ふたば未来学園の日々

ふたば未来学園の日々

【中学3年】後期中学校集会と学年集会を行いました

今日から後期が始まるため、中学校集会と学年集会を行いました。

中学校集会では、教頭先生から目標をもって努力することの大切さについて話がありました。

また、日々の授業をしっかり受けること、正しい服装の着こなしについても確認をしました。

部活動の大会や読書感想文コンテスト、検定試験等で優秀な成績を収めた生徒たちの表彰も合わせて行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学年集会では、最上級生として後輩のお手本となるような生活をしてほしいという話がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3年生は、残りの中学校生活も半年を切りました。

前期に引き続き、後期も目標をもって1つ1つの活動に取り組んでほしいと思います!

王冠 【中学校英語科】第2回相双地区中学校英語弁論大会

8月28日(水)に南相馬市小高区浮舟文化会館にて第2回相双地区中学校英語弁論大会に本校中学生3名が出場しました。5月の校内オーディションを経て、6月から練習を始め、夏休み中も熱心に練習に励みました。

ALTの先生からも太鼓判をいただいた素晴らしい発表を本番で披露することができ、以下のように3名とも入賞をすることができました。

【暗唱の部】

第1位 菊地結菜(3年) Changing the World(昨年度の第1回に引き続き2年連続の第1位受賞)

第5位 大内優空(2年) The Letter

【創作の部】

第4位 佐々木一慧(3年)To Try or To Regret

なお、1位を受賞した菊地さんは9月13日(金)に矢吹町文化センターで行われる県大会に出場します。

【中学校】集会を行いました!

今日の6時間目に、夏休み明けの中学校集会を行いました。

集会では、各学年の代表生徒による夏休みの思い出とこれからの目標について発表がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、来週に行われる英語弁論大会に参加する3名の発表もありました。

堂々とした発表に圧倒されました!本番でも力を発揮してほしいと思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして最後に、夏休み中に行われた大会の入賞者と、資格合格者の表彰式がありました。

夏休み中も、部活動や検定試験の勉強に励んだ生徒が、とても多かったです。

これからも引き続き頑張ってほしいです!

【中学3年】夏休み明けの学活の様子

今日から夏休みが明け、学校が始まりました!

中学3年生は、バドミントン部が現在全国中学校バドミントン大会に参加中のため、

10名が不在で少し寂しいですが、登校した生徒たちは落ち着いた様子で過ごしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初の学活では、夏休みの宿題の提出や、夏休み明けの過ごし方について

改めてお話がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、9月26日(木)に行われる未来創造学研究発表会について、

これからのスケジュールの確認を行いました。

未来創造学研究発表会は、これまで3年生が総合の時間に行っているグループ活動の

集大成になります。少しずつ学校の生活リズムにも慣れながら、

発表会の準備を頑張ってほしいと思います!

 

【高校 情報科学同好会活動】令和6年度EVミニカートの取組み 第一弾

令和6年度も福島県再生可能エネルギー支援事業が継続されたことにより、高校情報科学同好会活動のメインである【EVミニカート】の取り組みを今年度も実施できることになりました。

活動は、昨年同様①第2回相双カート大会、②2024 CQ出版EVミニカートレース筑波大会 への参加です。

部員は、3年次生2名、2年次生2名、1年次生2名の計6名です。

支援事業の継続もあり、今年もマシンを購入し、年次で製作・調整を行いながら、2つの大会参加に向け取り組んでいきます。

 

今回は第一弾の取り組みとして、7月26日(金)、8月5日(月)に行われた2回の練習走行会での内容を報告します。

この練習走行会は、相双大会の主催となる福島県立小高産業技術高校の働きかけで実施されました。

7月26日(金)は、南相馬市にある【 ロボットテストフィールド 】を借りて、小高産業技術高校から3台、ふたば未来学園高校から2台、計5台のEVカートが参加しました。

それぞれ学年も変わり、それまで製作・変更したマシンや走行コース、操縦に慣れることを心がけて、レギュレーションに沿った状態でどの程度走行できるのかなど、確認しながらの走行を行いました。

  

 

 

 

 

 

 

