ふたば未来学園の日々

ふたば未来学園の日々

【中学校・高等学校】ジャズトランペッター・大野俊三さんが来校されました!(12/1)

 過去に「グラミー賞」に2度輝き、世界を股にかけて活躍したトランペッター・大野俊三さんが本校を訪れました。大野さんは、東日本大震災直後から東北地方の被災地を訪問し、小・中・高等学校、避難所、仮設住宅等で交流コンサートを行っていらっしゃるそうです。

 6・7校時の時間、中学生・高校生に向けてトランペットの素晴らしい音色を奏でてくださいました。

 また、大野さん自身のこれまでの半生を振り返り、「希望は力なり」、「人生は最後に勝てば負けではない」といった力強いメッセージを伝えてくださいました。

 

 

 高校生の髙橋衣織さんが御礼の言葉を述べ、中学生の伊藤素弓さんが花束を贈呈しました。

 

 

【高校:福祉】排泄介助の学習

介護職員初任者研修で排泄介助の実習を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下は生徒の感想です。

 オムツの実験では、思っていたよりも数倍多く尿を吸収することができると分かりました。夜間はより吸収力が必要なことに驚きました。オムツの中はゼリー状になっていて、吸収しても圧力が加わるとすぐ破れてしまうので紙おむつとの併用はコストがかかるけれど必要なことだと改めて感じました。

【中学校】中学生「税についての作文」で生徒3名が表彰されました!(12/1)

 本日、福島県相双地方振興局長様と相馬税務署長様が来校され、中学生「税についての作文」で入賞した生徒3名に表彰状を授与しました。

 ・3年1組 山谷 剛瑠くん

  【東北地区納税貯蓄組合連合会会長賞】

   山谷くん:「税について深く考えることができました。」

 

 ・3年1組 中島 優空さん

  【福島県相双地方振興局長賞】

   中島さん:「今回の経験を通して、父の仕事のことについてよく知ることができました。」

 

 ・1年1組 庄谷 和晃くん

  【相馬税務署長賞】

   庄谷くん:「日本の現状や世界のことを知ることができました。」

 

 作文への取組を通して、様々な視点を学ぶことができたようです。

 

【中学校】授業のようす(11/30)

 本日4校時、1年1組で七海先生が研修の一環として国語の授業を行いました。

 竹取物語の「蓬莱の玉の枝」を題材に、物語の描写をもとにかぐや姫の心情を読み深める学習でした。

 生徒たちは、真剣な表情で物語に向き合い、考えを深めていました。

  

  

【海外研修】ニュージーランド研修(最終日)

 今回は、3月に行く中学校の研修旅行の先遣チームとして、高校1年生のメンバー9名によるニュージーランド研修を実施しました。研修全体を通して、今後の学校生活で大切にしたいと感じたのは以下のような点です。(引率者目線の感想です。今後、参加者による事後研修の中でもっと深い内容が議論される予定です。)

 まず、自分が分からない時は分からないということをごまかさずに相手に伝えることです。分かり合おうとしているよ、という姿勢を相手に知ってもらうこと。一緒に過ごせる大切な時間が無駄にならないよう、相手の文化などについてあらかじめ調べておくことは必須です。

 次に、自分が話すだけではなく聴き手への配慮を欠かさないことです。本校のこれまでの海外研修でも苦労してきたことはListeningです。「英語を話せる」ことばかりに集中しすぎて、相手の話を聞いていないようでは、意思「疎通」にはなりません。普段の授業から積極的傾聴を心がけていきたいものです。

 そして最後に、一歩踏み出して、非日常を楽しもうとすること。そして相手の立場になって考えることが必要です。今回のように相手校を訪問する場合は、受け入れる側の立場で考えてみるとよいと思います。相手の方は、どのような相手と仲良くなりたい・話しかけたいと思うでしょうか。

 今回の研修で学んだことを振り返り、中学生が分かるように伝えていくことになりますが、伝えるが最終目的ではありません。どのような「未来」を「創造」しようと思うのか。普段の生活の中でも、学びの成果を発揮して、学校や地域、世界で輝いてほしいと思います。そして、中学生の渡航団には交流のさらなる深化を期待します。

 最後に、帰りの飛行機が1時間遅れたにも関わらず、無事帰ってこられましたのは、関係各位のご尽力の賜物です。また、夜間の帰着にもかかわらず、駅まで迎えに来ていただいた保護者の皆様にも深く感謝申し上げます。ありがとうございました。(渡航団一同)

【高校:福祉】入浴介助の学習

介護職員初任者研修で、入浴介助の実習を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下は、生徒の感想です。

 入浴介助では、授業で学習した移動の介助技術が生かされ、やりやすかったです。初めは不安定で滑ってしまったり、手順が分からなくなったりしていたけれど、回数を重ねるごとに安定していき自信が出てきました。実際の介助では浮力もあるのでよりやりやすいと聞き安心しました。

【中学校】授業のようす(11/25)

 福島大学生活協同組合の職員3名が来校し、3年1組国語科の授業を参観しました。

 学校現場で一人一台端末(タブレットPC)がどのように活用されているのか、これから教職を目指す学生に向けて教示できることを学びたい、とのことでした。

 本時は、教科書の題材である「私を束ねないで(新川和江)」に出てくる事柄について、その言葉にどのような印象を持ったかを「Google Jamboard(ホワイトボード機能)」に各自が示したり、事柄をインターネットで調べたりするなどして、端末を使ってより良く学習を進めることができました。※WiFi回線接続の影響でノートに記述しながら学ぶ生徒もいました。

 本校では、国語だけでなく、様々な教科で一人一台端末を効果的に活用しています。

  

  

【探究活動】3年次探究活動・情報科学同好会イベント参加

 3年次探究活動・情報科学同好会において、福島県主催で11/19・20両日Jビレッジを会場に開催された「あそべあつまれゼロカーボンフェス in Jビレッジ」に参加してきました。次のリンクから参加の様子をご覧ください。⇒  Jビレッジ - イベント参加の様子.pdf

