部活動紹介

部活動紹介

【社会起業部 本部】 水俣研修

福島の原発事故は核の問題としては広島的であり、

NIMBY施設としては沖縄の米軍基地的であり、

環境問題としては水俣的であるといえる。

社会起業部では冬季に水俣と沖縄を2年かけてフィールドワークを行っており、

2022年末には沖縄研修、2023年の12月20~22日は水俣研修を行った。

参加した11名の生徒は全員はじめての水俣訪問であった。

初日は16時に水俣病資料館を見学した。

生徒は真剣に展示を見学し、事前学習を踏まえて、水俣の歩みや実際の患者さんの思いに心を寄せているようだった。夕食後の振り返りでは明日のフィールドワークに向けての問い出しをした。以下のような問いだ。
「今埋め立てられている水銀が再び流出するなどリスクはないのか?」

「生活の豊かさと命で命が負けてしまうのはなぜか?」

「患者は何を一番に望んでいたか?」

 

二日目は一般財団法人水俣病センター相思社のNさんに同行していただきフィールドワークを行った。

水銀ヘドロを埋め立てたコンクリの耐用年数が迫るなど不安が残るが、海は確実に再生されていること、

慰霊碑の下に名簿があるが、差別があった歴史から名簿に名前を入れるのを嫌がる遺族もいること、

新潟水俣病患者の昭和電工に対する裁判がなければ水俣病も「和解」させられていたこと、

市税の60%以上を収める大企業チッソに対する告訴は市そのものを敵に回すことになったこと、

ということを学んだ。

昼食後は相思社の考証館を見学した。

考証館で伝えたいのは正義ではなく正義との間にある葛藤、という言葉が印象的だった。

夕方は水俣病患者でもあり、福島の処理水にも言及してくださっている杉本肇さんのお話を聞いた。

水俣研修の詳細及び社会起業部の活動は下リンク先Facebookに記載してある。

https://www.facebook.com/groups/241069938598314

ホテルでの振り返りでは生徒は以下のような感想を出した。
「水俣病は終わったものだと思っていたけど、いまだに苦しんでいる人がいることに驚いた」

「水銀含有の土が入っているエコパークと福島の中間貯蔵施設との類似性に気づけた」

「加害者の立場に立つことも重要。分断を避けるためにどうすればよいか考えられた」

「水俣病学習だけでなく、福島の良さを発信したり、熊本の良いところを知れて良かった」。
 

【社会起業部 本部】 只見線全国高校生サミット プレゼンテーション大会結果

12月10日(日)

一年生の部員+αで只見線全国高校生サミットプレゼンテーション大会に参加しました。


ふたば未来は五能線で成功した蜃気楼ダイヤを参考に
「霧幻ダイヤ」による地域振興を提案し
見事最優秀賞となりました。


審査員のホリプロマネージャーの南田さん評
「我々芸能事務所の世界でも、ヒット要素は三番煎じまで行けるといいます。

 五能線でうまくいった蜃気楼ダイヤですから、霧幻ダイヤもきっとうまくいくでしょう」

お祝い 【中学校ソフトテニス部】相馬市ソフトテニス納会大会(秋季大会)

 相馬市角田公園テニスコートにて行われた相馬市ソフトテニス納会大会に出場しました。

 相双地区の中学生が集まり男女学年別の個人戦で熱戦を繰り広げました。

 11月に行われた相双地区Sリーグでは団体戦で初優勝を飾りましたが、今大会で創部以来初めて個人戦でも優勝することができました。入賞し表彰されたペアは以下の通りです。

【中学2年男子の部】優 勝 井戸川悠真・新家颯ペア

【中学2年女子の部」優 勝 新家心結・遠藤七海ペア

【中学1年女子の部】第3位 林﨑伊吹・舘石真心ペア

          第3位 丹治姫代・工藤ちひろペア

 部員全員が中学校からソフトテニスをはじめた初心者ですが、「もっとうまくなりたい」という思いで練習に励んでいます。今後も応援よろしくお願いいたします。

お祝い 【中学校】中学生ソフトテニスSリーグ相双地区大会

 11月23日(勤労感謝の日)に相双地区大会に参加しました。

 相馬地区・南相馬地区、各予選会でのそれぞれ上位3校、双葉地区代表の本校で予選リーグ、決勝トーナメント方式で団体戦を行いました。

 女子の部では見事に創部5年目にして、男女を通じてはじめての優勝を果たしました。

 相双地区代表として優勝校のみが参加できる、福島県Sリーグ決勝大会(来年3月3日)への出場権を得ました。

 男子も部員が少なく2ペアということで団体戦では厳しい戦いとなりましたが健闘しました。

 部員全員が初心者からのチームですが、今後もさらに上位進出を目指して頑張ります。

 これからも応援よろしくお願いします。

女子団体優勝メンバー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 女子団体の優勝メンバー 決勝大会へ進出します

【社会起業部 本部】 大阪・高石高校との交流

10月18日、大阪の高石高校から6名が来校し、交流しました。


大阪府で最も海抜が低いところにある学校、ということで
南海トラフの津波リスクを考えているようです。


社会起業部の生徒と東北を見学しての感想や、
大阪の印象等の話題で交歓しましたが、
処理水放出に関するバッシングなども話題に挙がりました。


また本校創立の来歴から、避難訓練に力を入れているという話、特に寮の夜間避難訓練の話は驚いていました。

【社会起業部 本部】 只見線全国高校生サミット

一年生の部員+αで
只見線全国高校生サミットに参加しました。


只見線乗車、各自治体ヒアリング、霧幻峡渡し舟
炭酸泉温泉などを体験させてもらいました。
(本校に加え他二校が参加しました)


以下生徒の感想です。
「初めて只見線に乗った。自分の中で鉄道は交通手段でしかなかったが、
 鉄道が観光という文脈で語られるのは新鮮だった。只見線が愛されている理由も分かった」


「いわき浜地色は原子力や津波で大変だったけど、只見線沿線は豪雨で大変だったことが分かった。
 みんなが手を振ってくれて、地元の人にとって大切なものだと感じた。
 自然もきれいだけど、人の温かさも」


