部活動紹介

【社会起業部 本部】 関西の高校生との交流

社会起業部は地域を
「知る・伝える・盛り上げる」活動をしています。

「伝える」活動の一環として
7月28日、灘高校・鳴尾高校など19人の高校生が関西からやってきて交流しました。

2泊3日の学習合宿の2日目で、
部員と福島の未来について話し合いました。

楢葉町でサツマイモを食べたそうですが、
「そのほとんどが茨城で加工され、地元のスーパーに商品はこない」
と言うと、ガーナのカカオ農家とチョコレートのような
「関東圏のバックヤード的産業構造」に気づいてくれたようです。

それは関東の電気を
リスクを負って作っていたイチエフにもつながっていきます。
(関西でいえば福井です。
 戊辰戦争で負けた福島と、徳川系だった福井、
 この構造も研究する必要がありそうです)

私たちが今年、水俣病学習を目当てに水俣に行き、
そこで温泉や美味しい魚といった水俣病以外の要素に気づけたように、
イチエフという教材を目的に来た関西の高校生が、
それ以外の福島の魅力にも気づいてくれたようで大変嬉しく思いました。

水俣が水俣病より大きかったように、
福島はイチエフよりも大きい、そう、信じています。