【中学校】(2・3年スポーツ生)「ウォーミングアップ・クールダウン・ストレッチ講座」(11/24)

 医療創生大学・健康医療科学部助教授で、福島県認定アスレティックトレーナーの今野裕樹先生をお招きして、2・3年スポーツ生を対象に「ウォーミングアップ・クールダウン・ストレッチ講座」を実施しました。

 スポーツ生が日常的に行っている【静】と【動】の動きについて、その意味合いや効果的な実施方法について理解を深めたり、実際に実技を行ったりして、今後のトレーニングのブラッシュアップを図りました。

 今野先生の言葉「言われたままにやるよりも、その理由を考えながらやったほうが効果的である。」

  

  

  

【中学校】清掃のようす(11/24)

 給食・SHRの後は「清掃」の時間です。

 心を落ち着かせながら、目の前のゴミ・汚れと対峙します。

 生徒たちの活動により、校舎はいつもピカピカです!

   

   

   

   

   

【広島研修】 高校1・2年次が参加しました

10月28~30日に高校1・2年の希望者で広島研修に行きました。
この研修の目的は原爆被害から復興をなした広島を学ぶことです。

例年は高校2年次が参加する行事ですが、
本年は1年次にも参加を呼びかけ計25名での参加です。

初日は広島県の国泰寺高校の2年生と30分の交流と
平和記念資料館の見学です。
じっくり時間をかけて原爆被害について学びました。

二日目の午前中は国泰寺高校有志と交流しました。
9人の生徒が来てくださり、
こちらの5班に1~2人入ってディスカッションをしました。

全体テーマを
「ヒロシマとフクシマの高校生でいること
 ~復興・継承・未来について~」とし、

あっちの生徒に「福島のイメージ、小中のころの平和教育、
ヒロシマの高校生だと意識する体験」
本校生から「広島のイメージ、平和資料館の感想」を出し合い、

フリーディスカッションでは
「そもそも何のために後世に伝えていくのだろう?」
「「最後の話者」がいなくなる広島の伝承」
「自分たちの世代がフクシマを伝える「最後の話者」であること」
について話してもらいました。

広島で福島で生まれたからってそういうのを期待されるのも重い、
という意見や伝承する意味ってあるの、という意見も出ました。

教員からは「人間の愚かさを舐めないほうがいい(だから伝えていかなければ)」とコメントがありました。

13時からは被爆体験講話です。
メッセージ性の強い重みのある話をされる方で、
終了後も生徒からは質問が挙がりました。

次いでボランティアガイドさんによる公園案内です。
被爆アオギリ、骨塚、韓国人慰霊碑、原爆ドーム、爆心地など見ました。

市内南東のほうに移動して陸軍被服支廠跡もガイドしてもらいました。

二日目は午前中に「別に伝承せんでも」と出たところで、
被爆者の方から「伝えていくべき!」と訴えられ、
最後の被服支廠では「残したものをどう活用するか」
を考える展開になりました。

三日目は宮島を見学し帰路につきました。

【中学校】授業のようす(11/22)

 本日は、中学校全学年で道徳の授業を行いました。
 1年生は「礼儀 社会的公正とは?」の内容で、これまでの学習から挙げられた8つの問いから以下の3つを選び、次時でそれぞれの問いについてグループをつくり哲学対話を行います。
 1組:①場の空気が読める言動をするには?
    ②差別・偏見がなく、争いがない社会をつくるには?
    ③日本の礼儀を世界に活かすには?

  
 2組:①もしも日本に礼儀がなかったらどうなっていた?
    ②差別・偏見がなく、争いがない社会をつくるには?
    ③日本の礼儀を世界に活かすには?

  

 2年生は、それぞれの学級で以下のテーマをもとに次時の哲学対話に向けた「問い出し」の対話をしました。
 1組:「友情と信頼関係について」

  

 2組:「自分の失敗した経験について」

  

 3年生は、学級を超えて以下の問いに対して「哲学対話」を行いました。
 3年①:「働くことで『やりがい』と『もらえるお金』どちらが大切?」

  
 3年②:「労力と年収がつりあっていないのはなぜ?」

  


 目の前の「問い」に対して、自らの経験や考えを述べる。
 相手の考えを傾聴し、自分の考えと照らし合わせる。
 そして、自らを大切にしつつ、多様な考え方を受け入れる。
 これは、本校の人材育成要件「ルーブリック」にもつながる大切な活動です。
  ルーブリック評価D【表現・発信力】
   ・どのような場でも、自分の考えを共感してもらえるように発信できる。
  ルーブリック評価E【他者との協働力】
   ・異なる考えの人でも協力し互いに高め合う行動がとれる。
  ルーブリック評価H【寛容さ】
   ・異なる考えや立場の人のことも気づかい、受け入れ、互いに高め合える。

【福祉】洗髪介助の学習

 介護職員初任者研修で、洗髪介助の実習を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下は、生徒の感想です。

 髪を洗う際も言葉がけをして、頭皮の血流が良くなるように考えながら行うことの大切さや、介護する側も腰部に気をつけながら行う事が大切だと感じました。洗っている間も利用者の方とのコミュニケーションを大切にしていきたいです。また、ちょっとした世間話や好きなことの話をすることで信頼関係を築くことにもつながるなどを学ぶことができました。

 

【海外研修】ニュージーランド研修(5日目)

本日は、いよいよ交流校であるBlockhouse Bay Intermediate校(以下BBI)との交流です。まず、到着するとBBIの生徒の皆さんが自分の教室に配属されることになっている本校生徒を迎えに来てくれました。

