ふたば未来学園の日々

ふたば未来学園の日々

【広島研修】 広島県立国泰寺高校との交流・平和記念資料館(一日目)

高校1年次の11名で11月10日~12日に広島研修に行ってきました。

原爆被害から復興した広島を訪問することで、

過去を伝承する意味や、その困難さ、方法などについて考査するのが目的です。

 

一日目は広島県立国泰寺高校の2年生の探究の授業に混ざり、

「ヒロシマ・フクシマの経験を後世に伝え続けるために必要なこと」
「2030年のエネルギーミックスのグラフを作ろう」の二つの題でディスカッションを行いました。

限られた時間なので、少し物足りない部分もありましたが、

緊張するふたば未来生を上級生でもある国泰寺生がリードしてくれて

思っていることを話すことができました。

 

夕方は平和記念資料館を訪問しました。

被爆者ひとりひとりにフォーカスした展示に胸が打たれます。

コロナ後・円安の影響か、来館者の9割5分が欧米系の方で、それにも驚きました。

本校生の折鶴奉納(翌日)

 

【中学校】合唱練習試合を行いました!

 

 11月24日の合唱コンクールに向けて練習が本格化してきました。
 今日は学年の垣根を越えた合唱練習試合を行い、お互いの歌を聞きあいました。

 双方歌い終わった後に、良かった点や改善点を話し合い、合唱をより良いものにしようと積極的に意見を出し合っていました。


 今日の練習を機に、合唱のレベルが上がっていくといいですね。本番がとても楽しみです。

【中学1年生】Global Studyでビブリオバトルを行いました!

 1年生の global Study の授業ではビブリオバトルを行っています。
 英語の多読をしている中で、一番気に入った本をクラスメイトに発表する活動です。
 今回はその集大成、チャンピオンシップを未来シアターで行いました。

 各グループの代用者が前に立ち、堂々としたプレゼンテーションを披露してくれました。


 どの生徒も甲乙つけがたい内容で、誰が優勝してもおかしくない内容でした。
 今後も英語の多読活動を続けて、読書を楽しみながら英語力に磨きをかけてくれると嬉しいですね。

【中学校】11/7後期中間考査が始まりました

 高等学校では2日(木)から明日8日(水)にかけて、そして中学校では本日7日(火)から明日8日(水)にかけて「後期中間考査」を行っています。中学校では、どの学級でも生徒が真剣な表情で考査に臨んでいます。

   

   

 中学生の本日・明日の下校時刻につきましては、10/20(金)及び本日朝に一斉メールでお知らせしたとおりです。

 両日ともに給食を食べて下校となります。

【高1スペシャリスト系列】アメリカの高校生との交流

今年度、本校1年次スペシャリスト系列の生徒29名が、

英語の授業にて、アメリカの高校生と交流をしています。

 

Global Classmates 2023に採択され、テキサス州にある Lake Highlands High Schoolと

8月からオンライン上で交流をしてきました。

2週間に1回トピックが更新され、自己紹介、マイブーム、今流行っているもの など、生徒たちにとって身近なテーマで交流を続けています。LHHSの生徒は日本語を勉強しているため、お互いの勉強になるように英語と日本語で交流をしており、本校スペシャリストの生徒も本気になって取り組んでいます。きになる投稿に対してコメントをしたりしながら楽しく英語を学んでいます。

そして、先日omiyage exchangeとして、お互いにお菓子などを送り合いました。

パートナーに手紙とプレゼントを用意して、箱に詰める様子や、届いたプレゼントを開ける様子をビデオにして送り合いました。

 

 

生徒たちは、LHHSの生徒たちからの動画を見て盛り上がっていました。

そして、一人一人にプレゼントが渡されると、丁寧に日本語で書かれた手紙や見慣れないお菓子に興味津々でした。

 

LHHSとの交流は2月まで続きます。少しずつ深いテーマについても議論していく予定です。

この交流をきっかけに、英語の学習に対するモチベーションが上がっていると感じます。

さらに、海外にも興味を持ってくれると嬉しいです。

【ご支援の御礼】株式会社スカイブルー様より御寄付を頂きました

令和5年10月27日(金)に、株式会社スカイブルー東北営業所の片達男会長と、広野町商工会会長代行である株式会社稲村屋の稲村光弘様が来校され、ふたば未来学園を支援する会に対して多大なる御寄付を頂きました。
株式会社スカイブルー様は三重県に本社を構えるテント等を販売する会社であり、会社を挙げて東日本大震災後から被災地区、特に福島県浜通りに対する支援に取り組んでおられます。
昨年度に引き続き今年度も、双葉郡富岡町にある東北営業所や三重県の本社の皆様からの浄財を含めた御寄付を頂きました。
片会長から、「7年前から福島県の支援をしていた。ふたば未来学園の生徒の活躍は様々なところから見聞きしており、学校の近くを散歩するといつも元気なあいさつをしてくれる。双葉郡の応援をこれからも続けるとともに、ふたば未来学園の生徒の活躍を今後も期待している。」とのお言葉を頂きました。
本校校長から、御寄付に関する御礼を込めて感謝状を贈呈させて頂きました。

【中学校3年生】演劇ワークショップを行いました

 本日の演劇ワークショップは4時間通しの特別編でした。
 今回は演者と演出家の役割をグループ内でローテーションして行うという活動でした。

 演出家にはキャスティングから演者への指示までやることが様々です。

 舞台に出ずに演劇を作る作業は生徒にとって初めての経験だったので、最初はどう指示をしていいのか戸惑う様子が見られました。

 生徒それぞれが自分のやり方で友人に指示を出す姿や、仲間の個性を生かしたキャスティングをしている様子を見ることができました。


 演劇ワークショップも残すところあと1回となりました。集大成としてどの様な姿を見せてくれるのか、今からとても楽しみです。

【高校】薬物乱用防止教室

10月20日の4校時に、アリーナ1で薬物乱用防止教室を実施しました。
講師としていわき中央警察署浜通り少年サポートセンターの加藤美希様をお招きし、「薬物に対する正しい知識」「薬物乱用の危険性について」「薬物乱用による弊害について」等に関する講話をいただきました。
生徒の身近な話題も交え、具体的な事例を示しながらお話いただき、生徒たちも薬物乱用の危険性について実感していたようでした。

    

【高校 情報科学同好会活動】EVミニカートの取組み 第二弾

 

 今回は、2回にわたる練習走行会後から、10月9日(月)に茨城県下妻市にある筑波サーキットを会場に『 2023EVミニカート筑波大会 』に参加してきた内容を報告します。

 

 練習走行会後、9月の前期末考査が終了してから、放課後や週末の時間に職員駐車場などで安全の確保に留意しながら練習走行をし、走行会で経験したことを再確認しました。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その中で、

10月参加の筑波大会に向け、  
・30分連続走行できるか?                
・登坂は大丈夫なのか? 

などを検証しながら、できる範囲で変更や調整を行いながら練習し、確認作業をしました。

短時間でも走行を繰り返したことで、乗り方にも操縦にも慣れ、理解を深めることができました。

 

 そして、待ちに待った10月9日(月)2023EVミニカート筑波大会

生憎の雨模様。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

降水確率80%、時折たたきつけるような降雨の中、競技会実施とのことで、その準備をしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受付。

参加30台+2台( 新カテゴリー ) 予定どおり2台( Aチーム:1年生、Bチーム:2年生 )参加。

 

大会は、日本電気自動車レース協会(JEVRA)主催のもと、

指定された市販の車体とバッテリー、制御基板・装置、自作ブラシレス・モーターを使用し、

1周約2Kmのコースを30分間走行し、その周回数により順位が決定します。

 

参加者ミーティングの後、指定部品( ブレーカー、測定装置など )に交換、取り付け。

競技開始前30分前までに車検を通過しなければなりません。

 

しかし、1台がマシントラブル!( 制御装置に電源が入らない )

急遽、主催の技術担当者の応急処置をうける。( 電気系統のトラブルのよう )

 

スタート20分前アナウンスが流れ、グリッドに向かう…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

応急処置を施していただいた結果、

電源が確保され、修復マシンも、何とか3分前くらいにスタートグリッドに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スタート時は雨足も弱まり、競技スタート!

 

 

 

 

 

 

 

途中、雨脚が強まるも、順調に走行を重ねることができました。

 

大会結果

大会規定には及ばず、順位はつかなかったものの、2台共に30分間走りきることができた。(印)

5周(約10Km)完走でした。

        ベストタイム  平均速度

Aチーム(1年生) 6’36”2 18.04Km/h

Bチーム(2年生) 5’57”2 20.26Km/h

ちなみに、

同カテゴリー1位は、8周走破

          ベストタイム 3’26”1

          平均速度 32.62Km/h

 

 

11月下旬には、相双EVミニカート大会が控えているので、

この大会での経験を生かして、もっと速くなるように調整していきます。

 

【中学校】後期生徒会総会が行われました!

 10月23日月曜日の5,6校時に後期生徒会総会が行われました。

 まず任命式が行われ、新しく学級や委員会の委員長になった生徒も、前回から委員長の役を継続する生徒も緊張の面持ちで式に臨みました。

 今後責任を持って各々の仕事を全うしてほしいと思います。


 その後、生徒会総会が行われ、生徒同士で活発な意見交換がされました。

 難しい質問や、鋭い質問に各委員長が真摯に答えていました。

 生徒一人一人が生徒会の一員です。学校生活がより良いものになるよう皆で協力していきましょう。

【高校 情報科学同好会活動】EVミニカートの取組み 第一弾

 福島県再生可能エネルギー支援事業の助成により昨年度から始まったEVミニカートの取組みを、今年度も継続実施しています。今年度は、相双地区の実業校(主催:福島県立小高産業技術高校、福島県立テクノアカデミー浜)で、相双大会として11月下旬に実施する予定となっています。

 高校の情報科学同好会は、2年生2名、1年生2名の計4名です。2年生は昨年に引き続きの活動となりますが、1年生同様、実際にEVカートを製作したり走行するのは初めてです。今回は相双大会などを前に、7月14日(金)と8月21日(月)に行われた練習走行会時の様子を報告します。

 7月14日(金)の練習走行会は、南相馬市にある『 ロボットテストフィールド 』の走行路を活用して行われました。

当日は生憎の少雨もあり、制御装置などの雨天対策を施しながら、走行練習を行いました。
 

  

 

 

 

 

 

 

 

10月に茨城県下妻市にある『 筑波サーキット 』で開催される『 EVミニカート筑波大会 』に2台参加することになったので、2年生と1年生のドライバーを決めて、交互に走行練習を行いました。

雨天走行やその対策の仕方、メンテナンスやサポート方法なども確認することができました。はじめての練習走行としても有意義な日となりました。

 

8月21日(月)は、浪江町の『 ふたば自動車学校 』教習コース( 外周 )を活用し、晴天のもと2回目の練習走行会を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月末ごろ開催される相双EVミニカート大会の会場ということもあり、走行位置や他車との状況を見極めながらの練習走行となりました。また、10月の筑波大会でのサーキット走行を見据えた取組みや、今後の対策などについても知ることができました。

 

 

 

 

 

 

 

日差しも厳しく、操縦者は汗だくでしたが、次の取組みに向けて、よい走行会となりました。

 

 

【中学・高校】令和5年度 中高合同運動会

 10月13日(金)に、広野町グラウンドで中高合同運動会を実施しました。天候にも恵まれ、心地よい秋晴れの下運動会を行うことができました。

 中学生から高校生まで4色の縦割り班とし、各色での得点を競いながら競技を通して交流を深めました。借り物競走・綱引き・玉入れ・部活動対抗リレー・中高合同リレーの5種目を行いました。静岡県の三島長陵校舎にいるJFAアカデミー福島の生徒も含め、全校生での運動会を大成功に終えることができました。

【中学校2年生】「リーダー学」で東洋システムの庄司社長にご講義いただきました!

