ふたば未来学園の日々

2018年2月の記事一覧

【スペシャリスト系列農業】2年次生が味噌製造の体験を行いました

 本校の、スペシャリスト系列農業を選択している2年生が、企業組合ひろのの味噌加工場で、味噌製造の体験を行いました。現在、双葉郡の復興に取り組んでいる、企業組合ひろの理事新妻良平さんのご指導のもと、混合・仕込みの作業を行いました。熟成させる前の最後の段階で、大変重要な作業をさせていただきました。

☆茹でた大豆を揉んでいる様子です。米麹を入れて混合させます。婦人会の方と一緒に混合作業を行いました。
  
 

☆麹と大豆をすり込ませます。大豆と麹の破砕・は、菌がタンパク質を分解させやすくし、アミノ酸形成を促します。
  
 
☆野町出身の斎藤くんが、取材に対し、広野町の復興へ想いと味噌製造の奥深さを語っていました。
 

県下一斉安全確保行動訓練「シェイクアウトふくしま」を行いました

 2月16日(金)、後期期末考査後のLHRの時間に、「シェイクアウトふくしま」を行いました。
 この取組は、地震発生時に真っ先に行うべき安全行動を学び、身につける機会を設け、福島県民の防災意識の高揚及び自助・共助の取り組みの意識をはかり、福島県民一体となった地域の防災力の向上を推進することを目的としたものです。

☆シェイクアウトの放送が始まりました
   
☆放送に従って、安全行動を取りました
  

グローバルリーダー育成事業における生徒課題研究発表会に参加

 2018年2月9日(金)福島県立会津高等学校で開催された「平成29年度復興と未来を担うグローバルリーダー育成事業における生徒課題研究発表会」に本校教員2名(佐藤教諭(理科)と高橋教諭(福祉))が参加しました。
 会津地区を牽引する生徒たちから洗練された質の高い発表がありました。課題発見能力は高く、自らアンケートを取ってデータにまとめており、発表の構成も自ら行っているなど、独創性があった。
 会津高校は、東北大学グローバルラーニングセンターや福島大学共同教育研究施設うつくしま未来支援センターと連携しており、高い専門性を持った教授から指導を受けています。本校も学術的なアドバイスを受けるため、大学等と更に連携していく必要を感じました。

 成果発表と質疑応答の概要は以下の通りです。

<課題研究成果発表>
 熊本・水俣研修では、海岸に有機水銀が含まれている可能性があるドラム缶が3000本埋まっていて、ドラム缶の耐用年数を迎えていること。60年たった今でも患者に対する差別があること、補償をめぐって被害者間で対立があることなどが報告され、福島で起こっていることと共通点が多くあった。
 南相馬市の牧場にフィールドワークに行った班では、原発事故の避難により置き去りにされた牛が、飢えに耐え切れず噛んだ柱の跡の写真を紹介した。
 最も印象に残ったのは、震災後の辛さを伝えるために震災俳句を続けている発表である。辛い記憶がよみがえるのでやめてほしいという声もあるが、伝えるのが自分たちの義務と信じ活動を継続している。厳しい課題・辛さを乗り越え、今後の防災、後の人に二度と辛い想いをさせないためにも震災俳句を作り続けてほしい。その姿に人々は勇気付けられます。

<質疑応答>
Q.あなたにとって「グローバルリーダー」とはどのような人物か?
A.世界に共通する課題を発見し、共有し、解決するために導く人物。
  今まで得た知識を発信する人物。
  自分の意見を主張しつつ、相手の意見も聞いて、新しいアイデアを創造できる人物。
  リーダーは1人ではなく、皆でできる人物。
Q.どうして差別は存在するのか?
A.人に感情がある限り存在するのではないか。人にはどうしても他を差別する心があり、その不安を解消するために差別をなくそうとするのではないか。

 本校生も更に深い学びを目標に活動してほしいし、福島の復興のために会津高校生と連携して活動していければと思いました。

<活動の様子>
☆発表を聞く会津高校生
 
☆司会進行も生徒が進める
 
☆発表する生徒
 
☆発表する生徒
 

パネルディスカッション「アップデイトふくしま」に参加してきました

 2月10日(土)、福島の現状に関して、全国・海外の人々の思い込み、さまざまな誤解が存在している状況をふまえ、今後の改善に向けた情報発信・普及に生かすため、それらをアップデイトするための事実、あるいは視点や手法などを明らかにし、共有することを目的に、パネルディスカッション「アップデイトふくしま」が、国連大学のウ・タント国際会議場を会場として、開催されました。
当日は、約300人の方々が来場し、早野龍五氏(東京大学名誉教授)、越智小枝氏(東京慈恵会医科大学 臨床検査医学講座 講師)、ウィリアム・マクマイケル氏(福島大学 経済経営学類 国際地域経済専攻 助教)、開沼博氏(立命館大学 衣笠総合研究機構 准教授)を中心にパネルディスカッションを行う一方、本校の南郷副校長、2年次の遠藤瞭君も登壇し、福島の今や現在の活動について報告しました。
 震災からもうすぐ7年が経過するところで、復興の継続、風評被害、コミュニティの分断など新たな課題が山積する中で改めてふくしまのアップデイトについて考えることができました。

☆パネルディスカッション「アップデイトふくしま」の様子