「只見線、手を振る条約から思いを感じた。 
 利活用や近隣の盛り上げにとても努力されていることが伝わった」

【中学校】県新人陸上大会の結果報告

 10月7日(土)8日(日)白河市総合運動公園陸上競技場にて、県新人陸上大会が開催されました。男女1・2年の部員7名全員が地区大会を勝ち上がり、県大会に臨みました。

 結果は、

・女子中学共通4×100m予選 1走 1年2組 山野邊心、2走 2年1組 柳沼佑葉、3走 1年1組 大槻怜愛、4走 1年2組 大竹史乃 予選7位 記録 58”58

・女子中学1年100m予選 1年2組 大竹史乃 予選8位 記録 15”43

・女子中学2年100m予選 2年1組 柳沼佑葉 予選4位 記録 14”37

・女子中学共通200m予選 1年2組 山野邊心 予選8位 記録 31”58

・男子中学共通200m予選 2年1組 長谷川椋哉 予選3位 記録 25”43

・女子中学1年1500mタイムレース決勝 1年1組 大槻怜愛 20位 記録 5’46”66

・男子中学1年1500mタイムレース決勝 1年2組 髙橋亜玖吾 9位 記録 4’38”34

・男子中学共通3000mタイムレース決勝 2年2組 渡邉真之亮 6位入賞 記録 9’31”13

という成績でした。

 前日は強風による列車運休の影響で休校となり、また駅伝大会の直後とあって、練習もままならない中での参加・出場でしたが、選手たちは持てる力を精一杯出し切り、全員が地区大会よりも良い記録で締めくくることができました。応援ありがとうございました!

 

 

お祝い 【中学校】相双地区新人ソフトテニス大会

【相双地区新人大会】(団体戦9月30日・個人戦10月1日)

・女子団体戦 3位(県大会出場)

・男子個人戦 2位 井戸川・新家ペア、 ベスト16 田村・川嶋ペア(県大会出場)

・女子個人戦 3位 新家・遠藤ペア(県大会出場)

女子は中学開校以来はじめて団体戦での県大会出場を果たすことができました。

男女ともに全員が初心者のチームです。特に女子は2年生は3名、残りは1年生となりますが、みんなの頑張りで団体戦県大会への出場権を勝ち得ることができました。そして、個人戦でも男女合わせて3ペアが県大会に進みます。

応援ありがとうございました。

11月上旬に福島市で行われる県大会に向け、さらに練習を頑張ります。応援よろしくお願いします。

 

お祝い 【中学校】ソフトテニス部大会結果報告(前期)

【相双地区中体連大会】(6月7・8日)

・男子団体戦 3位(県大会出場)

・女子個人戦 ベスト8 新家・遠藤ペア(県大会出場)

 男子は2年連続での団体戦県大会出場、女子は個人ペアで2年生ながら県大会出場を果たしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【相馬市ソフトテニス夏季大会】(8月19日)

・男子個人戦 2位 井戸川・新家ペア

・女子個人戦 2位 新家・遠藤ペア

 中体連大会も終え、新チームになって初めての大会となりました。全員が未経験者ですが、ソフトテニスが大好きなチームです。男女ペアとも決勝戦では負けてしまいましたが堂々の準優勝となりました。

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

【県北中学校夏季大会】(8月26日)

・女子団体戦 3位 新家・遠藤・佐藤

 新チームでの初の団体戦に参加しました。2年生だけでの参加となりましたが3位入賞となり、新人戦に向けて良い試合経験ができました。

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

【中体連】県中体連駅伝競走大会の結果報告

10月4日(水)あづま総合運動公園にて、県中体連駅伝競走大会が開催されました。男子は陸上部・バドミントン部の混合チーム、女子は陸上部単独チームで、男女ともに地区大会を勝ち上がり県大会に臨みました。

結果は、

男子:31位 女子:32位

という成績でした。地区大会と同じく、悪天候で雨が降り続ける中、選手たちは懸命に襷をつなぎ、完走することができました。チームメイト・保護者の皆様の応援が、選手にとって本当に大きな力となりました。ありがとうございました。

 

 

【中体連】中体連駅伝競走相双地区大会の結果報告

9月6日(水)南相馬市馬事公苑にて地区中体連駅伝競走大会が開催されました。男子は陸上部・バドミントン部の混合チーム、女子は陸上部単独チームで大会に臨みました。あいにくの悪天候で強い雨が降る中、懸命に襷をつなぎました。

結果は、男女ともに3位!開校以来初の県大会出場を勝ち取りました!

個人でも2名が区間賞を獲得しました。

女子3区:栁沼佑葉(2年)

男子1区:渡邉真之亮(2年)

今年から沿道応援も解禁され、チームメイトや保護者の方々の声援が本当に大きな力となりました。ありがとうございました。

県大会は10月4日に福島市のあづま総合運動公園内コースで行われます。1秒でも上のタイムを目指してまた練習に励んでいきたいと思います。引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

 

【社会起業部 本部】 宮城研修

8月3~4日、社会起業部で津波について学習する宮城研修に行ってきました。

初日。
気仙沼リアス・アーク美術館で津波資料実物を見たあと
南三陸311メモリアルではラーニングプログラム
「生死を分けた避難」を受けました。

映像証言で戸倉小学校の高台避難と
神社の境内で児童たちが一晩過ごした話が印象的です。
周りの人と話し合ってみましょう、という働きかけも複数回あり斬新です。

二日目。
投宿したホテル観洋さんの方がバスに乗り込んで
戸倉地区および高野会館を案内してくれました。

高野会館の内部は廃墟然としていましたが、
姿見やシャンデリアの破片、神前結婚の社などが
結婚式場だったことを彷彿とさせます。

震災当日には老人会(?)発表があった日だったそうで、
屋上に避難してみな助かったと。

戸倉小では高台避難が正解でした
(すぐに避難できる屋上避難案があったが、当日の波は屋上を超えるものだった)。

一方高野会館では屋上避難が正解でした。

(高台へ向かった場合、年配者は波に呑まれていたと考えられるため)

