようと、リアルタイムで考え、講義内容の関連記事を共有しながら臨んでいました。講義はそれぞれ30分程度で英語の情報が一気に入ってくるため、着いていこうとするとなかなか大変ですが、チームで協力して乗り越えようとする姿勢が見えました。

 午前中はなかなか指名されず質問ができませんでしたが、午後の講義では反省を生かして早い段階で積極的に挙手し、質問をすることができました。性別役割分担が抱える課題について質問をして、Accessibility(性別や所属する集団、経済格差によって教育や仕事にアクセスする能力が左右される)に関する回答をいただきました。

 ホテルに戻ってからの反省でも、本日の講義内容に関する確認や意見の共有が活発になされ、明日も能動的に参加していこうという意識が感じられます。UNIS関連のイベントは明日のDay 2を持って終了となるため、世界各国の生徒と積極的に交流することも含め、それぞれが一生に一度の体験ができるよう全力で頑張っていきます。

 UNIS-UN Day1終了後は、セントラルパークを訪れ、自然の中で落ち着いたひと時を過ごしました。

 

●代表生徒のレポート

〈生徒YH〉

 今日は朝からUNIS-UN Conferenceに参加してきました。

 厳重な手荷物検査を受けて、どこの国の席かな〜 とわくわくしながら、総会議が行われるホールに入った私たちを待っていたのはチェコ 、北朝鮮、コンゴ民主共和国の席でした。 

 JAPANの文字が光る席に実際に座って写真を撮ったりしました 。

 午前中はMs.Diene Keita、Dr. Navina Najat Haidarの2人の講義を聞き、Q&Aが行われました。とても内容の濃い講義で、 全てを理解しきれない部分もありましたが、 自分たちで意見を共有し合い、 質問を考えたりすることが出来ました。残念ながら、 発表することは出来ませんでしたが、 この積極性は忘れずに頑張っていきたいと思います。

 

〈生徒YN〉

  12:45 - 14:10の間に国連の近くにあるWendy'sというハンバーガー屋さんに行き、限られた時間でみんなで昼食をとりました。14:15にMariam Vahradyan教授という、positive psychologyを国内の大学で教えている先生が講義を行いました。その中ではどのような未来を築きたいのか、どのように貢献できるのかを考え、発表の中では三つのキーワードが出てきました。Agency(変化を起こす能力)、resilience(苦境から立ち直る力)、context(社会状況を理解し行動を起こす力)です。これらは事前研修でみんなで考えた内容と重なっていました。今日学んだことを踏まえて、明日のDAY2に繋げていきたいです。

【中学校・高校】後期終業式を行いました

3月19日(火)

 1年間の締めくくりとなる後期終業式を行いました。

 校長先生から、3月1日の卒業式からの2週間余りの間にも、話しきれないほどの生徒たちの活躍があったという振り返りの後、本校創立10年目となる新年度は、中高一貫の生徒が高校3年生となること、三島長陵校舎の生徒が本校舎で一緒に学びはじめることなど、本校にとって大きな節目の年であるという話がありました。

 また、「感謝」と「挑戦」の気持ちが大切であるという話がありました。素晴らしい環境の中で学業や部活動などに励み、素晴らしい成果を挙げることができることに対し、感謝の気持ちを持って人間性を高めていくことの大切さ、さまざまなことにチャレンジできるように自らチャンスをつかむことが大切さを、野口英世の「人生で変えることができるのは自分と未来だけ」という言葉を交えながらお話しされました。

 18日間の春休みを有意義に過ごし、4月8日の始業式には全ての生徒が元気な姿を見せてくれることを楽しみにしています。新年度は中学生60名、高校生160名の新入生を迎える予定です。本校開校以来の最大人数で新しい年度を迎えるので、これまで以上に学校の勢いが増していくことと思います。

 

 

【中学校】3年生を送る会/今年度最後の中学校集会

 3月19日、3年生を送る会と今年度最後の中学校集会を行いました。 

 3年生がニュージーランド研修報告を行いました。

 在校生たちから動画と言葉が送られました。

 その後、最後の集会へ。

 このメンバーでの最後の集会でした。

 先生方から来年そして将来に向けたお話をいただきました。

 生徒会代表と各学年代表からスピーチをしてもらいました。

 生徒会代表として、3年間を振り返るスピーチ

 1年生代表の、1年目を終えてのスピーチ

 2年生代表から来年度の目標も込めたスピーチ

 3年生代表から、来年度や将来に向けての決意や思いのこもったスピーチ

 

 それぞれに、あっという間の1年間だったのではないでしょうか?

