ふたば未来学園の日々
【中学校3年】ニュージーランド研修のようす
3月4日(土)より、中学校3年生(一般生)がニュージーランド研修に臨んでいます。
この研修の目的は、国際的に活躍できるグローバルリーダーの育成です。
これまで中学校3年生が取り組んできた、総合的な学習の時間「未来創造学」における地域課題解決のための探究活動、学校設定科目「グローバル・スタディ科」での実践的な英語の学びなどを生かしながら、福島の魅力を英語で世界に発信する活動を行います。
異文化の同世代に伝えていくための方法や内容を中学生自身が組み立てていく過程を通じて、資質・能力を伸ばすとともに、海外の方との情報のギャップやグローバルコミュニケーション力等についての課題意識をもって、高校段階でのさらなる学習につなげていきたいと思います。
3月5日(日):研修2日目
昨日本校を出発した旅行隊は、今朝ニュージーランドに無事到着しました。
入国後はサページメモリアルパークを経てオークランド博物館を見学しました。
見学後は、ニュージーランド初の食事の時間となりました。
長距離移動の疲れもみせずに、笑顔の時間です。
昼食後は、いよいよファームステイへ。
ホストファミリーのご家族に温かく迎え入れていただきました。
ここから、2泊3日のファームステイとなります。
3月6日(月):研修3日目
本日は、それぞれのファームステイ先でホストファミリーとの一日を過ごしています。
どんな一日を過ごしているのか、戻ってくる生徒の表情が気になります。
3月7日(火):研修4日目
2泊3日のファームステイを終え、生徒が戻ってきました。
笑顔で、ホストファミリーに感謝を伝える生徒。
別れを惜しみ、涙が止まらない生徒の姿もありました。
ファームステイがかけがえのない時間だったと感じる瞬間です。
本日は、ここから班別市内研修となります。
また、新たな発見と驚きの時間となりそうです。
ちなみに、引率団もしっかりとニュージーランドを満喫しております。
【中学校3年】ニュージーランド研修旅行に出発しました(3/4)。
本日、中学校3年生(一般生)が、ニュージーランド研修旅行に出発しました。
たくさんの保護者の皆様に見送られて旅立った旅行隊は、現在、順調にフライト中です。
「定刻より少し遅れてのフライトとはなりましたが、気流の乱れもなく、おだやかです。
機内食もあっというまに食べ終えてしまいました。」とのことでした。
安全・安心で、実りある研修旅行になることを願っています。
(旅行隊の動向は、当ホームページにて随時お知らせいたします。また、保護者の皆さま向けの重要なお知らせについては、ライデンメールでもご連絡いたしますのでご承知おきください。)
卒業証書授与式の校長式辞を掲載しました
3月1日(水)の暖かい日に、令和4年度のふたば未来学園中学校・高等学校卒業証書授与式を挙行しました。在校生や保護者の方、来賓の皆様の見守る中、卒業生はそれぞれの3年間を思い起こしていました。卒業生全員のこれからの活躍に幸多からんことを心から願っています。
★校長式辞はこちらからご覧ください ⇒ 20230301卒業式式辞.pdf
NY研修参加生徒と会津大学との交流
2月20日(月)
会津大学の日本人学生、留学生の2022 年度 東日本大震災・原子力災害伝承館と福島ロボットテストフィールド等の 視察・ワークショップに、本校のNY研修チーム8名と本校留学生2名とで参加しました。
会津大学では、これまで福島が抱えてきた社会課題と復興への取り組みを今回のFWを通して客観的に見たり、聞いたり、振り返ることにより、今後、革新的な未来のために何ができるかを実感する機会とすることが目的だそうです。
一緒に東日本大震災・原子力災害伝承館、請戸小学校跡地、福島ロボットテストフィ ールド等を訪問しました。
本校生徒、会津大学の学生共に、日本人と外国人留学生を混在させたグローバルチームを作り、終日一緒に行動しました。本校生徒は、3月10日から18日までの9日間、ニューヨークを訪れます。実践的な英語力を試す場として、生徒たちは1日中英語でコミュニケーションを取りながら頑張りました。
生徒たちは、普段何度も訪れている伝承館や請戸小学校を、全く違う視点でじっくり観察する会津大生をみて、自分達が普段当たり前にみている景色が当たり前ではないのだということを改めて感じたようです。
一つ一つの展示からなかなか動かない学生たちの、学び取る姿勢に我々も圧倒されました。
自分達は果たしてちゃんと同じ展示から多くのことを学びとれているのか、考え直す機会となりました。
生徒たちもニューヨークで様々な場所を訪れる予定です。9.11Memorial&Museumでは、NY同時多発テロについての展示を見て、9.11家族会の方々と交流します。また、Schomburg Center for Research in Black Cultureを訪問し、黒人文化や公民権運動の歴史について学びます。会津大学の皆さんの姿勢を見習い、隅々まで学び取って来ようと思いました。
また、最後のワークショップではAs-is To-beの手法によるワークショップを実施しました。
1日通して見てきた双葉郡の現状と、あるべき姿について、ICTを使って何ができるかアイデアを出し合い
最後はポスターを作り全チームが発表をしました。
なかなか自分の考えを言えず、チーム貢献できずに悔しかったという意見もあり、NYに行く前にその悔しさを体験できたことが有り難かったです。この経験を無駄にしないよう、引き続き事前研修を頑張りたいと思います。
【中学校】「哲学対話」の様子(2/21)
本日は全学年で「哲学対話」を行いました。
1・2年生は、初の試みとなる「学年の枠を超えた対話」、そして「生徒がファシリテーターを務める対話」として授業を行いました。1・2年生を交えて10名程度のグループを作り、話を進めました。
「"ふるさと"とは?」をテーマに、2年生として全体の流れを把握しながら対話を進める姿、1年生も先輩に遠慮せずに自分の考えを述べる姿に、生徒たちの成長を感じました。
<1年1組生徒+2年1組生徒の対話の様子>
<1年2組生徒+2年2組生徒の対話の様子>
3年生は、哲学対話の原点に立ち返り、1年生時に初めて対話したテーマで行いました。
テーマは両クラスともに「愛とは?」。
どんな考えの交流となったのでしょうか?