単なる避難マニュアルに従うのでなく
その場その場で危険を正しくイメージできるかが生死を分けた、
ということがわかりました。

石巻に移動し多くの児童が亡くなった大川小学校でお話を聞きました。
避難する時間も場所もあったのに、毎年聞いていますが残念です。

帰路で参加した生徒さんに感想を聞きました。

「語り部さんの話を聞くことで、当日あったこと、事実の重みを知ることができた」

「原発事故の福島の状況と引き付けて考えた」

「初めて津波被害の建物の中に入り、今までで一番震災をリアルに感じられた。
今までは「(震災のことを)伝えたところで…」と思っていたが
研修を通じて「伝えることの意義」を感じることができた」

「同じ311と言っても福島と宮城それぞれが抱えている問題が異なると気づいた」

「津波被害でも住んでいた場所に帰れなくなるケースがあると知った(住民移転)。
福島の場合は家があるけど帰れない。いろんな辛さがある」

「南三陸311メモリアルのワークショップでは自分ごとに考えられた。
大川小の周りにはビニールハウスができて前に進んでいる感じがあるけど、
浪江の請戸小の周りはまだ荒野」

【ディベート】全国中学・高校ディベート選手権(ディベート甲子園)結果報告

 8月5~7日に、千葉大学にて全国中学・高校ディベート選手権(ディベート甲子園)が行われました。昨年度は一般見学不可でしたが、今年度はコロナ禍前の状態に戻り、一般見学者も入れながら開催されました。ディベート甲子園には各地区予選を勝ち抜いた中学24校、高校32校が出場。出場校は灘中、開成中をはじめとする各地区の名門校揃いです。

 

【中学の部】

論題:「日本は鉄道の運賃を自由化すべきである。是か非か」

予選リーグ 1勝1敗 リーグ2位で決勝トーナメント進出
① 【本校/否定側】 0-3 【開智中学校(埼玉県)/肯定側】
② 【本校/肯定側】 2-1 【三重中学校(三重県)/否定側】
 決勝トーナメント1回戦
  【本校/肯定側】 2-1 【岡山白陵中学校(岡山県)/否定側】
決勝トーナメント準々決勝
  【本校/否定側】 0-5 【創価中学校(東京都)/肯定側】

 

 生徒たちは、肯定側では「運賃収入の増加で地方の路線が維持できる」、否定側では「運賃の上昇により、低所得世帯の負担が増大する」との主張を展開し、立論、質疑、第1反駁、第2反駁までの論戦を通し、審判を説得できるかを競いました。

 生徒たちは試合ごとに審判の方から指摘を受けた課題を修正して次戦に生かすなど高い対応力を示し、またかみあったわかりやすい議論を展開し、今回の結果に繋げました。出場した生徒たちからは「全国大会のレベルの高さを感じたが、最後まで楽しんで行うことができました。」との感想が聞かれました。選手たちの頑張りに、大きな拍手を送りたいと思います。

 東北地区代表として3年連続の出場を果たした本校は、おととしの第3位入賞に続き、2年ぶりの入賞(ベスト8)を果たしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【高校の部】

論題:「日本は有罪判決を受けた者に対する電子監視制度を導入すべきである。是か非か」

予選リーグ 1勝2敗 リーグ3位で敗退
① 【本校/否定側】 1-2 【東海高等学校(愛知県)/肯定側】
② 【本校/肯定側】 0-3 【広尾学園高等学校(東京都)/否定側】

③ 【本校/否定側】 3-0 【宮崎西高等学校(宮崎県)/肯定側】

 

 予選での対戦相手となった東海高等学校と広尾学園高等学校は、今大会の優勝校と準優勝校でした。予選敗退とはなりましたが、対戦を通して多くの経験を得ることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最後に、素晴らしい大会を開催頂いた全国教室ディベート連盟、また審判・スタッフの皆さん、そして何より対戦していただいた学校の皆さんに、御礼申し上げます。

【社会起業部 本部】 緑ヶ丘高校生(横浜市)との交流

7月21日、横浜市の緑ヶ丘高校さんが今年も福島スタディツアーで本校生徒と交流しました。


緑ヶ丘さんのバスに同乗し、双葉駅周辺をアテンド、駅東の震災後の風景が残る場所をみたあとは、

西側の新しい住居エリアを訪問しました。


ここを設計し、今日も案内してくださった方は、
本校の「みらいラボ」を設計してくださったブルースタジオさんです。


道の駅なみえで食事をしたあと、
学校に戻りお互いの学校のことや福島のことなどを話しました。

 

 

【ディベート部】ディベート甲子園東北大会 結果

 7月9日(日)に、オンラインでディベート甲子園東北大会が行われました。

本校からは中学校特設ディベート部・高校ディベート同好会がそれぞれ参加しました。

結果は、

中学校:優勝

高校:第3位

となり、どちらも全国大会出場を決めることができました。

全国大会は8月5~7日に千葉大学で対面で行われます。あと1か月、生徒たちは全国大会でも結果を残せるよう、計画的に準備を進めていきます。

【吹奏楽部】福島県音楽学習発表会に参加しました

6月15日(木)に喜多方プラザ文化センターで開催された福島県高等学校音楽学習発表会に高校吹奏楽部が参加しました。

県内から集まった他校の生徒や一般の方々が大勢いる中で演奏しました。

また、他校の演奏も鑑賞することができる貴重な機会となりました。

この経験を今後の演奏に生かすことができるよう練習に励みます。

(演奏曲)

・夏色

・ムーンライト伝説

【吹奏楽部】令和5年度前期音楽学習発表会に参加しました。

5月27日(土)に相馬市民会館で行われた前期音楽学習発表会に本校吹奏楽部が参加しました。

今年度は一般の方々も鑑賞可能となり、大勢の観客の前で演奏しました。

温かい拍手や手拍子をいただき、観客を巻き込んだ楽しいステージとなりました。

(演奏曲)
・宇宙戦艦ヤマト SKA Ver.
・前前前世
・HANABI
・ジャンボリミッキー!