朝の登校時は、自分の当番(道路を渡る際の運転手への注意喚起など)をしたり、皆で身体を動かしたりして、その後授業に向かいます。

配属された教室では、まず自分たちの自己紹介などを行いました。その後、日本文化の紹介として、折り紙を用いたアイスブレイクなどを行いました。 

次に、自分たちが用意してきたプレゼンテーションなどを行い、BBIの生徒の皆さんと議論をしました。BBIの皆さんは、興味を持って真剣に話を聞いてくれました。

休み時間になると、どの生徒も教室から出なければなりません。そのため、生徒は外で遊んだり、友人と話したりしながら過ごすことになります。本校生や引率も休み時間にバスケットボールを楽しみました。常設の部活動のようなものがないので、大変びっくりされたようです。

次に、どのクラスも外に出て、体育の授業になりました。体育の授業では、現地でよく行う鬼ごっこのようなゲームを行ったり、ドッジボールやクリケットのような競技を体験させてもらったりしました。どのクラスも大変盛り上がっていた様子でした。ルールがわからずにいると、優しく声をかけてくれる生徒が多く、「話す・聞く」以外にもコミュニケーションを始めるチャンスがあるのだと実感しました。

次に体育の授業が終わると、お昼休みの時間です。購買部のようなところで、軽い昼食を購入することができます。そこでお昼ご飯を購入し、自分のクラスの新しい友人と一緒に食べました。ちょうどお昼休みの時間は本校中学2年生のグローバルスタディの時間でした。Zoomで撮影している本校引率団の周りに人だかりができていきました。我先にと人だかりをかき分けて、一生懸命日本の学生とコミュニケーションをとろうとする姿勢には感銘を受けました。

午後の授業は、芸術(美術)に参加させていただきました。ニュージーランドの学校では、日本の小学校のように担任の先生がたいていの授業を行い、専科の先生が芸術を担当することが多いのだそうです。今回の芸術の授業は、先生が特別に我々のために開いてくださったものです。他の生徒たちは自分のクラスの授業に参加したため、本校生のみ美術棟に集まって授業を受けました。ニュージーランドの伝統的なアートが完成しました。

芸術の授業が終わると放課後です。最後に、校長先生にお会いし、2日分の感謝の言葉を述べて交流校を後にしました。

交流を行った後は、宿舎に戻り、翌日の班別自主研修の準備などをして過ごしました。

【中学校】授業のようす(11/21)

 週が明けて、子どもたちは元気に授業を受けています。

 <1-1>【国語】「詩をつくってみよう」

 ・授業で学習した「三好達治の『大阿蘇』」の詩と風景をもとに、自分たちのオリジナルの詩をつくっています。  

 

  <1-2>【理科】「力のはたらき」

 ・「物体に力がはたらく」とはどういうことなのか、について学んでいます。

  

 <2-1>【社会】「北陸地方の産業の発展について」

 ・教科書や資料集をもとに、北陸地方の産業について理解を深めています。

  

 <2-2>【英語】「私の好きな映画は◇◇」

 ・「What is your favorite movie ?」

  「My favorite movie is ◇◇. Because ◇◇…」の英文をもとに、自分の好きな映画とその理由を紹介し合っています。

  

 <3-1>【理科】「固定滑車・動滑車で袋を動かす力は変わるか」

 ・実験をもとに、袋の重さを変えながら滑車にかかる力を調べています。

  

 <3-2>【技術】「画像の送受信をしよう」

 ・画像の圧縮やアスペクト比等に気をつけさせながら、互いに画像データを送受信しています。

  

 

【中学校】授業のようす(11/18)

 3年生が学年閉鎖となり学年フロアは静まりかえっていますが、1・2年生は3年生の分まで活気ある授業を行っています。

 <1年1・2組【保健体育】「跳び箱」>

 跳び箱の段数を変えながら、開脚跳びに挑戦しています。

 <2年1・2組【GS(グローバル・スタディ)】「NZ研修隊とのオンライン」>

 13日(日)からニュージーランドで研修している高1生や先生方とオンラインでつなぎ、現地の様子や交流等について理解を深めています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【海外研修】ニュージーランド研修(4日目)

本日はいよいよ交流校、Blockhouse Bay Intermediate校との交流です。

学校に到着して先生に挨拶をし、案内されたジムに向かうと、多くの学生が我々の来校を待っていてくれました。小さめの体育館に、本校のみらいシアターのようなロールバックチェアが備わったジムです。交流校の校長先生や教頭先生から英語とマオリ語で挨拶をいただいた後、生徒の皆さんが歓迎の歌と踊りを披露してくれました。

その後、学校を出発し、交流校の先生方の案内でオークランド市街地を散策しました。学校から、景色の美しい公園に行き、モーニングティーの時間です。(10時のおやつのようなものでしょうか。そして雨除けに学校のジャケットをお借りしました!)

その後、中心市街地へ移動し、スカイタワーの近くの建物に入りました。ニュージーランドといえば、オールブラックスのラグビーチーム。オールブラックスの活躍の歴史を称える展示を見せていただきました。中には、自分がチームの一員になって控室に入る体験をするコーナー、ゲームをするコーナー、相手チームとしてオールブラックスのハカパフォーマンスを見るコーナーなどがありました。

ラグビーの体験でお腹をすかせた後は、ビーチに移動して昼食をとりました。昼食の時間が日本時間で2校時目にあたるため、中学1年生のグローバルスタディの授業にZoom中継で参加しました。

中学生からの積極的な参加に、高校生も交流校の先生方も驚いている様子でした。その後学校に向かい、解散となりました。

交流初日が終わっただけでも、Blockhouse Bayの皆さんの温かいもてなしには、感謝してもしきれません。

生徒の皆さんの真剣なハカから感じる自分の故郷への誇りと情熱に感銘を受け、移動車の運転から、昼食・文化体験に至るすべてを綿密に計画してくださった先生方の温かさには、思い出すだけで涙が出そうです。

コロナ禍により、3年以上ぶりの対面国際交流であったとのことで、今回の訪問を大変喜んでくださいました。そしてこの絆をつないでいく気持ちがより固くなりました。近い未来、必ず日本のふたば未来を訪れてくれるとのこと。その時にふたば未来に在学している生徒や教職員、皆で最高のもてなしと交流をしたいと思います。皆さんならBlockhouse Bay Intermediateの皆さんをどちらに案内しますか?