<3年生の対話の様子>
【中学校】後期期末考査2日目です(2/15)
広野町にも雪が舞うほど気温が低い日ですが、生徒たちは真剣に考査に臨んでいます。
テストは受けただけでなく、その後の振り返りが大事です。
この1年間の学習を見つめ直し、今後につなげてほしいと思います。
【中学校】後期期末考査に挑んでいます(2/14)
本日と明日は後期期末考査を行っています。
3年生にとっては中学校で受験する最後の考査になります。
どの教室でもテストに真剣に臨む生徒の姿がうかがえます。
【中学GS】NZ研修中高交流会
2月7日(火)6校時、中学3学年のグローバルスタディの時間に、高校1学年のNZ研修先遣チームが参加し、渡航前の交流会を実施しました。
中学生は事前に質問事項を準備し、ワールドカフェ形式で9人の先輩たちと交流をしました。
高校生は11月の渡航後にレポートを作成し、印刷したレポートを持参して3月に渡航を控えた後輩たちに思いを伝えました。
「日本人だけで固まって動いていると何も始まらない。」「〇〇が衝撃的だった。」
など、研修にかける熱い思いが飛び交いました。
【中学校3学年】最後の演劇WS・哲学対話
中学校生活も残りわずかとなり、様々な行事が終了していきます。
2月2日(木)に演劇WSの最終回を迎えました。
生徒たちは3年間、講師の先生方のご指導のもと、
表現の楽しさ、仲間と協力して作品を作り上げる難しさ、発表した後の達成感・充実感を学んできました。
今回が3年間の集大成ということもあり、生徒の表情には気合と寂しさが。
今回のお題は「同窓会」、「放課後のマック」、「修学旅行」という3つのテーマです。
それぞれの班ごとに、セリフや動き、表情を考えます。
いざ、発表!
さすが3年生です。
各班の工夫があふれた作品が次々と発表されていきます。
講師の先生方も驚きの表情でした!
最後は、講師の先生を加えたアドリブ即興劇!
想定外の状況に、臨機応変に対応しながら劇を完成させることができました!
最後は、講師の先生方へ3年間の感謝を伝え、みんなで写真撮影!
笑顔があふれます。
2月7日(火)哲学対話も最終回となりました。
1年生のころから、腑に落ちるまで考えることをテーマに、哲学対話に取り組んできました。
今回のテーマは「日本ってどんな国?」です。
日本人ってなんだろう?外国人ってなんだろう?
何で分けて考える必要があるんだろう?様々な問いが浮かびます。
普段は、2・3グループに分かれて行う哲学対話ですが、
今回は生徒の要望で、初めて3年生60人全員で1つの円になり、みんなで哲学対話です!
生徒は次々と自分の考えを述べ、対話を深めていきます。
様々な考えにふれ、自分の考えが膨らむ生徒もいれば、もやもやが止まらない生徒も。
これこそが哲学対話の醍醐味です。
答えのない問いに、自分なりの考えを深めていく楽しさです。
中学校を離れる日がもう目の前に近づいてきています。
一日一日を大切に、生徒みんなで楽しい学校生活を送っていきます!
【中学校】1年生「書写」作品が飾られています(2/7)
1年生の教室前に書写の時間に書いた習字の作品が飾られています。
どれも達筆な作品ばかり!!
教科担当者で選考した「金賞」や、校長先生が選考した「校長賞」もあります。
しばらく掲示しておりますので、17日(金)授業参観にお越しの際にぜひ御覧ください。
※ 個人情報保護の観点から、画像を一部修正しております。
【中学校】授業のようす(2/7)
◇1年1組<家庭>「魚の調理上の注意点について」
今後の調理実習に向けて真剣に学んでいます。
◇1年2組<社会>「鎌倉幕府がほろんだ後、政治や社会はどう変わったのか?」
教員と生徒との対話をもとに学習が進んでいます。
◇2年合同<道徳>「『ふるさと』について考え、ウェビングマップをつくろう」
この活動をもとに哲学対話を進めていきます。
※3年生の授業の様子は別の記事でお知らせします。
【中学校】第2回哲学カフェ
2月1日(水)に、2回目となる哲学カフェを中高連携幹事主催で行いました。
水曜日は部活動がない日ということもあり、合計22名が円座になって対話を行いました。
今回の問いは「いじめられたら仕返ししてもいいのか?」でした。
いじめる側・いじめられる側・傍観者等、様々な視点に立って対話を深める姿が見られました。
【中学校3学年】日越大学との交流会
2月1日(水)ベトナムにある日越大学の学生や、留学生との交流会を行いました。
生徒は、交流会に向けてこれまで様々な準備に取り組んできました。
いよいよ当日を迎え、生徒たちは緊張でいっぱいの様子です。
緊張の理由は、交流会がすべて英語で行われるからです。
まずは、歓迎のセレモニーです。
学校紹介を行い、校歌を披露しました。
その後、生徒たちがツアーコンダクターとなり、学校の施設案内へ!
