海外研修について

海外研修

【トップアスリート系列】ドイツ研修⑧

 午前は今日もTIER GARTENへ向かい、戦勝記念塔の周辺でトレーニングを行いました。
 TIER GARTEN駅から戦勝記念塔までを数回往復した後に、戦勝記念塔へ登りました。戦勝記念塔の頂上には、金色の勝利の女神ヴィクトリアが建っています。そこに近づくことで、勝利のパワーを得ることができたような気がしました。塔の中は狭い螺旋階段となっており、塔の内外からベルリンの歴史を感じながらのトレーニングとなりました。
 午後はゲームの視察へ向かいました。カードはブンデスリーガ2部の1.FC Union Berlin VS SV Sandhausen。1FC Union Berlinは、ブンデスリーガ1部に所属していたこともある歴史のあるチームであり、約1ヶ月前まで日本人選手の内田篤人選手が所属していたチームとしても日本では有名です。ブンデスリーガ2部のゲームを視察しましたが、2部とは到底思えないレベルのゲームでした。サッカー専用スタジアムに約3万人が入り満員。スタンドとピッチの間がほとんどないため、激しいフィジカルコンタクトの連続が目の前で行われます。そして3万人の観客はひとつひとつのプレーに熱い視線と声援を送り続けます。選手、審判、サポーター、チームスタッフ、販売スタッフ、ボランティアなど、スタジアムにいる全ての人がサッカーを作っており、その空間全てが日本と異なっていました。あっという間に時間が過ぎ、試合が終わっても余韻がいつまでも残る素晴らしい空間でした。
 夕方はドイツ7部リーグでプレーする吉岡隼選手が、選手たちに会いに来てくれました。吉岡選手は昨年高校を卒業して、3名と同じ高体連チームから単身ドイツへ渡ったそうです。年齢が近いこともあり、3名も様々な話を聞いていました。「海外」が何となく遠くにあったものが、意外と近くにあることを知り、全ては「自分の勇気次第」なのだということを突きつけられる時間となりました。
 明日ドイツを経ちます。

〈選手感想〉
  • 午前のトレーニングは最後ということで、いつもより自分を追い込んで取組みました。塔に2回登っただけで足に力が入らなくなり、螺旋階段になっているため、目も回りました。
  • 試合の視察では、まずサポーターが日本と違ってすごく熱くて素晴らしいと思いました。そして、スタンドとピッチが近くて、選手の大きさや迫力など試合の熱を生で感じることができました。Union Berlinの17番は少し身体が小さくてもテクニックで通用していて自分にはすごく参考になった。
  • 試合の視察は、日本にはまだ無いような白熱した応援やプレーを間近で観ることができ、日本にいるだけでは感じられない緊張感がありとても新鮮でした。
  • 吉岡さんとお話をして英語の必要性や若いうちに海外挑戦して行く大切さを学びました。
  • 吉岡さんと話して思ったことは、やはり何事も挑戦することが重要だと改めて感じました。小さいなりに考えてプレーしていると聞き、自分も立ち位置や次のプレーをもっと考えることが出来ると思うので、次からは常に考えながらプレーしたいと思います。そして自分の長所を伸ばせば今よりもっと良くなるとわかったので、まず自分の長所を明確にしてこれから重点的にトレーニングしていきたいです。
  • 吉岡さんとは、高校サッカーから挑戦してということで自分に置き換えて考えられるようなお話を聞くことができ、今しか出来ないことをやることの大切さを改めて感じました。
  • ドイツ研修を通して、高校を卒業したら海外に挑戦したいという気持ちが高まったので、現実になるようにこれからとトレーニングや英語の授業などをもっと頑張っていきたいです。