明日は授業内交流の日です。日本文化や探究活動の話をしたり、一緒に通常授業に参加したりするそうです。

 

【海外研修】ニュージーランド研修(3日目)

ニュージーランドでの滞在も3日目になりました。

今朝はファームファミリーとお別れをし、交流校のあるAuckland(オークランド)に戻ります。バスでの移動が中心です。

道中、Waitomo Glowworm Cavesに立ち寄りました。現地の言葉でwaitomoは「水の流れ込む洞窟」という意味を持っているこの地の地名です。Glowは発光する、wormは虫の幼虫の姿を表す語です。ツチボタルという蛍は成虫の時期には餌を食べません(口がない)。餌を食べられる幼虫期にのみ、暗い鍾乳洞で餌をとります。幼虫は糸を垂らして発光し、釣りのように餌をとります。その発光の様子が大変美しく、鍾乳洞の散策と合わせて観光地になっています。

いよいよ明日は交流校のスタッフと対面です。夕食を済ませてホテルに到着し、今晩はプレゼンやデモンストレーションの準備をしています。


ファミリーとのお別れです。本当の家族のように接してくださいました。来春中学3年生が渡航するときにもお会いできるといいですね。


ワイトモ鍾乳洞です。一つの石灰石の層ができるのに何百年も何千年もかかります。
日本語のガイドさんもいらっしゃるようですが、自分たちから英語のガイドさんを指名。その鍾乳洞を発見した一族の子孫の方で、ユーモアがあり、大変わかりやすくていねいな説明でした。

 
鍾乳洞内は撮影を厳しく禁じられているので、wikipediaより。


ホテルに戻ってプレゼンの思案中です。

【商業】11/12(土)販売実習について(スペシャリスト商業3年)

11月12日(土)いわき市の西野屋食品本店にて販売実習をしました。

 スペシャリスト系列(商業)では、令和4年度ふくしまの未来を創る Fukurum 基金事業補助金の支援を受けて「8町村まんじゅう」「牛しぐれ煮」などの商品開発を行い、地元資源の有効活用、地域人材との交流、地域の認知度向上、地元企業との連携による経済活動の促進を通した双葉郡8町村の復興を目指しています。この事業から地域の魅力ある安全な商品を福島県内外の方に知っていただく機会とするとともに、県産品の振興を図ることができればと考えています。

 今回販売した商品は、「ふくしま牛のしぐれ煮」で、すき焼き、トマトバジル・ハラペーニョ味、豆板醤味の3つの味を用意しました。販売実習に向けてMTG、試食、ラベル作成、POP作成なとを繰り返して商品が完成し、実際に商品が店頭に並んだ際には、お客様からお褒めの言葉や、励ましの言葉をいただきました。

 今後は、いわき市の西野屋食品本店をはじめ、道の駅(四倉港、なみえ、ならは、ふくしま)、コラッセふくしま、日本橋ふくしま館MIDETTEで随時販売予定です。

 スペシャリスト系列(商業)では、実社会でのソーシャルビジネスの視点を取り入れた商品開発や販売の実践を通とおし、実践力とスキルを生かして地域をフィールドにしたビジネスの創造に貢献できる人材の育成を目指してまいります。

【海外研修】ニュージーランド研修(2日目)

2日目はそれぞれのファームステイ先で一日が始まりました。

どのチームもステイ先の動物と触れ合い、その後どのように1日を過ごすのかを決めたようです。

各チームとも日本からのお土産を持参し、その使い方などを英語で説明するなどして盛り上がったようです。

ニュージーランドのハミルトンというところには、Hamilton Gardensという有名な庭園があります。20世紀には廃棄物の処理や高速道路の開発に使われそうになった一帯に、ボランティアと地域住民が庭園を開設したのが始まりだと言われています。

そのHamilton Gardensで偶然、教員団と2チームが再開しました。Hamiltonエリアに近いところにファームステイをするなら、ここはおすすめのスポットのようです。

皆、積極的にコミュニケーションを図り、家族旅行のような雰囲気でファームステイを楽しんでいるようでした。今春渡航予定の中学生にも、いい助言ができることと思います。


飛行機で隣の席になった方と英語で話していた彼はファーム用の服(つなぎ)も持参したそうです。


広大なファームは東京ドームでどれくらいあったでしょうか。


みんな長靴で一緒にファームのお仕事です。


折り紙を一緒におりました。


マオリの踊りに使う「ポイ」のキーホルダーの作り方を教わったそうです。


Bridal Veil Fallsということは...


Bride(花嫁)さんのVeil(ベール)のようなきれいな滝!


Hamiltons Gardensは数えただけで18の庭園がありました。気づいたら3時間はたっていました。Picturesque Gardenという名の庭園もありましたが、どれもpicturesque(絵に描いたように美しい)でした。

【海外研修】ニュージーランド研修(1日目)

高校1年次生徒9名がニュージーランド研修に出発しました。

ふたば未来学園中学校の一般選抜生は、中学校3年生の修学旅行でニュージーランドを訪れることとなっています。また、今回渡航した生徒9名は、修学旅行の「先遣隊」として連携校との関係構築や訪問先検討等のミッションを果たすために、中学1年生の3月に訪問する予定で、事前研修を重ねていました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の蔓延によりすべての海外研修が実施できませんでした。

今年度は様々な学習活動が再開されつつあり、先遣隊として中学時代に選抜されたメンバーで3年越しの渡航を果たすこととなりました。学んだことや経験をこれからの学びにつなげていくことはもちろん、今年度に渡航を予定している中学3年生の交流が深まるよう、現地での活動を行ってきます。

 ※研修実施要項は末尾に記載しています

【一日目(11/1314)の報告】

いわき駅に集合しました。渡航メンバーのご家族の皆様や、先生方に見送られていわき駅を出発しました。中学時代の旧担任の先生にもビデオ通話で簡単に報告をしました。成田空港へ向かいます。


