野球部活動報告

2023年9月の記事一覧

【野球部】第75回秋季東北地区高等学校野球大会結果報告

8月26日(土)、本校野球部は第75回秋季大会の相双支部予選を戦ってまいりました。
夏の激闘から息つく間もなく新チームの公式戦がスタートしました。

相双支部予選の1回戦の相手は相馬高校。結果は、2-9の8回コールドで敗戦しました。
ベスト8で終えた夏の大会から約1ヵ月。自分たちの現在地を思い知らされる試合となりました。

 

新チームとして初の公式戦となったこの試合で先発のマウンドを任されたのは草野龍弥(1年)でした。立ち上がり1回2回と四球や守備のエラーがありながらも危なげなく無失点のピッチングをしていました。

相手の打順が2巡目を迎え3回裏の守備、四死球と2本の長打を打たれ3失点。先制を許します。

一方、打線は前半3回を無得点で進むも先制を許した直後の4回表の攻撃で反撃に出ます。先頭の4番藤井陽太(2年)のレフトへのヒットをきっかけに相手のミスにも乗じて2点を返します。

しかし、2-3の状況で先発草野からマウンドを譲り受けた背番号1中野紘斗(2年)が安定しません。4回から登板し、4回⅓を投げ7つの四死球を与え6失点。

打線も4回の2得点以降は相手の細かい継投を攻略できず8回散発の4安打に封じ込められコールド負けを喫しました。今秋の県大会は全チーム出場のため、なんとか県大会へは出場できるもののチームとして大きな課題の残る1戦となりました。

チーム関係者の皆さま、地域の皆さまには日頃より本校野球部の活動に多大な御支援と御協力をくださり感謝申し上げます。まだまだ未熟な新チームではありますが、新キャプテン8期生の蒲生謙心を中心に来る県大会へ向けてより一層の精進に励みます。今後とも本校野球部をよろしくお願いいたします。

 

 

 

第75回秋季東北地区高等学校野球福島県大会開幕!

相双支部予選でのコールド負けから2年生を中心に改めて「試合運び」について考え直して挑む県大会となりました。

 本校野球部の初戦は9月17日(日)、郡山北工業高校との対戦でした。

県大会初戦の先発は中野紘斗(2年)でした。相双支部予選では精彩を欠いた投球が目立った中野は並々ならぬ意気込みでこの県大会に臨みました。
2回に相手打線の3連打を含む4本の単打を集められ2点を許すものの粘り強い投球を見せました。

中野だけでなく、支部大会での敗戦はチームにとって奮起する材料となりました。
決して雑にならず、相手投手に対してしぶとい打席を積み重ね、2点を許した後の3,4,5回と1点ずつを得点し逆転します。

5回を終了し、3-2のまま終盤を迎えると先に得点したのは郡山北工業高校でした。2死1・3塁からサードへの打球は内野安打となり同点とされます。

攻撃では、6回から登板した相手の2番手投手の鋭いスライダーに苦戦し、6・7・8回は無得点で終わり、3-3のまま9回に突入しました。

9回表の守備を3者凡退で打ち取るとその裏の9回裏の攻撃、先頭バッターから2人が倒れ2死ランナー無しから5番熊田陽太(1年)、6番豊田悠人(1年)の1年生2人がヒットで繋ぎサヨナラの場面を演出し、打席にはここまで粘りの投球を続けてきた中野が入りました。しぶとくライト前へ運び4x-3の9回サヨナラ勝ちで初戦を突破しました。