サッカー部活動報告

サッカー部活動報告

【サッカー部】高円宮杯JFAU-18サッカーリーグ2021福島 全日程終了

 今年度は創部以来2回目となる高円宮杯JFAU-18サッカーリーグ2021福島 県1部リーグ(通称:F1)に参戦しました。コロナ禍での開催とあって、日程や会場の変更、無観客での実施など大変なシーズンとなりました。

 開幕戦で尚志2ndに0-2で敗れ、黒星スタートとなりましたが、第2節に昨年の選手権出場の学法石川と2-2と粘り強く戦い、3節目からは今年度より着任された砂金監督が本格的に指揮を執り、前半戦を3勝4敗2分で折り返し、後半戦は3勝6敗の6位でリーグを終えました。

 ロングボールを多用するチームが多く、苦戦を強いられましたが、少しずつ監督の求める攻撃的なパスサッカーを体現できるようになっていき、得点パターンも増やすことのできたリーグとなりました。

 次年度はプリンスリーグ参入を目標にここからまた積み上げをしていきたいと思います。

 たくさんの応援ありがとうございました!!

 

【サッカー部】砂金監督とJFA田嶋会長等の対談が掲載されました

8月27日の福島民友新聞に、本校サッカー部砂金伸監督、日本サッカー協会田嶋幸三会長、JFAアカデミー池内監督、県サッカー協会橋本専務理事の対談が掲載されました。

今春JFAアカデミー福島男子が福島に帰還し、インターハイサッカー競技の2024からのJヴィレッジ固定開催も決まった中、本県サッカー界の今後について大所高所から皆さんでご議論されています。

参加者各位から、JFAアカデミーと連携しながら本校サッカー部を強化し、他県流出の課題がある小中学生の有望な選手の受け皿となっていくことの期待についてコメントをいただいています。砂金監督からは、「人に応援されるチーム(選手)になる」ことや「人を感動をさせられるサッカーを志す」本校サッカー部指導方針の紹介に加え、千葉県での指導者養成の経験も踏まえ、福島県内の指導者養成等にも貢献していきたいとコメントしております。

【高校】男子サッカー部へ大型バスを寄贈していただきました

 7月21日(水)に本校におきまして、株式会社報徳バス様より男子サッカー部へ大型バスの贈呈式が行われました。いわきタクシーグループ代表の門馬成美様、報徳バス代表取締役の佐藤慶直様をはじめとするたくさんの方のご尽力により、一年越しに実現することができました。
 
 いわきタクシーグループ代表門馬様より、この度のバス寄贈に至った経緯、今後のふたば未来学園男子サッカー部への期待の言葉を頂きました。

 主将の西間木祐太朗さんからの感謝の言葉とともに、「歴史の浅い私たちサッカー部がこのような立派なバスを頂けた意味とは何か」という問いかけがあり、双葉郡の「希望」となる必要があると述べ、このバスとともに新たな歴史を築き、全国にふたば未来の名を轟かせると誓いました。

 まだまだ歴史の浅いチームですが、このような素晴らしい御支援や恵まれた環境に感謝しながら、双葉郡をさらに盛り上げられるよう今後もチーム一丸となって頑張りたいと思います。

 今後ともどうぞ応援よろしくお願い致します。

 

サッカードイツ研修⑨

12月16.17日
令和元年度双葉地区教育構想国際人育成プラン「スポーツ交流事業」

とても内容の濃い日常を過ごしたドイツを離れ、トルコ・イスタンブールを経由し体調不良もなく元気に日本へ帰国しました。
研修の成果が出るかどうかはここからです!!
自分自身もチームもレベルアップしていきましょう!!
本研修に関わって下さった皆様ありがとうございました。

 

サッカードイツ研修⑧

12月15日
令和元年度双葉地区教育構想国際人育成プラン「スポーツ交流事業」

ドイツ滞在最終日!!
午前中は朝食後、本研修でお世話になっている池下興治さんにインタビュー。
池下さんは元読売クラブの選手であり、ドイツ留学後、現在はドイツ在住でサッカー選手のサポートなどをされています。
ドイツへ渡った経緯やドイツの歴史、ドイツサッカーの話など長年ドイツで生活されている方だからこそ聞ける話ばかりでした!!
インタビューの後は最後にホテル周辺のランニング。
派遣生の背中も少し大きく感じられるランニングでした!!
すでに大きく変化しているような気がします!!
今日でドイツを離れます。
Danke,Deutschland!!
Auf Wiedersehen!!