☆戦勝記念塔の周辺でのトレーニングの様子
   
☆ブンデスリーガ2部の1.FC Union Berlin VS SV Sandhausenのゲームの視察
   
☆ドイツ7部リーグでプレーする吉岡隼選手へのインタビュー
   

【トップアスリート系列】ドイツ研修⑦

 午前中は、トレーニングのために再びTIER GARTENへ向かいました。今日のベルリンの気温は-5℃で、走ると肌を刺すような鋭い寒さがありましたが、3名は元気にトレーニングを積みました。
 昼には、ベルリンでサッカーライターをされている鈴木氏にインタビューを行いました。そこで、ライターは、サッカーを「観る」「支える」という観点でなくてはならない仕事であり、サッカーの魅力を多くの人に伝える大切な仕事とおっしゃっていました。
 鈴木氏は、ドイツを中心に世界のサッカーを追っており、選手たちからの鋭い質問に様々な角度からお答えをいただき、「ヨーロッパのサッカー事情」や「世界から見た日本」など、普段日本にいるだけではわからない「感覚」を知ることができました。お話の中では、プレーヤーの話だけではなく、サッカービジネスや移籍に関すること、さらには今年行われるロシアW杯に関することなどがあり、サッカーの楽しさを実感する時間でした。
 普段、雑誌やインターネットでサッカーの記事を目にしている反面、「ライター」という仕事がどういうものなのかを私たちは意外と知りませんでしたが、今回のインタビューは、サッカーの様々な観点を知ることができ、時間が許すならばいつまでもサッカーの話をしていたいと思うとても楽しい時間となりました。
 午後はF.C. HERTA03 BERLIN-ZEHLENDORFのトレーニングで、今日が最終日です。
 今日は、U-16 のトレーニングに3名での参加となりました。昨日のU-19のトレーニングで出た多くの課題をどう修正していけるかがポイントであり、最後に自分をどれだけ表現できるかがテーマでした。選手たちは「言葉がわからない」や「トレーニングについていけない」という姿勢ではなく、すぐに周囲の動きを観察してどういうことをコーチが伝えようとしているのかを感じ取りながらプレーしていました。自分の力で乗り越えていく強さを感じ、課題に対して逃げずに立ち向かう強さが見えました。
 練習後には、F.C. HERTA03 BERLIN-ZEHLENDORFの選手と連絡先を交換したり、記念写真を撮ったりと自分たちから友達を作っていました。これは練習参加を通じて常に自分から積極的なコミュニケーションを取ろうと心掛けたことでZEHLENDORFの選手たちに何かが伝わった結果だと思います。練習場から最寄りのバス停までも、ZEHLENDORFの選手と一緒に話をしながら帰るまでの仲となりました。
 帰国後も繋がりを大切にしてもらいたいと思います。

〈選手感想〉
  • 鈴木氏へのインタビューでは、選手へのコンタクト経路や今のサッカー事情などの詳しいお話を聞くことができ、これから先サッカー関係に関わっていく人として良い機会となりました。
  • 練習参加は毎回自分の課題を見つけることができ、素晴らしい経験になっていると感じました。今経験出来ていることが数年後、いろいろな場面で糧となって現れてくるように、最後までしっかり学んでいきたいと思います。
  • 今日は最後のトレーニング参加日でした。昨日の反省を生かして、パススピードなどを改善出来たと思います。しかし、まだダイレクトプレーなどの技術が足りないと感じたので、日本で改善していきたいと思います。そしてチームに課題を持ち帰り、チームがレベルアップ出来るように貢献していきたいと思います。
  • ライターの鈴木氏からは、メッシやロナウドが世界最高峰の選手である理由など、サッカーのいろいろな話を聞くことが出来てとても参考になりました。自分も将来世界を魅了出来るような選手となり、鈴木氏にインタビューしてもらえるような選手になりたいと思います。
  • 鈴木氏へのインタビューでは、ライプツィヒやバイエルンなどのドイツサッカーの普段聞くことのできない詳しい話を聞くことが出来てとても楽しかったです。
  • 最後のトレーニングに参加して、もっと出来るところはあったかなと思いました。ボールを受けてパスまでの速さやパスを出した後の動きの速さなど、まだまだ足りないことばかりでしたが、自分の良いところでもある縦パスを入れることや相手の前に身体を入れてボールを保持することなど、通用した部分もありました。今回のトレーニングに参加して、自分に足りないことやもっと伸ばしていけるところなど、たくさんの収穫があったと思います。そして、最後に友達が出来て良かったです。これからもSNSなどを利用して関わっていきたいと思います。
☆ベルリンの様子
 
