本校からのお知らせ
第7回ふくしま学(楽)会に参加しました
7回目となるふくしま学(楽)会が1月24日(日)開催されました。
ふくしま学(楽)会は、原子力災害からの復興を「地域を超えて、分野を超えて、世代を超えて、長期的・広域的に議論する場」として、早稲田大学ふくしま広野未来創造リサーチセンター・早稲田大学レジリエンス研究所の主催により、年に2回行われているものです。
毎回、本校生も参加していますが、今回は未来創造探究で実践している4つのテーマについて高校2年生が発表しました。またコロナ感染防止のため、オンラインの発表でしたが、今回はJR広野駅近くに新しくできた地域拠点「ぷらっとあっと」を会場として利用させていただき、ここから配信しました。
1F 廃炉の先と地域社会:「復興と廃炉の両立」を考えるセッション
発表①「マイクラでつくる双葉郡」
発表②「エネルギーからエコロジーへ シビックプライドを形成する環境事業」、
災害の記録と記憶の継承とエコミュージアムを考えるセッション
発表③「未来を担う人材を」
発表④「正しい情報を私の言葉で」
また、ブレイクアウトセッションによるグループ討論、有識者によるパネルディスカッションにも生徒は意欲的に参加しました。
発表やパネルディスカッションの内容は高校生にとってはレベルが高く、時に白熱し、生徒たちはだいぶ背伸びをして参加しました。が、「正直怖いです」と、思わずホンネを吐露する場面も…。しかしこういった高校生らしい発言がその場の雰囲気や議論の方向性を変え、会が盛り上がりました。
また、他の参加者からのアドバイスをたくさんいただき、自分たちの探究活動を進めるためのあらたな視点や示唆をいただくことができました。学会終了後も参加メンバー自ら提案して再度校内で集まり、振り返りのミーティングを行い、成果を検証しました。こういうことができること自体、生徒たちの主体性や市民性が高まっていると感じました。
今回の学会でお世話になった早稲田大学教授 松岡俊二先生、准教授 永井祐二先生はじめ運営スタッフの皆様、ぷらっとあっとの磯辺吉彦さん、青木裕介さん、大場美奈さん 大変お世話になりました。
当日チラシはこちら
http://www.waseda.jp/prj-matsuoka311/material/7thFukushima_flyer.pdf
スペシャリスト系列農業2年次 ハーバリウム講習会
2月2日(火)、双葉郡唯一の生花店「Fuku Farming Flowers」の代表福塚裕美子さんを講師に迎え、スペシャリスト系列農業を選択する2年生12名がハーバリウム講習会に参加しました。
中に入れる花材やハーバリウムのオイルの種類、保存方法などの基本を説明いただいた後、ハーバリウムの作り方について丁寧に指導していただきました。
色のバランスや花材が浮かないように瓶に詰める工夫など細かい作業に生徒たちは苦戦した様子でしたが、最後には生徒それぞれの個性が光る作品が出来上がりました。
最後に福塚さんより花を生業とするきっかけや川内村へ移住した経緯などを説明いただき、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
参加した2年次の加藤鳴菜さんは「ハーバリウム作りは初めてだったがとても楽しく、貴重な体験だった。家に帰ったら家族に教えたい。」と話していました。
2年次 原子力防災ゼミ 令和3年1月20日(水) ※動画付き
植花活動のため、ハッピーロードネット西本様の協力を得て、双葉駅付近の花壇を視察に行きました。
本日は現在植わっているパンジーに肥料を撒きました。季節柄、霜によって元気のない様子でしたが、5月中旬頃まで花はついているようです。開花期を終えた後パンジーを抜き、土を耕すところから活動を開始します。最終的には、地域の方や除染作業員の方など多くの方々と共に、本校で育てた花を含めた3種類の花を植え、路肩を彩る予定です。
※QRコードを読み取ると、実際の活動を動画でご覧になれます。
◎Flipgridのアプリをお持ちでない方も、ブラウザから視聴可能です。
ドイツ・NY 海外研修代替プロジェクト①
2021年1月6日(水)~8日(金)の2泊3日の日程で、福島県天栄村にあるブリティッシュヒルズで研修を行ってきました。
COVID-19の影響により実際の渡航はかなわなくなってしまいましたが、ドイツ研修チーム12名、NY研修チーム12名の生徒がそれぞれのプログラムで研修に参加しました。
1年生のドイツチームは、2015年に国連で定められた「持続可能な開発目標(SDGs)」を英語で学び、SDGsをいかしたまちづくりをグループごとに議論し、英語で発表を行いました。
2年生のNYチームは、今後様々なところで行う自分たちのプレゼンテーションについて、英語で議論をしたり、効果的な伝え方を学んだりしました。自分たちの探究活動について国連で発表・議論ができるよう、質疑応答にも力を入れました。
ブリティッシュヒルズの本場さながらの雰囲気に圧倒され、初めは遠慮がちな様子も見られましたが、研修が進むにつれて自然と手が挙がり、積極的な発言が多くみられるようになりました。両チームとも2泊3日の中で大いに成長し、研修最後のプレゼンテーションでは、引率教員の手助けを一切借りずに熱い議論を交わすことができるようになりました。
多くの方々のお力添えのおかげで何とか実施できた研修です。参加生徒たちがこの研修で身につけた力をいかし、自分たちのふるさとでさらなる活躍をしてくれることを期待します。
感染拡大防止対策の徹底について(令和3年1月13日)
<本校舎> H31.4.1~郵便番号と住所が変わりました。 | |
〒979-0408 福島県双葉郡広野町中央台一丁目6番地3 | |
TEL.(0240)23-6825 FAX.(0240)23-6828 | |
<三島長陵校舎> | |
〒411-0033 静岡県三島市文教町1丁目3番地93号 静岡県立三島長陵高等学校内 |
|
TEL.(055)986-2000 FAX.(055)986-0570 | |
<学校代表メールアドレス> | |
|
【パンフレット】
【中学校入学者選抜情報】
☆福島県立中学校入学者選抜関連情報
福島県教育庁義務教育課ホームページをご覧ください。
☆ふたば未来学園中学校「スポーツ選抜生」
② レスリング部活動紹介ページ(pdf)
【高等学校】
【令和3年度入学者選抜情報についての重要なお知らせ】
◆令和3年度前期選抜・連携型選抜における調査書の提出期間について掲載しました。
※ 「入学者選抜情報」からお入りください。
☆各系列紹介はこちら
〇双葉のオリンピック選手を支援する会 が設立されました。
双葉郡で震災前より取り組まれてきた双葉地区教育構想から巣立った卒業生たちの東京オリンピックでの活躍が期待されています。現時点で桃田賢斗選手をはじめバドミントンで3名、女子サッカーなでしこジャパンで4名の出場がほぼ確定しています。福島県双葉郡から羽ばたき世界を舞台に活躍する選手たちを応援するとともに、選手たちの姿を励みに復興を成し遂げ、まさに五輪を復興の後押しとしていくとの決意を胸に、双葉郡8町村で支援する会を立ち上げました。会では会員(会費無料)とご寄付を募集しております。多くの方のご参画をお願いいたします。