サッカードイツ研修番外編②

令和元年度双葉地区教育構想国際人育成プラン「スポーツ交流事業」

ドイツでは街を歩いているとランニングをしている人や公園でボールを蹴っている親子など運動をしている人々を常に目にします(派遣生も気になっていたようです)。
ジムにも必ず運動している人がおり、アイスリンクにはコートを着ながら私服で滑っている人がたくさんいます。
本当に小さい子どもから高齢者まで幅広い。
日本でも少しずつ運動やスポーツに対する考え方が日常へ反映され始めているような印象がありますが、ドイツの方々にとって運動やスポーツは「健康のため」というより「楽しみ」のように感じました。
仕事の前後、親子で、友達となど様々なライフスタイルの中に自然にスポーツがある生活!!
素晴らしいです!!

サッカードイツ研修⑦

12月13日
令和元年度双葉地区教育構想国際人育成プラン「スポーツ交流事業」

午前は文化研修。
ベルリンの過去と現在、日本の過去と現在、繋がることがありました。
教科書からしか学んでいなかったことに実際に触れる時間となり、日本では見ることのできない衝撃的な写真を目の当たりにして映画やドラマの世界ではなく、現実にあったのだということにとても考えさせられる時間でした。
午後は最後のトレーニング参加。
ポゼッション、ゲームの流れでした。
今回は3名ともU-17のトレーニングに参加しました。
ドイツ選手とトレーニングができる最後の時間!!
派遣生はこれまでのトレーニングの反省を全てぶつけて取り組んでいました!!
でも、やはりドイツの同級生たちはとてもうまかった、、、
身長が大きくても早く動ける、プレッシャーが早くても正確にボールをコントロールできる、パス、シュートが強いなどなど。
ここで経験した世界のスタンダードを絶対に忘れずに!!
一週間にわたってトレーニング参加を受け入れてくださったF.C.HERTHA 03 BERLIN-ZEHLENDORFに心から感謝申し上げます。
ありがとうございました!!

〈生徒感想〉
・午前はベルリンの街を文化研修した。ドイツの歴史や文化を学ぶことができた。特にナチスが行なっていた事が今のドイツにまで影響していることを知り、とても考えさせられた。午後のトレーニングでは昨日の「要求の声」を意識してプレーした。でもまだまだ足りなくてボールが出てこなかった。日本に帰ってもっと積極的に要求していこうと思った。
・文化研修ではドイツの戦争の歴史やユダヤ人の思いなどを知ることができた。世界遺産も見ることができて記録も取りながら楽しい時間を過ごせた。日常の身近なところに世界遺産があることも新鮮だった。午後のトレーニングは昨日と引き続き楽しいトレーニングができて良かった。今まで参加して思ったことはトラップや両足のキックの精度のような基礎的なことがうまく、プラスそこに個人の特徴があるからみんな上手いのだと思った。日本に帰ったら基礎的な練習をしっかりやって自分の特徴を高めたいと思う。
・午前は文化研修でベルリンの中心地へ行った。観光客が多く、有名さが伝わった。歴史的な建築物が多数あって綺麗な街並みだった。最後のトレーニングではコーチングの大切さを改めて実感できた。クラブには大変お世話になった。