 

【社会起業部 本部】沖縄研修

12月の22~24日に沖縄研修に行ってきました。

福島の原発の問題と沖縄の基地の問題を比較するためです。

2日目には夏に福島に来て下さった中央大附属高校さんと合流し、

辺野古のフィールドワークや、基地移転容認派と反対派の住民の方のお話を聞くことができました。

詳細は部活のFacebookに記載しております。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100063726173110

生徒からはこんな感想が出ました。

「原発と基地の構造が似てるなって。国防のために沖縄が基地を引き受けている」
「容認・反対で共通する意見があることに驚いた。
 意見を出し合う環境を求めているのが分かった」
「沖縄・福島・水俣と、住民を分断するような点があるな、と気づいた」

ホテルで福島のリンゴを配る

【社会起業部(本部)】 「戸村さんに聞くカムラのこと」

10月3日に、大熊町出身で本校のカフェに勤務する戸村さんに
大熊町にあったカムラ洋菓子店についてお話しいただきました。


戸村さんのお兄さんが経営されていたカムラは
大野駅前商店街にあり、
UFOパンで有名でした。
インタビュー形式でお話しいただきました。

お話を書き起こしたものを社会起業部のFacebookに掲載しております。

興味のある方はリンクからどうぞ。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid02vKXrrcMqpx2byBcckcjEJUCrx5w3y1h7Uyk4gfD7WhzhwFeMcAi2Zb9HUehrWnMdl&id=100063726173110&notif_id=1665033688853284&notif_t=feedback_reaction_generic&ref=notif

【社会起業部 本部】滋賀県・河瀬高校との交流

8月23日の放課後、
滋賀県・河瀬高校の生徒さんが訪問し、部員と交流しました。
河瀬高校さんはイベントで本校カフェ製品を販売してくださったご縁があります。


部員が
「福島の復興についてどう思うか、来てみてどう思ったか」
「福島に来ての印象」などの話題を提供し、
3班に分かれて交流しました。

残念ながら交流時間が1時間で終了となりました。
もう少し話す時間が欲しかったです。

【社会起業部 本部】沖縄米軍基地問題ワークショップ

社会起業部では、昨年冬に熊本県水俣へのフィールドワークを行い、
原発事故と水俣病の構造的類似を学習しました。

今年の冬は沖縄に行き、原発問題と米軍基地問題を比較してみたいと考えています。
沖縄と福島の構造の類似に気づいた人はすでにいます。

『犠牲のシステム 福島・沖縄』を著した高橋哲哉氏であったり、
中央大附属高校で福島研修/沖縄研修を企画されている川北慧先生などです。

川北先生は昨年度の福島研修の際、生徒ともに本校を訪れ、
部員と交流してくださった方です。

今回、社会起業部の沖縄研修を企画するにあたり先生に相談したところ、
大学生を連れて本校を訪れ、沖縄基地問題学習ワークショップをしてくださいました。

8月19日、明治大学、慶応義塾大学、中央大学の学生さんらとともに
ワークショップを開催しました。

まず沖縄の基地にまつわる20の要素のカードを肯定的/否定的の横軸、
国際レベル/生活者レベルの縦軸に配置する作業を行いました。

すると、日本全体が受ける基地のプラス面(肯定&国際)と
沖縄だけが負担している基地のマイナス面(否定&生活者)を
座標に「見える化」することができました。

12月に予定している沖縄研修で、
可能ならばまた中央大附属高校さんと予定を合わせて深い学びができたら、と考えています。

【社会起業部 本部】 宮城研修

8月上旬に1泊2日で宮城研修に行ってきました。
気仙沼・南三陸・石巻で津波の被害について学びました。

詳細については社会起業部のFacebookをご覧ください。
https://www.facebook.com/%E3%81%B5%E3%81%9F%E3%81%B0%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E5%AD%A6%E5%9C%92%E9%AB%98%E6%A0%A1%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E8%B5%B7%E6%A5%AD%E9%83%A8-1615123895366845

特に大川小学校語り部の佐藤敏郎さんのお話は大変印象的でした。

【吹奏楽部】第6回定期演奏会の開催(8/21)

 8月21日(日)に、本校みらいシアターにて、吹奏楽部「第6回定期演奏会」を行いました。

 今年度も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、来場者を限定して開催するとともに、YoutubeLiveにて限定配信を行いました。

 演奏会は吹奏楽オリジナルのクラシカル作品や映画音楽、若者を中心に人気なポップス曲を計14曲披露しました。

 本校の吹奏楽部は「聴いてくださる方全員に感動を!」をモットーに、中学生と高校生が合同で活動をしています。「定期演奏会」は、その集大成です。

 演奏会の企画から準備まで、部員が主体となって進めてきました。本番を迎えるまでは長いようで短い道のりでしたが、部員全員が心も音も一つとなっての演奏会となりました。

 ご来場、ご視聴いただいた皆様、ありがとうございました。 

 今後も感謝の気持ちを忘れないようにして、心を一つに、今できる精一杯の練習に励んでいきたいと思います。

 

 

【社会起業部 本部】 横浜緑が丘高校さんと交流

社会起業部は地域を
「知る・伝える・盛り上げる」活動をしています。

「伝える」活動の一環として
8月1日、横浜緑ヶ丘高校の高校生さんと交流しました。

緑ヶ丘さんは毎年福島に来てくださっている学校さんです。
一緒に富岡町をフィールドワーク、
双葉町では部員による案内を行いました。
この旅をきっかけに
福島に興味を持って下さったようでうれしく思います。

【社会起業部 本部】 関西の高校生との交流

社会起業部は地域を
「知る・伝える・盛り上げる」活動をしています。

「伝える」活動の一環として
7月28日、灘高校・鳴尾高校など19人の高校生が関西からやってきて交流しました。

2泊3日の学習合宿の2日目で、
部員と福島の未来について話し合いました。

楢葉町でサツマイモを食べたそうですが、
「そのほとんどが茨城で加工され、地元のスーパーに商品はこない」
と言うと、ガーナのカカオ農家とチョコレートのような
「関東圏のバックヤード的産業構造」に気づいてくれたようです。