 4月からまた新しい1年が始まります。

 これからも今まで学んだことや感じたことを胸に、様々なことを吸収してほしいです。

 1年間お疲れ様でした!

【高校2年次】ニューヨーク研修(3日目)

 ニューヨーク研修の3日目の行程が終了しました。

 本日は、3/19, 20に開催されるUNIS-UN(国連国際学校主催の模擬国連)の前日で、学生たちの顔合わせを兼ねたPre-Conference Dayでした。世界中から高校生が集まり、一緒に世界の諸問題について学んだり、文化や考えを共有したりします。

 まずはCultural Showcaseというイベントへ参加しました。参加を希望する学校が各国の文化を紹介するようなパフォーマンスを発表します。本校は南中ソーラン節を披露しました。他に参加している日本の学校も合いの手を入れてくれて、とても盛り上がりました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 Cultural Showcaseの後は、いくつかの教室に分かれてワークショップに参加しました。以下は本校生徒が参加したワークショップのテーマ一覧です。

Letters to Nepal - Nepal Club
Drawing a New Educational World - School The World
New York City Commission of Human Rights (NYCCHR)
The Relationship between Chess and Inequality - UNIS ChessConnect
Rewriting the Narrative - Girl Power
Transparency for all - (In)visible women

 最後はカフェテリアに集まって、食事をしたり、UNISの生徒による楽器の演奏を鑑賞したりしながら、親睦を深め合いました。ここまでの流れに教員の介入は一切無く、生徒たちが自主性を持ってイベントを進めています。ワークショップと食事会については、本校生徒も全員で固まっているのではなく、少人数のグループや個人で分かれて活動したため、一人ひとりが各国の生徒との交流に挑戦したり、あるいはうまくできず悔しい思いをしたりと、非常に貴重な機会になったことと思います。

 前述の通り、明日からは国連本部の総会議場でUNIS-UN Conferenceに参加します。さらなる学びと新しい体験を得るべく、残りの日程も頑張っていきます!

 

●代表生徒のレポート

〈生徒KI〉

  今日の朝食は、アサイーボウルのお店と「GREGORYS COFFE」にて。 店員さんとのコミュニケーションにも慣れ始め、 楽しみながら朝食をとることができました。( 某英語教師の顔に似たロゴのお店に行くことは、 個人的に本研修の目標の一つでした。)

 

 

 

 

 

 今回は、UNIS-UNのオープニングイベントとして行われた、 カルチュラルショーケースについてお伝えします。世界各国の10校の生徒がダンスをしたり制作した映像を流したりする中、 私たちはソーラン節を披露しました。 他国の文化に触れることができたのはもちろんのこと、 横浜市から参加していた高校生たちがソーラン節の掛け声で私たち の発表を盛り上げてくれたことには、感謝してもしきれません。

  これまでの研修において、「テンションの違いに圧倒された」「 予想と違っていて混乱した」「消極的になってしまった」 という声が多く聞かれています。 昨日のレポートにも書かれていますが、 自分から前に出ていくという意識を強く持って今後の研修に臨みたいと思います。

 

〈生徒KS〉

 カルチュラルショーケースの後は各自に別れてワークショップを行いました。

 私が特に印象に残ったワークショップを紹介しようと思います。 私はチェスを使った高齢者問題に関するワークショップに参加しました。 チェスと高齢者問題はどんなふうに結びつくんだろうと最初は思いました。 実際は認知症などの高齢者が抱える問題を多少軽減するとの事でした。私はそれを通じてコミュニケーションも促進できるのではと考えました。

 その後はUNIS-UN内のカフェテリアで夕食をとりました。 様々な国籍の人と相席になったため、様々なお話をすることが出来ました。

 一日を振り返り、昨日より積極的にコミュニケーションを取りにいけた一方、なかなか思うようにいかなかったなどまだまだ頑張らなくてはと感 じました。明日はいよいよ国連でのディベートです。2日間の反省を活かしてをいい学びの機会となるようにしていきたいと思います。