カフェの説明や、音楽室での琴の体験、バドミントン部との交流を行いました。
バドミントン部は、日本トップレベルの実力の一端を見せてくれました!
学校内の各施設を巡り、いよいよ中学校3学年教室へ。
3グループに分かれ、アイスブレイク・探究の取り組みの紹介・探究テーマごとの対話を進めます。
アイスブレイクは、各グループで椅子取りゲーム、クイズ大会、折り紙体験を実施しました。
どのグループも笑顔での交流が見られました。
次に、探究の発表です。
それぞれのグループが、英語で自分たちの取り組みを発表しました!
その後は、車座になり対話を進めていきます。
生徒たちは、自分の考えを次々と英語で伝えていきます。
なかなか、言葉にできずに苦労する場面もありましたが、お互いに対話を楽しんでいる様子でした。
最後に、記念写真を撮影し解散となりました。
日越大学の皆さん、楽しい時間をありがとうございました!
【高校】教育相談だより(1月)
【中学校】「哲学カフェ」に立ち寄ってみませんか?
中学校の道徳科で行っている「哲学対話」。
いつもは学級や学年内の顔見知り同士で対話していますが、「学級の垣根を越えて、様々な立場や意見を交えてやってみたい!」との想いから、中高連携幹事の生徒が新たに「放課後・哲学カフェ」を企画しました。
初回の30日(月)には、中高連携幹事を含めて11名の生徒が参加してくれました。
対話テーマは「なぜ人は失敗を嫌うのか?」
普段なかなか対話をしない相手に最初は緊張気味でしたが、幹事の生徒が優しくコーディネートし、徐々に互いの考えを深めていくことができました。
次回は2月1日(水)16:00~行います。ぜひ気軽に参加してみてください。
【中学校1年】1/26演劇ワークショップ
1月26日(木)に、本校みらいシアターにて演劇ワークショップが行われました。
1学年では、登場人物やセリフが指定された台本が与えられ、台本に書いてある内容に沿っていればその他の設定や必要な役などは班の中で決めていいというルールで演劇を行いました。班によって内容の解釈や表現が全く異なり、生徒たちは対話や動きを通してメンバーと劇を作り上げていました。
次回の演劇ワークショップは、2月2日(木)を予定しています。そこでもどのような演劇になるかとても楽しみです。
【高校三学年】大人の階段登る さらに一段
1月20日(金)高校三学年の生徒を対象に消費者講座を開催し、弁護士の高橋先生に、一人暮らしの生活上の注意から始まり、契約にまつわるトラブルや詐欺まがいの商法に巻き込まれた時の対策などを話してもらいました。
最後に学年を代表し、斎藤くんが謝辞を述べ、4月から一人暮らしを始める心の準備ができたとを述べました。また、4月から大学の法学部で法律を学ぶことになる足立くんは、日常生活の意外なところに落とし穴があることに改めて驚きを感じ、法律を学ぶことの大切さを再認識したとのことでした。
全員一様に188(イヤヤ)の番号を書き取っていました。188に電話をかけると自動で地域の消費者センターにつながり、クーリングオフ(契約の解除)などの相談に乗ってもらえることがわかりました。
【高校三年生】大人の階段登る また一段
1月23日(月) (株)コナカ様に御協力いただき、高校三年生を対象のスーツ着こなし講座を実施し、スーツの着こなし方から始まり、着こなしに関わるマナーや常識などを教えていただきました。
特に4月から就職を控えている生徒たちは、前週に(株)シマ商会の佐々木様より社会人としての心構えやマナーを御指導いただいているので、4月から社会人になるという自覚を新たにしました。
【工業】ものづくりマイスター事業の取組み終了
11月から12月にかけて、マイスター指導による専門分野講習会を実施しました。
2年次:機械加工分野(旋盤作業)、3年次:電子機器組立分野 の講習の様子を以下のPDFファイルにまとめましたのでご覧ください。
【海外研修】ドイツ研修(最終日)
現地の研修は最終日です。
午前中は、ダッハウ強制収容所での研修です。
Arbeit macht frei(=働けば、自由になれる)が刻まれた門から敷地に入ります。敷地内を歩くにつれて、これがどれだけ残酷な言葉だったのかがわかります。自由などありません、ここにあったのは搾取だけです。
ここはナチス・ドイツの強制収容所でした。ナチスの強制収容所の中では最も古いものの一つで、後の強制収容所のモデルとなったものです。
戦時中、ドイツ国内から20万人以上がここに送られました。その内の6万人以上がユダヤ人、この収容所の劣悪な環境や、残忍な行為により、3万人以上が亡くなったと言われています。
