カテゴリ:中高探究学習
【中学探究】(前編)広野町をみかんで魅力発信
【中学探究】未来創造学 中学2年「広野町の魅力発信!」
私たちが広野町の魅力を、ミカンで発信します(^_^)v
(告知)広野町民の方へ
日時:令和3年12月18日(土)11時から1時間程度
場所:広野町二ツ沼直売所 のらっこ(広野町広洋台)
広野町のみかんを使ったスイーツを感謝価格で販売します。
インターンシップもかねて、ラベル発行やレジ業務をスタッフの方々と一緒に行います。
(告知)町外での魅力発信
日時:令和3年12月19日(日)10時から1時間程度
場所:マルト平尼子店イートインスペース(いわき市平字尼子町3-1-1)
広野町の魅力をプレゼンします。試食しながらご覧ください。
これまでの経緯はこちらから
令和3年12月9日(木)地域協働スペース
中学2年生が名刺交換している相手は誰だろう?
「広野町の魅力を、みかんで発信したい!」という想いを伝えています。
バイヤーさんと一緒に広野町のみかんを選定中です。
この広野町産のみかんが、どんなスイーツになるのかな?
この商談会はどのように企画されたのか気になりますね?
さかのぼること2時間前・・・。
広野町高倉のみかん畑では、スペシャリスト系列【商業】3年生がミカンの収穫を行っています。
今回は、この場にバイヤーさんを招待しています。
バイヤーさんたちがいらっしゃいました。
「こちらが広野町のみかん畑です」
広野町のみかんの特徴を紹介し、一緒に収穫と試食を行いました。
「このみかんはおいしそうですよ。」「これはおいしそうだね」
バイヤーさんに広野産のみかんのおいしさが伝わっていきます。
このみかんを使って中学生が町の魅力発信したいことをお伝えしました。
「このみかんなら、おいしいものが出来ますね。話を聞いてみましょう」
中学生とバイヤーさんのビジネスマッチング成功です。
他にも収穫したみかんを使いたいという高校2年時の探究活動は、こちらからどうぞ
【給食】広野町のみかんを給食で提供~そして、高校生のみかんの皮を使った化粧品の開発に協力~
【高校探究】広野町のみかんで化粧品をつくってみたい!
【給食】広野町のみかんを給食で提供~そして、高校生のみかんの皮を使った化粧品の開発に協力~ の続きです。
未来創造探究
アグリ・ビジネス探究ゼミ:高校2年
再生エネルギー探究ゼミ:高校3年
令和3年12月15日(水)
理科実験室にて。
みんなが食べた後のみかんの皮を、細かくしています。
カリキュラム上、科学を履修していない生徒が実験なんてできるの?
水蒸気蒸留法で広野町産ミカンからのアロマ抽出を始めます。
よく見ると周りには再生エネルギーゼミの3年生の先輩たち
先輩方の協力でここまでできたのですね。感謝です。
発表のために動画も撮影しました。
先生からもアドバイスを頂いています。
これがアロマ♡ ここで終わらないのが探究。
思った通りできたかな?
これでいいのかな?
【中学校・高校】第8回ふるさと創造学サミット(12/4)
双葉郡8町村の学校がon-lineでつながる「第8回双葉郡ふるさと創造学サミット」が、12月4日(土)に開催されました。
中学1年生からは、広野町・楢葉町・富岡町・川内村の4町村について探究した代表生徒による発表が行われました。また中学3年生も、3年間の学びの集大成としてグループで行った4町村の魅力発信プロジェクトを発表しました。
高校生の代表生徒も、未来創造探究で行っている活動についての発表を行いました。
オンラインのイベントではありましたが、双葉郡の小中高が交流できた素晴らしいサミットになりました。
【中学校】1・2年生がフィールドワークでふたばの不思議を追究しました
10月28日(木)、中学1・2年生は、広野町、川内村、富岡町、楢葉町に出向いてフィールドワークを行われました。朝まで降り続いていた雨も上がり、天気は快晴! 暑くも寒くもない、すばらしいコンディションの中、生徒たちは出発しました。
1年生は、個々人が興味を持った双葉のふしぎの更なる探究のため、2年生は、今後行う発信プロジェクトに用いる地域の魅力探究のためのフィールドワークです。
校長先生に見送られて出発!
