部活動紹介

2021年10月の記事一覧

【社会起業部】 岐阜県瑞浪市の中京高校さんとの交流

10月27日の放課後

 岐阜県瑞浪市にある中京高校の商業コース有志が結成した店舗「真剣堂」に所属する生徒の皆さんと、オンラインで交流しました。

 瑞浪市はかつて中山道が通り、商店が連なるにぎやかな地域だったという歴史を踏まえ、「真剣堂」が創立されたとのことです。「真剣堂」は創立年の春に東北大震災があったことから、一貫して東北の物品を仕入れ・販売し、売り上げも義捐金として東北に還元してくださっています。


 まず始めに中京高校の皆さんから学校紹介をしていただきました。震災を意識した取り組みとして学校を舞台とした避難体験のお話を聞きました。「傍観者から当事者になろう」という意図からの探究活動に取り組んでいるとのことで、本番さながらの実践を通じて、トイレ・発電機の不備などに気づくことができたそうです。


 また、宮城研修や南海トラフ地震への備えに関する校内アンケート分析なども興味深く聞かせていただきましたが、最も印象に残ったのが「原発問題討論会」です。原発のメリット・デメリットからはじまり、原発が減らない理由として「電力会社の利権構造」にまで踏み込んで議論されており、大変驚きました。


 つづいて、本校と社会起業部の説明を行ったのち、当方から送っていた「福島県産フルーツ」を画面を挟んで共にいただきました。中京高校さんからも中津川市の名物だという茶巾絞りの栗きんとんをいただきました。こちらも大変美味しかったです。


 ブレイクアウトセッションでは、それぞれ自己紹介をするとともに、質疑応答をかわしました。
中京高校の皆さんから「3.11の時はどんな感じでしたか?」「避難して必要だと思ったものは?」などの質問を受けました。


 時間が足りなく、もっと話していたいと感じました。来年夏にはこちらに訪問したいとのことなので、お会いできるのを楽しみにしています。

【演劇部】葛尾劇「宝宝宝」稲刈りイベントに参加しました。

10月10日(日)に、葛尾村で行われた稲刈りに、本校演劇部の葛尾劇「宝宝宝」に出演する部員と参加してきました。

朝9:30より、開会式に参加。「がんばるぞー!」と気合いを入れてスタートしました。

地域の方々や、インターンの大学生を含めて約30名が参加しました。

天気も良く、少し暑いくらいでしたが、みんなで2時間ほどかけて稲刈りをしました。

初めて稲刈りを体験する生徒がほとんどでしたが、地元の方々に丁寧に教えていただきながら

1束ずつ鎌で刈り取って行きました。

あっという間に、

 

全て刈り取り、干し終わりました。

 

お昼は葛尾村婦人会の方々による手作り弁当をご馳走になりました。

たくさん働いた後のご飯はとてもおいしかったです。

この田んぼで収穫された「里山のつぶ」は、一部が葛尾村のお酒「でれすけ」の原料になるそうです。

後日、一般社団法人 葛力創造舎の下枝浩徳さんが新米を持って来校し、

羽釜でお米を炊いてみんなに振る舞ってくださるそうです。楽しみです!

 

そして、お昼休憩をしたあとは、いよいよ葛尾劇「宝宝宝」のワーク・イン・プログレスとして

葛尾村の伝統郷土芸能である野行の宝財踊りを体験しました。

 

まずは、宝財踊りをよく知る葛尾の方々からお話を聞きました。

 

その後、みんなで実際に踊りました。

今回の劇の作・演出をしてくださる篠田千明さんも参加。

 

これから、さらにイメージを膨らませて、劇を作って行きます。

葛尾の皆様、貴重な体験をさせていただきありがとうございました!