このようなことが二度とあってはならないということは明確です。しかしながら、似たような構造に思える物事は、世界中至るところで今もなお起こっています。普段の生活のなかで我々が思考停止に陥り、想像力を働かせることができなければ、戦争の始まりにさえ気付けないのだと学びました。
午後はEMGのパートナーたちと待ち合わせをし、最後のショッピングを楽しみました。現地の生徒に案内されながら、昼食をとったり家族へのお土産を買ったりして楽しんでいたようでした。
学校に戻ると今回の交流最後のあいさつです。はじめはお互いに緊張していたものの、ホームステイを通して、一生の友人になり、別れを惜しみました。
EMGの皆さんは、全力で我々を迎え入れ、本研修生はその優しさを全身で感じて帰ってきました。
ニュージーランド、ドイツ、ニューヨーク…海外で我々を受け入れてくれる学校は、交流を心待ちにしてくれていました。そしていつでも優しく私達を受け入れてくれます。
私達が受け入れる番になれば精一杯のもてなしをするのはもちろんのこと、受けた恩を次の誰かに送る、Paying Forwardもしていかなければなりません。それが地域と世界で生きるということ、そして研修参加生に限らず、この地に生きる我々のミッションなのだと思います。
研修参加生が帰国後たくさんの仲間と協働し、様々な文化の橋渡しをし、地域•世界で活躍してくれることを大いに期待します。
全員無事に帰国しました。関係各位のお力添えに感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
【高校3年次】大学入学共通テスト直前集会
本日4時間目のロングホームルームの時間帯に大学入学共通テスト直前集会を行いました。今年は57名の生徒たちが共通テストに臨みます。
学校長と学年主任の熱くあたたかい激励の後、進路指導主任と共通テスト前の最終注意事項を確認しました。
その後、副校長からJA福島さくら女性部協議会双葉支部の皆さんに制作いただいた合格祈願特製双葉ダルマが披露されました。
新年7日・8日には、震災後初めてダルマ市が双葉町内で復活開催されました。震災後の困難な状況から一歩一歩着実に前に向かう双葉郡の人たちと歩みを合わせて、自分の進路実現を果たせるように、不撓不屈の象徴でもある双葉ダルマに想いを込めてひとりひとりが目玉を入れました。
結びに、思い一つに一本締めで全員の健闘を願いました。
全校をあげて、共通テストでのふたば未来生の健闘を祈り、応援しています。
合格祈願特製「双葉ダルマ」について (双葉ダルマの由来) 双葉町ではおよそ300年前の江戸時代からダルマ市が行われ、30年前にはJAふたば女性部がデザインを考案。双葉ダルマとして広く知られるようになりました。 七転び八起きの意味をもつ縁起物の双葉ダルマは 東日本大震災と原発事故の被害を受けた双葉町にとって復興のシンボルとなっています。 今回、ふたば未来学園高校3年次生徒の合格を願い、校長・副校長・教頭・学年主任・進路指導部主任から依頼し、JA福島さくら女性部協議会双葉支部のみなさんが、特別に作成してくれました。 白星をイメージした白い体に、町章をモチーフにした金色の縁取り。 「鶴は千年、亀は万年」とことわざにもあるように、縁起が良いとされていることから、まゆは鶴、ひげは亀がモチーフです。 願いを込めて正面に「合格」の文字を、背中には、力強く「ふたば未来学園」の文字を刻んでいただいています。 |
【海外研修】ドイツ研修(7日目)
それぞれのホームステイ先からパートナーと一緒に登校し、今日の活動がスタートです。
午前はEMG校の生徒のガイドでマリエン広場のフィールドワークをしました。現地の生徒が自分たちでルートを考え、案内をしてくれました。
過去に探究活動等で双葉郡ツアーを行った生徒たちの苦労を知っているので、同じくらいの年齢の生徒が丁寧に案内してくれたことに驚きを隠せませんでした。
午後は一旦ステイ先に帰宅し、交流会の準備をしました。
夕方に公民館のような建物に集合し、互いの料理を振る舞いました。
普段の生活で食事を準備してもらえるありがたさも噛みしめていたようです。
現地研修は明日が最後です。ダッハウ強制収容所での研修の後、班別自主研修です。
【海外研修】ドイツ研修(6日目)
午前中は翌日の交流のための食材を買い出しました。
交流に参加してくれる現地の生徒はその日に大事なテストがあるということでした。EMG校は定期テストがありませんが、落第も多くあります。不定期に行われる大事なテストと授業内での取り組みで評価をされています。
午前中は保護者会長の方がドイツミュージアムを案内してくださいました。あらゆる分野の学問をまたいだ展示に、参加生は午前中だけでは時間が足りない様子でした。
昼食は各自でとりましたが、もう注文に困る様子はありませんでした。(分量の多さにはなかなか慣れません...)