それは関東の電気を
リスクを負って作っていたイチエフにもつながっていきます。
(関西でいえば福井です。
 戊辰戦争で負けた福島と、徳川系だった福井、
 この構造も研究する必要がありそうです)

私たちが今年、水俣病学習を目当てに水俣に行き、
そこで温泉や美味しい魚といった水俣病以外の要素に気づけたように、
イチエフという教材を目的に来た関西の高校生が、
それ以外の福島の魅力にも気づいてくれたようで大変嬉しく思いました。

水俣が水俣病より大きかったように、
福島はイチエフよりも大きい、そう、信じています。

 

【社会起業部・本部】 広野町箒平フィールドワーク

社会起業部は地域を「知る・伝える・盛り上げる」活動をしています。
「知る」活動の一環として町の青木さん案内のもと
今年も広野町の限界集落・箒平にフィールドワークに出かけました。

去年も訪ねた移住者・松元さんの話を聞き、
川であそんで素麺をごちそうになりました。

その後、昭和28年生まれの鈴木惠太郎区長と歩きながら話を聞きました。

集落の歴史は300年ぐらいで深くないといわれているが、
畑から土器が出たそうです。

また製鉄の際に出来るカナクソ・カナグイシ(=くず鉄)があちこちに…
相当多くの場所にあり、所によって物凄い量で堆積しているということです。

昔の製鉄所跡で、
製鉄には大量の木炭が必要だったから、山に近いここで作業したのだろう、
はるか山奥にも見つけることができる、
とおっしゃっていました。

土器とカナクソを預かったので、調べられたらいいと思います。

他にも以下のような話をうかがいました。
区長全権委任、というお話は限界集落の自治を考えるのに面白い例だと思います。

『震災の時は平田村に避難した。
部落で旅行してるみたいで、今でも
「面白かったな」「あの避難はいかった」と語り草になっている。

毛布も暖房もあって待遇が良く、
「何だかおらだけこんなに豪華で(他の人に)言わんにぇな。
 食べ物も旅館とおなじじゃねえか」って。

避難するときは、置いていく部落の車のガソリンを抜いて回って
下で(避難先で)満タンにしてやった。
部落のことは一切任せるといわれている。

平成8年の会議でさんざん頼まっちぇ。
「あとのことは引き受ける」と。
どうせ過疎化になって「この土地は誰のか」「どこに連絡していいかわからない」
となるから、一切独断でやってくれ、と。

子や孫はいろいろ言うが「われの父ちゃんと約束したから」と。
そんでねっか成り立たね』

【社会起業部・本部】テレビ出演

社会起業部は地域を「知る・伝える・盛り上げる」活動をしています。
福島放送「シェア!」で本校のカフェを紹介しました!

Youtubeでご覧いただくことができます。

https://youtu.be/u4lo7qcgV7s

【社会起業部・本部】社会起業部×早稲田大学

4月13日、社会起業部の新入生歓迎イベントの一環で
早稲田大学の学生さんと「オンライン進路座談会」を行いました。

「本格的な受験勉強はいつから始めた?」
「受験勉強期のスマホの使用時間は?」
「夜眠くなるけど、どうしたら…」
などの質問に答えていただきました。

「将来の夢がない人こそ大学に行くべき」
という意見や、逆に
「問題意識を持っていると大学の授業は楽しい」
という意見も出てきて、
生徒たちは自分の立場に引き付けて、進学について考えていました。

【社会起業部】横浜緑ヶ丘高校との交流

神奈川県立横浜緑ヶ丘高校の有志生徒が「ふくしま学宿」という企画で浜通りを訪問し、3月27日に本校社会起業部部員と交流しました。

バリケードが1月に撤去されたばかりの富岡町夜ノ森地区を一緒に歩き、双葉町では部員の案内でフィールドワーク学習を行いました。

学校に戻ってからは感想の共有と「ふたばPR会議」というゲームをしました。

緑ヶ丘高校の生徒さんからはこのような感想を頂きました。

  • 崩壊しそうな家は横浜にもあるけど、双葉町はそのままの生活が突然止められた様子が色濃くみられ、痛ましかった。
  • 帰還困難区域を実際まわれて、海の近さとか、桜とか、建物のガラスがバラバラになっている様子とか五感で感じられた。
  • 双葉駅前にあった標語を見て、こういう世の中だったんだなって。標語の前に防護服を着て立っている作者の写真をみてうまく言えないけど、何かすごい心に残った。
  • 町がそのまま止まっていて。それをどう片付けるのか、残していくのがいいのか…。
  • 双葉で見た消防車が力任せに開けて歪んだシャッターを見て、その時の必死さや、11年たっても直せない状況が続いているんだなって。
  • 歩いていた場所に色がなかった。雑草の緑色だけ。もとはどんな街だったんだろう、って思っていると町なかに花が植えてあって。誰かが世話してるんだって。
  • 東電が映像で賠償しますといっていたけど、片づけてお金わたして終わる問題じゃないなって。地域の方と対話をして復興していく意識が必要かと思う。
  • 洗濯物やカップ麺があって生活していたところに急に地震が来たんだなって。帰宅困難区域を歩いた時、自販機に本当にお金を入れそうになって。そういえばここ人いないんだって気づいた。体験しないと分からない。

(他県から来ている本校生の話)

  • 中学で進学先について話すと「福島って原発じゃん。帰ってくんなよ」と言われた。そのいう人たちって適当な情報を鵜呑みにしている。正しい情報を伝えていきたいなってこの学校に来た。

後半に行われた「ふたばPR会議」というゲームは「県外の人」役の部長に二班に分かれた生徒が二日間で体験したことを踏まえて双葉郡のPRをするというものです。

30分という短い準備時間でしたが見事なアピールをしてくれました。

【演劇部】OBOG協働公演 『数直線2021』本日よりオンライン映像配信スタート

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福島県立ふたば未来学園高等学校演劇部 オンライン映像配信
「数直線2021」
2022年2月4日(金)〜3月31日(木)配信
原案 ふたば未来学園高等学校演劇部 現役生・OBOG
演出 佐藤美羽(ふたば未来学園高等学校 第1期生)

