本校からのお知らせ

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【演劇部】常磐線舞台芸術祭に出演します

7月31日(月)~8月13日(日)に、東日本大震災により甚大な被害を受けた福島県浜通り地区の常磐線沿線を中心に、舞台芸術の祭典「常磐線舞台芸術祭2023」が行われます。記念すべき第1回目となる本芸術祭のテーマは「つなぐ、」。

常磐線舞台芸術祭ホームページ

そのプログラムの中で、本校演劇部が出演する作品が2つあります。

『もしイタ〜もし高校野球の女子マネージャーが青森の「イタコ」を呼んだら』(青森中央高校演劇部×福島県の高校生たち)

作・演出 畑澤聖悟
出演:青森県立青森中央高等学校演劇部、福島県の高校生たち

○日時:8月1日(火)17:00開演(上演時間60分)
 ※開場・・・開演30分前
○会場:福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校
    多目的ホール「みらいシアター」
○チケット:無料(要予約・全席自由) 

      予約はこちらから

もしイタ〜もし高校野球の女子マネージャーが青森の「イタコ」を呼んだら

東日本大震災の避難所となった体育館などで、どこでも演じられるように創られたこの作品は、照明、音響、大道具、小道具を用いず、効果音や舞台装置も含めすべてを俳優が表現する。青森中央高校演劇部によって 2011年9月から足かけ13年で全国の22都府県 50市町(+海外)で107ステージ上演。そのうちの気仙沼市、大船渡市、釜石市などでの19公演は被災地応援公演として行われ「第58回全国高等学校演劇大会」(2012年)で最優秀賞を受賞。「フェスティバル/トーキョー14」(東京)、「フェスティバル・ボム」(ソウル)などに招待され、好評を得た。福島県と青森県の高校生が共に演じるこのプロジェクトは2011年当時からの悲願であった。

 「もしイタ」は、現役公立高校教諭であり劇団「渡辺源四郎商店」を主催する畑澤聖悟氏が青森中央高校の演劇部と創作したもので、今回は常磐線舞台芸術祭バージョンとして福島県下の高校生と青森中央高校の生徒がコラボレーションする形で上演いたします。

現在、青森中央高校演劇部の皆さんと、参加校(磐城、相馬、いわき総合)の皆さんと、本校演劇部5名が稽古をしています。なんと、本校演劇部の大槻徳久(2年)が主役を演じます。

もしイタの本番は、まだ座席があるそうです。無料ですが予約が必要です。是非お越しください。 

『JR常磐線上り列車ーマスクー』(青春五月党)

8月4日(金)18:00 開演
8月5日(土)13:00/18:30 開演
8月6日(日)19:00 開演
※開場は開演の30分前

申し訳ありませんが、チケットは完売しております。

3年ぶりの新作公演。「マスク」を通して描かれる現在する過去
「マスク」の舞台となるのは、JR 常磐線の車内。
登場人物は、異なる時を生きる高校生たちである。
2020年5月15日、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除された翌日、感染症対策のためにマスクを着用して登校する高校生たち。
2011年5月14日、放射線防護のためにマスクを着用し、避難先からサテライト校に通う高校生たち。
2011年3月10日、マスクを着用せずに下校する高校生たち。
出来事は過去に編入される際に正負や善悪に振り分けられがちだが、過去の今を生きる人々もまた、
現在の今を生きる私たちと同様に、これから何が起こるか全く知らされないまま未来を眼差していたのである。
彼らと私たちは、同じ時に揺られて、同じ方向に進んでいる。
『常磐線上り列車 -マスク- 』で描く時は、現在する過去である。

とても貴重な体験をさせていただいています。みんな頑張っています!