【中学3年生】最後の学年集会を行いました

 中学校最後の学年集会を行いました。

 3年間の振り返りを代表者にそれぞれスピーチをしてもらいました。

 その後、先生たちから一言ずつお話をいただきました。

 皆さんの話を聞きながら、一人一人が3年間を振り返っていました。

 きっと3年間に辛いことや苦しいこと、楽しかったことがそれぞれあると思います。

 これから先も思い出をたくさん作って、人として大きく成長してくれることを心から願っています。

 

【高校2年次】ニューヨーク研修(2日目)

 ニューヨーク研修は2日目(実質初日)が終了しました。

 現地の日曜にあたり、ホテルの前ではNY市のハーフマラソンが行われていました。現地の公共交通機関も乱れる中、午前中からお昼にかけて、本校のNY研修に毎年お力添えをいただいているNY市職員の島田智里様、(島田様からご紹介をいただいた同僚の)Carla Garcia様をホテルのミーティングルームににお招きし、生徒の学びにご助言をいただきました。

 また、午後からは、9.11家族会のMeriam Lobel様とJeanette Gutierrez様に世界貿易センターの周辺をご案内いただきました。

 夕食の時間は、マウントサイナイ医科大学内分泌内科 教授で米国日本人医師会 会長の柳澤ロバート貴裕様宅にお招きいただき、9.11家族会の皆様や医学部の皆様に生徒の活動についてのご助言をいただきました。

 

 本日分から、代表生徒のレポートの一部を掲載いたします。

 

〈生徒I〉

 ニューヨークに来て初めての朝食を”Pick A Bagel”で取り、午前中は島田智里さん、Carlaさんに私たちのプレゼンテーションを見て頂くとともに、ディスカッションをしました。

お二人からは、スライドの流れが分かりやすかった、英語での表現の仕方や発音が良いなど、嬉しいお言葉を頂き、今後の発表のモチベーションにも繋がりました。また、個々の探究活動にもアドバイスを頂き、私たちが見出すこと苦労している、他の人の探究活動との繋がりも見えるようになり、今後、より多面的な視点でアクション出来そうです。その一方で、島田さんたちにディスカッションの進行を任せる状況になってしまい、私たちが主体的にディスカッションを進められず、考えも満足いくまでは述べられなかったという反省点が出ました。

研修中にはまだディスカッションの機会があります。自分たちの英語に自信を持ち、間違えを恐れずに、反省を活かして成長していきます。

〈生徒Y〉
 お昼を食べてから、9.11メモリアルミュージアムへと足を運びました。ミュージアムに入る前に、9.11家族会の方からお話を伺いました。

その中で印象に残った話を紹介します。

「何年経とうが私には関係ない、私はいない人の代わりに伝え続ける。あなたたちのような若い世代に共有できて嬉しい。私たちは9.11と、3.11、この2つの悲劇によってつながることができた。」

ここにきて国、時間を越える大きな「つながり」に気付くことができました。

 夕食は3期生のニューヨーク研修からお世話になっているロバートさん宅でおにぎりやサンドイッチなどをいただきました。

食事前に私たちのプレゼンを見ていただき、プレゼンに関するフィードバックをいただきました。プレゼンの直後は積極的にディスカッションをすることができなかったのが課題に残りましたが、同席していた医学部の先生や大学生とも、交流することができました。明日からはUNIS-UNが始まります。初日はカルチュラルショーケースで行うソーラン節と模擬国連前のワークショップを頑張ります。

【高校2年次】ニューヨーク研修(1日目)

昨年度に続き、今年度もNY研修を実施することができました。これまでお力添えをいただいた皆様に感謝申し上げます。開校から数え、NY研修チームも8代目になりました。(途中、コロナ禍で4・5・6代目のチームは渡航ができませんでした。) 中高一貫生が入った初めての渡航です。これまでつないできてくれた卒業生にも思いをはせて、8泊10日の研修に臨みます。

現在、旅行団はホテルに到着しました。さっそく翌日の準備を開始したところです。NY市の職員の皆様、9.11家族会の皆様にお会いします。現地は日曜にもかかわらず、このように交流させていただけることに頭が上がりません。