中学校2年生の『第2回リーダー学』では、東洋システム株式会社代表取締役の庄司秀樹さんを講師にお招きして授業を実施しました。

 リーダー学では、社会を牽引している変革者と実際に出会い、変革者の「価値観(考え方)」「創造力(生み出す力)」「組織行動力(仲間を引き付ける力)」を学び、これからの社会を創る人材「変革者型リーダー」を育成することをねらいとしています。

 講義では、東洋システムの取組や、庄司社長が実際に経験されたこと踏まえ、「失敗を怖がらないチャレンジ精神」「2割増の目標を立てると成長できる」「じんざい(人財、人材、人在、人罪)について」「自分のやりたいことを持ち続けることが大事」など、リーダーやフォロワーに必要な要素や自分が成長するために大切な意識についてお話をいただきました。

質疑応答では、生徒たちからたくさんの質問が出て、庄司社長に一つ一つ丁寧に回答していただきました。

庄司社長、本当にありがとうございました。

【中学校】先生方も日々研修しています

 10月4日(水)に県教育委員会の先生方を本校にお招きし、中学校の先生方が各教科で授業研究を行いました。

 「どのように授業を進めていけば、生徒が内容を理解しやすくなるのか。」の視点で、先生方も日々研修を進めています。

   

   

   

 

【中学校】後期が始まりました!

10月2日より後期が始まりました。

1時間目に新しい生徒会メンバー主導で、中学校集会が行われました。

校長先生のお話や生徒指導主事の先生のお話を聞き、

後期ではどのように学校生活を送っていくべきかもう一度考えることが出来ました。

前期での反省点や、今後どのような自分になりたいかを考えて、後期も頑張ってほしいと思います。

新しい係、委員会、そして生徒会のメンバーと共に学校生活を更に良いものにしていきましょう。

 

【中学校】学活の様子

10月から始まる後期に向けて、学活では各クラスの学級編成が行われました。

学級委員長はもちろんのこと、委員会や教科委員などを決定しました。

学級はクラス全員で作るものです。自分の役割に責任を持って仕事を全うしてほしいですね。

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【高等学校】F-REIトップセミナーを実施しました。

 9月12日(火)、高校2年次生徒全員を対象に、福島国際研究教育機構(F-REI)の山崎光悦理事長をお招きしてトップセミナーを開催しました。F-REIは、浪江町に拠点を置き、福島・東北の復興を実現するための世界に冠たる「創造的復興の中核拠点」を目指して設立されました。

 山崎理事長のお話は、最先端の科学技術の紹介から学ぶことの意義など大変示唆に富むすばらしいお話でした。生徒たちに大きな刺激になりました。山崎先生、後進への期待と心のこもったお話に感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

【中学校】前期期末考査を行いました

 昨日13日(水)から本日14日(木)にかけて、中学校では「前期期末考査」を実施しました。

 期末考査は技能教科を含めて計9教科の試験を行います。試験範囲も広いため、事前の計画的な準備が必要になります。何よりも、授業の予習や復習、課題への取組といった日常的な学習習慣の確立が肝要です。

 明日以降、試験結果が返却されます。内容の理解が不十分であるところは、目標を決めて克服できるように努力してほしいと思います。

 <考査の様子>

   

   

第7回1F地域塾(早稲田大学と共催)が行われました

9月9日(土)に第7回1F地域塾が本校で開催されました。
午前中には福島第一原子力発電所を見学し(高校生以上)、
午後は学校で「1F廃炉の現状と1F廃炉の先を考える」をテーマに
本校の高校生4名といわき市の漁師さんとの座談会を行いました。


実施した1F視察には50名が参加し、本校で開催した第7回1F地域塾には
69名(会場 61名+オンライン 8名)の方が参加しました。

 

【中学校】BHBIの生徒と交流しました

 9月4日(月)・5日(火)の2日間、

 Block House Bay Intermidiate(New Zealand)の生徒が本校を訪問し、本校生徒と交流しました。

 2日(土)から生徒宅でホームステイを行い、4日(月)から本校で授業を受けました。

 

 初日にwelcome ceremony を行い、本校からは有志生徒による楽器の演奏、

 BHBI生徒からは歌とダンスの披露がありました。

 その後はBHBIの生徒も各クラスに分かれて普段通りの授業を受けました。

 本校の生徒もBHBIの生徒も緊張の面持ちでしたが、

 みんな楽しそうに授業を受けていました。

 

 

 全ての生徒にとって素晴らしい経験になりました。

 BHBI, thank you for visiting us and see you soon!

 

【中学校】夏季休業後集会

 

 7校時に夏季休業後集会を行いました。

 まず、トルコ・イスタンブールで行われたレスリング世界選手権で優勝し、チャンピオンなった阿久津こはるさんの紹介がありました。

 副校長先生からは、日本や世界で活躍する仲間とともに切磋琢磨し、自分自身の力を大いに発揮してほしいとお話いただきました。


 また、学校生活や普段の生活で気を付けるべきことを生徒指導の先生のお話を通してもう一度確認しました。

 最後に、8/29に相双地区英語弁論大会に出場する生徒のスピーチを聞きました。

 その後、9月に行われる地区駅伝大会の選手壮行会を行い、大会に出場する生徒に熱いエールを送りました。

 長期休業が終わり、生活のペースを戻すのが大変だとは思いますが、また皆で充実した生活を送っていきましょう!

【探究】第12回ふくしま学(楽)会

7月30日(日)に第12回ふくしま学(楽)会が本校で開催されました。


この会は早稲田大学ふくしま浜通り未来創造リサーチセンターとふたば未来学園、広野町の共催です。
今回のテーマは「私たちの創造的復興とはなにか?:福島復興と日本社会」で対面参加60名、オンライン参加40名の計100名が参加しました。今回司会を努めてくださった井出さんは本校の1期生です。

浅野撚糸株式会社(フタバスーパーゼロミル)や福島しろはとファームなど本校の探究などでもお世話になっている会社の方からの発表のあと、本校生徒2名が発表しました。

その後、2名の生徒はパネルディスカッションにも参加しました。

 

【探究】高校生の哲学対話キックオフミーティング

7月29日(土)に福島市の福島フォーラムで「高校生の哲学対話サークル キックオフイベント」が開催されました。

このイベントは福島県内の高校教員4名が企画し、県内の高校生が学校の枠を超えて対話し語り合える場所を作ることが目的で行われました。本校では「対話」を探究のテーマとしている高校生2名が参加し、その他、桜の聖母学院高、福島高校、原町高の生徒が約20名参加しました。

まず最初に北アイルランドの小学校で実施している哲学の授業を記録したドキュメンタリー映画である「ぼくたちの哲学教室」を鑑賞後、感想を交えながら問いを交えて対話を始めました。最初の1時間は高校生だけで対話をし、残りの30分は一般参加者約50名も対話に参加しました。

本校からの参加者から対話の最後に「中学校からふたば未来学園では哲学対話をやってきたが、別の高校の生徒や大人の方など幅広い方と議論できてとても楽しかった」との感想をまとめてくれました。

 

7/28(金)高校一日体験入学の様子

 7月28日(金)に多くの中学生を迎えて、「高校一日体験入学」を行いました。

毎年、多くの中学生に参加していただいており、今回も日頃の本校生徒たちの学びの一部を、系列ごとに体験していただきました。短い時間の体験授業でしたが、中学生の皆さんの進路決定の一助となれば幸いです。

【当日の資料】

R5.7.28 高校一日体験入学(全体要項).pdf

R5体験入学(学校・学科紹介・入学者選抜)等.pdf

R5トップアスリート系列パンフレット.pdf

R5 寮説明会資料.pdf

【体験入学の様子】

生徒発表 

寮説明会

 

体験授業

(理科)面白理科実験

 

(農業)ハーバリウム作り

 

(農業)紅白饅頭の製造体験

 

(工業)VR体験

 

(工業)手仕上げ作業(記念プレートの作成)

 

(商業)「caféふぅへようこそ」ふぅスペシャルを作って商業を学ぼう。

 

実技体験

(スポーツⅡ)野球の実技体験

 

(スポーツⅡ)サッカーの実技体験

 

【中学生探究】中学生の取り組みが紹介されました

中学三年生が、「浜通りの古代製鉄方法を再現する」プロジェクトとして「たたら製鉄」にチャレンジし、
福島放送「シェア!」内「ふるさとシェア!」のコーナーに取り上げてもらいました。


高校5期生の探究に刺激を受けて、昨年から計画していたものです。

実習助手の先生に大変お世話になりました。

【中学校】「壮行会」および「夏季休業前集会」を行いました

 7/14(金)は3校時まで授業、4校時の大掃除の後、5校時に「壮行会」および「夏季休業前集会」を行いました。

 各種大会等に出場予定の生徒に向けた壮行会では、出場生徒が大会での目標や決意を語るとともに、在校生皆で熱いエールを送りました。

 

 それぞれ目標は異なると思いますが、自分のベストを尽くして全力を出し切ってくることを期待しています。

 その後、夏季休業前集会を行いました。 校長先生をはじめ、諸先生方から進路に関してや夏休みの過ごし方についての話がありました。

 

 夏休みは「自己管理能力」が問われる時期だと思います。自分がすべきこと、自分が学びたいことを思う存分吸収してください。また健康や安全に十分留意してください。

【図書】京都トヨペット様図書寄贈式

 7月12日(水)、 今年度8年目となる学校図書寄贈式を図書室にて行いました。

 本校の開校以来、 毎年たくさんの学校図書を寄贈してくださっている 京都トヨペット株式会社の代表取締役会長 澤井孝之様、 秘書室 室長の前田のり様がはるばる京都よりおいでくださり、 本校副校長をはじめ教員と、 生徒を代表して中高の図書委員会の役員6名がお迎えしました。

 澤井会長様が、東北・ 福島への震災復興支援として始まった図書寄贈の経緯、そして今、 本校で学び「変革者」 を目指す子どもたちへの熱い想いを話してくださり、 どの生徒も真剣な表情で聞き入っていました。

 今年も中高図書委員長が、 お礼の言葉とともに図書委員会全員のメッセージを載せた感謝状を お渡しました。 最後に笑顔で集合写真を撮って式典を締めくくることができました 。

 当日お披露目された書架には、 中高生の心に響くような幅広いジャンルの書籍がずらりとディスプ レイされ、 参加した生徒からは驚きと歓声の声が上がっていました。 ミステリーや恋愛小説の最新刊から詩集、ドキュメンタリー、 科学、キャリア教育、実用書、 イラストの専門書など幅広くご寄贈いただいております。

 ぜひ生徒の皆さんには、 夏休み中にもたくさん図書室に足を運んでもらい、 寄贈図書をはじめたくさんの素晴らしい本との出会いを楽しんでい ただきたいと思います。

 

記念撮影

 

 図書目録のご寄贈(京都トヨペット株式会社の代表取締役会長 澤井孝之様と 對馬俊晴 副校長)

 

 感謝状贈呈 高校図書委員長 山内永遠 さん
       中学図書委員長 市川眞央 さん 

 

 

 2人とも澤井会長さんの想いを受けて、 自分なりの言葉で堂々とお礼の言葉をお伝えすることができました 。 感謝状も含めて会長さんが笑顔で大変喜んでくださったのが印象的 です。

 

 

 寄贈図書の一部と昨年いただいた電子モニター(司書の齋藤さんがお披露目にあわせてディスプレイしてくださっています)

 

 子どもたちは早く新しい本を読んでみたくてワクワクしています。

 

【中学2年生総合】フィールドワークを行いました

 7月13日に、広野、楢葉、富岡、川内の4町村に分かれてフィールドワークを行いました。

 現在2年生は、個人で探究テーマを決めて調査を進めています。

 施設に訪問して話を聞いたり、地元の方にインタビューをしたり、積極的に活動する姿がたくさん見られ、今後につながる有意義な時間となりました!