お見送りありがとうございました。


搭乗直前の集合写真

日本から10時間半程度かけてオークランド国際空港に到着しました。途中、気流の強いところがあり、機体が揺れる時間もありましたが、元気に到着しました。到着後、入国審査(AI)・検疫を通過し、現地ガイドの方と合流しました。

現地のスーパーで軽い昼食を購入し、サベージメモリアルパーク・オークランド博物館に向かいます。


オールブラックスが遠征に使ったバスに乗せていただきました!NZのバスは車内飲食禁止です。

 

 
ベーカリーでパンを購入。一つ5NZドル程度ですが、軽めの昼食と考えるとちょうどよい量でした。水は1本のペットボトルで買うと4ドルくらい、まとめ買いすると0.5~1ドル程度になるため、渡航チームでまとめ買いをしました。


福祉国家の礎を作ったニュージーランド元首相 Michael Joseph Savageの記念公園です。

 博物館の近くで昼食をとりました。博物館の前の水の流れるモニュメントにはLest We Forgetとあったのが印象的です。

 
オークランド博物館。マオリの歴史が学べます。ニュージーランドでは先住民族への尊敬の気持ちが様々なところから感じられます。


博物館の見学後、ハミルトン方面に向かいました。

ファームステイのファミリーとの初対面です。各家庭が車で出迎えてくださり、3グループに分かれた渡航チームはファームステイに出発しました。

 

時差は日本プラス4時間です。健康に留意しながら、家族の一員としてファームステイを楽しんできてくれることと思います。

 

令和4年度グローカル人材育成事業「ニュージーランド研修」実施概要

1.趣旨

ふたば未来学園では、6年間の中高一貫教育として復興を担う人材育成はもとより、国際的に活躍できるグローバルリーダーの育成を目指し、総合的な学習の時間「未来創造学」、学校設定科目「グローバル・スタディ科」等で、地域課題解決のための探究活動を行い、福島の魅力を世界に発信することに取り組んでいる。同学習では、中学3年生で集大成として海外研修で福島を発信し、異文化の同世代に伝えていくための方法や内容を中学生自身が組み立てていく過程を通じて資質・能力を育成するとともに、海外の方との情報のギャップやグローバルコミュニケーション力等についての課題意識を、高校段階の学習に繋げていくことが想定されている。
今回参加する1期生には、これからのふたば未来学園を牽引し、国際的な視野を持ったグローバルリーダーとして、今後入学してくる後輩達の模範となることが求められる。そのため、今後行われる中学校海外研修を効果的かつ円滑に実施するために、渡航先連携校と協働したプログラム開発と、学園の核となる人材育成のために先遣隊としての海外研修を実施し、今後のグローバルリーダーの育成につなげていく。

2.派遣期間

令和4年11月13日(日)から11月20日(日) 8日間

3.訪問先

ニュージーランド・オークランド

4.参加人数

生徒 9名

5.研修内容

(1) 同世代の生徒との学校交流
ニュージーランド・オークランドの連携校Blockhouse bay intermediateを訪問し、プレゼンテーション、意見交換、授業参加等を行う。未来の社会を作る人材としてお互いに研鑽する。現地の中学生との交流活動において、福島の現状を伝えることを通して、福島の安全・再生の歩みを正しく理解してもらう。

(2)異文化生活体験ファームステイ・ホームステイ
異文化の家庭の中での生活体験を通じて、ニュージーランドの文化を体感するとともに、インフォーマルなコミュニケーションを深めていく研修を行う。

(3)異文化体験等学習プログラム
ニュージーランドの雄大な自然や、多くの民族を抱える多様化した社会ならではの文化や、多民族国家としての葛藤を乗り越えてきた歴史への理解を深めていく研修を行う。

 

【企画研究開発部】ふたば未来ごちゃまぜ探究カイギ

10月31日(月)に地域協働スペースでふたば未来ごちゃまぜ探究カイギを開催しました。

この会議は双葉郡やいわき市の地域の方やふたば未来学園の生徒や教員、NPO法人カタリバ職員など様々な立場の人たちが集まって、震災から11年後の双葉郡について話そうと企画したものです。

 

「いま、あなたの視点から、どんな双葉郡・浜通りが見えますか?」という問いから感想交流をしました。それぞれの立場の方からの「いま」を語ってもらいました。30名以上の地域の方(子ども連れの方も!)にお越しいただき、参加者の方からは「次はいつやりますか?」というお声もいただきました。

 

ふたば未来学園中学校「芸術発表会」を開催しました。

 先月の10月21日(金)、みらいシアターにて、ふたば未来学園中学校「芸術発表会」を開催しました。

 舞台には今年新たに設置させていただいた音響反射版5台を演奏仕様に配置し、音響環境を向上させることができました。おかげで素晴らしいステージが完成し、生徒たちの生き生きとした歌声が会場に響き渡りました。

 発表会の内容については、1年生は〝ひろの童謡まつり“で発表した2曲をのびのびと歌い、2・3年生は各クラスで選曲した合唱曲を力強く歌い上げました。そのほかに音楽創作の個人発表、校歌をイメージした絵画作品の発表、各学年ごとの雰囲気を引き出した校歌斉唱、高校音楽科による日本歌曲の解説と演奏など、芸術の多彩な表現を互いに鑑賞する発表会となりました。各団体演奏が入れ替わる場面では、励まし讃え合う拍手が自然と沸き起こり、心温まるシーンも多く見られました。当日は無観客で行いましたが、保護者の方々へは動画の限定配信にてご鑑賞していただきました。

 

 

[高校] コミュニケーション英語III 留学生との異文化交流会

 文化の秋の9月。高校3年次の英語コミュニケーションIIIの授業で2回に渡り異文化交流会を開き、アジア高校生架け橋プロジェクトで本校に来日した2人の留学生に、自分の国を紹介してもらいました。

 フィリピンからの留学生キーブにはフィリピンの話をしてもらいました。フィリピンの島では言語が多様で、さまざまな民族文化がある様子を教えてもらいました。また、最後にはかっこいいシャドウダンスも見せてくれました。

 インドネシアからの留学生アンドレアからはインドネシアの豊富な自然や、竹を使った踊りなどの民族文化を紹介してもらいました。

 2人とも自分の国の言葉を教えてくれたり、独特なそれぞれの国の料理を紹介してくれたほか、それぞれの民族衣装に身を包み込み、とっても素敵な姿でした。

 きっといつか、3年次生の誰かがフィリピンやインドネシアを訪れて、着物を披露してくれるでしょう。

 

【高校】双葉郡定食 Jヴィレッジで販売中!

