ふたば未来学園の日々

ふたば未来学園の日々

【高校2年次】ニューヨーク研修(4日目)

 3/19(火)、ニューヨーク研修4日目でした。

 本日は朝からUNIS-UN Conferenceに参加しました。国連本部の総会議場に世界中の学校から高校生が集まり、講義を聞いたり、生徒によるディベートを聞いて質問したりして、世界的な問題について学び考えるイベントが2日間にわたって行われます。今年度のテーマは"Equal Rights Equal Hights: Climbing the Ladder of Gender Equality"です(SDGsのGoal 5 Gender Equality)。

 国連本部総会議場では各国の代表が座る席が決められており、表示が出ています。今年のふたば未来学園はチェコ、朝鮮民主主義人民共和国、コンゴ民主共和国の席に割り当てられていました。

 日程は以下の通りです。

2024-unis-un-programme.pdf

 生徒たちは最初の講義から「何か質問するぞ!」という意気込みで、講義の内容、英語をなるべく理解しようと、リアルタイムで考え、講義内容の関連記事を共有しながら臨んでいました。講義はそれぞれ30分程度で英語の情報が一気に入ってくるため、着いていこうとするとなかなか大変ですが、チームで協力して乗り越えようとする姿勢が見えました。

 午前中はなかなか指名されず質問ができませんでしたが、午後の講義では反省を生かして早い段階で積極的に挙手し、質問をすることができました。性別役割分担が抱える課題について質問をして、Accessibility(性別や所属する集団、経済格差によって教育や仕事にアクセスする能力が左右される)に関する回答をいただきました。

 ホテルに戻ってからの反省でも、本日の講義内容に関する確認や意見の共有が活発になされ、明日も能動的に参加していこうという意識が感じられます。UNIS関連のイベントは明日のDay 2を持って終了となるため、世界各国の生徒と積極的に交流することも含め、それぞれが一生に一度の体験ができるよう全力で頑張っていきます。

 UNIS-UN Day1終了後は、セントラルパークを訪れ、自然の中で落ち着いたひと時を過ごしました。

 

●代表生徒のレポート

〈生徒YH〉

 今日は朝からUNIS-UN Conferenceに参加してきました。

 厳重な手荷物検査を受けて、どこの国の席かな〜 とわくわくしながら、総会議が行われるホールに入った私たちを待っていたのはチェコ 、北朝鮮、コンゴ民主共和国の席でした。 

 JAPANの文字が光る席に実際に座って写真を撮ったりしました 。

 午前中はMs.Diene Keita、Dr. Navina Najat Haidarの2人の講義を聞き、Q&Aが行われました。とても内容の濃い講義で、 全てを理解しきれない部分もありましたが、 自分たちで意見を共有し合い、 質問を考えたりすることが出来ました。残念ながら、 発表することは出来ませんでしたが、 この積極性は忘れずに頑張っていきたいと思います。

 

〈生徒YN〉

  12:45 - 14:10の間に国連の近くにあるWendy'sというハンバーガー屋さんに行き、限られた時間でみんなで昼食をとりました。14:15にMariam Vahradyan教授という、positive psychologyを国内の大学で教えている先生が講義を行いました。その中ではどのような未来を築きたいのか、どのように貢献できるのかを考え、発表の中では三つのキーワードが出てきました。Agency(変化を起こす能力)、resilience(苦境から立ち直る力)、context(社会状況を理解し行動を起こす力)です。これらは事前研修でみんなで考えた内容と重なっていました。今日学んだことを踏まえて、明日のDAY2に繋げていきたいです。