【中学3年生】フィールドワーク2回目に行ってきました!

 

 中学校3年一般生がフィールドワークを行いました。

 3年間、双葉の魅力を探し発見する活動をしてきた集大成のフィールドワークでした。

 ポスターを配布して発信をするグループや、もう少し話を聞いてみたいとインタビューをするグループ、地域の方々と座談会を開き、意見交換をするグループ等、それぞれの形で活動を行いました。

 どの生徒も生き生きと活動していました。

 今後は9月の発表に向けて準備を行っていきます。

【中学2年生】薬物乱用防止教室

 7月10日(月)に、本校みらいシアターで薬物乱用防止教室を行いました。

 講師として学校薬剤師の坂本優先生をお招きし、動画を中心としながら薬物の危険性について学ぶ機会とすることができました。思春期の生徒たちにとって、薬物は成長を阻害するとても危険なものです。「~REALの原則~」をもとに、正しく判断することができるようになっていってほしいと思います。

 

~REALの原則~ 薬物に対して、「自分は嫌だ」と気持ちを伝え、断ることが大切

  R:refuse(断る)

  E:explain(説明する)

  A:avoid(避ける)

  L:leave(立ち去る)

【中学2年生】GS2ボードゲームプロジェクト最終回

 今まで作成してきたボードゲームのプロジェクトが最終回を迎えました。

 今回発表したチームもすべてオリジナリティに溢れており、どのゲームも誰がプレイしても楽しいものに仕上がりました。

 ゲームの説明も英語で行い、もちろんゲーム自体も英語で書かれています。

 SDGsをテーマにしたゲームを作成するという難しい内容でしたが、皆一生懸命に期待以上のものを作ってくれました。

 次のGSのプロジェクトでも驚かせてくれることを期待しています。

【中学1年生】栄養食育講座を行いました

 7月10日(月)に中学校1年生を対象に「栄養食育講座」を行いました。

 成長期において健全な食生活を営むために必要な正しい知識を身につけ、今後の食生活に生かしていくことを目的に、岡田 真樹先生(広野町学校給食共同調理場 栄養教諭)に講義をしていただきました。

 自分手帳やタブレットを活用して、必要なエネルギーや栄養素について学んだり、自分自身の食生活を見直したりすることができました。今後の生活に生かしていってほしいと思います。

【中学1年生】フィールドワークに行ってきました

 6月29日(木)、未来創造学(総合学習)の時間として初めてのフィールドワークに行ってきました。

 今回のフィールドワークのテーマは、「双葉ふしぎ発見!」。双葉郡の魅力についての「ふしぎ」を探すため、広野・楢葉コースと富岡・川内コースの2グループにわかれ、様々な場所を訪れました。現地では地域の方々の話を聞いたり質問をしたりしました。天候にも恵まれ、素晴らしいフィールドワークの時間となりました。

 ご協力いただいた皆様に深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 <フィールドワークの様子>

【中学2年生】GSの授業風景

 作成したボードゲームをプレゼンテーションしてから皆で遊んでみました。

 どのチームもオリジナリティあふれた予想以上の出来でした。

 皆さんの頑張りに感動です。

 来週は残りの6チームの発表です。

【中学校3学年】進路ガイダンスを行いました!

 6月29日(木)の5・6校時に進路ガイダンスを行いました。 

 最初に、校長先生から併設するふたば未来学園高校について説明をしていただきました。

 その後、副校長先生や高校の教務主任の先生、進路指導部長の先生から高校卒業後の進路に関しての説明や、コースに関する説明、中高一貫校のメリットを最大限に生かしてチャンスをつかみ、何かを突き抜けて学ぶことの大切さのお話がありました。

 その他、課外授業に関してや文理選択に関しての説明もありました。

 中高一貫校は高校入試がありません。

 中学校の範囲にとらわれず、どんどん先取りして勉強したり、様々な目標を持った仲間と学べたりすることのメリットを最大限に生かし、高校卒業後の進路も見据えながら、今自分に必要なことを突き詰めていってほしいと思います。

【中2】GSクラス

中学2年生のGSクラスでは、ボードゲームを作成しています。

 

テーマは「SDGs」です。

自分たちの英語力と創造性で作成しなければならないというルールのもと、

それぞれのグループがユニークなゲームを作成しました。

 

来週の発表前にテストプレイとプレゼンの練習をしました。

来週、実際に皆でプレイするのが楽しみです。

【中2】演劇ワークショップ3回目

 6月16日(金)に中学校2年生の演劇ワークショップを行いました。

 今回は、演じる役が書かれている紙を1人1枚ひいて、その役を演じることになりました。

 ヤンキー、ショベルカー、ひまわり、カレー、1億円、ナマケモノ…などなど、様々な役があり、くじをひいた後には「どんな劇をつくればいいの!?」と倒れこんで悩んでいるグループもありました。

 

<くじをひく様子>

 

 そのような中、各グループで話し合って1つの劇を作成しました。

 最初は苦戦している様子も見られましたが、与えられた役をどう生かすのかをよく考えておもしろい劇を発表していました!

 

<練習・発表の様子>

 

【中3】演劇ワークショップ2回目

5・6校時に演劇ワークショップを行いました。

本日はタイトルから演劇を作るワークショップでした。

 

【練習・作成風景】

班ごとに、くじで選んだタイトルから連想した劇を作成します。

どの班もみんなの意見を聞いて、楽しく劇を作っていました。

【発表風景】

どの班もクリエイティブな発表で笑いが絶えませんでした。

シリアスなもの、シュールなもの、コント要素のあるもの、古典演劇のようなもの…

様々なバリエーションの演劇になり、どの班も個性的でとても面白いものとなりました。

最後に、講師の先生方から実はタイトルが実際にある本や演劇のタイトルであることを伝えらえれ、

「おーっ」「エーっ」という声が上がりました。

自分たちのイメージと、実際の文学や演劇の内容がどのように違うのか、

そしてその違いを楽しんでほしいと思います。

 

 

【中学校】前期中間考査を行いました

 今年度最初の定期考査である「前期中間考査」を実施しました。

 中間考査は<国語・数学・英語・理科・社会>の5教科で行われます。

 中学校の定期考査では、事前に出題範囲が示されます。普段の授業はもちろんのこと、計画性をもって家庭学習を充実させることが肝要です。

 1年生にとっては初めての定期考査でした。出来栄えはいかがだったでしょうか?

 また、定期考査はその後の復習が最も大切です。わからないところをそのままにせず、腑に落ちるまで理解しましょう。

   

   

【中学・高校】避難訓練を実施しました

 6月14日(水)に地震からの火災発生を想定した避難訓練を、事前に天候を把握し避難先をグラウンドから体育館へと変更して行いました。どの生徒も真剣かつ速やかに避難を完了することができました。

 富岡消防署の方から、しっかりした避難の様子であったとの講評をいただき、その後、生徒たちは防火講話を真剣に聞き、災害への備えの大切さを確認していました。



 

 

 

 

 

 

 

【留学・国際交流】トビタテ!留学Japan壮行会、本校への留学生2名決定!

先日、文科省による官民協働海外留学プロジェクトである「トビタテ!留学JAPAN」の壮行会・研修会に、本校生徒2名が参加してきました。

全国の応募の中選ばれた2名は、日頃の学校での探究や学習をさらに深めるべく、海外において1か月~2か月間滞在しながら、それぞれのアクション・取材等を行ってきます。

また、今年度も留学生2名(ドイツ・タイ)が、ふたば未来学園で1年間(令和5年8月~令和6年7月)本校生徒と同じ時間を過ごすこととなりました(AFS日本協会様のご紹介)。

本校生徒の自宅でのホームステイや、総合学科ならではの様々な授業(アカデミック系列・スペシャリスト系列・トップアスリート系列)を本校生徒と一緒に学び、様々な交流活動をする中で、お互いのグローバル・シティズンシップを醸成していくことが狙いです。

【高校・農業】まんじゅう作りに挑戦!

農業2年の総合実習の授業でまんじゅうを製造しました。

初めてまんじゅうを作った生徒も1時間後にはこのようにうまくできるようになりました。

7月28日(金)に開催される、中学生1日体験入学で披露する予定です。まんじゅうつくりに、中学生の多数の参加をお待ちしています。

動画はこちら(音声はありません)

 

【高校・商業】株式会社マルトとの連携(デリカ総合金賞)

 6月6日(火)に、スペシャリスト系列商業の生徒たちが連携させていただいている株式会社マルトの安島取締役本部長が来校し、「ファベックス総菜・べんとうグランプリ2023」デリカ総合金賞という日本一の栄誉に輝いたことを記念し作成されたガラスの楯を、本校に寄贈していただきました。この賞は、食品分野で多大なる功績を残された企業等に送られるものです。本校は商品開発などで連携させていただき、楢葉町のサツマイモを用いて、こんぺいとう・かりんと饅頭などの商品開発を行いました。ご支援いただいております株式会社マルトのこの度の受賞を祝福しますとともに、今後もより一層の連携により、地域活性化に繋がる取組を進めてまいります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【高校1年次】演劇のためのインタビュー

本校では、高校1年次「地域創造と人間生活」という授業で全員が演劇を体験します。

 

演劇を通して地域の課題を知るというテーマで、グループに分かれて地域の様々な立場の方にインタビューをし、その内容をもとに演劇を創作して発表するというものです。

今日はその取材の日でした。

今年度も20名の地域の方々にご協力いただき、このプログラムをスタートすることができました。

何年もお世話になっている方もいれば、今年初めてお世話になる方もいます。

生徒たちは、最初は緊張していましたが皆さんがとても丁寧に質問に答えてくださり、

取材が終わる頃にはすっかり打ち解け、笑顔も見えました。

 

「演劇は、言葉で論理的に説明するよりもイメージの共有がしやすい。特に、一番イメージの共有がしにくいのが人の心。人の心の機微を表現し、共有しやすくするのに演劇は有効です」

 

これは、毎年演劇の発表を見てくださる平田オリザ先生の言葉です。

様々な背景を持った地域の方々に取材をし、その内容を演劇でアウトプットする中で、

それぞれの人達の立場を想像し、物事を多面的に見ることの大切さを学んでもらいたいです。

 

 

 

彼らはこの後、フィールドワークで取材でお話をきいた場所を訪れ、

7月25日の演劇成果発表会に向けて演劇を創っていきます。

 

【高校・中学校】人類はどこに向かっているのでしょう?~哲学対話~

本校では、中学校で「哲学対話」を行っています。日常のことや授業の教材等の「問い」に対して、他者の考え方を共有しながら自らの思考を深めていくものです。
 令和5年6月1日(木)放課後、高校有志生徒の呼びかけで哲学対話を行いました。中学生から大人までが混ざって対話しました。
 今回は、「本当に必要な人間とはどんな人か?」という問いでした。身近なところから、宇宙のことまで幅広い話につながっていきました。

 今回の問いから、新たな問いがたくさん見つかったようです。
穏やかな放課後の1コマでした。

 今やインターネットが日常となり、生徒たちは生まれながら高速情報通信社会の中にいます。人類が蓄積した膨大な知が、求めればすぐに手に入る時代に生きています。さらに、その膨大な知を学び続けているAIが、人類が努力して作り出してきた知の結晶を、(現在はまだ表面的ですが)一瞬で作り上げてしまうツールが、私たちの思考や生活を一変させようとしています。


 私たち人類はどこに向かっているのでしょう?・・・
自分の頭で考えることを噛みしめています。

 

【高中探究】『東洋経済education✖️ICT』で演劇の授業について取り上げていただきました!