午後にはニュンフェンブルグ城を訪れました。ミュンヘンにある、バイエルン選帝侯の夏の居所だったと言われています。
バロック建築の建物と、調度品の展示それぞれに日本語のオーディオガイドがついていました。
こちらに来てから、英語での補足がついていることに安堵することが多くなりました。知っているドイツ語も増えています。
おそらく今日1日に歩いた距離も10kmを超え、日に日にたくましくなっていることを感じます。
明日は教育や歴史についてお話をしたあとに、EMGの生徒がマリエン広場の案内をしてくれるとのことです。午後は文化交流の準備をし、夕方には食文化などの披露をします。
【海外研修】ドイツ研修(5日目)
5日目はErnst-Mach-Gymnasium校(以下EMG)との交流のスタートです。
コロナ禍では現地渡航がかなわず、先輩たちの代ではバーチャルホームステイなどを行って交流を続けてきました。これまでの先輩方がつなぎ続けてくれた縁に感謝して交流に臨みます。
渡航生は研修参加が決まってから、Zoomを活用して事前交流をしてきました。今日、初めて対面するパートナーの生徒を前に、感動でドキドキが止まらない様子の渡航生たち。引率団としても3年ぶりの対面での再会です。
すぐに打ち解け、本校生のプレゼンテーションと演劇を見ていただきました。
その後、EMG側もプレゼンテーションをしてくださいました。あらゆるアプリを活用して現地の文化をわかりやすく伝えてくれまました。(Canvaはプレゼンテーションにも事前のオンラインでの自己紹介にも便利でした。本校の留学生も使いこなしています。探究活動等でも大いに活用できるかと思います。)
昼食後はミュンヘンの中心部、マリエン広場に電車で向かいました。EMGの生徒とグループを作り、「脱出ゲーム」に参加しました。これは、街中で与えられたミッションを達成しながらゴールに向かうゲームで、取り組んでいる間にミュンヘンの地理に詳しくなり、自然と会話が弾む面白いゲームでした。
脱出ゲームの後は、学校に戻り、パートナー家族に対面しました。各家庭にこれから数日間滞在させていただきます。
各家庭では家族の一員として迎え入れてくださり、一緒に料理をしたり、兄弟とゲームをして過ごしたりとリラックスして過ごせているようです。
【海外研修】ドイツ研修(4日目)
フライブルクで再びフィールドワークです。本日は、渡航生の中から候補地に挙がったボーバン地区内で、我々人間と環境の共存の仕方を学びました。
ボーバン地区の住宅はすべて集合住宅です。集合住宅の方がエネルギー効率がよいと考えてのことです。建築は市に申請して土地を購入し、共同で建設するそうです。
この地区は私有車の乗り入れがし難い構造になっており、実質的に車の利用を制限されたような作りになっています。路面電車へのアクセスなども住宅建設の際には考慮され、街中に自然を感じさせる公園や、小さな牧場などが設置されています。
そのような中で子どもが遊びます。路上遊びの道路標識があったり、アパートとアパートの間に公園を設置し、アパートの居室の配置では、公園が見える位置にキッチンを置くそうです。そうすることで遊んでいる子たちが死角に入らず、住民皆から子どもの姿が見えるのです。アパートの住民が静かに過ごしたい部屋は、公園の反対側に置き、遊んでよい時間や静かに過ごすべき時間などの約束事を決めるそうです。そのため、住民からのクレームなどもなく過ごしているのだそうです。
街づくりの中に、積極的に議論に参加して自分の意見を表明し、合意形成を図る市民性が見て取れました。同時に、環境と人間が「共存」しようとしたときに、自然とお年寄りや小さな子どもへの配慮がなされていく様に感銘を受けました。
午後は陸路バスで5時間ほど、ミュンヘンに向かいました。翌日からはいよいよErnst Mach校との交流です。
【海外研修】ドイツ研修(3日目)
3日目、ついに現地研修が始まりました。現地は土曜日です。午前中はフランクフルトからフライブルクに移動し、フライブルクの大聖堂近くで現地ガイドの方と合流しました。
聖堂周囲の市場で昼食をとりました。念願のソーセージです。
歴史的建造物が市民の交流の場になっている様から、まちづくりのヒントが得られました。環境だけではなく景観にも配慮し、どちらも一定の基準をクリアしないと不動産の売買もできないようです。自動車の乗り入れを制限する取り決めに積極的に関わっていく市民性も感じられました。
その後、環境教育施設のエコステーションに向かいました。断熱性のある土壁、自然エネルギーの利用、屋上の緑化など、施設自体が環境教育の教材のようでした。
同敷地内に、本校1期生が植樹した木がありました。最後にこの木を見た5期生のときから3年が過ぎ、高さは3メートル位になりました。現地の方が、風雨の影響をあまり受けない場所に移植してくださったようです。
本校もこの木のように、すこやかにしなやかに成長し、毎年この木に会いに来られることを願いました。
その後、市庁舎の見学に行きました。円柱型の庁舎は外壁すべてが可変式の太陽光パネルで覆われ、建物内にも十分光が入り込むよう工夫されています。このような建物を建てる時には、その予算の数パーセント分のアートを近くに設置したり、労働者の子どもが十分入れる保育園を設置したりするそうです。
明日は午前中にフライブルクをさらに探究し、交流校のあるミュンヘンに向かいます。
【海外研修】ドイツ研修(2日目)
ドイツ研修は行程上2日目を終えました。2日目は移動のみの1日となりました。
現在はドイツに無事到着し、フランクフルトの空港近くのホテルに滞在しています。特にトラブルもなく、無事到着してほっとしているところです。
成田から直接ドイツに行くのは難しいため、イスタンブールを経由してのドイツ入りとなりました。成田ーイスタンブール間が14時間程度、イスタンブールーフランクフルト間が3時間程度のフライトです。
座席に座っているだけでもなかなかの疲労がたまります。日常生活で多少の運動をすることの大切さを感じます。イスタンブールの空港内を歩くのが気持ち良く感じられました。
参加生徒たちも、イスタンブールでは自分たちで乗り継ぎの手続きをするほどに頼もしくなっていました。Baggage Claimも問題なくたどり着き、自分たちで荷物を受け取りました。
