ふたば未来学園の日々
【中学・高校】避難訓練を実施しました
6月14日(水)に地震からの火災発生を想定した避難訓練を、事前に天候を把握し避難先をグラウンドから体育館へと変更して行いました。どの生徒も真剣かつ速やかに避難を完了することができました。
富岡消防署の方から、しっかりした避難の様子であったとの講評をいただき、その後、生徒たちは防火講話を真剣に聞き、災害への備えの大切さを確認していました。
【留学・国際交流】トビタテ!留学Japan壮行会、本校への留学生2名決定!
先日、文科省による官民協働海外留学プロジェクトである「トビタテ!留学JAPAN」の壮行会・研修会に、本校生徒2名が参加してきました。
全国の応募の中選ばれた2名は、日頃の学校での探究や学習をさらに深めるべく、海外において1か月~2か月間滞在しながら、それぞれのアクション・取材等を行ってきます。
また、今年度も留学生2名(ドイツ・タイ)が、ふたば未来学園で1年間(令和5年8月~令和6年7月)本校生徒と同じ時間を過ごすこととなりました(AFS日本協会様のご紹介)。
本校生徒の自宅でのホームステイや、総合学科ならではの様々な授業(アカデミック系列・スペシャリスト系列・トップアスリート系列)を本校生徒と一緒に学び、様々な交流活動をする中で、お互いのグローバル・シティズンシップを醸成していくことが狙いです。
【高校・農業】まんじゅう作りに挑戦!
農業2年の総合実習の授業でまんじゅうを製造しました。
初めてまんじゅうを作った生徒も1時間後にはこのようにうまくできるようになりました。
7月28日(金)に開催される、中学生1日体験入学で披露する予定です。まんじゅうつくりに、中学生の多数の参加をお待ちしています。
動画はこちら(音声はありません)
【高校・商業】株式会社マルトとの連携(デリカ総合金賞)
6月6日(火)に、スペシャリスト系列商業の生徒たちが連携させていただいている株式会社マルトの安島取締役本部長が来校し、「ファベックス総菜・べんとうグランプリ2023」デリカ総合金賞という日本一の栄誉に輝いたことを記念し作成されたガラスの楯を、本校に寄贈していただきました。この賞は、食品分野で多大なる功績を残された企業等に送られるものです。本校は商品開発などで連携させていただき、楢葉町のサツマイモを用いて、こんぺいとう・かりんと饅頭などの商品開発を行いました。ご支援いただいております株式会社マルトのこの度の受賞を祝福しますとともに、今後もより一層の連携により、地域活性化に繋がる取組を進めてまいります。
【高校1年次】演劇のためのインタビュー
本校では、高校1年次「地域創造と人間生活」という授業で全員が演劇を体験します。
演劇を通して地域の課題を知るというテーマで、グループに分かれて地域の様々な立場の方にインタビューをし、その内容をもとに演劇を創作して発表するというものです。
今日はその取材の日でした。
今年度も20名の地域の方々にご協力いただき、このプログラムをスタートすることができました。
何年もお世話になっている方もいれば、今年初めてお世話になる方もいます。
生徒たちは、最初は緊張していましたが皆さんがとても丁寧に質問に答えてくださり、
取材が終わる頃にはすっかり打ち解け、笑顔も見えました。
「演劇は、言葉で論理的に説明するよりもイメージの共有がしやすい。特に、一番イメージの共有がしにくいのが人の心。人の心の機微を表現し、共有しやすくするのに演劇は有効です」
これは、毎年演劇の発表を見てくださる平田オリザ先生の言葉です。
様々な背景を持った地域の方々に取材をし、その内容を演劇でアウトプットする中で、
それぞれの人達の立場を想像し、物事を多面的に見ることの大切さを学んでもらいたいです。
彼らはこの後、フィールドワークで取材でお話をきいた場所を訪れ、
7月25日の演劇成果発表会に向けて演劇を創っていきます。
【高校・中学校】人類はどこに向かっているのでしょう?~哲学対話~
本校では、中学校で「哲学対話」を行っています。日常のことや授業の教材等の「問い」に対して、他者の考え方を共有しながら自らの思考を深めていくものです。
令和5年6月1日(木)放課後、高校有志生徒の呼びかけで哲学対話を行いました。中学生から大人までが混ざって対話しました。
今回は、「本当に必要な人間とはどんな人か?」という問いでした。身近なところから、宇宙のことまで幅広い話につながっていきました。
今回の問いから、新たな問いがたくさん見つかったようです。
穏やかな放課後の1コマでした。
今やインターネットが日常となり、生徒たちは生まれながら高速情報通信社会の中にいます。人類が蓄積した膨大な知が、求めればすぐに手に入る時代に生きています。さらに、その膨大な知を学び続けているAIが、人類が努力して作り出してきた知の結晶を、(現在はまだ表面的ですが)一瞬で作り上げてしまうツールが、私たちの思考や生活を一変させようとしています。
私たち人類はどこに向かっているのでしょう?・・・
自分の頭で考えることを噛みしめています。
【高中探究】『東洋経済education✖️ICT』で演劇の授業について取り上げていただきました!