☆F.C. HERTA03 BERLIN-ZEHLENDORFのトレーニングの様子
  
☆練習場から最寄りのバス停までの様子
 
☆サッカーライターのすずきたつろう氏へのインタビューの様子
    

【トップアスリート系列】ドイツ研修⑥

 午前中は文化研修を行いました。
 ベルリンの中央へ行き、ドイツのスポーツショップなどを廻り店舗の規模や日本にはないブランドや品物などからスポーツ文化の違いを感じました。ドイツでは、スポーツが生活の中心にあり「スポーツをする」「スポーツを観る」「スポーツを支える」のそれぞれの役割がしっかりと繋がっていました。
 午後はF.C. HERTA03 BERLIN- ZEHLEN DORFのトレーニングへ参加しました。
 今日はU-19のトレーニングへ3人で参加。3名のうち2名にとっては、ヨーロッパのカテゴリー分けでは上のカテゴリーに当たるU-19。先日参加したU-16.17とは体格やスピードが全く異なり、自分を生かすためにはプレーしながら常に工夫が求められる状況でした。しかし、その今まで経験したことのない環境や状況を経験するためにドイツへ来ました。この驚きと悔しさが明日からの生活に生きて行きます。
 派遣選手3名は時間と行き先さえ伝えれば、常に先を歩くようになり、途中わからなくなっても自分たちで解決する姿が多くなってきました。全く知らない地で自立が目に見えるようになりました。

 ハンブルガーSV公式Twitterにて、本校のドイツ研修についてツイートしていただきました。
 ●ハンブルガーSV公式Twitter ※外部リンク

〈選手感想〉
・U-16、U-17と違ってスピードやパワーがあり、少しメンタル面で怯んだ部分がありました。そこをまず改善し、パススピードなども向上させていきたいです。最後の練習は日本人に頼らず、今までよりもさらに一人で来ているつもりでがんばりたいです。
・練習では自分との違いを改めて感じさせられました。身体の小さい日本人は世界でどのように戦うかを考えさせられる練習になり、日本でプレーするサッカーとは違うサッカーの戦い方でないといけないと学ぶことができました。
・自分の一つや二つ上のカテゴリーでトレーニングをして、今までと違って自分からコミュニケーションを取れなかったり、不安になって一緒に来たメンバーと話すことが多くなったことに驚きました。
そのため、自分のプレーが出来なくて焦ってしまいました。自分のパススピードが遅く、パスを出した後の動きにほとんどついていけませんでした。このような経験が出来たことでメンタルの保ち方などが自分に足りないことを明確に知ることが出来たので意識的に変えていきたいです。その中でも狭い所のダイレクトプレーのワンツーなど、出来る所もあったのでそこは自信を持っていきたいです。

☆ドイツの文化研修        ☆ドイツのスポーツショップにて
    
☆F.C. HERTA03 BERLIN- ZEHLEN DORFのトレーニングに参加の様子
   

【トップアスリート系列】ドイツ研修⑤

 今日は早朝ランニングからスタートしました。身体にもやや疲れが出始めた頃ですが、少しずつ慣れ始めたここからが大切です。
 朝食を終えるとすぐにホテルを出発し、ICEに乗って向かう先は港町ハンブルク。目的はドイツ1部リーグのブンデスリーガに所属する「ハンブルガーSV」の訪問です。
 訪問内容は、スタジアムとミュージアムの見学、育成部門に関するお話、トップチームのトレーニングの見学、そしてハンブルガーSVに所属する酒井高徳選手と伊藤達哉選手へのインタビューです。
ハンブルガーSVは、約130年の歴史があり、ブンデスリーガが立ち上がってから54年間、一度も降格したことのない唯一のチームです。
今回は、ゴール裏に椅子のないスタジアムやカテゴリーごとにメソッドが組まれている育成部門を見学させていただき、世界との差を実感しました。トップチームのトレーニング見学では、各国の代表選手の激しいプレーを目の前で観ることができ、自分たちの日常に、どうしていかなければならないのかを考えさせられました。
練習後には、酒井高徳選手と伊藤達哉選手へインタビューをする時間をいただき、これからのサッカー人生に繋がるありがたいアドバイスをたくさんいただきました。インタビューの中では、トレーニング前にピッチへ向かう際には、わざわざ「終わったら挨拶に伺いますね」と笑顔で言って下さるなど、お二人とも優しく丁寧に対応していただきました。
酒井選手は、ハンブルガーSVのキャプテンでもあり、キャプテンを任されている人間力が、インタビューに答えていただく姿から滲み出ていました。伊藤選手はまだ20歳で、高校を出てドイツへ渡り、1部リーグで活躍しています。自分たちもそうなりたいと感じたひと時でした。
ドイツ研修も折り返しとなり、今日の経験をまた明日からのトレーニングに生かしていきます。