フランクフルトのホテルに到着したのが現地時間の夜11時過ぎ、すぐに休んでいよいよ翌日から現地研修がスタートです。フライブルグまでバスで移動し、環境先進都市の取り組みを学んできます。
【海外研修】ドイツ研修(1日目)
3年ぶりのドイツ渡航です。
ふたば未来学園高等学校は、地域の課題と共通する世界的な課題についてのアクションを提言するため、平成28年度にミュンヘンのErnst Mach Gymnasium校と交流をしました。それ以来、同校とは高校1年次でオンラインも含めた交流を毎年継続して行っています。コロナ禍にあっても、現在の2・3年生がバーチャルホームステイなどで交流を続けてきましたが、今年度はいよいよ現地渡航が再開されます。
本校では、未来創造探究で学び深めている原子力災害からの復興や持続可能な地域づくりについて、全世界が共有するべき「持続可能な社会づくり」として議論し、提言していきます。高校1年次ドイツ研修では、ドイツの環境都市フライブルクを訪問することにより、将来起こりうる世界の難題に向き合い、持続可能な社会をめざして未来を創造していく一歩とします。
1月5日(木)より日本時間1月14日(土)まで、8泊10日の旅程です。イスタンブール空港経由でドイツに向かいます。
出発日の午前中は学校で事前研修と出発式を行い、広野駅から成田に移動しました。飛行機は6日早朝の出発のため、空港近くのホテルに1泊します。
宿舎では現地で行うプレゼンテーションの準備をしました。
現地渡航できることへの感謝を忘れずに、現地で精いっぱい学んできたいと思います。
令和4年度グローカル人材育成事業「ドイツ連邦共和国短期滞在研修」実施概要 1.趣旨 本校における高校一年次ドイツ研修では、地方創生イノベーションスクールの一環として、Think Greenをテーマとし、2030年に問題となる地域の課題と共通する世界的な課題についてアクションを提言するため、平成28年度にミュンヘンのErnst Mach Gymnasium校と交流をしました。それ以来、同校とはオンラインも含めた交流を毎年継続して行っています。本校では未来創造探究として、原子力災害からの復興や持続可能な地域づくりについて、それらを福島のみの課題ではなく、全世界が共有するべき「持続可能な社会づくり」として探究していきます。ドイツの環境都市フライブルクを訪問することにより、将来起こりうる世界の難題に向き合い、持続可能な社会をめざして未来を創造していく一歩とします。 2.派遣期間 令和5年1月5日(木)から1月14日(土) 10日間 3.訪問先 ドイツ フライブルク・ミュンヘン 4.参加人数 高校1年次生徒 8名 5.研修内容 (1)フライブルク市訪問
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【中学校】冬季休業前集会を行いました(12/23)
明日24日(土)から1月9日(月)の17日間、生徒たちにとって待ちに待った冬休みとなります。
新型コロナウイルスや季節性インフルエンザが心配されますが、健康に留意しながら有意義に過ごしてほしいと願っています。
中学校では、長い冬休みを前に新たな目標をもってもらうべく、全校集会を行いました。
今回の集会は生徒会役員が主体となって運営し、各学年代表生徒がこれまでの生活を振り返った作文を発表しました。
また、冬休み中の生活面について担当教員から話をしました。事故や怪我などの安全面に十分注意しながら、時間を有意義に使って生活してください。
【高校:福祉】生活援助従事者研修 閉講式
12月23日に「令和4年度生活援助従事者研修」の閉講式を行いました。
今年度は、スペシャリスト系列【福祉】2年次生の2名が受講し、研修の全課程を修了いたしました。
研修では、広野町社会福祉協議会やいわき・相双地区の介護職員の方々に講師を務めていただき、生活援助サービスに関する基本的な知識を学びました。また、広野町通所介護事業所「広桜荘」様には実習の機会を設けていただきました。実際にサービス御利用者の方々と関わる中で、介護職員としての心構えや生活支援に関する技術について学ぶことができました。
閉講式では、校長先生から一人ひとりに修了証明書が手渡され、長期間にわたる研修への労いの言葉をいただきました。また、受講生代表からは研修に関わっていただいた方々への感謝と今後の学習に向けた意気込みについてあいさつがありました。
関係の皆様へ、改めて御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
【中学校】授業のようす(3年保健体育:ダンス発表会)(12/22)
中学校・保健体育科では「ダンス」の授業が必修化されています。
ダンスは、「創作ダンス」、「フォークダンス」、「現代的なリズムのダンス」で構成され、イメージをとらえた表現や踊りを通した交流を通して仲間とのコミュニケーションを豊かにすることを重視する運動で、仲間とともに感じを込めて踊ったり、イメージをとらえて自己を表現したりすることに楽しさや喜びを味わうことのできる運動です。
この度、その学びの表現の場として3年生が「ダンス発表会」をみらいシアターで行いました。
どの生徒も、どのグループも可愛く、かっこよくダンスを披露しました。
【高校】教育相談だより(12月)
【高校:福祉】介護職員初任者研修 閉講式
「令和4年度介護職員初任者研修」の閉講式を行いました。
今年度は、スペシャリスト系列【福祉】3年次生の中から8名が受講しました。夏季休業中から始まり、毎週土曜日に広野町社会福祉協議会やいわき・相双地区の介護職員の方々に講師を務めていただき、介護に関する専門的な知識・技術を学びました。先日実施した修了試験では、8名全員が無事に合格することができました。
閉講式では、校長先生から直接一人ひとりに修了証書が手渡されました。その後、受講生代表から研修に関わっていただいた方々への感謝と今後の抱負等についてのあいさつがありました。
関係の皆様へ、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
東日本大震災・原子力災害伝承館研修
12月21日に、海外研修(ドイツ・NY)に参加する生徒と有志生徒、総勢27名で
東日本大震災・原子力災害伝承館研修を実施しました。
語り部講話では2011年3月11日の14:46に起こった東日本大震災直後から