サッカードイツ研修⑥

12月12日
令和元年度双葉地区教育構想国際人育成プラン「スポーツ交流事業」

午前はシューレのトレーニングへ参加。
シューレは今日で最後、、、本当にあっという間です。
パス(とても複雑なトレーニングでした)、シュート、ゲームの流れでした。
研修も折り返しとなり、普段とは全く異なった生活の中でやや疲れが見えて、、、いやいや、自分に負けていては世界とは戦えません!!
昼にはベルリンのリーグでプレーしている渡邊夢大選手が来てくれました。
彼も小学校と中学校で海外サッカーに触れる機会があり、高校卒業と同時にドイツへ渡ったそうです。
ドイツでの生活やサッカーについて様々な話を聞きましたが、前日の宮市選手から伺った話と同様に、やはり「自分次第」だということでした!!
午後はクラブチームのトレーニングへ。
今日もFPとGKで分かれてトレーニング。
FPはU-17のインドアトレーニングに参加しました。
U-17は同級生。
一昨日のU-16とひとつしかカテゴリーは変わりませんが、ドイツ選手のプレーの精度、スピード、パワーが明らかに上でした!!
4vs4+GKの少数人数でのゲーム形式だったため、プレーの質が明らかに出ますが、その中でも派遣生はTor、Vorlageを見せていました!!
GKトレーニングは今回も前回同様にカテゴリーを跨いで専用トレーニング。
様々な動きを入れながら実践に合ったトレーニングでした。
今回も基本技術を徹底して行い、素早さと正確さを求められていました!!

〈生徒感想〉
・シューレのトレーニングでは、内容が複雑で最初は理解できなかったがやりながらできるようにはなった。だが、シューレの選手たちに比べると質がとても低かったのでもっと上げていきたい。午後はクラブのU-17のトレーニングに入った。午前中よりも積極的にプレーできたと思う。まだ要求の声が少なかったので明日の課題にしたい。
・もっとコミュニケーションを取れたと思う。英語がはなせるわけではないが、サッカーにおいてもっと取れた。午後のGKトレーニングでは自分のキックがしっかり通用したので少し自信がついた。セービング、キャッチングはもっと伸ばせると思う。様々なトレーニングを教えていただいたので日本でも生かしたい。この集中力を続けさせたい。
・午前は複雑なパストレーニングがメインだった。最初は苦戦したがすぐに慣れてパスが通るようになった。ミニゲームで3回ほどチャンスがあったが決められなかった。ゴール前でもっと冷静になって判断を早くする。午後はずっとゲームだった。チームメイトとジョークを言い合ったりなどコミュニケーションを取って仲良くなれた。プレーもドリブルはもたついたがシュートもアシストもたくさんできた。今までの中で一番楽しくプレーできた。

サッカードイツ研修⑤

12月11日
令和元年度双葉地区教育構想国際人育成プラン「スポーツ交流事業」

午前はシューレのトレーニングへ参加。
メニューはフィジカルトレーニング(パワー強化)でした。
シューレの選手とペアを組み、与えられたメニューを行います。
メニューのやり方や注意点など、コミュニケーションを取りながら行っていました!!
コーチに「ウェイトトレーニングの筋がとても良い!!」と褒めてもらえた派遣生もおり、日本へ帰っても身体作りを続けるモチベーションとなりました!!
午後はICE(高速列車)に乗りハンブルクへ。
ブンデスリーガ2部に所属する「ザンクト・パウリ」を訪問!!
施設見学とクラブの取り組みについてスタッフの方から丁寧に説明をしていただきました。
トップチームとアカデミーが日常的に関われる構造となっており、トップチームを見て生活することで常にプロを意識した生活が可能となっていました。
クラブハウスは住宅地の中にあり、地域に根付いたチームだということも感じられました。
施設見学の後は、トップチームのトレーニング見学と日本人選手へのインタビュー!!
ザンクト・パウリの日本人選手、、、そうです!!宮市亮選手です!!
日本代表経験もあるスピードが武器のアタッカーです!!
高校卒業後すぐに海外クラブでのプレーを選択した宮市選手。
なぜ世界へ目を向けたのか、高校で何を考えていたのか、大きな怪我の経験から何を考えたのか。
派遣生の質問に丁寧に応えて下さいました。
グローバルな視点を取り入れる本校、本サッカー部にとってとても貴重で素晴らしい話を聞くことができました!!
「考え方」「意識の違い」。
自分がどうなりたいのかではなく、どうなるのか!!
そのために今、これからどうするのか!!
未来を作るのは自分!!