『東洋経済education×ICT』のYouTubeチャンネル「探求TV」に おいて、
本校の演劇の授業を取り上げていただきました。
https://www.youtube.com/watch?v=120F9qS3hVk
本校開校当時から行われている、高校1年次の「演劇を通して地域の課題を知る学習」の様子と、それらの取り組みがなぜ探究に繋がるのかについて、詳しくお分かりいただけると思います。
また、本校では今年度から高校3年次で「表現コミュニケーション」という授業が始まりました。
演劇の手法を用いたワークショップを通して、コミュニケーションについて考える授業です。
こちらの様子も、映像でご覧いただけます。
【中学校】中体連壮行会を行いました
令和5年6月1日に中体連壮行会を未来シアターで行いました。
ソフトテニス部、卓球部、陸上競技部、レスリング部の皆さんに中学校全校生徒からエールを送りました。
【ソフトテニス部】
【卓球部】
【陸上競技部】
【レスリング部】
日頃の練習の成果を存分に発揮して、自分のベストを尽くしてきてください!応援しています!
【中学校・高校】生き方が変わる瞬間 ~小泉進次郎さんとの出会い~
令和5年5月27日(土)に、中学2年生を対象とした「リーダー学」が行われました。大変充実した学びでした。
また、小泉さんのお気持ちで、希望する中学3年生と高校1年次・2年次の生徒および中学校・高校の生徒会役員との懇談の時間もいただきました。
午前中の中学2年生への講義では、リーダーは、
① リーダーは目的ではなく結果がそうさせる。
② リーダーは1人ではできない。
③ 自分のルーツを知る。
というお話をいただきました。小泉さんの経験を交えながらの心のこもった内容に、生徒たち、教員が感動しました。このお話をふまえて、お昼の時間に、特別に懇談していただきました。
「自分のルーツを大切にする。実体験ほど自分を支えてくれるものはない。」
なぜ、小泉さんが福島に思いを寄せてくれるのか、それは、小泉さんが幼いころ、毎年ご家族で箕輪スキー場にこられていたとのことで、福島でのたくさんの人との出会いや食事、様々な自然体験がルーツになっているそうです。
何気ない毎日で気づかない、私たちが育った「福島」を、様々な体験や学びを通じて私たちの強みにしたいと思います。
「日本にいたら日本のことは分からない。」 若い人はまずは外に出て、外から故郷をみることが故郷を知ることになるというのも刺激になりました。そして、若い人が経験を積んで戻ってきてくれる街づくりをするのが、大人世代の責任というお言葉を大切にしたいと思います。
リーダーに必要なものとは。。。「どのような世界でも意見は分かれるもので、どちらを選んだら好かれるかを考えるのではなく、どちらの批判に耐えられるかを考えることが重要。その上で、意見が届かなかった人の思いや、判断したことによって、どこまでの世界に変化するかを想像できるかがリーダーに問われることになる。これからの様々な体験や経験、人との出会いを大切にしないといけない。そういった自分でしか語れない自分のルーツで人の思いや変化を想像することが、リーダーとなった時の支えになる」と、お話になりました。
リーダーに必要なもの、①強さ、②想像力、③情熱。
まさに、人生が変わる瞬間。
福島への思いと生徒たちの挑戦に想いを寄せてくださる小泉さんに心より感謝申し上げます。
そして、お世話になったこの思いを、私たちのルーツ(これからの体験や出会い)を大切にしながら、私たちも次の世代につないでいきます。
※ noteにも記事をupしました。https://futabamirai-hs.note.jp/
【高校1年次+プラス】演劇ワークショップ 課題発見のために
本校では、火曜日の6,7校時に高校全生徒が探究活動(未来創造探究)をしています。昨日(令和5年5月30日(水))も全生徒、全教員で授業が行われました。そのうち、本校の特色ある学習活動の1つに、1年次生徒全員が取り組む「演劇創作」があります。
地元の方に取材をして、地元や社会の課題を見出し、それぞれの立場を演ずることによって、その課題に向き合いながら学ぶものです。この日は、グループごとに先週決めた取材先への質問を検討しました。
どのように、進んでいくか、楽しみのような不安なような。。。
プラスです。
1年次生徒たちの向かいの教室では、3年次生徒が論文作成をしていました。