1週間で起こった出来事について、
相双地区で生活をして「子供を持つ親の視点」でのお話をしていただきました。
講話を聞いた生徒たちは、リアルな現実の話に涙を浮かべて話に聞き入っていました。
生徒の感想も多様でした。
以前広島の平和記念資料館を訪れた経験から、伝承館の展示と比較しながら
伝承館の展示を批判的に見学していた生徒(1年生)や
伝承館の教育的効果について感想を書いた生徒(留学生)など多様な感想がありました。
※本活動は令和4年度『震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業』の一環で行いました。
松本総務大臣が来校されました
12月19日(月)松本剛明総務大臣が来校されました。
始めに、地域協働スペース及びカフェを御視察になり、校長先生から生徒たちの探究的活動やカフェの活動などについて御説明がありました。
続いて、校長先生から本校の概要と、カタリバの横山さんから双葉みらいラボの取組について説明しました。
その後、地域課題解決の探究学習に取り組んでいる生徒として、2年次の能勢友珠さんから”はじまりに交流の場を”と題し、双葉町をフィールドとした探究学習や実際に行っているアクションなどについての説明があり、町民同士が支え合える社会を作りたいという志が述べられました。
最後に、場所を移して高校2年次の日本史の授業をご覧いただきました。
【高校:福祉】車椅子介助の実習③
3年生の生活支援技術で、車椅子実習を行いました。
以下は、その時の様子と生徒の感想です。
自走の体験では、特に坂道での自走はより力が必要だと感じました。段差をのぼる際は、介助している側はそうでもないけれど、乗っている側では少しの傾きでもびっくりするので、声かけなどのコミュニケーションが重要になってくるのだと改めて感じました。
段差の介助では、ティッピングレバーを踏んでのぼるが足下に全体重を乗せてもなかなか動かなくて苦戦しました。踏むだけではなく、グリップにも力を入れた時はうまくキャスターをあげることができたので、コツがいるのだということを学びました。安全な操作をするためには力の使い方や、声かけなどのコミュニケーションがとても重要だと分かりました。
【高校:福祉】車椅子介助の実習②
生活支援技術の授業で車椅子介助の実習を行いました。
以下は、その時の様子と生徒の感想です。
車いすを押す側では坂道の操作が難しくて、力が必要だと感じました。また、利用者さんを挟んでの距離感がつかめず、ぶつかってしまったりなど、思っていたよりも操作が難しかったのでコツをつかむ必要があると思いました。
乗っている時は、安全に押してくれたので安心して移動ができたけれど、自販機などで高い位置に手を伸ばすときは大変でした。今の自分は頑張って手を伸ばすことができていても、利用する人が高齢者や子どもの場合だと、もっと苦労すると思うので支援する必要があると感じました。
ふたば未来学園は、エレベーターの設置、そのボタンの位置、スロープ、多目的トイレなどのバリアフリーの環境が整っている学校なので便利だと感じ、もっとそのような環境が増えていくといいなと思いました。
【中学校】授業のようす(12/8)
ふたば未来学園中学校では、開校時からタブレット端末の活用や探究活動に力を入れています。12月8日5校時には、「未来創造学(総合的な学習の時間)」の授業を行いました。
<1年>「探究課題についてのレポート作成」
<2年>「探究学年内発表会」
<3年>「研究論文作成」
【中学校】授業のようす(12/6)
ふたば未来学園中学校では、習熟度別授業やアクティブラーニング、高校教員による指導など、特色ある授業を行っています。12月6日(火)は各学年、以下のような授業を行いました。
・1年1組<社会>「北アメリカでは農産物を大量に生産・輸出できるのはなぜか?」
・1年2組<道徳>「『働くこと』の価値について考えよう」
・2年1組<英語>「If you could play any instrument , what would you play ?」
・2年2組<美術>「サスティナブルアートの構想」
・3年<数学(4展開で実施)>「2次関数のグラフ、図形と相似」
【中学校】授業のようす(12/5)
・1年1組「国語」【既習漢字の総復習】
・1年2組「理科」【既習事項の復習】
・2年「数学(4コースに分かれて実施)」【平方根の計算・平方根の大小・直角三角形の合同】
・3年1組「理科」【エネルギーと運動】
・3年2組「保健体育」【ダンス】
【高校:福祉】車椅子介助の学習①
生活支援技術の授業で車椅子介助の実習を行いました。
以下は生徒の感想です。
乗っている人は疲れなさそうと思っていたけれど、お尻が痛くなったりして長時間行動は大変さが伴うと感じた。視線が低くなって、エレベーターのボタンの位置が目の前にあり、使いやすいように設計されているという事が分かった。地震でエレベーターが止まったら、スロープがないからその時は階段を上がらないといけないと感じた。
【中学校】(3年)「東日本大震災・原子力災害伝承館」訪問(12/2)
12月2日(金)中学校3学年で、双葉町にある「東日本大震災・原子力災害伝承館」に訪問しました。
生徒たちは、展示を見たり係員の方の説明を聞いたりしながら、震災の恐ろしさ、原子力発電所の事故の原因やその後の対応など、当時の状況から現在に与える影響まで真剣に考えていました。
震災の被害にあった地域の方々の避難や現在の生活についても知ることができ、復興の道のりの険しさを考えていたようです。
施設訪問の後は学校に戻り、振り返りを行いました。
震災に備えて、自分たちに何ができるのか。震災が起きてしまったら何ができるのか。何ができなくなってしまうのか。どうしなければいけないのか。防災の視点だけでなく、震災のために生じてしまう、不正確な情報の拡散・情報格差の問題への理解、安定したエネルギー供給のためにできることなど、様々な視点で「震災と地域社会」について考えを深めていました。
【中学校】(2・3年スポーツ生)「スポーツ心理学」研修のようす(12/1)
会津大学准教授の沖和砂先生をお招きし、福島県スポーツ協会のスポーツ医事トレーニング事業「スポーツ心理学」について講義を受けました。
◎メンタルトレーニングとは?