8月5日(月)は、相双大会の会場で、浪江町にある【 ふたば自動車学校 】にて実施されました。

また、自動車学校というレースを想定した走行ができるとあって、競技カテゴリーの違う学法福島高校も参加し、EVカート以外のマシンも見られ8台の参加となりました。

はじめに概要・日程説明のあと、前半は各校マシンチェックを含めたフリー走行を行いました。

 

 

 

 

 

 

相双大会コースとあって、本番を見据えたセッティングを施してみました。

また、相双大会で1年次生がレースデビューする計画もあり、1年次生の代表者が操縦し、マシンやコース、状況判断などの確認を行いながら取り組みました。

 

 

 

 

 

 

後半は、12月開催予定の相双レース大会を想定した20分間持久走を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

今回は、12月開催予定の相双大会を見据えてのセッティングとは言いながらも、昨年度大会の周回数を大きく上回る走行をすることができました。 

これからは、さらに熟成させる取り組みをするとともに、10月開催の筑波大会に向け取り組んでいきます。

 

 

【7/31】ふくしま演劇教育シンポジウムを開催しました。

7月31日(水)に、本校の10年にわたる演劇の授業をふりかえり、演劇教育の意義について考える「ふくしま演劇教育シンポジウム」が開かれました。

 

 

地域でインタビューをし、その内容について生徒が演劇にする授業「演劇を通して地域の課題を知る学習」の成果発表を行い、ゲストの平田オリザさんから講評をいただきました。

 

 

そのあとは、同じく平田オリザさんによる基調講演「これからの復興における演劇教育の役割」で、開校当時から関わっていただいた演劇の授業について振り返ると共に、福島で演劇教育を行う意味について示唆に富んだ話をしていただきました。

 

さらに午後には県内の演劇教育についての座談会が行われ、平田オリザ氏の他にわたなべなおこ氏(NPO法人PAVLIC)、南郷市兵氏(大熊町立学び舎ゆめの森)、令和4年度に演劇の教師としてふたば未来学園高校に着任した髙山さなえ(劇作家・演出家)、同じく演劇の授業を担当する齋藤夏菜子が登壇しました。

 

県内外から50名以上の人に参加いただき、福島県における演劇教育の重要性について共有することができました。参加者である早稲田大学の松岡俊二教授は、平田オリザさんの講演の中で出てきた”connecting the dots(点と点を結ぶ)”という表現に触れ、「福島復興に関わる関係者全てに必要な視点だと感じた。事故から13年経つが、ふたば未来学園の演劇教育や私たちの1F地域塾や福島再生塾においても、Connecting the Dots の具体化を重視すべきと強く感じた。」と感想をくださいました。

【中学3年】自然体験イベントを開催しました!

8月2・3日の2日間にわたり、探究活動の一環で、

中学3年生の生徒3名が主催する「自然体験」イベントを広野町で開催しました。

今回のイベントを開催するにあたり、『方丈の庵』製作所の松元孝一さんにお世話になりました。

 

1日目は、木や竹を自分たちで切って、バーベキューと流しそうめんをしました。

このイベントは、自分で体験することを大切にしています。

今は簡単に情報を見たり聞いたりすることが出来ますが、だからこそ

実際に体験することに価値があると生徒たちは考えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2日目は、スイカ割りや松元さんご指導のもと竹のいかだを作って川遊びをしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2日間、普段出来ない体験をすることができ、とても有意義な時間を過ごせました。

これからも、この広野町の豊かな自然を感じて、ますます広野町に愛着を持ってほしいと思います。

【教職員研修】いじめ防止研修会を行いました

8月2日(金)に先生方でいじめ防止に関する研修を行いました。

スマホやSNSの普及により、子どもたちの関わりも昔に比べて大きく様変わりしています。

本日は、事例をもとに先生方で協議しながら、いじめ防止に向けて考えを深めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもたちが安全・安心に学べる体制づくりに教職員一丸となって今後も取り組んでいきます。

高校1年次「演劇を通して地域の課題を知る学習」の成果発表会の報告と演劇教育シンポジウムのお知らせ

7月19日(金)に、高校1年次の「地域創造と人間生活」の授業がありました。

これまで、今もなお震災の跡が残る双葉郡バスツアーを経て、地域で生きる大人たちとの対話から、フィクションを立ち上げる「演劇を通して地域の課題を知る学習」の集大成となる成果発表会です。

 

 

7月に入ってから、取材・演劇創作と数日間かけて作り上げた作品を上演しました。

まずは、生徒達が頑張っているんだから私たちも!と、担任の先生方による演劇の上演!

