2020年11月の記事一覧
【商業】課題研究商談会にて、地元の果実を使った商品開発!
令和2年11月30日(月)14~15時
本校PC室にて、Zoomを使ってオンライン商談を行いました。
リサーチした内容をもとに、企業の代表者に質問をしました。
「商標を登録している商品ですが・・。」
この商品で双葉郡の農家さんの応援につなげることができるのか?
「ミカンやユズでもできますか?」
先輩たちの活動から、さらに進んだ取り組みとなるか?
「この商品は地域で呼び名が違うのですが・・。」
ビジネス的に、金額が気になりますね・・。
「仕入れ値はいくらぐらいですか?」
企業様も、実演をしながら商品の説明をしてくれました。
また、現物も事前に送っていただきました。
「私たちにもできるかな?見た目も大事だよね。」
この活動の金銭面等をサポートしてくれている一般社団法人結び葉の代表理事さん(本校のOG)
購入に向けて協力依頼を行いました。
この商談の結果は・・。後日アップします。
【中学校】哲学対話(11/24)
今回の1年生は、内容項目「家族愛」「生命尊重」に関する哲学対話を行いました。毎回3時間構成で進めている哲学対話、今回は3時間目のまとめの時間でした。前時までの対話を踏まえ、改めて資料とした漫画「ブラックジャック」を読み直し、ブラックジャックが言った「自分が生きるために」について対話を行いました。
本校では、発言する時は「コミュニケーションボール」を手にします。相手の発言を受けて、同意する姿、違う角度から解釈を述べる姿、そして深く考えこむ姿など、答えのない問いに対してまさに哲学する姿が1年生にも育ち始めています。
【中学校】中央委員会認証式
11月25日(水)校長室にて、中学校の後期中央委員会認証式が行われました。中央委員会は各クラスの委員長、副委員長の2名ずつで組織される学校を代表する委員会です。
生徒達は、普段入室することのない校長室での認証式に緊張の面持ちです。
校長先生から一人一人に認証書が手渡されました。
校長先生からは、「後期という半年はあっという間に過ぎていきます。クラスの代表としての意識を持って、生活して下さい。」と激励のお言葉をいただきました。
生徒達は、気持ちをあらたにして「普段の生活からクラスの代表として過ごしていくぞ!」とやる気に満ちた表情を見せてくれました。
【商業】イオン販売会
11月5日(木)スペシャリスト系列農業を選択する2年生12名がイオン広野店にて販売会を実施しました。
生徒たちは買い物に来た方々に積極的に声を掛け、草花の管理方法やお菓子の製造方法などを説明していました。
遠藤智広野町長も来店し、「広野町で作られた物が広野町で販売されていることはとても喜ばしい。これからも生徒の活躍を楽しみにしている。」とおっしゃっていました。
新型コロナウイルスの影響でイベントの中止が相次ぐなか、今回の販売会を通して、栽培・製造から消費まで流通の仕組みについて学ぶことができました。
販売会の様子 接客する生徒達
【中学校】2学年「演劇ワークショップ」(11/19)
3・4校時の2時間を使って、演劇ワークショップを行いました。今年もNPO法人PAVLICの皆様型のお世話になりながら進めてきていて、2年生は4回目となりました。
今日のテーマは「小説・漫画・戯曲を使ってシーンを創作しよう」。準備された台本をもとにシーンを創作していきます。台本は2種類。生徒たちは8グループに分かれ、1・3・5・7班と2・4・6・8班が、それぞれ同じ台本で創作し、発表し合うことになりました。
各グループに分かれて、早速、シーンの創作へ。台本についてのイメージを出し合い、場面の確認、配役・キャラクターの設定、通し稽古、小道具は?もっと上手な表現方法は?と。スムーズな進行を見せるグループ、創作しながら台詞を決めるグループ、演技力の向上に余念がないグループ...。進んでは立ち止まり、熟議を重ねる生徒たちの活動をPAVLICの先生方は優しく見守り、質問には丁寧に助言をして支えてくれています。
そして始まった発表会。まずは、台本その2を創作したグループの発表。台詞がある人物はA・Bの2名。「2月。夜の公園。Bはベンチに座っている。」から始まるおそらく静かな情景から始まるシーン。
【2班】シリアスな演技を見せた主役の2人、その2人を支える仲間たちのコミカルな演技とのコントラストがお見事!
【4班】自販機や夜の星を巧みに表現!上着(役)を相手に優しくかけるところがアクセントとなって主役の2人の演技がいっそう輝きを見せた作品へ!
【6班】主役2人の陰と陽の演技力は圧巻!夜の公園の様子を表現しきった脇役たちが主役を見事に引き立てていました!
【8班】他のグループがシリアスに演じる中、あえてコミカルさを打ち出した挑戦的な作品!動と静の切り替えがお見事!
つづいて、台本その1を創作したグループの発表。台詞がある人物は3名。「日曜日の夕方。喫茶店の店内。AとBが向かい合わせに座っている。二人の間には重苦しい空気が流れている。」後半Cが登場し「どうしたの?」と問いかけるところがポイントとなるシーン。
【1班】台詞に合わせて本物の涙を流すなど、リアリティーさをとことん追究した作品にグイグイと引き込まれてしまいました!
【3班】他のグループが恋愛と解釈したシーンを男同士のシーンと解釈し、信頼をうらぎられるシーンを見事に表現。この二人の友情の行方は...。
【5班】間のとり方が抜群!台本には書いてない、台詞と台詞の間のイメージを大事にしたのでしょうか。配役も自然で無理のない演技を披露!
【7班】明るい雰囲気の喫茶店の中で起きた恋愛トラブル。そのコントラストを生んでいるのはやはり、主役を引き立てるお客さん役の演技力の高さ。お見事!
今回の2本の台本は、登場人物がグループ人数に比べて圧倒的に少ないこと、内容を様々に解釈できることなどにより、生徒たちの創造力、発想力をいっそうかき立てる仕掛けが組み込まれていました。その分、オリジナリティあふれるシーンが生まれました。また、PAVLICの先生方の専門的な見方や講評をいただけたことにより、生徒たちは今回も大きな達成感を味わうことができました。
次回、2年生は今年度最後のワークショップとなります。どんな舞台を見せてくれるか、楽しみであります。