草野心平先生についてお聞きしました。
いわなによる村おこしについてお聞きしました。
村のぶどう栽培についてお聞きしました。
奥州日の出の松を見学しました。
化石の発掘についてお聞きしました。
村の交通事情についてお聞きしました。
町の歴史についてお聞きしました。
町のさつまいも栽培についてお聞きしました。
町のバナナ栽培についてお聞きしました。
町のゆず栽培についてお聞きしました。
町の商業施設でインタビューしました。
町の成り立ちについてお聞きしました。
町と野球の関りをお聞きしました。
ここではほんの一部しか紹介しきれないほど、中1・2年生120名が、新たなふるさとの獲得を目指して、各町村にどっぷり浸かる1日となりました。フィールドワークで得たことを、今後の学びにしっかり生かしていきたいと思います。
この日お世話になった地域の皆様、おいしい昼食を出してくださったお店の皆さん、バスの運転手の皆さんなどなど、本当にありがとうございました。いずれ開催する発表会にぜひお越しください。
【中学校】演劇ワークショップを実施しました
10月27日(水)、中学1年生60名を対象に演劇ワークショップを行いました。
劇団PAVLICのわたなべなおこさんと、河野悟さんにお越し頂きました。前回はオンラインでのワークショップでしたから、リアルでお会いするのは本当に久しぶりです。ここまで長かった・・・。
演劇は集団で一つのことを創り上げていきますから、必然的に「協働」が発生します。わずか2時間の中で、ウォーミングアップ、ネタだし、ストーリー作成、稽古、そして発表まで行うのですから、劇作りのなかで生じる様々な課題を協働して乗り越えていくことになるのです。生徒たちはまず劇作りの中で、協働とは何かを肌で感じながら学んで行きます。
そして発表。トップバッターで登場した班の演技が奥深さに、発表を控えた生徒たちに緊張感がみなぎってきます。
劇を見ていていつも驚くのが、生徒たちの配役です。演劇を見ていると、不思議にそれぞれの個性を生かした配役に収まっていくのです。そして、ぴたりとその役がはまっていきます。恐らく役割分担の中で、それぞれの生徒のよいところを生かそうとする作用が働いているからだろうと思います。
最後に、何と言っても素晴らしいのが、劇団の方々から生徒たちへの声かけです。聞いている先生方も、思わず「なるほど!」と、何度も素晴らしい気づきをいただきました。
今日、久しぶりに中学1年生の演劇ワークショップを実施して、演劇は、演じている生徒たちが楽しみながら協働する力を高めるすばらしい取組であることを再認識させられました。その上、今後中学2年生、そして3年生になるにつれ、この力はさらに伸びていきます。実際、現在の中2、中3のワークショップを見ると、生徒の表現力の向上ぶりに心底驚かされますので・・・。
講師のわたなべなおこさん、河野悟さん、どうもありがとうございました!
引き続きよろしくお願いいたします。
【高校探究・卒業生との協働】11/12(金) 学校献血を行います
11月12日(金) 13:30~16:30 ふたば未来学園に献血バスがやってきます。
この取組は、本校4期生卒業生の横須賀未蘭さんが在学中に探究活動として行っていたプロジェクトから始まったものです。
昨年度は公開文化祭の中で学校献血を行うことができましたが、今年度は公開文化祭が中止となり、横須賀さんも卒業したため、行うことができるか不安でした。
みらいラボのボランティアとして来校していた横須賀さんと、献血センターの職員の方々と話し合いを重ね、何とか実施の運びとなりました。地域の皆様にも足をお運びいただき、「命のリレー」にご協力をくださいますようお願いします。
【中学校】土曜授業の2年生「リーダー学」を開催(10/16)
10月16日(土)に土曜授業を実施しました。この日の中学2年生は、いわき市に本社がある東洋システム代表取締役の庄司秀樹様をお招きして、今年度2回目の「リーダー学」を開催しました。
中学生にとって、「社長」は、イスに座って偉そうにしてる人という印象があったようです。たった一人で立ち上げた会社を大きく育ててきた庄司さんのご講義はその概念を見事に打破してくださいました。
「チャレンジ精神」「リーダーが中心になって...」「やる気」「企業の社会的責任と社会貢献」「これからの目標づくり」「先人から学ぶ姿勢」といった庄司さんがこれまでの経験から見出してきたキーワードをご教示くださいました。
その後、2年生2学級では哲学対話の時間へ。庄司さんのご講義からそれぞれに深い問いを見出し、改めて「リーダー」についてじっくりと熟議しました。リーダー在り方論、そして人生論と。
担当教員も夢中となり、実り多い土曜授業となりました。
【探究】高校1年次「演劇を通して地域の課題を知る学習」が始まりました
本校では、高校1年次「地域創造と人間生活」という授業の中で、毎年「演劇を通して地域の課題を知る学習」として、演劇を創作します。今年度、「産業社会と人間」から名前が変わりました。私たちはこの授業を略して「人生」と呼んでいます。
〇 オリエンテーションWS
今年の演劇の授業がいよいよ動き出し、9月22日、29日にはオリエンテーションWSを行いました。
これから地域の様々な背景を持つ大人達と出会うための準備として、人それぞれ価値観や背景が違うということを演劇ワークショップを通して考えました。
ワークショップの最後には、去年の先輩達が作った台本を使って演技にも初挑戦。主人公の葛藤に、最後あなた達ならどんな対話を追加する?と言う問いに、それぞれの班が悩みながら色々な答えを出してくれました。
〇 地域の方へのインタビュー
そして、いよいよインタビュー当日・・・10月6日(水)の人生の授業では、地域の方々を本校にお招きし、生徒達によるインタビューを実施しました。
今年も様々な立場・背景をお持ちの方々にご協力いただきました。いつもお世話になっている方から、今回初めてお世話になる方まで約20名の大人達が生徒達のために集まってくださいました。
東京電力、中間貯蔵施設といった現場の最前線で働く方々
震災当時、双葉郡内の高校の先生だった方
今も地元の復興のために様々な形で取り組んでらっしゃる方々
漁業関係者、町おこしをしている方々、役場の方々、震災で家族を失われた方、etc...
