グローカル事業・SGH

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【探究】未来創造探究 生徒研究発表会2021 のご案内

令和3年度未来創造探究生徒研究発表会

 お知らせ 

オンラインで参観いただける全体会では、動画審査、分科会審査を通過したプロジェクトが発表を行います。通過プロジェクト一覧と全体会発表タイムテーブルはこちらのファイルをご覧ください。

〇 210925全体会発表プロジェクト一覧及びタイムテーブル(9/25 11:15公開)

※全体会発表プロジェクト数:高校3年次58プロジェクト、中学3年生16プロジェクトの計74プロジェクトから選出された10件、及び部員全員で活動してきた中学バドミントン部1件

 ご案内 

ふたば未来学園の生徒たちは、中高の全生徒が地域の課題解決をテーマに探究活動を推進しております。

高校生は1年次にはフィールドワークで地域の課題を見つけて演劇で表現しました。2年次から3年次にかけては、本校独自の授業「未来創造探究」で地域の住民の方々や行政などとも連携しながら、イベントの開催や特産物を生かした新商品開発、新たな再生可能エネルギーによる町づくりの模索など、地域復興に向けた探究と実践を行ってきました。

中学生は3年間を通じて双葉地区の魅力に着目し、未来の社会の姿や自らの生き方を考えながら探究し、地域の魅力の発信プロジェクトに取り組んできました。

このたび、中・高3年生の探究活動の集大成となる「未来創造探究 生徒研究発表会 2021」を9月25 日(土)に実施することとなりました。今年は併設中学校開校3年目の年となり、初めて中学校3年生の代表者による発表も行います。

 日程 
令和3年9月25日(土)
9:00~10:15 分科会(8教室で高校生4発表、中学生2発表ずつ)
10:30~11:10 専門知審査員によるミニ講義
11:30~11:50 ★開会行事
11:50~12:35 ★全体会Ⅰ(高校生代表発表【前半】)
12:35~13:20 休憩
13:20~14:05 ★全体会Ⅱ(高校生代表発表【後半】)
14:20~14:45 ★全体会Ⅲ(中学生代表発表)
15:05~15:35 ★閉会行事(結果発表,表彰、総評)
※ zoomでは★のついたセクションを参観いただけます。

※ 詳細は下記ファイルをご覧ください。

 オンライン参観について 

今回は新型コロナウイルスに伴う感染症拡大防止の観点から、外部の方のご来場はできませんが、Zoomによる配信を行います。

Zoomでの参観を希望する方は、下記からお申し込みください。ご参観をお待ちしております。

【申し込みフォーム】

https://forms.gle/ajWf944tHekqeEwy5

または、右側のQRコードを読み込んでください。

  • Zoomシステムの都合から、参観の定員は300名です。
  • 300名を超えた場合には、厳正な抽選を行います。9/24(金)までに、当選された参観希望者には当日のZoom URLを送信いたします。

【探究】「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」研究開発実施報告書

令和2年度から文部科学省の 「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」の指定を受けております。この度、第1年次の研究開発実施報告書について、掲載させていただきます。ぜひ、ご活用ください。

 

 

「グローカル型」報告書 第1年次.pdf(42.6MB

【高校探究】祝 金&銀賞 全国高等学校グローカル探究オンライン発表会

地域との協働による高等学校教育改革推進事業グローカル型の指定校が集まり、自分たちの実践を発表するGlocal High School Meetings 2021が1月30日(土)にオンラインで開催されました。
本校からは、日本語発表部門に金成 美怜さん、英語発表部門に有賀 真尋さん・吉田 智美さんが出場しました。

 [結果]
金成 美怜さんの「富岡さくら復興プロジェクト~届け!さくらタピオカ~」はとりわけ優れた実践であることが認められ、文部科学省初等中等教育局長賞を受賞しました。また、有賀 真尋さん・吉田 智美さんの「One step toward sustainable communities starting from a picture book」も銀賞を受賞し、Global・Localという2つの言葉から生まれたGLOCALという言葉にふさわしい発表を行うことができました。
出場した3人のこれからの取り組みの深化に期待します。
本校の取り組みに対してご指導・ご協力いた皆様に改めて感謝申し上げます。今後とも変わらぬ励ましのお声をいただけますと幸いです。

 審査結果

 日本語発表部門

金賞・文部科学省初等中等教育局長賞(1位相当)

発表タイトル:富岡さくら復興プロジェクト~届け!さくらタピオカ~

 英語発表部門

銀賞

発表タイトル:One step toward sustainable communities starting from a picture book

 