 10月16日(日)に、Jヴィレッジ内のレストラン「アルパインローズ」にて、双葉郡定食の販売イベントを行いました。

 生徒たちは、中学生のときから「双葉郡の食について発信し、双葉郡の交流人口を増やす」というテーマを達成するために、「双葉郡定食」の開発を行ってきました。今回Jヴィレッジ様のご協力により、期間限定ではありますが「双葉郡定食」が実際に販売されることになりました。

 レストランにて実際に定食提供を行い、召し上がっていただいたお客様からは「おいしかった」「また食べに来たい」という声を聞くことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 また、東京2020オリンピック・パラリンピック1周年記念で同日行われていた「DREAM meeting」にゲストとしてお越しいただいていた

野口啓代さん(ボルタリングワールドカップ通算21勝 東京五輪銅メダリスト)

本田武史さん(プロフィギュアスケーター 世界選手権銅メダリスト)

豊島英さん(東京パラリンピック車いすバスケットボール銀メダリスト)

3名のアスリートの方たちに、双葉郡定食のデザートである「Jヴィレッジ ジュレ」を提供する機会がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 双葉郡定食は、10月7日(金)~11月6日(日)までの期間限定販売となります。是非、この機会に双葉郡へお越しください!

https://j-village.jp/news/5317/

【福祉】視覚障がい者の歩行介助の学習

 生活支援技術の授業で、視覚障がい者の歩行介助の実習を行いました。

以下は生徒の感想です。

 階段を上る時も下りる時もしっかり肘の上を持つと段差の高さがよく分かるので、介護者が脇をしめることが大切だと分かった。手すりや点字ブロックなど支えとなるものがもっと至る所、必要な場所にあれば良いと思った。本人の意欲を高めるためにも、ていねいな言葉遣いで、利用者本人の意思を尊重することの大切さがよく分かった。また利用者のペースに合わせた歩行介助や説明もしっかりしなくてはならないと思った。

 

【福祉】生活援助従事者研修 開講式

 

 生活援助従事者研修の開講式を行いました。

 今年度は、スペシャリスト系列【福祉】の2年次生2名が受講します。開講式において、副校長先生から①新しいものを生み出す人材 ②世界に価値を広める人材 ③ハタチにして100歳の気持ちがわかる人材について講話をいただき、その後、代表生徒が研修に向けた心構えを述べました。

 今回の研修では、広野町社会福祉協議会や各介護施設の職員の方々に講師として御来校いただき、介護職の基礎的な知識や技術に関して学びます。

 新型コロナウイルス感染症への対策を徹底しながら、受講生全員が無事に終了できるようにし、学んだ知識や技術を社会生活に生かせるように頑張って取り組んで参ります。

 

 

 

【高校】 早稲田大学との1F地域塾

7月から本校において早稲田大学と本校が主宰する
「1F地域塾」が行われてきました。

「1F地域塾」とは、大学関係者、専門家、東電職員、地域の方々、
大学生、本校高校生(広島研修を希望するもの)が集まり、
1F=福島第一原子力発電所の廃炉廃炉の先を考え、語りあい、学びあう場のことです。

「塾」とは受験産業的塾を意味しません。
明治維新で活躍した多くの変革者を育成した幕末の私塾のように、
同志平等の気分でみなが卓を囲んで考え、議論し、実践へつなげたいと考えています。
1F廃炉の将来像という、「答えがない問い」です。
本塾は「3.11」を超克した新しい歴史を作るため、未来を担う人びとの議論の場になることを願って企画されました。

9月までに三度行われ、
高校生たちは学び、議論し、1Fへの見学にも行くことができました。


10月1日の第4回が地域塾の一区切りとなり、
その後生徒たちは広島研修へ参加する予定です。

【高校】ふくしまSDGs博 双葉郡定食

 9月24・25日にビッグパレットふくしまにて行われた「ふくしまSDGs博」に、双葉郡定食の発表のために本校生徒7名が参加してきました。会場内にあるブース・お昼のステージにて、今までの探究について発表することができました。

 中学校時代の探究活動では、双葉郡の食に注目し、「双葉郡の食について知ってもらい、双葉郡の交流人口を増やしたい」を目標として活動を行ってきました。そして、高校へ進学してからも自主的に活動を進め、この度10月上旬にJヴィレッジ内のレストランであるアルパインローズにて販売する運びとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨年11月に、福島民報社の「ふくしま復興大使」として北海道へ視察に行き、学んだことを双葉郡定食に生かしました。今回の販売に当たり、福島民報社様、Jヴィレッジ様にはたいへんお世話になりました。本当にありがとうございました。

【福祉】ヘアドネーション活動に協力しました

 ヘアドネーションとは、小児がんや先天性の脱毛症で髪の毛を失った子どもたちのために寄付した髪の毛でウィッグを作り、無償で提供する活動です。今回、本校教員がヘアドネーション活動に協力し、ライオンズクラブ国際協会332-D地区並びに小野町ライオンズクラブ様より感謝状をいただきました。一人分のウィッグには、約20人~30人分の31㎝以上の髪の毛が必要となるそうです。可能な方は協力してみてはいかがでしょうか。