『東洋経済education×ICT』のYouTubeチャンネル「探求TV」に おいて、

本校の演劇の授業を取り上げていただきました。

https://www.youtube.com/watch?v=120F9qS3hVk

 

本校開校当時から行われている、高校1年次の「演劇を通して地域の課題を知る学習」の様子と、それらの取り組みがなぜ探究に繋がるのかについて、詳しくお分かりいただけると思います。

 

また、本校では今年度から高校3年次で「表現コミュニケーション」という授業が始まりました。

演劇の手法を用いたワークショップを通して、コミュニケーションについて考える授業です。

こちらの様子も、映像でご覧いただけます。

 

【中学校】中体連壮行会を行いました

令和5年6月1日に中体連壮行会を未来シアターで行いました。 

ソフトテニス部、卓球部、陸上競技部、レスリング部の皆さんに中学校全校生徒からエールを送りました。

【ソフトテニス部】

【卓球部】

【陸上競技部】

【レスリング部】

日頃の練習の成果を存分に発揮して、自分のベストを尽くしてきてください!応援しています!

 

【中学校・高校】生き方が変わる瞬間 ~小泉進次郎さんとの出会い~

 令和5年5月27日(土)に、中学2年生を対象とした「リーダー学」が行われました。大変充実した学びでした。

 また、小泉さんのお気持ちで、希望する中学3年生と高校1年次・2年次の生徒および中学校・高校の生徒会役員との懇談の時間もいただきました。

 午前中の中学2年生への講義では、リーダーは、

  ① リーダーは目的ではなく結果がそうさせる。

  ② リーダーは1人ではできない。

  ③ 自分のルーツを知る。

というお話をいただきました。小泉さんの経験を交えながらの心のこもった内容に、生徒たち、教員が感動しました。このお話をふまえて、お昼の時間に、特別に懇談していただきました。

「自分のルーツを大切にする。実体験ほど自分を支えてくれるものはない。」

 なぜ、小泉さんが福島に思いを寄せてくれるのか、それは、小泉さんが幼いころ、毎年ご家族で箕輪スキー場にこられていたとのことで、福島でのたくさんの人との出会いや食事、様々な自然体験がルーツになっているそうです。

 何気ない毎日で気づかない、私たちが育った「福島」を、様々な体験や学びを通じて私たちの強みにしたいと思います。

「日本にいたら日本のことは分からない。」 若い人はまずは外に出て、外から故郷をみることが故郷を知ることになるというのも刺激になりました。そして、若い人が経験を積んで戻ってきてくれる街づくりをするのが、大人世代の責任というお言葉を大切にしたいと思います。

 リーダーに必要なものとは。。。「どのような世界でも意見は分かれるもので、どちらを選んだら好かれるかを考えるのではなく、どちらの批判に耐えられるかを考えることが重要。その上で、意見が届かなかった人の思いや、判断したことによって、どこまでの世界に変化するかを想像できるかがリーダーに問われることになる。これからの様々な体験や経験、人との出会いを大切にしないといけない。そういった自分でしか語れない自分のルーツで人の思いや変化を想像することが、リーダーとなった時の支えになる」と、お話になりました。

 リーダーに必要なもの、①強さ、②想像力、③情熱。

 まさに、人生が変わる瞬間。

 福島への思いと生徒たちの挑戦に想いを寄せてくださる小泉さんに心より感謝申し上げます。

 そして、お世話になったこの思いを、私たちのルーツ(これからの体験や出会い)を大切にしながら、私たちも次の世代につないでいきます。

 

 ※ noteにも記事をupしました。https://futabamirai-hs.note.jp/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【高校1年次+プラス】演劇ワークショップ 課題発見のために

 本校では、火曜日の6,7校時に高校全生徒が探究活動(未来創造探究)をしています。昨日(令和5年5月30日(水))も全生徒、全教員で授業が行われました。そのうち、本校の特色ある学習活動の1つに、1年次生徒全員が取り組む「演劇創作」があります。

 地元の方に取材をして、地元や社会の課題を見出し、それぞれの立場を演ずることによって、その課題に向き合いながら学ぶものです。この日は、グループごとに先週決めた取材先への質問を検討しました。

 どのように、進んでいくか、楽しみのような不安なような。。。

プラスです。

1年次生徒たちの向かいの教室では、3年次生徒が論文作成をしていました。

【高校2年次】世界史×演劇×哲学対話の授業です。(その2)

 高校2年次アカデミック文系の生徒を対象に、世界史×演劇×哲学対話で体験と対話を通じた学びを行っています。

 前回の演劇で共和政や民主政、独裁制などの政治体制の特徴について、演劇で表現しました。

 本日は哲学対話です。今回はそれをもとにて議論をします。本日の問いは生徒から出された『民主政・共和政・独裁制の中で、もっともよいのはどれか?』というテーマでした。そもそも、政治的に「よい」とはどのようなことから議論を始め、意思決定のスピードや意見の多様性について吟味しました。

 高校に入って初めて哲学対話にチャレンジした生徒も半分ぐらいいたため、生徒たちの中から哲学対話の作法などを自分たちで確認したり、論点を整理したりする流れもあり、初めて参加した生徒も心理的安全圏の中で、議論に参加することができました。

 授業中に政治学者の丸山真男の言葉「ローマ史には人類の経験が凝縮されている」「ローマ史は社会科学の実験場である」を紹介しました。演劇×哲学対話でその言葉を実感できたでしょうか…。

 

【中学校2年生】「リーダー学」で小泉進次郎さん来校!

 中学校2年生の『第1回リーダー学』では、衆議院議員の小泉進次郎さんを講師にお招きして授業を実施しました。

 リーダー学では、社会を牽引している変革者と実際に出会い、変革者の「価値観(考え方)」「創造力(生み出す力)」「組織行動力(仲間を引き付ける力)」を学び、これからの社会を創る人材「変革者型リーダー」を育成することをねらいとしています。

 講義では、進次郎さん自身の経験や、事前に出た生徒達の考えや質問をもとに、「”おかしい”や”なぜ?”を大切にする」「フォロワーシップ」「自分で決定することの重要性」などについてお話いただきました。

 講義の後はリーダーをテーマに「哲学対話」を行い、そこで出た意見や新たな疑問などを、後半の意見交換で進次郎さんに伝えました。

 進次郎さんのリーダーとしての魅力に直接触れ、心に響くたくさんの言葉をいただいたことで、これからの生徒たちの成長が楽しみです。

 進次郎さん、本当にありがとうございました。

【高校2年次】世界史×演劇×哲学対話の授業です。(その1)

 ただいま、(令和5年5月24日(水)、25日(木)、30日(火))高校2年次アカデミック文系の生徒を対象に、世界史の学習、演劇での学び、哲学対話と体験と対話を通じた学びを行っています。

「ブルータス、お前もか」、共和制ローマ末期の独裁者のことや、その歴史的な背景を学び、その心情をおもんぱかりながら演劇を創作しました。4班がそれぞれ台本を製作し、互いに学びあいました。

 演劇は、その情景や心情を想像する必要があり、深い学びにつながっています。

 来週は、このことを踏まえて、哲学対話です。

 私たちは、どのように政治に向き合っていけばいいのでしょう?人の幸せや家族をどう守っていくか。。。

 

 

【高校全校生】交通安全教室を開催しました。

 本日(令和5年5月26日)交通安全教室を行いました。講師として、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)の 渡辺 周二 様にお越しいただきました。お話は、全国、福島県全般の内容から、広野町や学校周辺の身近な場所の例をあげてくださり、写真、動画を組み合わせて分かりやすいご説明をいただきました。大変心のこもった、本校生に寄り添ったお話をいただけたことから、生徒全員に交通安全の重要性とお気持ちが伝わったと思います。

 ところで、もしも交通事故などで自分自身が傷ついてしまったり、誰かを傷つけてしまったりしたら、自分だけではなく、ご家族やお相手の方、友人や先生方などたくさんの人も傷ついてしまうというのを想像してほしいと思います。特に自転車では無茶な運転をせず、たとえ、走行、歩行など自分が悪くなくても、とにかくとにかく気をつけて、生徒のみなさんが事故に会わないよう、祈るばかりです。(T.T)

 

 

 

 

 

 

【 探究活動 】宮城大学太白キャンパスでの研修

 

 本校の総合的な探究の時間において、再生可能エネルギー班の中で『環境問題』をテーマに『広野町のホタルの再生』に取り組んでいるグループがあります。

 そのグループの2・3年生13名が、5月23日(火)に宮城大学太白キャンパスで「淡水淡貝類の飼育法」、「クローバーを餌としたウニの養殖」、「水棲生物環境」に関する研究をされている食産業学類准教授片山亜優先生を訪問し、研修を行ってきました。

 宮城大学の学校紹介をしていただいた後、片山先生の研究内容についての講義を受けました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 講義の後には、研究の場であるウニの養殖をしている試験場を見学させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 試験場見学の後は、質疑応答の時間となりました。片山先生からは、私たちの質問に対する丁寧な回答とともに、探究の取り組みに対するアドバイスをいただくことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 短い時間ではありましたが、とても有意義な訪問となりました。講義や見学で学んだことや、いただいたアドバイスを参考にしながら、今後の探究活動に取り組んでまいります。

 最後になりますが、お忙しい中、再生可能エネルギー班13名に対して、お時間を割いていただきました宮城大学太白キャンパス准教授片山先生はじめ、事務局室長齊藤さまや関係の皆様に御礼申し上げます。

ありがとうございました。

【中学3年】未来創造学・広野みかん魅力発信チームのスイーツ販売(お知らせ)

 ふたば未来学園中学校の3学年探究チーム『#citrus』と株式会社マルト商事様との共同開発により、広野みかんを使用したスイーツ3品を開発しました!