〈生徒感想〉
・ウエイトトレーニングでは、自分と同じくらいの身長や年代の選手たちよりも自分の方ができたように感じた。自信にしてもっと続けていきたい。午後はザンクト・パウリに所属している宮市亮選手にインタビューをしてきた。サッカーにかける思いや高校時代に考えていた事、今の自分たちとの意識の違いを生で感じることができた。もっと目標を高くしてサッカーをしていきたい。
・ウエイトの施設では多くの器具があり、ふたば未来学園にはない器具もあった。自分より大きい体格の選手と一緒に行ったが、同じ重さで行うことができた。これからも継続的にトレーニングしてアスリートらしい肉体を作りたいと思った。午後は宮市亮選手にインタビューをした。海外でプロになるには相当な覚悟が必要だとわかった。自分もプロを目指しているので今よりも強い気持ちを持ってこれからのトレーニングに励みたい。
・筋トレを行った。ペアの選手と様々な話をして仲良くなれた。同い年の選手は自分と同じくらいの筋力だったが、2〜3歳離れていたら重りの重さが倍くらいの選手もおり圧倒された。もっと筋力をつけようと思った。午後は宮市選手にインタビューをして、短い時間だったが人間性などを考えていることがわかった。尊敬したいと思った。宮市選手を応援しようと思った。

サッカードイツ研修④

12月10日
令和元年度双葉地区教育構想国際人育成プラン「スポーツ交流事業」

ついにトレーニング参加が始まりました!!
午前はベルリン・オリンピアパーク内にあるスポーツシューレのトレーニングに参加しました(スポーツシューレはスポーツ学校と呼ばれるところで、地域の才能ある選手や将来性の高い選手たちが集まって各々のスポーツを学ぶ場となっています!!)。
トレーニングは基本練習から入り、シュート練習、ゲームという流れでした。
緊張のまま終わるのかと思いましたが全く違いました!!
シュート練習やゲームでは派遣生がTorを決め、Paradeを多く見せていました!!
その派遣生のワンプレー、ワンプレーにドイツの選手たちから拍手が生まれ、ゲームでは自然とハイタッチやグータッチをしていました!!
自分から恐れずに積極的に動き、プレーで認めてもらえたようです!!
午後はクラブチームのトレーニングに参加。
FPとGKに分かれてトレーニングを行いました。
FPはU-16のトレーニングへ。
ロンド、ミニゲームで実践的なトレーニングとなりました。
U-16と言っても身体の大きさや強さは自分たちよりも数倍上。
大きさ、うまさ、そして何より元気の良さ!!
全てにおいて衝撃を受けたようです!!
GKはアカデミーからトップチームのGKが揃ってGK専用のトレーニング。
トップチームのGKにはブンデスリーガのヘルタ・ベルリンでプレーしていた選手もおり、とてもレベルの高いトレーニングでした!!
シュートを止めるにしてもただ止めれば良いのではなく、しなやかさや基本動作の正確性、素早さが必要だということを学んだようです!!

〈生徒感想〉
・初めてドイツの選手とトレーニングをした。パススピード、トラップの置き方、テクニックがまだまだだと感じた。コミュニケーションはもっと積極的に取っていきたい。午後のトレーニングは午前のトレーニングを生かしてさらに積極的にコミュニケーションを取ることができた。
・GKの体が凄く大きかった。反応やシュートストップは負けないようなパフォーマンスができたと思う。緊張せずに自分のプレーができて良かった。午後はトップチームのGKとトレーニングを一緒にできた。凄く良い経験ができ、プレーの幅が広がった。トレーニングメニューなどは日本に持ち帰ってこれからもできるようにしたい。
・最初は喋れず緊張して固まっていたが、最後のゲームでは点を取れたり得点に絡んだりできて楽しいトレーニングで終えられた。点を取るたびにみんなでハイタッチをしていてサッカーを楽しんでやっているのだなと思った。シュート練習で思ったことは、みんな左右どちらも蹴れていて自分も蹴れるようにならないといけないと感じた。午後は午前のトレーニングを楽しくプレーできたこともあり、緊張せずにプレーできた。ドリブルやシュートなど、まだまだ足りないしもっとやれたと思うが、通用していた部分もあったので明日からのトレーニングもがんばりたいと思った。