 

趣旨

2015年国連サミットで、貧しい国も、豊かな国も、中所得国も、すべての国々が豊かさを追求しながら地球を守り、持続可能な社会を実現していくことを目指して、世界各国は「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を採択しました。
未来創造探究において取り組んでいる原子力災害からの復興や、持続可能な地域づくりについての探究内容は、福島のみの課題ではなく、全世界が共有する「持続可能な社会づくり」の課題として考えることもできます。WWLワールド・ワイド・ラーニングコンソーシアム構築支援事業の2年次海外研修では、米国・ニューヨークを訪問し、国際機関や世界の同世代と交流を行い、世界に福島を発信するとともに持続可能な社会づくりを考え、未来を創造していく一歩とします。

研修内容

(1)同世代の生徒との交流

国連職員の子弟等が通学するUNIS(国連国際学校)が主催し、各国の高校生が参加する国際会議UNIS-UN(オンラインを予定)に参加し、全世界的なテーマについてディベートを行い、日本・福島の視点から自分たちの意見を述べる。また、UNIS等において各国の同世代に向けて未来創造探究での探究内容を発表し、意見交換を行う。

(2)コロンビア大学国際公共政策大学院等への留学生との意見交換

世界各国から留学し、持続可能な世界の実現に向けた政策を研究している大学院生と、福島の課題解決と世界の課題解決について意見交換を行いつつ、キャリア意識についても学ぶ。

(3)国際機関関係者との意見交換

未来創造探究での探究内容について国際連合関係者に対してプレゼンテーションを行い、持続可能な地域づくりや世界の実現について意見交換を行う。

(4)その他 多様性のあるNYの市民文化を学びつつ、望ましい社会像や制度の在り方を考える。

【中学校1学年】TGG研修2日目②

 午後も午前と同じく【TGGで多文化理解】と【ショートムービーを作ろう】を、午前に体験しなかった方を体験しました。

 【TGGで多文化理解】

【ショートムービーを作ろう】

 この2日間、エージェントの方々に手助けしてもらいながら、様々なことに挑戦しました。短い時間ではありましたが、生徒にとって、とても大きな学びの時間となりました。

【中学校1学年】TGG研修2日目①

 本日も元気に活動しています。


【TGGで多文化理解】
 様々な国の文化や価値観を尊重する重要性を、英語を通して学びました。エージェントの英語の説明を聞いたり、映像を見たりして、新たな気づきや学んだことが多かったようです。

【ショートムービーを作ろう】
 英語を使ったショートムービーを作ることを通して、情報リテラシーを学びました。情報を発信する立場になったときに、どのような配慮が必要になるのかを、実際に体験しながら学ぶことができました。

 

【中学校1学年】TGG研修1日目②

 エアポートゾーンでは、機内の座席につき、客室乗務員とのやりとりを通して必要なアイテムを頼んだり要望を伝えたりします。

 

 また、お土産ショップでは、カードに書かれた品物を購入します。欲しい物を伝えると、数や色、種類など細かく質問されます。 

【中学校1学年】TGG研修1日目①

 中学校一般生の1学年が Tokyo Global GateWay(TGG) での2日間の研修に参加しています。

 この施設は、東京都教育委員会と株式会社TOKYO GLOBAL GATEWAYが提供する、生徒が英語を使用する楽しさや必要性を体感し、英語学習の意欲向上のきっかけ作りとなるように開設された新しいタイプの体験型英語学習施設です。生徒はこの充実した施設で、英語漬けの2日間を過ごします。

1組集合写真

2組集合写真

 

 TGGに到着後は、8人程度のグループに分かれ、各グループ1人のイングリッシュ・スピーカー(エージェント)が対応してくれます。

 1日目はアトラクションエリアでの活動です。
 ホテルゾーンでは、ホテルの部屋を自分の希望に合わせてリクエストしたり、病院で自分の体調を伝えたり、食べ物や日用品を購入したりと、日常生活に即した表現を実践しながら学びました。

【中学校3年】ニュージーランド研修から帰着しました(3/11)