 6月1日(木)15時30分から「マルトSC平尼子店」にて販売会を行います

 詳細はポスターにて!ぜひお買い求めください!!

※ ”地層ゼリー”については、都合により販売延期となります。ご了承ください。(5/26追記)

【中学校3年生】総合フィールドワークに行ってきました!

 探究活動の授業の一環でフィールドワークへ行ってきました。

 中学校1年生から始まった探究活動。今まで色々な方からお話を聞いたり、色々な場所へ行ったりしてきました。

 中学校3年生は、今まで掘り下げてきたことをまとめる段階になり、フィールドワークにも一層熱が入っていました。

 一人一人の学びが形になって発表されるのが今から待ちきれません。

 【マルトさんとコラボスイーツを販売】

  

 【ワインぶどうで染物】

 

 【製鉄】

 

 【スイーツの試作品づくり】

 

 【川内の自然に触れる】

 

  【木戸川の魅力に迫る】

 【箒平】

 【学校で調査に打ち込む様子】

 各方面でご協力いただいた皆様に深く感謝申し上げます。

 本当にありがとうございました。

【高校1年次】哲学対話

5月23日(火)6.7校時 高校では初めてとなる「哲学対話」を行いました。

 講師に、開智国際大学、関西大学等で活躍されており、インタビュー調査についての様々な論文を書かれている西山渓先生を迎え、「インタビューをしてみよう!」と題したワークショップ形式で充実した時間を過ごしました。

 6校時目はインタビューとは何か、インタビューには何が必要かなどを学習し、7校時目には実際に生徒がグループに分かれ、対話型インタビューに挑戦しました。

 グループの中で、質問者(メイン・サブ)、回答者、司会者、記録係に分かれ、それぞれの立場でインタビューをよりよくするには何をしたらよいのかを考えました。

 どの生徒も積極的に対話に参加している姿が印象的でした。

 これからの探究活動で、地域の皆さんを始め、様々な方々にインタビュー調査をする機会があるかもしれません。本日の学びがきっと役立つものと思います。

【中学校】授業のようす(5/23)

 1年1組【国語】「さまざまな表現方法」

 ・ある文章を読み、例えや強調、倒置などが使われている表現に着目しています。

   

 

 1年2組【英語】「What superpower do you want ?」

 ・(I want <名詞>)や(I want to <動詞>)の練習をしています。どんなスーパーパワーがほしい??

   

 

 2年1組【理科】「酸化物から酸素をとる化学変化」

 ・実験の結果から原因を考察してまとめる学習です。よくまとめられています。

   

 

 2年2組【社会】「日本の人口」

 ・日本の人口分布や人口構成について、資料をもとに考えてまとめる学習です。

   

 

 3年1組【国語】「熟語の読み方」

 ・音と訓のさまざまな組み合わせについて学んでいます。正しく読み書きできるかな?

   

 

 3年2組【社会】「日中戦争」

 ・日本でどのように戦時体制がつくられていたのか、について学んでいます。

   

【中学1・2年生】「ふくしま学力調査」を実施しました(5/22)

 本日、中学1・2年生を対象とした「令和5年度ふくしま学力調査」を実施しました。

 本調査は、福島県内の小学4年生から中学2年生までを対象に、「児童生徒一人一人の学力の伸びや学習等に対する意識、生活の状況等を把握すること」を目的として、令和元年度より毎年実施されています。
  (新型コロナウイルス感染症の影響で実施しなかった令和2年度を除く)

 1校時に国語、2校時に数学、3校時生徒質問紙の調査を行い、どの生徒も真剣な表情で調査に挑んでいました。

   

 調査結果は、9月頃に各個人へ通知する予定です。

【中学校】情報モラル教室

 6時間目に「情報モラル教室」を開きました。

 双葉警察署の方からご講話いただきました。

 普段何気なく使っていて、生活になくてはならない「スマホ・タブレット」ですが、自分の使い方次第で便利にも危険にもなることを改めて確認しました。

 スマホの約束6カ条「あ・と・が・こ・わ・い」を思い出して適切に使ってほしいと思います。

 (それぞれの言葉の意味については、ぜひお子様に訊いてみてください!) 

【探究】高校1年次・演劇WS &取材先の話し合い

5月10日(水)高校1年次の「地域創造と人間生活」の授業では、クラスや系列など混在した全20班が、講師を招いての演劇WSや、演劇を創るために必要な取材先を決めるオリエンテーションを行いました。各班、取材先を決めるために相談をしながら、震災当時を描くのか、12年経った現在を描くのか、演劇を創るゴールを見据えた話し合いをする姿は、とても頼もしく見えました。これから、取材先が決まり、直接会ってインタビューを行い、演劇創作となり、7月25日(火)には成果発表会が行われる予定です。

【中学2年】双葉ふしぎ発見発表会

 今日の6・7時間目に、「双葉ふしぎ発見発表会」がありました。

 2年生は、これまで広野・楢葉・富岡・川内の4町村に分かれて探究活動を進めてきました。

 その1年間の探究の成果を、今日は1年生に向けて発表しました!

 

 1年生からも、様々な質問や感想をもらいました。

 今日の学びを糧に、これからも引き続き探究活動を進めていきます!

 

【中学校】English Conversation Circle!

毎週水曜日朝8時/放課後、毎週木曜日放課後と3回ECCを実施しています。

ECCはEnglish Conversation Circle の略で、日本語にすると英会話サークルです。

誰でも都合がよい時に参加できます。

ECCはネイティブの先生とボードゲームしたり、映画を見たり、楽しみながら英語を使うことを目的としています。

 

先日はboggleというランダムに並んだ文字から単語を見つけ出すゲームと

Sushi partyという人気の簡単で楽しいカードゲームをしました。

本校は海外の様々な人と交流する機会も多いです。

英語力は勿論のことコミュニケーション能力も向上に、英語の授業やECCの様な定期的なイベントを活用してくれると嬉しいですね。

【中学校】5/11(木)1・2学年演劇ワークショップ

 5月11日(木)に演劇ワークショップを実施しました。

 1学年は4月の新入生オリエンテーション合宿以来の演劇ワークショップでした。今回は、オリエンテーション合宿と同様に、グループ内で自分のやりたい役を挙げて、劇を創作しました。前回のやり方を踏まえて、もっと面白くする工夫をしていました。今回は創作の時間と発表の時間が計2時間しかない中での創作だったため、準備に苦戦する姿もありましたが、アドリブ要素を加えるなどの工夫をしながら、発表を盛り上げていました。




 2学年は、昨年のオリエンテーション合宿で行った設定で演劇を行いました。昨年は演劇を0から創作することが苦手な様子でしたが、今年は面白い演劇をつくろうと最後まで楽しみながら創作していました。社会に対する鋭い目や感覚も見られるようになり、作品に深みが出ていました。2年生として成長が見られた演劇でした。




 

 

 

【中学校】陸上部地区大会壮行会

本日4時間目に陸上地区大会壮行会を行いました。

生徒会のメンバーと応援委員会が中心となって会を運営しました。

陸上部のメンバーから一言

 

応援委員会と全校生徒からの力強い応援

 

陸上部部長から一言

 

中学校開校以来初めて、全校生徒180人が集合して壮行会を行うことができました。

 みんなからの熱い声援を直接感じることができる素晴らしい機会でした。

 

陸上部の皆さん、自分の力を出し切ってきてください!

学校一丸となって応援しています!

【中学校】授業の様子(5/2)

 明日からゴールデンウィークに入りますね。

 1年教室の入口には「鯉のぼり」が飾られています。

  

 <1年1組【国語】「朝のリレー(谷川俊太郎)」>

  

 <1年2組【英語】「Unit 1 Here We Go !」>

  

 <2年1組【理科】「鉄と硫黄が結びつく変化」>

  

 <2年2組【社会】「川がつくる地形と海岸や海洋の特色」>

  

 <3年1組【国語】「握手(井上ひさし)」>

  

 <3年2組【理科】「水溶液とイオン」>

  

【中学校】授業参観を行いました

 本日授業参観がありました。

 

中学1年生 総合の発表会

  緊張しながらも、たくさんの人の前で堂々と発表していました。

 

中学2年生 哲学対話

 「年上って偉いの?」「中学校になると上下関係がはっきりするのはなんで?」という問いをそれぞれのクラスで出し、各クラス2グループに分かれて対話を進めました。

 どの生徒もいつにもまして真剣に悩み、考える姿が見られました。

 

中学3年生 3-1社会・3-2数学

 3-1社会は第一次世界大戦後の世界に関して学習しました。

 グループでプリントをまとめたり意見を出し合ったりと助け合って学習を進めていました。

3-2は数学で数列に関してを学習しました。石取りゲームでの必勝法を考える姿が真剣でした。

 

 本日はお足元が悪い中、御来校いただき誠にありがとうございました。

 今年度も多岐に渡って御協力いただくと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。

【中学2年】演劇ワークショップ①

 楽しみにしていた演劇ワークショップがありました!

今回は、グループにセリフ一言と漢字の部首がお題として配られました。

 

まず、お題の部首(さんずい、てへんなど)の漢字を沢山あげることから始まりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その中から劇の核となる漢字を1つ選び、それをもとにストーリーを作成しました。

どのグループも発想豊かに、意見を言い合って劇をつくりあげていました!

 

 

【中学1年】総合発表会

本日6,7校時に総合の「地元発表会」がありました。

春休みの課題に各自、自分の出身地の魅力を発見する課題に取り組んでおり、その発表会を行いました。

日本各地色々な場所から本校に入学してきています。

一人一人、自分の出身地の魅力を1年生の仲間に一生懸命伝えていました。

最初は緊張する様子も見られましたが、しっかり発表できました。

聞いている生徒も積極的に質問したり感想を言ったりする様子が見られました。

メモもしっかり取っています。

これから本格的に始まる探究活動がとても楽しみです。

 

【中3】演劇ワークショップ1回目

本日5,6時間目に、中学校3年生になって初めての演劇ワークショップがありました。

「秘密を持っている主人公」で、”匂わせる”演劇をするという今日のお題。

どのチームも楽しそうに内容を考えていました。

最終的に、個性豊かな作品がたくさん登場しました。

思わずクスリと笑ってしまったり、「えーっ!」と声が出るような内容も。

最後にワークショップの先生方から、「今までの経験が生きてきてどんどん良くなっている」とお言葉をいただきました。

中学3年生の今後の成長がとても楽しみです。

次の演劇ワークショップも楽しみですね。

 

 

【中1】英語の授業風景

中学校1年生の英語の様子です。

今日はアルファベットを書く練習をしました。

制限時間内で書こうとみんな真剣です。

みんな真剣に小学校で習ったことを思い出していました。

今後、英語で自分の意見を書く活動が本格的に始まります。

スムーズかつ丁寧に英語が書けるよう、少しずつ練習していきたいですね。

【未来創造探究】高校3年次 中間発表会を実施しました!