【中学校1・2年】演劇ワークショップ

9月1日に、本校みらいシアターにて演劇ワークショップを行いました。

~中学1年生~

初めて1組・2組のメンバーを混ぜて行いました。最初は慣れないメンバーで戸惑う様子もありましたが、演劇をつくっていく中で少しずつ前のめりになり、次第に輪を小さくしながら話し合って進める様子に成長を感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~中学2年生~

今回は男女別のグループ分けで実施しました。まずは、決められたお題「ファミレス」「カラオケ」などを短時間で構成し見事に演技することができました。次は先ほどの演技をブラッシュアップし、四角に仕切られた小さなステージで観衆を巻き込む楽しい演劇発表。それぞれが自分の殻を破りながら楽しい活動の時間になりました。

 

【福祉】シーツ交換についての学習

利用者を寝かせたままでのシーツ交換を行いました。

以下は生徒の感想です。

 教えてもらう前は、最初に敷いてあるシーツをすべてとってから新しいシーツを敷くのかなと思っていたけれど、半分のシーツをとって新しいシーツを半分敷くことでとても効率の良い敷き方だなと思いました。またサイドレールを使用することで利用者さんが安全に側臥位になることも知ることができました。前回のベッドメイキングでは、主にしわやたるみがないかを確認しながら行っていたけれど、今回は利用者さんのことも考えながら行ったので少し大変でした。私は祖父母と一緒に住んでいます。いつまでも元気なままでいてほしいけれど、もし寝たきりなどになってしまったら、授業で学んだベッドメイキングをしてあげたいなと思いました。また今回のシーツ交換は、麻痺だけでなく足を怪我した時などにも役立つのではないかなと感じました。

 

 

【中学校】3学年未来創造学発表会

 8月25日(木)に中学校2学年向けの未来創造学発表会を実施しました。

 3学年の生徒は今年度、5月に今年度第1回のフィールドワーク、6月には双来祭での発表会、そして7月に第2回のフィールドワークを行ってきました。

 1・2学年での探究をさらに深め、いかに双葉郡の魅力を発信していくかに力をいれて取り組んできました。

 今回は、今までの探究の成果を、2学年に向けて発表しました。

 

 3年生の生徒は、今まで探究で取り組んできた、双葉郡の魅力を存分に発信します。

 2年生も自らの探究と重ね合わせながら、真剣に発表を聞いています。

 発表後の質疑応答では、2年生から鋭い指摘が!

 3年生も、新たな気づきを得ることにつながったようです。

 3年生の次の発表の舞台は、9月24日(土)の未来創造学研究発表会となります。

 外部から多くの講師の方々をお招きして開催する、学校一のイベントです。

 今回の発表会での気づきや、今までの探究活動をまとめ、最高の発表ができるよう準備をしていきます!

【福祉】介護職員初任者研修

8月16日に「介護職員初任者研修」の開講式を行いました。

 今年度は、スペシャリスト系列【福祉】の3年次生8名が受講します。開講式では、校長先生から激励の言葉をいただきました。続いて、代表生徒から「将来、介護員として働くために、また介護の知識を家庭や社会でいかせるようにしっかり勉強したい。」と、研修に向けた意気込みが述べられました。

 今回の研修では、広野町社会福祉協議会や介護施設の職員の方々に講師として来校いただき、介護職に必要な知識や技術に関して学びます。

 新型コロナウイルス感染症の対策を徹底しながら、本校で資格取得の機会をいただいたことに感謝し、8名全員が修了証書を手にできるように努力したいと思います。

 

【中学校・高等学校】第7回 双葉郡中高生交流会

 8月4日に、「第7回 双葉郡中高生交流会 FUTABA 1DAY SUMMER SCHOOL」が行われました。

講師に前田裕二さん(SHOWROOM株式会社代表取締役社長)・西野亮廣さん(お笑い芸人・絵本作家)をお招きし、「落とし穴の埋め方 ~挑戦への準備~」をテーマにオンラインで対談を行いました。

 

 「失敗を恐れるのではなく、失敗が怖くない状況をつくるために情報をたくさん取得すること」「自分が知りたい・やりたいことを極めて自信をつければ、苦手なことにもチャレンジできるようになる」などの話を聞き、生徒たちはこれからに向けて挑戦していこうという気持ちを強くもつことができました。

 

【中学校】一般選抜志願者向けオープンキャンパス

7月30日(土)に、小学校6年生を対象とした一般選抜志願者向けのオープンキャンパスを実施しました。

全体の学校紹介では、生徒会役員・中央委員会の生徒が学校生活の様子を楽しくわかりやすく伝えました。本校で行っている「演劇ワークショップ」の様子など、即興劇を通じて伝わったのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体験授業は、グローバル・スタディ科と哲学対話の2班に分かれて行いました。

グローバル・スタディ科の授業では、本校ALTであるギデオン先生のエピソードを聞き、最後にはゲームを通して理解を深めました。

哲学対話では、子どもたちから出た問いをみんなで決めた後、少人数の車座になって対話を深めました。

 

 

 

 

 

 

校舎案内では、本校生徒が直接校舎を案内して各所で説明を加えました。他に類を見ないふたば未来学園の素晴らしさを味わうことができたのではないかと思います。ご参加ありがとうございました。

秋にはスポーツ選抜志願者向けのオープンキャンパスも実施予定です。

【福祉】普通救命講習

 介護総合演習の授業で、双葉地方広域市町村圏組合消防本部の方にお越しいただき、普通救命講習を行いました。

以下、生徒の感想です。

 今回の講習では、今まで分からなかった部分を明確にすることができ、心肺蘇生や応急処置へのハードルが少し低くなりました。約2時間、一次救命処置の動画を見ながら知識を得ることができました。その後、2時間の実習では、小児・乳児の救命処置など知らなかったことを詳しく学ぶことができました。訓練用の人形とAEDを使用しながら、分かりやすく教えていただきとても良い経験になりました。実際の現場をイメージして練習を行ったので、より自信と勇気を持つことができました。また、心肺蘇生の他に回復体位や腹部突き上げ法、背部叩打法なども学ぶことができて良かったです。いつ、どこで、誰が倒れるのかは分からないので、その場に応じた対応、その人の状態をしっかり判断できるように頑張りたいです。相手の命を助けるためにも、自分一人でではなく、周りの人の協力を得ながら救命処置を行うことでより早く、冷静に判断することができるのかなと思いました。今回、学んだことを忘れず、もしもの場合には積極的に助けたいと思いました。