 最終日、いよいよ研修も残りわずか、帰路につきます。

 早朝にオークランドの宿泊ホテルを出発し、9時50分オークランド空港発成田空港行の便に乗って、およそ10時間のフライトを経て、無事日本に帰国しました。

 成田から本校までのバスでの帰路の途中、高速道路の通行止めの影響もあり、予定の21時より少し遅れて、22時ごろ本校に帰着しました。遅い時間でしたが、保護者の皆さま、校長先生をはじめ遅くまで残って待っていてくださった先生方に迎えていただきました。

 校長先生と学年主任の吉野先生から、お迎えと慰労の挨拶をいただき、NZ研修実行委員の形岡蒼太君が無事の帰着の報告と挨拶を行って解散となりました。

 改めて、今回の海外研修にあたり、多くの方々にご支援・ご協力をいただき、本当にありがとうございました。

 ニュージーランドでは、多くのご家庭にホームステイとファームステイを受け入れていただき、生活を体験させていただきました。ホストファミリーとの別れを惜しむ生徒の姿から、どれだけ愛情をもって受け入れていただいていたのかを感じさせられました。

 Blockhouse bay intermedite校(BHBI)では、生徒の学びの充実のために特別なプログラムを組んで対応していただきました。そのおかげで生徒たちは、同世代の生徒とともに、最高に充実した2日間を過ごすことができました。

 生徒たちとともに、今回の研修の恩返しができるよう、ふたば未来学園全体で今後の活動に全力で取り組んでいきたいと思います。本当に貴重で素敵な体験を、ありがとうございました。

東日本大震災追悼式

令和6年3月11日(月)

 東日本大震災から13回目の3月を迎えました。

 ふたば未来学園では、毎年3月11日に東日本大震災追悼式を実施しています。

 まず始めに、全校生で東日本大震災時のニュース映像等を見た後に開会となりました。

 その後、元富岡高校長の大和田修先生から講話をいただき、震災前から続く双葉地区教育構想(現在の双葉地区未来創造型リーダー育成構想)の成り立ちや、それによる富岡高校の取組、JFAアカデミー福島のこと、震災後のサテライト校のことなどをお話しいただきました。

 震災の発生した14時46分には、広野町の防災サイレンが鳴り響く中、全ての参加者で黙祷を行いました。

 最後に、生徒代表誓いの言葉をがあり、震災を知り語りついていく決意などが述べられました。

 今年は、能登地方で地震による大きな被害が発生するなど、東日本大震災後各地で大きな地震が起きています。地震、津波、原発事故という複合災害を経験した私たちは、世代を超えてこの経験を語り継いでいきたいと思います。

【中学校3年】ニュージーランド研修の様子 5・6日目(3/9・10)

 3月9日(土)は、現地の学校もお休みのため、ホームステイ組・ファームステイ組ともにファミリーとの交流の1日でした。

 ホームステイ組は、オークランド市を中心として、外出やアクティビティをファミリーとともに楽しみました。ニュージーランドで最も高い展望台である「スカイタワー」や「オークランド動物園」などの観光名所に連れて行ってもらったり、郷土料理やBBQなどの食事を振る舞っていただいたりして、とても素敵な時間を過ごしていたようです。

 ファームステイ組は、タウランガ市を中心として、外出やアクティビティをファミリーとともに楽しみました。タウランガはビーチがとても魅力的な都市で、多くのファミリーがビーチを訪れ海を楽しんだり、動物と触れ合ったり、各家庭でファミリーと遊んだりしたようです。

 3月10日(日)は、いよいよお別れの日となりました。

 ファームステイ組は11時ごろ、ホームステイ組は14時ごろ、集合場所に集まって、各ファミリーとの別れを惜しみ、さよならを告げました。生徒たちの表情はステイ前と後ですっかり変わっていて、とても充実した時間を過ごせたことが窺えます。

 

 改めて、今回生徒たちを受け入れてくれたホームステイ、ファームステイの各ファミリーの皆さま、生徒たちを快く受け入れてくださり、滞在中の生徒たちの体調にも気を配っていただき、別れ際には「良い子どもたちだった」と褒めてくださりましてありがとうございました。生徒たちにとって、忘れられない一生の思い出になったとともに、今回の経験で一回り成長できたことと思います。本当にありがとうございました。

