部活動紹介

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【中体連】中体連駅伝競走相双地区大会の結果報告

9月6日(水)南相馬市馬事公苑にて地区中体連駅伝競走大会が開催されました。男子は陸上部・バドミントン部の混合チーム、女子は陸上部単独チームで大会に臨みました。あいにくの悪天候で強い雨が降る中、懸命に襷をつなぎました。

結果は、男女ともに3位!開校以来初の県大会出場を勝ち取りました!

個人でも2名が区間賞を獲得しました。

女子3区:栁沼佑葉(2年)

男子1区:渡邉真之亮(2年)

今年から沿道応援も解禁され、チームメイトや保護者の方々の声援が本当に大きな力となりました。ありがとうございました。

県大会は10月4日に福島市のあづま総合運動公園内コースで行われます。1秒でも上のタイムを目指してまた練習に励んでいきたいと思います。引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

 

【社会起業部 本部】 宮城研修

8月3~4日、社会起業部で津波について学習する宮城研修に行ってきました。

初日。
気仙沼リアス・アーク美術館で津波資料実物を見たあと
南三陸311メモリアルではラーニングプログラム
「生死を分けた避難」を受けました。

映像証言で戸倉小学校の高台避難と
神社の境内で児童たちが一晩過ごした話が印象的です。
周りの人と話し合ってみましょう、という働きかけも複数回あり斬新です。

二日目。
投宿したホテル観洋さんの方がバスに乗り込んで
戸倉地区および高野会館を案内してくれました。

高野会館の内部は廃墟然としていましたが、
姿見やシャンデリアの破片、神前結婚の社などが
結婚式場だったことを彷彿とさせます。

震災当日には老人会(?)発表があった日だったそうで、
屋上に避難してみな助かったと。

戸倉小では高台避難が正解でした
(すぐに避難できる屋上避難案があったが、当日の波は屋上を超えるものだった)。

一方高野会館では屋上避難が正解でした。

(高台へ向かった場合、年配者は波に呑まれていたと考えられるため)

単なる避難マニュアルに従うのでなく
その場その場で危険を正しくイメージできるかが生死を分けた、
ということがわかりました。

石巻に移動し多くの児童が亡くなった大川小学校でお話を聞きました。
避難する時間も場所もあったのに、毎年聞いていますが残念です。

帰路で参加した生徒さんに感想を聞きました。

「語り部さんの話を聞くことで、当日あったこと、事実の重みを知ることができた」

「原発事故の福島の状況と引き付けて考えた」

「初めて津波被害の建物の中に入り、今までで一番震災をリアルに感じられた。
今までは「(震災のことを)伝えたところで…」と思っていたが
研修を通じて「伝えることの意義」を感じることができた」

「同じ311と言っても福島と宮城それぞれが抱えている問題が異なると気づいた」

「津波被害でも住んでいた場所に帰れなくなるケースがあると知った(住民移転)。
福島の場合は家があるけど帰れない。いろんな辛さがある」

「南三陸311メモリアルのワークショップでは自分ごとに考えられた。
大川小の周りにはビニールハウスができて前に進んでいる感じがあるけど、
浪江の請戸小の周りはまだ荒野」

【ディベート】全国中学・高校ディベート選手権(ディベート甲子園)結果報告

 8月5~7日に、千葉大学にて全国中学・高校ディベート選手権(ディベート甲子園)が行われました。昨年度は一般見学不可でしたが、今年度はコロナ禍前の状態に戻り、一般見学者も入れながら開催されました。ディベート甲子園には各地区予選を勝ち抜いた中学24校、高校32校が出場。出場校は灘中、開成中をはじめとする各地区の名門校揃いです。

 

【中学の部】

論題:「日本は鉄道の運賃を自由化すべきである。是か非か」

予選リーグ 1勝1敗 リーグ2位で決勝トーナメント進出
① 【本校/否定側】 0-3 【開智中学校(埼玉県)/肯定側】
② 【本校/肯定側】 2-1 【三重中学校(三重県)/否定側】
 決勝トーナメント1回戦
  【本校/肯定側】 2-1 【岡山白陵中学校(岡山県)/否定側】
決勝トーナメント準々決勝
  【本校/否定側】 0-5 【創価中学校(東京都)/肯定側】

 

 生徒たちは、肯定側では「運賃収入の増加で地方の路線が維持できる」、否定側では「運賃の上昇により、低所得世帯の負担が増大する」との主張を展開し、立論、質疑、第1反駁、第2反駁までの論戦を通し、審判を説得できるかを競いました。

 生徒たちは試合ごとに審判の方から指摘を受けた課題を修正して次戦に生かすなど高い対応力を示し、またかみあったわかりやすい議論を展開し、今回の結果に繋げました。出場した生徒たちからは「全国大会のレベルの高さを感じたが、最後まで楽しんで行うことができました。」との感想が聞かれました。選手たちの頑張りに、大きな拍手を送りたいと思います。

 東北地区代表として3年連続の出場を果たした本校は、おととしの第3位入賞に続き、2年ぶりの入賞(ベスト8)を果たしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【高校の部】

論題:「日本は有罪判決を受けた者に対する電子監視制度を導入すべきである。是か非か」

予選リーグ 1勝2敗 リーグ3位で敗退
① 【本校/否定側】 1-2 【東海高等学校(愛知県)/肯定側】
② 【本校/肯定側】 0-3 【広尾学園高等学校(東京都)/否定側】

③ 【本校/否定側】 3-0 【宮崎西高等学校(宮崎県)/肯定側】

 

 予選での対戦相手となった東海高等学校と広尾学園高等学校は、今大会の優勝校と準優勝校でした。予選敗退とはなりましたが、対戦を通して多くの経験を得ることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最後に、素晴らしい大会を開催頂いた全国教室ディベート連盟、また審判・スタッフの皆さん、そして何より対戦していただいた学校の皆さんに、御礼申し上げます。

【社会起業部 本部】 緑ヶ丘高校生(横浜市)との交流

7月21日、横浜市の緑ヶ丘高校さんが今年も福島スタディツアーで本校生徒と交流しました。


緑ヶ丘さんのバスに同乗し、双葉駅周辺をアテンド、駅東の震災後の風景が残る場所をみたあとは、

西側の新しい住居エリアを訪問しました。


ここを設計し、今日も案内してくださった方は、
本校の「みらいラボ」を設計してくださったブルースタジオさんです。


道の駅なみえで食事をしたあと、
学校に戻りお互いの学校のことや福島のことなどを話しました。

 

 

【ディベート部】ディベート甲子園東北大会 結果

 7月9日(日)に、オンラインでディベート甲子園東北大会が行われました。

本校からは中学校特設ディベート部・高校ディベート同好会がそれぞれ参加しました。

結果は、

中学校:優勝

高校:第3位

となり、どちらも全国大会出場を決めることができました。

全国大会は8月5~7日に千葉大学で対面で行われます。あと1か月、生徒たちは全国大会でも結果を残せるよう、計画的に準備を進めていきます。