スペシャリスト工業の３年生は、９月２２日から実施していましたものづくりマイスター事業（電子機器組み立て）が１１月２７日に終了しました。ものづくりマイスターの草野拓様よりご指導をいただきました。

１回目は、技能士の資格取得や電子機器組み立て技能検定の注意事項、Ｂｉｔ（ビット）とＢｙｔｅ（バイト）について説明がありました。

２回目は、組立部品の確認を行いました。抵抗の数値を覚えるのが難しく、テキストを見ながら間違えないように小袋へ仕分けしました。

３回目は、リード線・抵抗器・ダイオードの加工とはんだ付けを行いました。軟銅線のクセをペンチを使い真っすぐにしたり、リード線の折り曲げ長さを２～４ｍｍ以内にしました。少し苦戦しましたが、回数をこなしているうちにうまく出来るようになりました。

４回目は、角型抵抗チップ・トランジスタ・集積回路・抵抗・ダイオードのはんだ付けを行いました。うまくはんだ付けが出来ないところもありましたが、後から確認することで修正することが出来ました。

５回目は、チェック端子・半固定抵抗器・パワーリレー・フォトＩＣ・ＤＩＰーＩＣのはんだ付け・ビニール線の予備はんだを行いました。はんだ付けに慣れてきて、時間がかからず出来るようになりました。

６回目は、トグルスイッチ・ランプ・端子台・プリント基板・電池ボックス・ゴム足の取り付け、動作確認、配線を行いました。全員が完成することが出来ました。

３年生は、校内行事により約２カ月の長期間で実施することになりましたが、講師の草野様には、優しく丁寧に分かりやすく説明や実技指導を進めていただき感謝しております。大変お世話になりました。