部活動紹介

【社会起業部 本部】沖縄米軍基地問題ワークショップ

社会起業部では、昨年冬に熊本県水俣へのフィールドワークを行い、
原発事故と水俣病の構造的類似を学習しました。

今年の冬は沖縄に行き、原発問題と米軍基地問題を比較してみたいと考えています。
沖縄と福島の構造の類似に気づいた人はすでにいます。

『犠牲のシステム 福島・沖縄』を著した高橋哲哉氏であったり、
中央大附属高校で福島研修/沖縄研修を企画されている川北慧先生などです。

川北先生は昨年度の福島研修の際、生徒ともに本校を訪れ、
部員と交流してくださった方です。

今回、社会起業部の沖縄研修を企画するにあたり先生に相談したところ、
大学生を連れて本校を訪れ、沖縄基地問題学習ワークショップをしてくださいました。

8月19日、明治大学、慶応義塾大学、中央大学の学生さんらとともに
ワークショップを開催しました。

まず沖縄の基地にまつわる20の要素のカードを肯定的/否定的の横軸、
国際レベル/生活者レベルの縦軸に配置する作業を行いました。

すると、日本全体が受ける基地のプラス面(肯定&国際)と
沖縄だけが負担している基地のマイナス面(否定&生活者)を
座標に「見える化」することができました。

12月に予定している沖縄研修で、
可能ならばまた中央大附属高校さんと予定を合わせて深い学びができたら、と考えています。