 さて、午後には生徒40人が再び集まり、夕食は全員でオークランド市内の中華料理をいただきました。久しぶりに再会する友人たちと、それぞれステイ先で体験したことを楽しそうに話しながら、美味しい中華料理に舌鼓を打っていました。

 

 いよいよ明日は最終日、早朝にオークランド市内の宿泊ホテルを出発し、オークランド空港から成田空港へ、成田からバスで本校駐車場(テニスコート側)までの帰路につきます。最後まで生徒全員がケガや事故なく無事に過ごせるよう、気を引き締めていきたいと思います。

【中学校3年】ニュージーランド研修の様子 4日目①(3/8)

 本日は、ホームステイ組はBHBIとの交流2日目、ファームステイ組はステイ先との交流1日目でした。

 ホームステイ組のBHBIとの交流では、昨日に引き続きそれぞれのバディと授業を受けたり、休み時間に遊んだりなど、ともに時間を過ごしました。現地時間の午後の時間(日本の1校時の時間)には、ふたば未来学園中学校1・2学年とのZoom中継による交流も行い、どのように過ごしているかなどのインタビューに答えたり、現地の様子を映像にて下級生の皆に伝えたりしました。

 ファームステイ組のステイ先との交流では、現地時間の11時にホストファミリーとミート・写真撮影し、各ファミリーの案内に従って旅立っていきました。生徒たちの様子は直接的には窺えませんが、便りがないことを良い知らせと思いながら、素晴らしい時間が過ごせることを祈っています。

 明日はホームステイ組、ファームステイ組ともにホストファミリーとの1日交流となっています。生徒たちには疲れもたまっていると思いますが、ファミリーとの交流を力に代えて、楽しい時間をパワフルに過ごしてほしいと思います。

 

【中学校3年】ニュージーランド研修の様子 3日目②(3/7)

 歓迎セレモニーとポスターセッションの後、生徒たちはそれぞれのバディとともに各クラスに入り、授業を体験しました。授業の間の休み時間には、BHBIの生徒も含めてほぼ全員が校舎外に出て、バスケットボールやサッカー、鬼ごっこなどをして遊んで過ごしました。

 15時に放課、その後ホームステイの生徒たちはバディとその家族とともに各家庭へ、明日からファームステイ予定の生徒たちはホテル付近のHarbour Eatsにて夕食をとり、ホテルに戻りました。

 明日は、ホームステイ組はBHBIとの交流2日目、ファームステイ組はステイ先と交流が始まります。生徒たちは今日も元気にすごしていました。明日に向けてゆっくり休んで疲れを癒してほしいと思います。

【中学校3年】ニュージーランド研修の様子 3日目①(3/7)

 本日も体調不良者なく、元気に活動しています。

 現在、Blockhouse Bay Intermediate(以下BHBIと称す)と交流しています。

 歓迎セレモニーでは、これまで英語やGSの時間に練習してきた「よさこい」を披露しました。

 また、総合的な学習の時間に行ってきた双葉郡の魅力発信を、BHBIの生徒へ英語で行いました。これまでの探究の成果を存分に発揮することができました。

 BHBIとの交流後、ホームステイ組はホストファミリーのお宅で3日間過ごします。

 

【中学校3年】ニュージーランド研修の様子 2日目②(3/6)

 本日の午前のオークランド博物館の見学では、現地ガイドの方にご説明をいただきながら、ニュージーランドとマオリの文化や、火山、戦争の歴史を学びました。

 午後の班別研修では、オークランド市街のQueen Street周辺を散策しながら、美味しいものを食べたり、お土産ショップを見たりなど、各自思い思いの場所で楽しく過ごしました。

 いよいよ明日からBHBIとの交流が始まります。今日はゆっくり休んで、明日に備えてほしいと思います。

令和5年度 大学模擬講義を実施しました。

2月19日(月)、5つの大学から9名の先生をお招きし、中学、高校の全生徒と参加を希望した保護者を対象に大学模擬講義を実施しました。

 大学の先生方の深い知識と専門性の高い講義により、中高の生徒の皆さんは学問への興味・関心を高め、早い段階から大学での学びに触れることで知的好奇心が刺激され、これから何をどう学んでいくべきかについて多くのヒントを得ることができました。大学模擬講義の講師の先生方、素晴らしい講義をありがとうござました。