 4月25日(火)6・7校時の総合的な探究の時間の授業において、高校3年次の生徒たちの探究活動の中間発表会を行いました。

 この発表会は、9月24日(日)に予定している「未来創造探究生徒研究発表会」に繋がる大切な行事で、教員やカタリバスタッフなどからの助言を受けたり、同学年だけでなく一緒に参加した高校2年次の生徒たちの意見を聴取したりすることで、探究活動の深化が図れる貴重な機会です。

 生徒たちは15会場に分かれ、6つのゼミごとに合計60件の発表をスライドなどを用いながら行い、その後意見交換をしてからワークシートやコメントカードを記入しました。3年次生徒は9月の最終発表会に向けて活動の方針を固めるために、2年次生徒はこれから本格化する自分たちの活動の参考にするために、両者が先輩後輩・系列・所属探究ゼミの垣根を越えて、対話を通して共に考える姿が見られました。

 

 

【中2】GS(グローバル・スタディ)の授業風景

4月25日(火)、中学校2年生のGlobal Study(グローバルスタディ)の授業の様子です。

グループに分かれて、SDGsのインフォグラフィックスを作成しています。
今日は、調べてまとめたものをみらいシアターで発表しました。
どの班もSDGsを自分事としてとらえて、自分たちに何ができるかしっかり考えることができました。
まとめ方にも工夫を凝らしていて、素晴らしかったです。

3人のネイティブスピーカーの先生からコメントを貰ったり、クラスメイトから質問を受けたりしながら、
皆で学びを深めることができました。

今後も世界の一員としてgolobalに物事を見ていけたらいいですね。

 

【中3】美術の授業風景

4月25日(火)、5時間目の中学校3年生の美術の授業の様子です。

今日はタブレットを使用してオリジナルの自己紹介カードを作成していました。

一人ひとり、個性的な作品を作っていました。

完成がとても楽しみです。

【中学2,3年生】哲学対話を行いました。

本日5時間目に、道徳の授業がありました。

2,3年生共に先週から引き続き「あいさつ」について哲学対話を行いました。

どのクラスもどれぞれの問いに真剣に向き合っている様子がとても印象的でした。

来週は「あいさつ」がテーマの哲学対話最終回です。

それぞれが、腑に落ちるまで考える有意義な時間になるといいですね。

 

【中学2年】未来創造学~発表会に向けて

 中学2年生は、5月18日に行われる1年生を対象とした発表会に向けての準備を進めています。

これまで、「広野」「楢葉」「富岡」「川内」の4町村に分かれてフィールドワークや調べ学習を行い、

個人で探究テーマを決めて活動を進めてきました。

 

 今日は、他町村で活動しているみなさんに発表を聞いてもらい、練習をしました。

<発表の様子>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 発表後はアドバイスシートをもらいました。アドバイスを参考に、スライドや原稿を修正するなど、

本番にむけての準備を進めました。本番が楽しみですね!

<準備の様子>

 

【中学校1年】オリエンテーション合宿2日目のようす

 1日目の夜、あいにくの天気で予定していたキャンプファイヤーはキャンドルファイヤーに変更となりましたが、実行委員の生徒が中心になって、さまざまなゲームやダンスを行い、楽しみながら仲を深めていました。夜は活動の疲れもあり、すぐにぐっすりと眠っていたようです。


 2日目、体調不良者もなく、朝から元気に活動を開始しました。
 午前は、部首など漢字の一部をお題に、それを使った漢字を自分たちで考え、テーマにして、グループごとに物語を考えて演劇しました。金をお題にしたグループは、金を使った鏡をテーマに様々な工夫をしながら演じていました。昨日よりも場所や道具を工夫して、思い切って役になりきり、グループ全員で協力し合いながら活動していました。

 

 午後は、自分のなりたい役を挙げていき、それらを登場人物とした劇を行いました。
お題が与えられているものとは異なり、終わりが見えないものなので、創作が難しいものですが、どのグループもお互いの役割を活かし合いながら取り組んでいました。

 大きく心の距離が近づき、互いの仲が深まった2日間でした。
 中学校生活の初めにこのような機会をもてたことは、大きな価値のあることだと思います。
 講師の先生方、いわき海浜自然の家の皆様、送り出してくださったご家族等々、ご協力いただいたすべての皆様に感謝して、今年のオリエンテーション合宿は終了となります。ありがとうございました。

 なお、解散および帰りのバスの運行状況等については、別途ライデンメールでお知らせいたします。

 

【中学校1年生】オリエンテーション合宿1日目のようす

 順調に会場であるいわき海浜自然の家に到着した1年生たちは、さっそく今回のオリエンテーション合宿の目玉である「演劇オリエンテーション」に取り組んでいます。

 

 はじめに、じゃんけんゲームを行いました。じゃんけんで3回勝ったら座るというルールで、いろいろな人と関わりながら楽しく取り組みました。


 続いて、人数や条件に合わせて集まるゲームを行いました。最後に、身長の異なる2人組というお題で2人組をつくり、その2人で1人の手の動きに合わせてもう1人が動く、あやつりゲームを行いました。このゲームはコンテンポラリーダンスとも言われ、操られている様子が、何かを演じているようにも見えるため、演劇界ではよく行われるものだそうです。


 7人組で0から50まで順に言っていくカウントアップ、50から0まで言っていくカウントダウンゲームを行いました。グループの中には円陣になって行っていたグループもあり、自分たちで工夫しながらゲームを楽しんでいました。


 昼食はカレーライス、ラーメン、唐揚げなど、生徒たちが大好きなものばかり。たくさん食べて午後に向けてエネルギーチャージをしました。

 午後の部最初はジェスチャーゲーム。7,8人のグループになりお題に合わせて演じました。ジェスチャーゲームはいわゆるサイレントの演劇。音を発さないため、いかに特徴を捉え、演じるかがカギですが、どのグループも工夫を凝らし、特徴を捉えた上手な演劇をしていました。
 お題は、記者会見、射的、ラーメン屋、殺人事件、お化け屋敷、回転寿司です。

このあとは、演劇オリエンテーションを続けた後、夜にはキャンプファイアーも行う予定です。
はじめてのお泊り行事。このまま順調に進んでほしいところです。

【中学校3年生】「全国学力・学習状況調査」を行いました

 4月18日(火)本日は、全国の小・中学校で一斉に「全国学力・学習状況調査」が実施されています。

 調査対象は小学6年生と中学3年生。

 本校の中学3年生も「国語」「数学」「英語(聞くこと、読むこと、書くこと)」そして「生徒質問紙」調査に取り組んでいます。

 

 

 

 

 なお、「英語」の「話すこと」調査は、5月17日(水)に別途実施する予定です。

【中学校1年生】「オリエンテーション合宿」に出発しました!

 中学校1年生と教員が一堂に会し、演劇ワークショップを通して親睦を図ることを目的として、今年度も「オリエンテーション合宿(4月18日~19日)」をいわき海浜自然の家で実施します。

 18日(火)朝に学校で出発式を行い、バスでいわき海浜自然の家に出発しました。

 

 

 

 

 合宿の様子は、随時ホームページに掲載していきます。

【中学校】「哲学対話」(道徳科)の授業が始まりました!

 「考え議論する道徳」を実現するために、本校では道徳科で対話形式の授業形態を取り入れています。

 新年度最初の本日は、発言者が手に持って発言するための「コミュニティボール」(毛糸で作られるボール状のもの)を全学級で作成しました。

 各学級で生徒一人一人が自己紹介や目標等を語りながら、毛糸をくるくると巻いていきます。

 

 <コミュニティボール>※昨年度のものです。今年度のものは今後完成予定です。

 

 <1年1組の様子>

 

 <1年2組の様子>

 

 <2年1組の様子>

 

 <2年2組の様子>

 

 <3年1組の様子>

 

 <3年2組の様子>

 

 

 「問う」「考える」「語る」「聴く」ことを通して、今年度も様々な価値や考えに触れ、自分の生き方に寄与させてもらいたいと思います。

【中学校3年生】第1回目の学年集会を行いました!

本日1時間目に今年度初めての学年集会を行いました。

まず始めに学年スタッフから自己紹介がありました。

新しくいらっしゃった先生や、今年から3学年に所属する先生がいるため、皆興味深々で話を聞いていました。

各先生が話した、今年皆に期待していることを1年間心に留めて今日から頑張ってほしいと思います。

 

その後、ふたば未来学園中学3年生のしおりを皆で読みながら、

改めて心に留めておきたいこと、今年度特に気を付けたいこと等を、メモを取りながら確認しました。

 

中学校最終学年が遂にスタートしました。

3年生であることを自覚して、1日1日を有意義に過ごしてもらえればと思います。

【中学2年】初めての学年集会を行いました

 今年度、初めての学年集会が行われ、学年の先生方から様々なお話がありました。

最初には、学年のスローガンを改めて確認しました。昨年に引き続き、

「5つの合い~学び合い・助け合い・競い合い・高め合い・認め合い~」です。

このスローガンのもと、さらに成長した姿が見られることを期待しています!

 

 

 

また、各学級では学級委員長を決めたり、清掃担当を割り振ったりなど

これからの生活に向けての話し合いが始まりました。

 

入学式の校長式辞を掲載しました

 4月10日(月)の晴れ渡る暖かい日に、令和5年度のふたば未来学園中学校・高等学校入学式を挙行しました。保護者の方や来賓の皆様の見守る中、中学校60名、高等学校160名が入学しました。新入生全員の学校生活の充実と夢や希望の実現を心から願っています。

★校長式辞はこちらからご覧ください ⇒ 令和5年度入学式校長式辞

【職員研修】未来研究会&着任者双葉郡課題把握オリエンテーション

4月6日、新年度を迎え、全職員で職員研修会「未来研究会」を行いました。

今年度よりワールド・ワイド・ラーニング(WWL)コンソーシアム構築支援事業が始まるため、

全教員で目線合わせをし、「探究と教科の往還」をテーマにグループワークや対話をしました。

午後には今年度着任された先生方が「双葉郡課題把握オリエンテーション」に参加しました。

震災から12年たった双葉郡の各地を、富岡町の藤田大さんの案内でバスで回りフィールドワークを行い、

ふたば未来学園で取り組むべき課題についての学びを深めました。

 

ふたば未来学園は、先生自身も「探究」しています。

 

 

【海外研修】国連本部意見交換 ニューヨーク研修(最終日)

3/16、移動日を除くとニューヨーク研修最終日でした。

本日は国連本部Civil Society UnitのHawaさんや、UN Youth Representativesの皆さんに、福島の課題と世界の課題を重ね合わせつつ、持続可能で平和な世界の実現に向けた提言を盛り込んだプレゼンテーションを行い、議論しました。12日のHarlemでの研修、15日夜のThe Apollo Teaterの手配をしてくださったUN YouthのJadayahさんも駆けつけてくれました。 

この日のために数ヶ月かけて準備をして、13日の日本政府代表部訪問の際に、児玉参事官からいただいたアドバイスをもとに、相手により伝わりやすくなるような調整、スライドの編集をして臨みました。発表を終えて、スタンディングオベーションをいただき、生徒は泣きそうになったと言っていました。間違いなく今までで一番良い発表だったと思います。

ふたば未来学園の生徒の発表を通して、国連関係者の方々はふたば未来生の取り組みや福島・日本の現状をよく理解できたと仰っていました。また、発表内容について、対話・交流の場を開くことの大切さ、そしてそこから生まれてくる新たな分断に立ち向かうための助言をくださいました。生徒たちのこれからの取り組みに期待し励ましてくれる声かけの数々に、生徒たちは安堵しながらも身の引き締まるような思いだったと思います。