本日2月4日より配信スタート

 本作品『数直線2021』の基となったのは、2016年に本校演劇部によって作られたオリジナル演劇作品『数直線』です。当時、部員一人一人が自らの言葉・表現を探りながら、震災・原発事故以降の自分たちを取り巻く状況をテーマに取り組み、東京でも上演をいたしました。震災から10年が経ち、当時と現在の部員たちが協力し、作品をリメイクすることになりました。

 2021年9月19日・20日に福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校多目的ホール「みらいシアター」にて上演される予定でしたが、新型コロナウイルスの猛威により上演を断念しました。参加者のほとんどが学生ということもあり延期の判断が難しい中、「なんとか作品を完成させたい」という想いから、ミーティングを重ねて脚本を書き直し、オンライン演劇作品として発表することになりました。東日本大震災から10年、この作品が全て配信されたときには11年。東日本大震災をそばに感じている人にも、知らない人にも、知りたい人にも、いろんな方々にご覧いただけると幸いです。

配信スケジュール
2月4日(金)  映像①
2月11日(金) 映像②③
2月18日(金) 映像④⑤
2月25日(金) 映像⑥⑦
3月4日(金)  映像⑧⑨
3月11日(金) 映像⑩
3月31日(金) 配信終了
※配信映像は各日18:00より配信されます。
 
備考
本作品は、映像配信日にメールにて映像のURLをお送りいたします。ご予約する際、suutyokusen2011@gmail.comからのメールを受信できるように設定をお願いします。
 

ご予約フォームはこちらです。
https://forms.gle/GR4JT2boN62P61UB6
 
公演情報は公式Twitterをご覧ください。

https://twitter.com/_ginga_tetsudo_

【中学校ディベート部】準優勝 パブリック・ディベートコンテスト

1月9日(日)、オンラインにて、東北経済産業局、東北パブリック・ディベート実行委員会主催の「第3回政策提案型パブリック・ディベートコンテスト」が行われ、本校特設ディベート部が出場しました。

広野駅前の「ぷらっとあっと」から参加しました。

この大会は「エネルギー問題への理解促進や省エネルギーの更なる普及啓発のため」(大会パンフレットから引用)、東北の中学生・高校生を対象に開催されました。なお、パブリック・ディベートとは「一般市民にも聴き取りやすく、理解が容易なスピーチを展開し、社会の問題を解決するための政策について討論するもの」(同)です。

今回の大会では、特に「『積極的に環境負荷の低い製品やサービスを選択する』ため消費者の行動変容を促す政策提案」について問われました。本校ディベート部の生徒は、包装容器プラスチックを減らすために国産木材を有効活用しようとの政策を提案し、その後の意見交換を含めて高く評価して頂きました。結果として、ふたば未来学園中学校として3年連続となる準優勝に輝きました。

参加した生徒たちからは「省エネについて正面から考える機会になり、また他校の皆さんの政策提言からも多くを学ぶことができました。一方で、消費者の行動変容につながるというアピールを十分伝えきることができなかったことなどの反省材料を、今後の活動に繋げていきたいです。」という声が聞かれました。

こうした学びの場を得ることができたのも、この日対戦した皆さん、そして大会を運営してくださった東北経済産業局、全国教室ディベート連盟東北支部、審判の皆さんのおかげです。どうもありがとうございました。

【社会起業部】 水俣研修

2021年12月26~28日、二泊三日で水俣研修に行ってきました。

目的は水俣病について学ぶことと、福島県のアピールです。

ホテルや市内で福島産のリンゴや本校カフェのコーヒーなどをお配りし、福島県の現状について話をしました。

水俣市内では水俣病センター相思社さんの案内で水俣病についてのフィールドワーク学習を行い、患者さんからの講話を聞きました。

詳しい内容は社会起業部のFacebookに記載しておりますので、そちらもご覧ください。
↓↓↓↓↓↓↓
ふたば未来学園高校社会起業部facebook

※なお、この研修は県教育庁社会教育課のチャレンジ!子どもがふみだす体験活動応援事業の助成を受けております。

【社会起業部 本部】【中学校ディベート部】 早稲田生と座談会

11月22日、早稲田大学ふくしま広野未来創造リサーチセンターが
福島復興研究ワークショップの一環として本校を訪問しました。

早稲田大学の学部生・大学院生と
本校の社会起業部員・ディベート部員が交流しました。

4つのグループに分かれてそれぞれ座談会を行い、
ふたば未来生の考えや、福島を訪れた早稲田生の感想などを話し合いました。

例えばあるテーブルでは「復興の終わりって何ですか?」という話題で
「観光客が戻ること」
「生活が戻ること」
「原発事故は障がいのようなもので、つき合っていくしかない」
などという意見が出ました。

以下は本校生の言葉を受けて
各テーブルから聞こえてきた大学生の感想です。

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復興が義務ではなく、生活の一部になっていけば理想だなって。

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原発の電気がどこに運ばれているか知らなくて、
使っていた自分たちの責任もあったなって。

福島に縁がなかったのでイメージできてなかった。
原発事故は甚大できしたが、福島の方は未来を見ていることを知れた。

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ビジネス面と安全面の議論がかみ合ってなかったと思う。
今回のフィールドワークで原発は
どう考えても導入できる分野でないな、と思いますます複雑だな、と。

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「福島産のお魚と違う所のお魚、どっちを選びますか?」
と聞かれた時、選択肢があるんなら他県のを選んでる自分がいて…。
分かるんだけど…言いにくいんだけど…。
福島に行きたくないって子もいて、矛盾もあった。
知らないってことが大きかった。
安心安全っていうけど、それは原発が建てられた時も言われた。
それは科学的な実証だけでは乗り越えられないなって。