 

 双葉地方広域市町村圏組合消防本部の皆様、誠にありがとうございました。

【福祉】移動の支援についての学習

生活支援技術の授業で、寝たきり体験を行いました。

移動の意義と目的をふまえ、利用者の気持ちを考えることをねらいとして実施しました。

以下は、生徒の感想です。

 実際に寝たきりの体験をして、大変さを知ることができた。仰臥位で寝ていると背中にだんだん熱がこもってきたり、汗をかいたりしてきた。ずっと同じ体勢なので、少しずつ後頭部や仙骨部などが痛くなってきた。また同じ景色なので体験時間が長く感じた。側臥位では、一定の方向をずっと向いているので腕がしびれたり、向いている方向の体が少しずつ痛くなったりした。自分たちは、自由に体を動かすことができるけれど、寝たきりでいる方の気持ちを考えると、動きたくても動けない、自由に体を動かすことさえ難しい患者さんや寝ている時間が多い利用者さんはつらい思いをしているのではないかと思った。この体験を通して、寝ている人への支援として、頭を上げたり時々体勢を変えたりするべきだと感じた。介護をする時は、その気持ちにも配慮しながら支援することがとても重要だと思った。

 

 

【中学校】新潟大学附属新潟中学校とのオンライン交流会

 7月15日(金)に、本校中学3年生と、新潟大学附属新潟中学校の3年生がオンラインによる交流会を実施しました。

 この取り組みは、6月17日(金)に続き2回目です。

 前回は、福島県への修学旅行を計画していた新潟大学附属新潟中学校のみなさんに向けて、双葉郡・福島県の魅力をふたば未来学園の生徒が紹介しました。

 生徒は、今までの未来創造学での探究活動を生かして、双葉郡の魅力を発信しました!

 

 今回は、修学旅行を終えた新潟大学附属新潟中学校から、旅の思い出や双葉郡を訪れて感じたことを発表していただきました。

 生徒たちは、1か月ぶりの再開ということで始まる前から楽しみが押さえきれない様子です。

 いざ交流が始まると、あちこちから拍手が!

 修学旅行を通して、感じた”双葉郡”や”福島”を、分かりやすく丁寧に発表していただきました!

  

 今回の交流会を通して、あらためて”双葉郡”の魅力や、復興という課題について真剣に考える機会となりました。

 オンラインではありましたが、2回の交流会を通して、新潟大学附属新潟中学校のみなさんとの関わりを深めることができました。

 今後も、お互いに学びを深め合える関係でありたいと感じました。

 新潟大学附属新潟中学校の皆さん、ありがとうございました!

 また会える日を楽しみにしています!

【中学校】オンライン学校紹介

 7月9日(土)に、本校みらいシアターを配信会場として、オンラインによる学校紹介を行いました。

校長先生からの紹介の後、中学校生徒会役員・中央委員会生徒から生徒目線での学校の楽しさや授業の面白さ、特色について発表がありました。参加いただいた皆様に、ふたば未来の良さが伝わったのではないでしょうか。

 7月30日には、一般選抜生向けのオープンキャンパスも行われます。是非、本校に足を運んでいただき、ふたば未来学園中学校についてより深く知っていただければと思います。

 オープンキャンパスへの申し込みは、7月20日が締切となっています。本ホームページに申し込みフォームがありますので、是非ご参加いただければ幸いです。

 

【福祉】一次救命措置の学習

生活支援技術の授業で、一次救命処置の実習を行いました。

以下は、生徒の感想です。

 一次救命措置を行うことで救命率や社会復帰率が高まることがよく分かった。また、一次救命措置が必要な状況に出会ったときには、自ら行動できるといいと思った。私は野球部のマネージャーをしていて夏は特に熱中症予防に努めている。まだ選手が倒れたケースはないが、心の準備と自分の技術を更に高めていけたらいいと思う。そして一人でも多くの人が一次救命措置をできるよう救命の技術が更に広まっていったらいいと感じた。

 

 
 

 

【福祉】平支援学校との交流・共同学習

6月13日、介護総合演習の授業で、福島県立平支援学校との交流・共同学習会を行いました。

ボッチャ

文字あてクイズ(1)

文字あてクイズ(2)

平支援学校からのクイズ

以下は、生徒の感想です。

 平支援学校のみなさんとコミュニケーションを取り合いながら楽しくボッチャをすることができました。一人一人にあった声かけや見守りの仕方を知り、改めて支援の方法について学ぶことができました。

 文字あてクイズでは、盛り上がるか心配していましたが、積極的に手をあげて答えてくれたのでとても嬉しかったです。平支援学校さんからのクイズはノーヒントだったので、けっこう難しかったです。実際に交流することができ、とても良い経験をすることができました。

福島県立平支援学校の生徒の皆さん、先生方、準備や運営等、誠にありがとうございました。

 

【福祉】整容における支援

 生活支援技術の授業で、爪切りの実習を行いました。

以下は、生徒のコメントです。

 今回初めて人の爪を切りました。切る前は、どれぐらい切ったらいいのか分からないし、痛みも分からないため不安がありました。実際に行ってみて、やはりコミュニケーションを積極的にとり、確認することや同意を得ることが大切だと理解することができました。また、他の人に爪を切られる時は、自分が思っているように切ってもらえるか。怪我をしないか心配でしたが、爪切りのコツやコミュニケーションのとり方でうまく切れることを学びました。今後、自分の為にも、相手の為にもコミュニケーションをとり、安心・安全な介護を行っていきたいです。