 

各大学模擬講義の様子(講師のお名前を五十音順に記載しました)

猪股 宏 先生(東北大学未来科学技術共同研究センター特任教授)

「地球温暖化と二酸化炭素~CO2は悪者でない、カーボンニュートラルでの役割~」

 

植松 康 先生(東北大学未来科学技術共同研究センター特任教授)

「過去の強風災害に学ぶ~地球温暖化に伴う台風の大型化に備えて~」

 

梅村 一之 先生(医療創生大学薬学部教授)

「くすりと医療と感染症のお話」

 

大村 達夫 先生(東北大学未来科学技術共同研究センター名誉教授・シニアリサーチフェロー)

「社会インフラの整備とエコロジカル・ネットワーク再生による健全生態系の保全~河川流域を事例として~」

 

河合 伸 先生(東日本国際大学経済経営学部 学部長・教授)

「地域経済~スマートシティ構想について~」

 

川口 立喜 先生(会津大学クローバル推進本部国際戦略会議室長・上級准教授)

「異文化理解と課題解決への第一歩:一人ひとりが創り出す未来」

 

川添 良幸 先生(東北大学未来科学技術共同研究センター名誉教授・シニアリサーチフェロー)

「常識を破る~月は地球の衛星ではない~」

 

圓山 重直 先生(東北大学未来科学技術共同研究センター特任教授)

「巨大システムにおける安全神話の崩壊~原発事故から学んだこと、航空機や新幹線から学ぶべきだったこと~」

 

渡部 厚一 先生(筑波大学体育系教授)

「スポーツ医学~その役割と可能性~」

令和5年度 ハイレベル講座(国語・数学・英語)を実施しました。

2月24日(土)、2月25日(日)の2日間、本校にて今年度最後のハイレベル講座(国語・数学・英語)を実施しました。

代々木ゼミナールの藤井健志先生(国語)、森谷慎司先生(数学)、齋藤直孝先生(英語)をお招きし、中学3年生から高校2年生まで130名が参加しました。

 中学生は1教科60分×3コマ、3教科で計9時間、高校生は1教科60分×4コマ、3教科で計12時間、みっちり勉強をしました。

 中学生の皆さんいかがでしたか。普段の授業とは違う新鮮な学びができたと思います。高校生の皆さん、ちょうどあと一年後に国公立大学の前期入試。これを契機にさらに学習意欲を高めてください!応援しています。

【中学校3年】ニュージーランド研修に出発しました(3/5)

 本日、中学校3年(一般生)が、ニュージーランド研修に出発しました。

 集合場所の広野駅バスロータリーにはたくさんの保護者の皆さまがお集まりくださり、生徒たちを見送ってくださいました。

 出発式では、副校長先生から送別の言葉をいただき、NZ研修実行委員の藤東佑和君が出発の言葉、形岡蒼太君が出発の挨拶を行って、予定の12時30分よりも少し早く、成田空港に向けて出発いたしました。

 安全・安心で、実りある研修になることを願っています。

 (旅行隊の動向は、当ホームページにて随時お知らせいたします。また、保護者の皆さま向けの重要なお知らせについては、ライデンメールでもご連絡いたしますのでご承知おきください。)

   

【中学校3年】ニュージーランド研修の事前指導の様子(3/4)

 本日、明日に出発を控えたニュージーランド研修の事前指導を多目的教室3で行いました。

 参加する生徒たちは、先生方の話をよく聞いて、詳細の確認をしっかり行いました。出発を明日に控えて、ドキドキ、ワクワクした表情です。

 いよいよ明日より、5泊7日の日程でニュージーランド研修を行います。安全・安心で、実りある研修旅行になることを願っています。

  

卒業証書授与式の校長式辞を掲載しました

3月1日(金)の暖かな雨上がりに、ふたば未来学園中学校・高等学校の令和5年度卒業証書授与式を挙行しました。在校生や保護者の方、来賓の皆様の見守る中、卒業生はこれまでの3年間を振り返り、4月からの新たな生活に向け決意を確かなものとしました。卒業生全員のこれからの人生に幸多からんことを願っています。

★校長式辞はこちらからご覧ください ⇒ 20240301卒業式式辞.pdf