〈選手感想〉
  • HSVの歴史とスタジアムの凄さに驚きました。育成の話では、選手をプロに育てるためにどのようなことが大切かなどを聞き、良い経験となりました。伊藤達哉選手は、実際にお会いすると身長が低いけれど、スピードもあり技術がありました。酒井高徳選手はプレーにパワーがあり、チームを引っ張っている感じがしました。
  • 記者会見ルームの椅子に座れたり、スタジアムの中に入れたりなど、とても貴重な体験ができました。日本とは違い、すごく設備が良くて驚きました。スタジアムはとても大きく、ユースが使用する施設も整っていました。
  • 育成部門では栄養面に気を使い、ビタミンや炭水化物が大切だと知りました。ピッチが寮の各部屋から見えるように設計されており、サッカーを常に中心に置いて生活しているのだなと思いました。勉強もできる設備も整っており素晴らしいと思いました。
  • 57,000人収容の大きなスタジアムを所有しており、日本にはないクラブだと思いました。年代別にトレーニング内容が考えられていることも知りました。
  • トップチームのトレーニング見学では、フィニッシュの正確さやプレーがスピーディーで精度が高く、ゴール前の激しさもあり、さすがブンデスリーガ1部だと感じました。
  • 酒井選手と伊藤選手へのインタビューでは、これからのサッカー人生に繋がる良いアドバイスをいただき、すごく貴重な体験をすることができました。
☆ICEで港町ハンブルクへ向かう様子      
 
☆HSVのスタジアムを見学
  
☆HSVのミュージアムを見学
 
☆HSVの酒井高徳選手と伊藤達哉選手との記念写真
 

【トップアスリート系列】ドイツ研修④

 午前中は公園で、フィジカルトレーニングを行いました。昨日の反省を生かし、高い集中力で行いました。いつもと違った環境でも、自分たちでどのようにメンタル面を高めていけるか、日々体感しています。
 午後はF.C. HERTA03 BERLIN-ZEHLENDORFのトレーニングへ参加しました。今日は、U-16 に3名で参加しました。下の年齢でも体格差は変わらず、テクニックでも差を感じる局面はありましたが、3名は昨日の経験を生かして、積極的なプレーが多くできたと思います。自分のプレーの中で、通用するところもあり、自信も出てきたと思います。

〈選手感想〉
  • 昨日に比べて自分のプレーをすることが出来たが、コミュニケーションもまだ少なく、目立つ存在になれていないのでもっと積極的にアピールしたいです。具体的にはもっと中間ポジションを意識してボールを受けられればアピールに繋がると思います。
  • もっと他の選手とコミュニケーションを取っていかなければいけないと感じました。自分の戦えるものをどんどん伸ばしてアピールしていきたいです。
  • 昨日の経験を生かし、練習前の時間などではドイツの選手に自分から話しかけてパス交換などを行いました。監督やチームの選手が練習の内容を親切に教えてくれてとてもわかりやすかったです。次の練習では練習の中心でプレー出来るように発言と目立つプレーを意識していきたいです。
☆公園でのフィジカルトレーニングの様子
  
☆F.C. HERTA03 BERLIN-ZEHLENDORFのU-16のチームでの練習の様子