◎難しく考えるのではなく、自分を知る、理解すること。そして他者を理解すること。
これがメンタルトレーニングにつながることを学び、新たな気づきを得た生徒が多かったようです。
◎講義が盛り上がったのは、「他者を理解しよう」のグループワークを行ったときです。
それぞれの競技の強みや課題を出し合っているときに、
「バドミントンの『ヘアピン』って何?」
「レスリングの『がぶり』ってどんなの?」
と、お互いの競技の技を身振り手振りで説明しながら、他競技・他者への理解を深めました。
【中学校】授業のようす(12/2)
本日、中学3年生は「東日本大震災・原子力災害伝承館(双葉郡双葉町)」で見学学習を行っています。
残された1・2年生も真剣に授業に取り組んでいます。
<1年1組>「理科」【マグマの性質と火山の形について】
<1年2組>「社会」【アメリカで農産物を大量に生産・輸出できるのはなぜか】
<2年>「体育」【バドミントン】
【中学校・高等学校】ジャズトランペッター・大野俊三さんが来校されました!(12/1)
過去に「グラミー賞」に2度輝き、世界を股にかけて活躍したトランペッター・大野俊三さんが本校を訪れました。大野さんは、東日本大震災直後から東北地方の被災地を訪問し、小・中・高等学校、避難所、仮設住宅等で交流コンサートを行っていらっしゃるそうです。
6・7校時の時間、中学生・高校生に向けてトランペットの素晴らしい音色を奏でてくださいました。
また、大野さん自身のこれまでの半生を振り返り、「希望は力なり」、「人生は最後に勝てば負けではない」といった力強いメッセージを伝えてくださいました。
高校生の髙橋衣織さんが御礼の言葉を述べ、中学生の伊藤素弓さんが花束を贈呈しました。
【高校:福祉】排泄介助の学習
介護職員初任者研修で排泄介助の実習を行いました。
以下は生徒の感想です。
オムツの実験では、思っていたよりも数倍多く尿を吸収することができると分かりました。夜間はより吸収力が必要なことに驚きました。オムツの中はゼリー状になっていて、吸収しても圧力が加わるとすぐ破れてしまうので紙おむつとの併用はコストがかかるけれど必要なことだと改めて感じました。
【中学校】中学生「税についての作文」で生徒3名が表彰されました!(12/1)
本日、福島県相双地方振興局長様と相馬税務署長様が来校され、中学生「税についての作文」で入賞した生徒3名に表彰状を授与しました。
・3年1組 山谷 剛瑠くん
【東北地区納税貯蓄組合連合会会長賞】
山谷くん:「税について深く考えることができました。」
・3年1組 中島 優空さん
【福島県相双地方振興局長賞】
中島さん:「今回の経験を通して、父の仕事のことについてよく知ることができました。」
・1年1組 庄谷 和晃くん
【相馬税務署長賞】
庄谷くん:「日本の現状や世界のことを知ることができました。」
作文への取組を通して、様々な視点を学ぶことができたようです。
【高校】教育相談だより
教育相談だよりを発行しました。
保護者の皆様にもご覧いただき、お子様との会話に役立てていただけましたら幸いです。
【中学校】授業のようす(11/30)
本日4校時、1年1組で七海先生が研修の一環として国語の授業を行いました。
竹取物語の「蓬莱の玉の枝」を題材に、物語の描写をもとにかぐや姫の心情を読み深める学習でした。
生徒たちは、真剣な表情で物語に向き合い、考えを深めていました。
【海外研修】ニュージーランド研修(最終日)
今回は、3月に行く中学校の研修旅行の先遣チームとして、高校1年生のメンバー9名によるニュージーランド研修を実施しました。研修全体を通して、今後の学校生活で大切にしたいと感じたのは以下のような点です。(引率者目線の感想です。今後、参加者による事後研修の中でもっと深い内容が議論される予定です。)
まず、自分が分からない時は分からないということをごまかさずに相手に伝えることです。分かり合おうとしているよ、という姿勢を相手に知ってもらうこと。一緒に過ごせる大切な時間が無駄にならないよう、相手の文化などについてあらかじめ調べておくことは必須です。
次に、自分が話すだけではなく聴き手への配慮を欠かさないことです。本校のこれまでの海外研修でも苦労してきたことはListeningです。「英語を話せる」ことばかりに集中しすぎて、相手の話を聞いていないようでは、意思「疎通」にはなりません。普段の授業から積極的傾聴を心がけていきたいものです。
そして最後に、一歩踏み出して、非日常を楽しもうとすること。そして相手の立場になって考えることが必要です。今回のように相手校を訪問する場合は、受け入れる側の立場で考えてみるとよいと思います。相手の方は、どのような相手と仲良くなりたい・話しかけたいと思うでしょうか。
今回の研修で学んだことを振り返り、中学生が分かるように伝えていくことになりますが、伝えるが最終目的ではありません。どのような「未来」を「創造」しようと思うのか。普段の生活の中でも、学びの成果を発揮して、学校や地域、世界で輝いてほしいと思います。そして、中学生の渡航団には交流のさらなる深化を期待します。
最後に、帰りの飛行機が1時間遅れたにも関わらず、無事帰ってこられましたのは、関係各位のご尽力の賜物です。また、夜間の帰着にもかかわらず、駅まで迎えに来ていただいた保護者の皆様にも深く感謝申し上げます。ありがとうございました。(渡航団一同)