担任の先生方5人で、「男はつらいよ」のショートドラマを演じ、客席では拍手喝采、大爆笑でした。

これから本番という中で、生徒達の緊張がほぐれた、先生方からの素敵なサプライズでした。

 

各クラス、取材相手との対話から浮かんだシーンを丁寧に演じた全25作品を連続で上演し、お互いの作品を鑑賞しました。

 

高校から本校に入学し、初めて演劇を体験したトップアスリート、スペシャリストの生徒達による、元気いっぱいでユーモアあふれる演技と、中学から演劇と哲学対話をやってきた一貫生たちによる創造性豊かな作品、どちらからも学びが多く、生徒達も最初から最後まで集中して観ていました。

 

あるクラスは、「汚染水がアルプス処理水として海に放出されるまでの流れを小学生にもわかるようにしてみた!」というおまけ作品も作って上演しました。

「伝わらない」ではなく「伝え方を工夫する」大切さを、生徒達から教わった気がします。

 

入学してから4ヶ月間、演劇を通してチームビルディングや演劇創作にお世話になった、NPO法人PAVLICの演劇講師の皆様ともこれで最後の時間となりました。最後に皆さんから一言ずついただきました。

最後はみんなで記念撮影をしました。

 

一部、生徒の感想を掲載します。

「中学校の時よりも本格的な感じで演劇をやったのでこういうのが演劇なんだなって思いました。 地域の課題って演劇にしてもしなくても伝わるのではと思っていましたが、演劇にすることで感情移入して課題について理解しやすくなると思いました。」

「初めてこの長さの演劇を作ったのですがまず楽しかったです。今までだとどーやってこれとこれをくっつけようみたいな感じだったからそれはそれで楽しかったんですけど、短いのしか作れなかったんですね。けど今回は実際に聞いた話から想像を膨らませるっていう、今までとは違う作り方をして楽しかったです。それに同じ人に聞いてても演劇が違くなったりしてそこも面白く発表を見ることが出来ました。」

「WSでクラスの団結力を高めることができ、いいスタートを切れたように思います。演劇ではフィクションを入れつつ、富川さん(取材相手)や周囲の決意について表現することができました。同じ班になったほかの5人とも意見をお互いに言いつつ、良い演劇を作ることが出来て創作中、毎時間がとても楽しかったです!クラスメイトとの絆も更に強くなったように思うのでまたやってみるのもいいな、と思いました。」

「普段話さない人と一緒のグループになり、普段は見えない一面が見えて、楽しく演劇をすることが出来てよかった。そして、演劇を自分たちで作ってみて、最初はめんどくさいとかんじていたけど、実際にやってみて演劇の楽しさや友達、講師の先生と仲良く作ることが出来て嬉しかった。」

 

そして、こうした演劇の授業について皆様に広く知っていただくために、

7月31日(水)に本校みらいシアターにて

「ふくしま演劇教育シンポジウム」を開催いたします。

 

当日は、生徒達による演劇発表もあります。

【上演する作品は以下のとおりです】

1年4組 2班「差別と希望」/取材相手:義岡翼さん(大熊未来塾)

1年4組 3班「優しく生きる」/取材相手:武内優さん(大熊町)

1年5組 5班「葛藤」/取材相手:富川泰介さん(東京電力福島復興本社)

1年5組(全員)「ALPS処理水の仕組みについて」

 

また、平田オリザ氏による講演や、福島県内で同じく演劇教育に取り組む事例についてお話しする座談会などを企画しております。

 

どなたでもご覧になれますので、是非お越しください。

申し込みはこちらからできます。

なお、定員になり次第申し込みは締め切らせていただきます。