生徒の一人が探究活動のために、この研修を通して色んな人に「愛とは何か」という質問を投げかけ続けました。国籍・立場に関係なく、色んな人がみんな同じ土俵に立って答えられる質問です。良い対話の場を作る役割を果たしていたのではないかと思います。

 

ホテルに戻り、最後の自由時間を過ごして、夜は打ち上げをしました。「色んな経験と失敗ができて良かった」「周りのメンバーを尊敬できた」「人生が変わった」という感想も聞けました。生徒はまだニューヨークを離れたくないようですが、まだ研修は終わりではなく、帰国して学んだことを報告・共有・実践していく使命があります。

それでもひとまずニューヨーク現地での研修を実現するにあたって協力してくださったすべての方に感謝したいと思います。ありがとうございました。そして生徒たちもひとまずお疲れ様でした。

 

※ この事業は、国内外からお寄せいただいた寄付金をもとに設置された「福島県東日本大震災子ども支援基金」も活用して実施しています。

【中学校】「3年生を送る会」を行いました

 中学校2期生として様々な活動で功績を残してきた3年生。

 その3年生との最後の全体行事「3年生を送る会」を行いました。

 まず、校長先生から3年生、そして1・2年生へ向けたお話をいただき、その後3年生代表生徒が今月4日(土)~10日(金)に実施した「ニュージーランド研修」の報告を行いました。

   

 次に、3年生代表生徒から1・2年生と先生方へ、生徒会長から3年生へ贈る言葉を述べました。

   

 副校長先生からも、この3年間の想いを3年生へ伝えていただきました。

 最後に、全校生で写真撮影!

 

 3年生のみなさん、次のステージでのますますの活躍を期待しています!!

 

【海外研修】ニューヨーク研修(6日目)

6日目もUNIS-UNのDay2に参加しました。スケジュールは以下の通りです。

Day2のKeynote Speaker(講演者)と概要は以下の通りです。

・Dr. Roser Salavert, Co-Founder and Director of the NYS/NYC Professional Development 「他人の靴を履く」思いやりのある教育システム

・Student Moderated Panel Discussion

・Soraya Fouladi, Founder and CEO of Jara e-ラーニングの普及 The Jara Unit

本日もベルギーの彼がふたば未来生を見つけて挨拶に来てくれました。本校のHPに写真を載せたことを伝えると、とても喜んでくれました。UNIS-UNのプログラムを通して、いくつかのかけがえのない友情が生まれたようです。 

昨日の反省を生かして席の配置を変え、各自が必死に自分の役割を果たそうとしていました。同じテーブルに座った羽黒高校の生徒と先生も巻き込んで、考えを深めるための対話を一緒に行いました。これまでの準備や事前研修で学んだ単語・表現、毎晩反省を重ねて新たに増えた語彙のおかげで、生徒からも「今こういう話してたよね」など話の内容を確認しようとする声が聞こえてきました。

本日のDebate motionは"Education should be private rather than public."でした。こちらもなかなか難しい内容でしたが、本校ならではの視点から様々な要素について考え、質問を準備していました。結果的に指名されることはありませんでしたが、昨日とは違って挑戦しようとする姿勢が見られました。

3期生ぶりのUNIS-UNの現地参加はハードルの高いものでしたが、生徒は色々な新しい経験をしたり、教育の世界的な問題について自分事として考える機会を得ることができたと思います。

 

UNIS-UNのプログラムをすべて終了し、2日目に一度訪れたThe Apollo TheaterでAmateur Nightというステージイベントを観ました。子供から大人まで幅広い年代の挑戦者が性別・人種も関係なく自らの才能を発揮するためにステージに立ち、歓声やブーイングを浴びるという、アメリカ・ニューヨークの大衆文化を肌で感じる良い経験となりました。

ホテルに戻り、児玉参事官のアドバイスを参考にプレゼン発表の原稿を調整しました。ここまでの濃密なスケジュールで生徒も眠さでフラフラでしたが、声を掛け合って助け合いながら最後まで頑張りました。

明日はいよいよ最後のプレゼンを国連本部関係者に対して披露します。

【海外研修】ニューヨーク研修(5日目)

5日目は国連国際学校UNIS(United Nations International School)が主催する生徒国際会議UNIS-UNへ参加しました。これは世界中から学生が国連本部のGeneral Assembly Hall(総会議場)に集い、講話を聞いたりDebateをしたりするプログラムです。スケジュールは以下の通りです。

天気は生憎の雪でとても寒かったですが、IDの確認のために列に並んでいると、昨日のプログラムで仲良くなった同い年のベルギーの学生がこちらを見つけてくれて、楽しくコミュニケーションを取ることが出来ました。

世界の国々が集まって議論をする会場に、各国の学生が次々と着席していきます。ふたば未来学園高校はGERMANYとGHANAの席に割り当てられていました。

Day1のKeynote Speaker(講演者)と概要は以下の通りです。

・Mr. Christopher de Bono, Deputy Director responsible for Communications, UNICEF 気候変動によって教育の機会を奪われる子どもたち

・Sheikh Manssour bin Mussallam, Secretary-General, Organization of Educational 教育において何を学ぶべきか

・Dr. Lauren Rumble, Associate Director Gender Equality for UNICEF 教育のジェンダー平等、女性の教育機会均等について

英語で長い講話や議論を聞き取ることは難しく、生徒も苦労していましたが、分からない単語をリストアップしたり、スマートフォンの音声入力機能を駆使して文字起こししたりしながら、必死に食らいついていました。

Interactive Breakでは何をやるのかと思っていましたが、突如画面にふたば未来学園の生徒の中ではおなじみのkahoot!が映し出され、世界中の生徒たちが教育に関するクイズに挑戦しました。他にもDebateの後はMentimeterの投票機能を用いて賛成反対を選んだり、UNISの学生によるWorking Paper(学生論文)にはCanvaが使われていたりと、ふたば未来学園でも馴染みがあるアプリケーションが用いられていました。

Day1のDebate Motionは"Incorporating AI into education will have positive or negative effects"でした。こちらは事前に選ばれた学生が議論するのを聞き、最終的に投票するというプログラムでした。やはり内容は難しかったですが、事前研修でALTの先生方にも入ってもらい立場を決めて理由や根拠を考えてきたこともあり、いくつかの例や単語について聞き取って自分なりに考えることができたようです。

Day1プログラム終了後はお土産を購入し、国連本部ツアーに参加しました。こちらのツアーでは事前研修で見たテレビ番組でも舞台となっていた安保理の会場を見ることができました。

ホテルに戻ってからは、明日のDay2にどう臨むかをみんなで考えました。学んだ内容を記録していくことよりも、その場でリアルタイムで言われていることを理解・共有してみんなで考えていくということを目標に、誰が何を担当するか、どのような配置で着席するかを決め、本日よく耳にした表現や単語の意味を確認しました。ALTの先生も日本からzoomをつないで激励してくれました。その時生徒は、ALTの先生方がいかにゆっくりしゃべってくれていたか気づいたようです。

気づけば研修も残すところあと3、4日です。まだまだ生徒の成長に期待したいと思います。

【中学校1・2学年】TGG研修2日目の様子

 中学校一般生の1・2学年が Tokyo Global GateWay(TGG)での2日間の研修に参加しています。

 本日3月15日(水)は研修2日目です。

 生徒は昨日の疲れをみせることはなく、朝から元気な様子です。

 朝食を終え、元気な様子でTGGに向かいました。気合いも十分です!

 今日の体験は、1年生がホテルエリア、2年生がエアポートエリアからスタートしました。

 

【ホテルエリア】

 

 【エアポートエリア】

 昨日よりも生き生きと楽しそうに体験活動に取り組んでいます!

 難しそうなミッションも自信を持って取り組んでいました。

 

 昼食後は、アクティブイマージョンエリアに移動し、橋の強度実験やニュース番組作り等の体験を行いました。

 

 【アクティブイマージョン:橋を制作して強度を競おう】

 形や単位に関する語彙などを学びながら、丈夫な橋の骨組みのあり方、長さなどを各グループで相談・制作し、橋をつくります。グループ対抗で強度を競います。

 各グループごとに、どうしたら強度の強い橋になるのか話し合いを進めます。

 

【アクティブイマージョン:ニュース番組を作ろう】

 「ディレクター」や「キャスター」など役割分担し、オリジナルのニュース番組を制作します。撮影工程を通して、指示を出したり受けたりする表現を理解します。

 本物のディレクターのように、番組作りに取り組む生徒の姿が!

 

 様々なプログラムに取り組み、あっという間に2日間の研修が終了となりました。

 2日間の研修を通して、生徒の表情からは達成感と充実感、そして英語を活用しようとする強い意志が!

 この体験をやり遂げたことを自信に、さらなる学びへのモチベーションにしてほしいと思います。

【海外研修】ニューヨーク研修(4日目)

ニューヨーク研修4日目、本日は昨日の反省を踏まえて朝早くに集まり、学んだ内容の共有や今日から訪れるUNISプログラムの内容の予習から始めました。

午前中は国際連合日本政府代表部を訪問し、まずは志野光子大使、大嶋勝公使のお二方にご挨拶をさせていただきました。大嶋氏は昨年度のNY研修のオンライン対話の際もお世話になりました。

今年の1月、日本は国連安保理の議長国を務めました。ロシアによるウクライナ侵攻などが続く中、各国が集まり国際社会の平和と安全の維持について話し合うことは簡単ではなく、議長国には重い責任がのしかかります。生徒は事前研修としてNHKスペシャル 混迷の世紀 第9回 「ドキュメント国連安保理~密着・もうひとつの“戦場”~」を視聴し、国連の役割と現状、日本政府のはたらき、各国代表の意見と立場について学び、対話をしました。また、生徒は「対話によって課題を乗り越える」ことについてプレゼンテーションをしているため、国連と日本政府代表関係者がまさにそのようなはたらきかけをしている場面を見て、刺激を受けていました。

表敬訪問では事前研修を通して得た考えとNY Projectの取り組みをお話しし、福島(双葉郡)のお土産をお渡ししました。志野大使と大嶋公使からは激励の言葉をいただき、生徒の探究活動に関する質問にも快く答えていただきました。

 

続いて児玉啓佑参事官にご挨拶し、国連やSDGs、児玉さん自身の取り組み等についてのブリーフィングに参加させていただきました。プレゼンテーション披露では「想像以上に素晴らしいものでした」と感想をいただき、プレゼンをより良くするためのアドバイスや処理水問題への言及、また生徒からの質問に対して、探究活動への助言やチームプロジェクトにおいて大切にすべきことなどを教えていただきました。

午後はついにUNIS(United Nations International School)のプログラムに参加。国連関係者の子弟が世界の課題についてアクティブに学ぶ学校です。

Cultural Showcaseでは各国の高校生が自国の文化を紹介するような出し物を披露しました。ふたば未来学園高校はAdoの『新時代』に合わせた"オタ芸"を披露しました。間違いなく一番盛り上がったと言えるような反響と歓声をいただき、生徒も達成感を感じていました。多くの生徒が発表後に「最高だったよ」と声をかけられたようです。

 

その後は生徒の希望に応じて2つのWorkshopへ参加。議論の内容が難しく戸惑った部分もありましたが、なんとか周りの外国人生徒に声をかけたり、協働して作品を作り上げたりしました。一回目のWorkshopで上手くいかなかったことを踏まえて、二回目では勇気を出してアクションを起こしたという生徒も出てきて、明らかに成長を感じる一日となりました。

明日からはUNIS-UNのプログラムに14日、15日と参加し、教育というテーマで講義を聞いたり議論をしたりします。ニューヨーク研修の中でも最も「英語によるコミュニケーション」に向き合う二日間となります。

【中学校1・2学年】TGG研修1日目の様子

 中学校一般生の1・2学年が Tokyo Global GateWay(TGG) での2日間の研修に参加しています。

 この施設(TGG)は、東京都教育委員会と株式会社TOKYO GLOBAL GATEWAYが提供する、生徒が英語を使用する楽しさや必要性を体感し、英語学習の意欲向上のきっかけ作りとなるように開設された新しいタイプの体験型英語学習施設です。

 生徒はこの充実した施設で、英語漬けの2日間を過ごします。

 朝の出発式から、生徒の笑顔が!

