ふたば未来学園の日々

2019年6月の記事一覧

SGH通信①

 先週末からの30℃を超える季節外れの暑さも一段落し、午前中は冷たい雨が降りしきる一日でした。そうした大きな気温の変化のせいか、生徒たちの服装もブレザーを着てみたり、既に半袖であったり、ベストを着用してみたりと様々です。

 さて、本日の探究の時間の報告です。1年生はスタディサプリ適性検査を行いました。残念ながら写真はないのですが、検査後には「自分のなりたかった職業についての適性が高かったので嬉しかった。」といったような生徒の感想を聞くことができました。これからのキャリア形成に生かしてほしいですね。

 次に2年生です。再生可能エネルギー探究ゼミは2・3年生合同で実験を重ねていましたが、その他のゼミではゼミの特長ごとに必要な事項のインプット学習を行いました。例えば、原子力防災ゼミでは「地域・社会の理解を深める~知らないことを知る~」と、題して課題を見出し、探究テーマを探し出す活動を行いました。ワールド・カフェを採用しながら、ブレインストーミングの中で出てきたワードについて次々に共有していました。とても活発な活動で、深い対話ができていることが見て取れました。

 

 最後に3年生です。引き続き探究活動をそれぞれのゼミやチームで進めました。今週クロ-ズ・アップするのは、スポーツと健康ゼミでミニ・ゴルフを通した人口交流を目標にしている8人組チームです。「誰を対象にするのか?」,「どこで行うのか?」など具体的になっている項目もあるのですが、サッカー部員と野球部員から構成されるこのチームにはこの時期如何せん、時間がありません。うまく部活・勉強・探究をマネジメントして欲しいものです。

5月25日(土)広野町営学習塾「開講式」

 広野町主催による学習塾の開講式が開催されました。講師は、震災以降、継続して学生団体「AAO」(代表:慶應義塾大学の石井俊太郎さん)の皆さんが携わっています。広野町では、今年度開校した本校にも門戸を広げてくださり、広野町外から通う生徒も含め10名が参加させていただくことになりました。広野町の遠藤町長より、「未来を担う皆さんが、人生の先輩であり、これから世界で活躍しようとしている大学生と一緒に、知識だけでなく、物事の見方や考え方、生き方についても勉強していきましょう。」とのごあいさつをいただきました。

 開講式後は、講師4名の皆さんとさっそく顔合わせからスタート。生徒たちは、「英語の使い方の勉強を教えてほしいです。」「家での勉強方法の相談をしたいです。」「ざっくり世界について話を聞いてみたいです。」と、とても意欲的です。これから月1回程度の塾を通して、さらに成長していくきっかけをつかんでいくことと思います。

 19日(日)には、広野町の五社山登山にも参加し、町民の方とのふれあいの場を持つことができました。「初めての登山、暑かったけどみんなで登れてうれしかったです。」「広野町は海も山も川もあって自然豊かな町だと思いました。」「山頂でいただいた豚汁は熱かったけど、とても美味しかったです。」「ふたば未来学園にくわしい方のお話が聞けてよかったです。」との声。広野町の皆さん、生徒たちのためにありがとうございます。

【農業】ホウレンソウの収穫!

 スペシャリスト系列農業2年次が栽培している「春まきホウレンソウ」が収穫の時期を迎えました。今回の授業では、無農薬栽培のホウレンソウを収穫し、調理~会食を通して、生物に感謝する心を学びました。

【全員集合!はじめて学ぶ農業の授業で、収穫を初体験♪】

 

【花芽(はなめ)が出ていますが、全部おいしくいただきます!】

 

【ホウレンソウは豚汁の具材になりました】

 

 

~実習の記録に書かれた生徒の感想~

・とても小さかったホウレンソウが大きく成長してすごい。そして真ん中に新しい葉が生えていたのは、葉じゃなくて花だったんだな思いました。自分たちで播種したものが食べられるってすごいなと思いました。

 

・今日はホウレンソウを収穫しました。その後、豚汁にして食べました。自分でとったホウレンソウなのでとてもおいしく感じました。他の小ネギやピーマンも頑張って育てていきたいです。