【社会起業部(本部)】 気仙沼・石巻研修

知る・伝える・盛り上げる、をテーマに活動している社会起業部です。
11月20日~21日に、「知る」「伝える」活動のため気仙沼・石巻を訪問しました。

宮城県の方に福島県産のりんごを配布したり、
福島県産の食材を用いた豚汁を食べていただいたり、
津波のことについて語り部さんの話を聞いたり、
大川小跡を訪問したりしました。

詳細については社会起業部のFacebookをご覧ください。、
https://www.facebook.com/%E3%81%B5%E3%81%9F%E3%81%B0%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E5%AD%A6%E5%9C%92%E9%AB%98%E6%A0%A1%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E8%B5%B7%E6%A5%AD%E9%83%A8-1615123895366845

以下には生徒の感想を載せたいと思います。

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津波の被害の甚大さを、実際見て体感できた。
語り部さんの語り継ぎたい気持ちが伝わった。
自分たちも頑張ろうと思った。

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宮城県の被害は何となくしか知らなかった。
二日間で、自分の想像以上に津波の高さがあったり
語り部をやり続ける意思も感じることができた。

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大川小が海から離れていてびっくりした。
資料館でも宮城県の津波被害を改めて良く知ることができた。

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福島県は原発が主な主題で、宮城は津波。
マニュアルがしっかりしてたら、と思う。
ふたみらの避難訓練も何かできるのではと思った。

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大川小で犠牲になったのは同い年の子どもたち。
真っ黒い水を飲んで溺死したと思うと悲しい。

【情報科学部】ふくしま復興大使 北海道派遣

 福島民報社の「ふくしま復興大使」に、情報科学部の山形遥さんと大内萌楓さんが選ばれました。探究で取り組んでいる、地元の食材を使用する「双葉郡定食」のメニューを考案・実現するために、地産地消の取り組みを北海道へ学びに行きました。

 

 初日は、札幌市場外市場商店街振興組合の沢田さんから、北海道の農水産物のPR方法を学びました。北海道で多くとれるホタテを用いたメニューの存在や、市場での取り組みについて知ることができました。

 夕方には札幌市内のラーメン店「一粒庵」にお伺いし、マネージャーの河野さんから北海道産の食材を使用するこだわりや、医食同源についての思いをお聞きしました。最後にはおいしいラーメンもいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2日目は、北海道を代表する銘菓「白い恋人」の製造方法や歴史を学ぶ札幌市の「白い恋人パーク」を見学しました。石屋商事の田村さんから、道産の小麦粉や甘味料を使用するこだわりや、情報発信をする工夫について学びました。

 午後は富良野市へ移動し、富良野オムカレーを提供する「ノルドゥ」を視察しました。ノルドゥを経営するノースグループの板井さんから、地元農家とのつながりや富良野市の産物PRについて学びました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 3日目は、富良野市にある「フラノマルシェ」で地産地消に関する取り組みをお聞きしました。ふらのまちづくり株式会社の西本社長から、観光客だけでなく地元の人々にも必要とされる場所づくりの大切さについて学びました。

 同席していただいた、富良野オムカレー推進協議会の飯沼会長からは、変化を恐れず挑戦し続けることが成功の秘訣である、というお話を聞くことができました。地産地消を消費者に実感してもらうためのイベントについても詳しく教えていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

ふくしま復興大使として学んだことを、「双葉郡定食」の考案・完成に向けて生かしていってほしいと思います。

 

~視察を終えた生徒の感想~

山形遥さん

「北海道で地産地消について学ぶことができてとても嬉しかったです。私にはない視点のお話をたくさんしてくださったので、とても勉強になりました。今回学んできたことをこれからの活動に生かしていきたいと思います!今回の視察に関わってくださった方々、本当にありがとうございました!」

大内萌楓さん

「北海道での活動を通して、地産地消を行うことの意義だけでなく、その先にある農家や地元の人との繋がりの大切さについても学ぶことができました。一生懸命地域やお客さんのために努力している姿を見て、私自身良い刺激を受けました。新たな視点をくださった北海道の方々への感謝の気持ちを忘れず、これからの活動に積極的に取り組んでいきたいです!」

【社会起業部】 東京都小金井市の中央大学附属高等学校との交流

10月29日、東京都小金井市にある

中央大学附属高等学校の2年生と交流しました。

みなさんは「教養総合」という授業で科学技術の光と影について考え、
今回福島県浜通りに来てくれました。

本校生による校舎案内のあと質疑応答の交流です。
あるグループには「福島県ってどんなイメージ」という質問をしてみました。

「申し訳なくて失礼極まりないんですが、原発事故が起きて、
ハワイアンズとかも汚染されて絶対いけないなって思ってました。

無意識に福島を責めていたけど、
自分たちも電力を使ってたし…未熟な考えでした。

偏見の目があったけど、半年以上勉強して、
2泊3日の中で事故に関わった方々などの話を聞いて
自分たちの思いを考える道しるべになりました」

「事故から数年後、一度福島を訪ねたことがあります。
瓦礫がたくさん…人の思い出が積みあがってるような気がして。
大泣きしたんですよ。避難してきた子も友達にいたし。

…自分たちが使っていた電気を作っていたんだな、って思い知って。
来れてよかった。また来たいです」

「この授業を通じて、世界中で考えなきゃいけない問題だと気づきました」

「ほんとにわたし、放射能が怖くて。
親も「絶対に被曝しないの? 調べろ」って。
ふりまわされてた。やっぱりちゃんと自分の目で見て確かめなきゃって」

部員の自分のことを話しました。
「中国のアプリゲームで、福島にいるっていうと、悪口を言われたり
「ほんとに人住んでんの?」「やめとけ」とか言われる。
知ろうとしないから。
皆さんのような高校生が来てくれて本当に嬉しく思います」

福島の実態に興味を持っていただき、ありがとうございました。

最後に附属校さん、社会起業部本部・カフェチームとで写真を撮りました。

【社会起業部】 岐阜県瑞浪市の中京高校さんとの交流

10月27日の放課後

 岐阜県瑞浪市にある中京高校の商業コース有志が結成した店舗「真剣堂」に所属する生徒の皆さんと、オンラインで交流しました。

 瑞浪市はかつて中山道が通り、商店が連なるにぎやかな地域だったという歴史を踏まえ、「真剣堂」が創立されたとのことです。「真剣堂」は創立年の春に東北大震災があったことから、一貫して東北の物品を仕入れ・販売し、売り上げも義捐金として東北に還元してくださっています。