 TGGに向かうバスの車内でも、英語表現の練習・確認を行い、準備万端です。

 

 TGGに到着後は、8人程度のグループに分かれていよいよ入場です。

 入場後は、各グループに1人のイングリッシュ・スピーカー(エージェント)が対応してくれます。

 エージェントとの対面後は、プログラムの開始です。

 

 【アトラクション:エアプレイン】

 機内の座席につき、客室乗務員とのやりとりを通して必要なアイテムを頼んだり要望を伝えたりします。

 

【アトラクション:グローサリーストア】

 海外の食料品店を想定した空間で、会話を通して必要なアイテムを購入します。サイズや色など、希望を細かく伝えます。

【アトラクション:レストラン】

 レストランを想定した空間には店員がおり、グループごとにテーブルについて、希望の食べ物や飲み物のオーダー体験をします。

 アトラクションエリアでは、生徒はミッションカードを引き、書かれているミッションの達成を目指します。

 

 【アクティブイマージョン:ニュース番組をつくろう】 

 一人ひとりがキャスターや撮影スタッフになりきり、オリジナルのニュース番組を作ります。

 撮影の工程を通して、指示を出したり受けたりする表現を学んでいきます。

 

 【アクティブイマージョン:コマ撮り作品を作ろう】

 グループディスカッションを通して、たくさんの写真を連続させたコマ割り映像を作ります。

 自分のアイデアを提案したり、相手の意見に賛成・否定する表現を学びます。

 

 それぞれの活動中も、エージェントの先生方とのコミュケーション・ゲームがあり、飽きることなく活動に取り組んでいます。

 あっという間に半日間のプログラムが終了し、生徒たちは充実した表情です。

 明日は、2日目のプログラムとなります。どんなプログラムが進んでいくのか楽しみです。

 

※ Tokyo Global GateWay(TGG)研修の目的

 6年間の中高一貫教育を通して復興を担う人材育成はもとより、国際的に活躍できるグローバルリーダーの育成を目指し、学校設定科目「グローバル・スタディ科」等で学習した内容を実践的な使用場面に即した環境で活用することに加え、英語を使って様々な活動をすることで更なる学習意欲の喚起と異文化に対する教養を深めることを目的とした研修です。

【海外研修】ニューヨーク研修(3日目)

ニューヨーク研修3日目。本日は9.11家族会のMeriamさんと、1日目もお世話になったChisato Shimadaさんの案内でWorld Trade Center周辺の散策と、9/11 Memorial Museumの見学の予定です。

本日はバスを手配していなかったため、初めて自分たちで地下鉄を使って移動しました。幸先よく地下鉄の駅を発見しましたが、さっそく逆方向へ移動してしまうアクシデントが発生。全員で協力しながら丁寧に確認すること、誰かに任せっきりにしないこと、分からなかったらとにかく誰かに聞くことの大切さを学びました。

遅刻をしながらも無事にたどり着いたWorld Trade Centerで、Meriamさんが写真を見せて当時を振り返りながら、9.11の出来事について丁寧に説明してくださいました。

↑こちらは9.11当時に破壊されたビルの下敷きになっていたのが発見されて、ニューヨーク市によって場所を移された後、World Trade Center一帯、ニューヨークシティ全体の復興とともに再び成長し、この場所に戻ってきた"Survivor Tree"です。現在World Trade Center周辺に植えられている木の種類とは異なっています。NY渡航前の事前研修として、この木についての絵本"The Very Tree"を全員が読んでいました。復興のシンボルの実物を目の当たりにして、感動の声が漏れました。

近くにあるSaint Nicholas Greek Orthodox Church & National Shrineを訪れ、礼拝堂のモザイク画を見たり、追悼のロウソクを祈りを込めてお供えしたりしました。

Meriamさん、Shimadaさんとお別れし、9/11 Memorial Museumへ。このNY研修に際して、生徒たちは東日本大震災・原子力災害伝承館に2度訪れてきました。「伝承する」「記録として残す」同じ役割を有する施設の見学を通し、歴史を後世へ伝え残すこと、それを学ぶことの大切さを改めて感じることができました。

この日は9.11家族会の皆様と夕食を取ることが決まっていたため、集合する駅と時間を決めて、それまで班別自主研修を実施しました。 男子班は自由の女神を遠目に眺めながら散歩です(写真に自由の女神は写っておりません)。

夕刻、全員が無事に集合し、ロバート柳澤さんのご自宅へ向かいました。ロバート柳澤さんはコロナ禍では最前線で医療活動を実施された方で、本校のNY研修においても非常にお世話になってきた方です。Meriamさんを始めとして、9.11家族会の方々も続々と集まり、生徒によるプレゼンを実施しました。家族会の方々はとても真剣に生徒のプレゼンを聞いて、たくさんの質問とコメントをしてくださいました。用意していただいたご馳走をいただきながら、日本に留学予定の学生とコミュニケーションを取ろうとする生徒の姿も見られました。9.11家族会の皆様には、3.11の災害を体験した福島・日本に対して親身に寄り添っていただき、このような機会をいただけることを本当に感謝しております。

ホテルに戻り、反省会を行いました。プレゼンを聞いてくださった方々はみな素晴らしいと褒めてくれています。しかし、生徒たちは「対話の大切さ」をプレゼン発表しているのに、これまでの3日間で言いたいことがあっても英語で答えられないもどかしさや、周りの様子を窺って自分から一歩を踏み出せない、聞かれていることが分からなくなってしまう経験を積み重ねてきました。このタイミングで今一度、自分たちがこの研修を通して「自らを変革した」と言えるように、明日からの取り組み方や姿勢について考え直しました。

【海外研修】ニューヨーク研修(2日目)

ニューヨーク2日目、朝から生憎の雨と雪でしたが、今日は黒人文化の原風景が残るハーレムでの研修です。

今回のハーレム研修を調整してくださった、国連ユース代表でNGOを経営されているJadayahさんと合流し、まずはThe Apollo Theaterの見学です。

見学のガイドを務めてくださったのはMr. ApolloことBilly Mitchellさん。(https://www.travelandleisure.com/culture-design/music/on-the-job-billy-mitchell-mr-apollo)

Theater内の一列目を開けて座るように言われ、座って待っていると、Mr. Apolloによるお話が始まりました。

 

The Apollo Theaterは109年の歴史があり、今年中には改修工事のためにいったん閉鎖されること。Mr. Apolloは幼いころはとても貧しかったこと。The Apollo Theaterの前で途方に暮れていたところ「お金が欲しいか」と声をかけられ、飲み物を運んだり靴を磨いたり仕事をするようになったこと。学校でいじめられており、勉強もできなかったところをJames Brownらに助けられたこと。The Apollo Theaterがどういう施設なのか。Harlemはどういう街なのか…

全てを英語で聞き取ることはとても難しかったですが、生徒たちも単語を捉えながら、真剣に話を聞いていました。

質問タイムで、一人の女性が「なぜ、一列目を空けて座るのですか?」と質問。Mr. Apollo曰く、そこにはかつてThe Apollo Theaterのステージに立ち、のちに活躍した故人たちの魂が座っているようです。このステージには、若き日のJames BrownやStevie Wonder、Michael Jackson (The Jackson 5)など名立たるパフォーマーたちが立ち、パフォーマンスをしてきた長い歴史があります。

質問タイムが終わると、空気が一変。「では今回の見学者の中から、何組かステージでパフォーマンスをしてもらいましょう。歌でもダンスでも、なんでもOK。そこの日本人学生グループもよろしく…」

 

後日参加予定のUNISのプログラムで披露するために準備してきたダンスを生徒全員で披露してきました!Stevie WonderやMichael Jacksonがかつて立ったステージです。これ以上ない貴重な体験となりました。

Mr. Apolloは現在も若手パフォーマーにAmateur Nightというステージで活躍の機会を与えたり、出版した本の売り上げのほとんどを寄付したりしています。NY研修チームが準備したプレゼンのテーマの一つである「恩送り」と通じるところがありました。

The Apollo Theaterの後はモスクの外観を一目見てから、マーケットの散策をしました。セネガル出身の方が開いたお店に案内していただき、Africa in Harlemという取り組み・考え方や、黒人やアフリカに住む人々に対する偏見について思っていることをお話しいただきました。

 

午後は黒人文化の歴史のアーカイブが残るSchomburg Centerの見学と、ハーレムの学生たちとの交流を行いました。アイスブレイクのゲームと、生徒が準備したプレゼンテーションを聞いてもらい、フィードバックをいただきました。

プレゼン実施前に学生たちに聞いて回ったところ、「12年前に日本で起きた大きな地震」のことを知っている人が何人かいただけで、「福島」のことはほとんどの学生が知らないようでした。しかし、ハーレムの学生の皆さんは約20分のプレゼンを最初から最後まで、本当に真剣に聞いてくれました。聴衆を意識した発表練習が実を結んだ瞬間でした。そしてなにより、福島が直面している問題とNY・アメリカが抱える問題、黒人差別の歴史を重ねて、共感しながら聞いてくれたのだと思います。発表後もコメントや質問が止む気配はまったくありませんでした。

プログラム終了後は、まるで有名人かのように写真・漢字でのサイン・SNSの連絡先の交換をせがまれて、もみくちゃになっていました。帰りのバスの時間には明らかに間に合いそうになかったため、バスには帰ってもらい、地下鉄で帰ることにしたほどです。ハーレムの学生の一人は、「日本が好きで以前訪れたが、次は福島に行ってみたい」と言ってくれて、発表前には躊躇っていた日本語を恥ずかしそうにしながらも話してくれました。生徒たちはかすかな達成感を得ながらも、海外の学生の学びに対する積極性、誰かと繋がろうとする積極性に圧倒されていました。

そして地下鉄の移動まで付き添っていただいたJadayahさん、今日は一日本当にありがとうございました。

ホテルに戻ってひと段落した後、今日のプレゼン発表とThe Apollo Theaterでのパフォーマンスを動画で見て振り返りを実施しました。明日は9.11関連中心の研修になります。