名 称

 Glocal High School Meetings 2021

 2021年全国高等学校グローカル探究オンライン発表会

参加校

 文部科学省グローカル型(地域共同推進指定校、事業特例校、アソシエイト校)

主 催
 文部科学省指定グローカル型地域協働推進校探究成果発表委員会

共 催
 文部科学省

目 的

 グローカル型地域協働推進校の生徒が日頃取り組んでいる「グローバルな視点をもって地域課題の解決に挑む提言や実践」を日本語や英語で発表・共有する場を設け、ふだん直接交流する機会が少ない全国の高校生が一堂に会して新たな気付きを得たり、ネットワークを構築したりして、今後のグローカル探究の深化や意欲の向上を図る。

日 時

 オンライン発表会

 令和3年1月30日(土) 10:00~12:00

 

【報道資料】 

金成さん(ふたば未来学園)金賞 全国高校グローカル探究発表(福島民報)

 

(参考)

本校では、SGH事業につきましては平成27年度~令和元年度の5年間、実施してまいりました。

令和2年度より、SGHの後継事業である「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」に採択され、これまでの取組は引き続き、本事業において実施してまいります。

SGH 第5年次 研究開発実施報告書

SGH事業につきましては平成27年度~令和元年度の5年間、実施してまいりました。最終年度となる令和元年度の報告書について掲載しますので、ご活用ください。
なお、本校は今年度(令和2年度)より、SGHの後継事業である「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」に採択されました。これまでの取組につきましては引き続き、本事業において実施してまいります。

 

5年次報告書 冊子版.pdf

SGH研究成果発表会

2月4日(火)にSGH研究成果発表会が行われました。5年前開校時に認定を受けた事業も今年度が最終年度です。認定から3年目、平成29年度12月には中間発表会が行われたのですが、その後の2年間で本校が大きく成長したことを感じることが出来た発表会となりました。ここでは2つに的を絞って当日の様子をお伝えします。

①代表生徒発表

本校を代表し、2名の生徒がみらいシアターを舞台にこれまでの探究の成果を発表しました。始めに発表した鶴飼 夢姫さん(3年)は「双葉郡のイメチェン」と題し、震災後のイメージを新たに塗り替える(イメージ・チェンジ)ための探究を発表しました。既存の商品開発を分析し、木戸川でとれる鮭を使った新しい商品開発を通した実践でした。昨秋以降、ふくしま社会活動コンテストなどで発表し、福島県総合学科高等学校生徒研究発表会では口頭部門で最優秀賞を受賞しました。発表のたびに新たな実践報告が加えられていて、成長著しい内容でした。

もう一方は渡邊 美友さん(3年)です。「地域交換留学」と題した探究について発表しました。全国の高校生と双葉郡の高校生を繋ぎ、地域課題や未来について交換留学形式で学ぶプログラムを作り、実践しました。渡邊さん自身の気持ちの変化を発表の中で言語化したことも素晴らしかったのですが、ツアー参加者にもワークショップを通して課題を“自分事”に変換することを実感してもらおうと実践してきたことはこれまでの学習旅行にはない可能性を感じました。2人とも3月には卒業ですが、今後も成長を続けて欲しいと思いました。

②第3分科会 総合的な探究の時間での協働 ~地域協働・外部連携~

午前中に行われた学校概要説明・SGH研究成果説明では丹野校長から本校の概要とこれまでの取り組みを説明しました。午後に開催した分科会への期待を高める話となりました。同時に南郷副校長は、はじめの挨拶で「参観されたみなさんと"対話"がしたい」と述べ、参加者のみなさんと対話し、新たなステージに進むための会であることがより明らかになりました。

①で紹介した代表生徒の発表後に6つに分かれての分科会が行われました。特に、第3分科会では本校の小椋 ももこ先生、カタリバの長谷川 勇紀さん、本田 詩織さん、横山 和毅さんから報告がありました。生徒一人ひとりが持続可能な社会の担い手として社会の成長を生み出すためには、開かれた学校づくりが期待されています。特に本校はカタリバさんだけでなく地元広野町はもちろん、双葉郡8町村など様々な外部リソースの方々とよりよい協働を行ってきました。今後は本校に限らず他の地域・学校でも更に求められる内容なので、よりよい連携などについて議論されました。

いずれの分科会も時間を押してまで質疑応答を行いました。そうしたことを通して、まだスタートラインに立ったに過ぎないことを実感しました。