生徒たちも、地域の方々のお話を真剣に聞いていました。
いよいよ、10月13日(水)はインタビューに答えてくださった皆様の現場に生徒達が伺います。実際に現地を訪れ、演劇にする際のイメージの共有をしやすくするためです。言葉だけでは分かりにくかった難しい仕事の内容を見せてもらったり、インタビューした際に出てきた場所を実際に訪れたりします。
演劇の授業は12月まで続きます。
それまで、PAVLICのわたなべなおこさんをはじめとする演劇のプロの方々の手も借りながら、演劇を通してしっかり地域で起きていることに向き合っていきたいと思います。彼らがどんな演劇を作るのか、今から楽しみです。講師の皆様も、引き続きよろしくお願いします!
【探究】未来創造探究 生徒研究発表会2021 開催
高校3年間の探究活動の集大成となる「未来創造探究 生徒研究発表会2021」が9月25日(土)に開催されました。また、中学校の開学から3年目となる今年は、中学3年生による代表発表も行われました。今回初めてとなる中学3年生の発表は高校生に負けない素晴らしい発表が多数見られました。
今回は新型コロナウイルスに伴う感染症拡大防止の観点から、外部の参観者に向けて全体会をZoomにより配信し、保護者の方々や県内外の教員など総勢200名近くの参加者に生徒の発表を参観いただきました。
分科会では、高校は動画選考による予選で選ばれた32プロジェクト、中学校は16プロジェクトによる発表が行われました。
全体会では、高校は分科会8会場から選出された8プロジェクト、中学校は事前に選考された4プロジェクトが発表しました。
生徒研究発表会後は、ふたば未来学園の教員と当日お越しいただいた審査員の先生方との懇談会が行われました。発表の振り返りをしつつ、さらに学校と地域で生徒の探究活動に伴走するかなどが話し合われました。
なお、表彰は以下の通りです。
高校 未来創造探究 最優秀発表賞
「鉄たまごという地域の可能性」(木田晏奈・宮迫柚香)【原子力防災探究ゼミ】
〇高校 未来創造探究 優秀発表賞
「大熊×いちご×私」(久保木ふうか)【アグリビジネス探究ゼミ】
「もったいないバナナ」(戸田麻奈未)【メディア・コミュニケーション探究ゼミ】
〇高校 未来創造探究 発表賞
「環境事業でシビックプライドを作ろう」(木田莞奈・草野真綸【原子力防災探究ゼミ】
「Enjoy with the elderly」(宍戸 南夢)【健康と福祉探究ゼミ】
「Future Quest」(渡辺空)【原子力防災探究ゼミ】
「子どもロコモ改善プロジェクト」(鈴木寧々)【健康と福祉探究ゼミ】
「わかものがたり」【渡辺あさひ・小野澤彩乃【メディア・コミュニケーション探究ゼミ】
〇中学校「未来創造学 優秀発表賞」
「りーふる編集部」(新妻薫実・木村彩乃・橋本明佳・山崎こはる・阿部右子)
「手話を使ってろうあ者理解への第一歩」 (阿部一葉)
「チームゲーマーズ」(石上琴乃・大槻徳久・加藤明日香・金澤煌大・佐々木大斗)
「五社山颪(ごしゃやまおろし)の研究」(紺野 一剣)
【探究】関西の高校とのオンライン生徒交流会(2021.8.20)
夏休み中の8月20日(金)に本校と関西大学高等部、大阪明星学園中学校・高等学校との3校でオンライン生徒交流会を行いました。
関西の両校の先生が2020年に福島県主催のホープツーリズムツアーに生徒とともに参加したことを機に、授業でも福島の問題を取り上げていただいていました。今回、関西の高校生の「福島の生徒の生の声を聞きたい」という声と、本校の3年生の「他県の高校生にも福島の問題を自分ごととして考えてもらいたい」という声が合わさり、オンライン生徒交流会が実現しました。本校からは高校3年生4名、関西大学高等部から5名、大阪明星学園高校から6名の生徒、教員4名の計19名が参加しました。
ふたば未来学園からは3年生の小野澤彩乃さんと渡辺あさひさんが「被災地から見る福島」と題して福島の現状と問題提起をし、両校の発表後に高校生の意見交換会が行われました。今回の交流会を機に県を超えて高校生同士の交流が広まっていくことを期待しています。