 まず始めに中京高校の皆さんから学校紹介をしていただきました。震災を意識した取り組みとして学校を舞台とした避難体験のお話を聞きました。「傍観者から当事者になろう」という意図からの探究活動に取り組んでいるとのことで、本番さながらの実践を通じて、トイレ・発電機の不備などに気づくことができたそうです。


 また、宮城研修や南海トラフ地震への備えに関する校内アンケート分析なども興味深く聞かせていただきましたが、最も印象に残ったのが「原発問題討論会」です。原発のメリット・デメリットからはじまり、原発が減らない理由として「電力会社の利権構造」にまで踏み込んで議論されており、大変驚きました。


 つづいて、本校と社会起業部の説明を行ったのち、当方から送っていた「福島県産フルーツ」を画面を挟んで共にいただきました。中京高校さんからも中津川市の名物だという茶巾絞りの栗きんとんをいただきました。こちらも大変美味しかったです。


 ブレイクアウトセッションでは、それぞれ自己紹介をするとともに、質疑応答をかわしました。
中京高校の皆さんから「3.11の時はどんな感じでしたか?」「避難して必要だと思ったものは?」などの質問を受けました。


 時間が足りなく、もっと話していたいと感じました。来年夏にはこちらに訪問したいとのことなので、お会いできるのを楽しみにしています。

【演劇部】葛尾劇「宝宝宝」稲刈りイベントに参加しました。

10月10日(日)に、葛尾村で行われた稲刈りに、本校演劇部の葛尾劇「宝宝宝」に出演する部員と参加してきました。

朝9:30より、開会式に参加。「がんばるぞー!」と気合いを入れてスタートしました。

地域の方々や、インターンの大学生を含めて約30名が参加しました。

天気も良く、少し暑いくらいでしたが、みんなで2時間ほどかけて稲刈りをしました。

初めて稲刈りを体験する生徒がほとんどでしたが、地元の方々に丁寧に教えていただきながら

1束ずつ鎌で刈り取って行きました。

あっという間に、

 

全て刈り取り、干し終わりました。

 

お昼は葛尾村婦人会の方々による手作り弁当をご馳走になりました。

たくさん働いた後のご飯はとてもおいしかったです。

この田んぼで収穫された「里山のつぶ」は、一部が葛尾村のお酒「でれすけ」の原料になるそうです。

後日、一般社団法人 葛力創造舎の下枝浩徳さんが新米を持って来校し、

羽釜でお米を炊いてみんなに振る舞ってくださるそうです。楽しみです!

 

そして、お昼休憩をしたあとは、いよいよ葛尾劇「宝宝宝」のワーク・イン・プログレスとして

葛尾村の伝統郷土芸能である野行の宝財踊りを体験しました。

 

まずは、宝財踊りをよく知る葛尾の方々からお話を聞きました。

 

その後、みんなで実際に踊りました。

今回の劇の作・演出をしてくださる篠田千明さんも参加。

 

これから、さらにイメージを膨らませて、劇を作って行きます。

葛尾の皆様、貴重な体験をさせていただきありがとうございました!

 

【演劇部】10月10日(日)に演劇部が葛尾村で稲刈りに参加します(生中継)

現在、演劇部は普段の活動とは別に、プロのアーティストと作品づくりをしています。その名も・・・

葛尾劇「宝宝宝」

制作noteはこちら

https://note.com/katsuryoku/n/nf2ba71d8c551?fbclid=IwAR1_2XD5ogE4DIRWFztlIZzC0077DaG1Lif5w402L28cQyGE9GECbsBlNDA

葛尾の歴史を掘り、巡り、作り、積み上げていくプロジェクトです。

一般社団法人葛力創造舎のサポートの下、東京から、劇作家演出家の篠田千明さんをお迎えし、

6月から少しずつリサーチや稽古を行ってきました。

 

葛尾村と繋がったきっかけは、同村出身の演劇部員からです。

去年から、葛尾村で行われている田植えや稲刈りなどのイベントに演劇部として参加させていただいていました。

 

葛尾劇「宝宝宝」は、10月に稲刈りとセットで野外劇を上演する予定でしたが、

コロナの影響で思うように創作活動が進まず、劇の上演そのものは延期といたしました。

その代わり、

10月10日(日)稲刈りの様子をオンライン配信します

ワーク・イン・プログレスということで、稲刈りをし、その後地元の伝統郷土芸能である宝財踊りを踊りたいと思います。

観覧希望の方は、当日こちらから見ることができますので是非お申し込みください。

https://www.facebook.com/events/407451474431016/?ref=newsfeed

 

最終的に、野外劇として葛尾村で演劇作品を上演できる日を目指してがんばりますので、

それまで楽しみにお待ちください。

 

 

【社会起業部】ふくしま高校生 社会貢献活動コンテスト優秀賞

10月3日(日)

 ふくしま高校生 社会貢献活動コンテスト(オンライン)に参加し、優秀賞(第2位相当)を受賞しました。

 本校の来歴と自分たちが震災について考えたことを話したのち、社会起業部として活動してきたいわき市湯本「原子力防災考証館」と双葉町のフィールドワーク、県内外の高校生とのオンライン交流について2年次の4人が発表を行いました。

【バスケ部】第58回福島県高等学校バスケットボール選手権大会相双地区予選会

第58回福島県高等学校バスケットボール選手権大会相双地区予選会に出場しました。

この大会は、ウインターカップと呼ばれる全国大会へとつながるもので、3年生についても出場が可能なものです。引退せずに残った3年生も少なく、競技経験の短い選手が多く出場する機会を得ました。

上位大会への出場はかなわず、反省することも多く見つかりました。

しかし、前回大会から一回り成長したシーンが多く見られました。見つけた課題を解決し、新人戦ではさらにいい試合ができるように練習に励みます。