スペシャリスト系列工業
10月3日(木)より実施しておりました、高校2年次のマイスター事業(旋盤作業)も終了いたしました。
2回目(10/10)以降の取組みについて報告します。
2回目・3回目(10/24)は、服部様にご指導いただきました。
授業で経験してはいるものの、
企業で取組む姿勢や作業方法の確認中
材料を取り付け、いざ切削作業!

一人が切削指導を受けている間、他者は作業の確認をしております。

作業の手順や寸法を確認しながら、作業を進めました。


2週間で、
4人とも同じ形状(3段切削)・同じ寸法になるように加工しました。
まだ荒削りの段階ですので、次からは仕上げ削りになります。
4回目以降は武田様の指導をいただき、仕上げ削り・寸法精度を上げた加工をするため、
新たな測定具(マイクロメータ)を使用しながら、切削加工を行いました。



切削の合間には加工品の寸法を確認したり、記録したりと、皆で協力して作業に取組みました。


旋盤にて、バリ取り(切削面に生じる返し除去:面取り)をし、
その後に、組ヤスリを使用して、バリ取り加工の微調整をします。

それぞれが切削加工をし、完成した製品。
荒削り時のものと変わりないようにも見えますが、指定寸法通り、加工されております。
※作業方法は、十人十色。人それぞれ、いろいろなやり方がある。
完成したものが、図面通りに加工されていれば問題ない!とのことでした。
服部様は、ものづくりの各分野で卓越した技能・技術を持つ匠をたたえる『 現代の名工 』に、今年度選出された全国138名のうちのお一人で、最年少での受賞とのことです。おめでとうございました。
武田様も、相馬事業所内での後進育成のご指導も担当しており、私たちは、大変すばらしい方々にご指導いただき貴重な時間を、良い体験をさせていただきました。
高校2年次生は事業期間中、校内行事(考査や修学旅行など)もあり、約一か月半という期間になってしまいましたが、講師を務めていただいたお二人も話しておられましたが、事故やケガをすることなく取り組めたことはよかったと思います。
お世話になりました。
スペシャリスト系列工業
10月21日(月)より実施しておりました高校3年次生対象のマイスター事業(電子機器組立作業)が終了いたしました。
これまでの取り組み内容について、その過程をお伝えします。
2回目 10/28
作業内容の説明

今回使用する部品の確認と仕分け作業

3回目 11/11 ~
半田ごての使用法と部位品の取り付けについて

部品も、取付の向きが決まっていたり、リード線は浮かないようにするなどの注意点も…
各部品の配置とはんだ付け

加熱の状態で、はんだが導線につかずに苦戦することも…
5回目 11/26
組み立て
取り付け面の損傷がないよう、慎重に行う

余分な配線の取り回しまで配慮する
※修理のことも考えて切断するとのこと
動作チェック! 点灯!

手直しいただいたところもありましたが、
無事に完成させることができました。
終了

約一か月にわたる作業でしたが、電子機器組み立て作業にとどまらず、
授業では得られない、関連した事象を交えて実施していただきました。
ありがとうございました。
お世話になりました。
スペシャリスト系列工業
令和5年度も、高校スペシャリスト系列工業2年次生・3年次生を対象に実施してきました『 ものづくりマイスター事業 』が終了しました。
2年次生が取組んでいた【 電子機器組立て 】作業は12月5日(火)が最後でした。


生徒達は、中学校以来の作業ということもあって、はんだ作業には四苦八苦しておりました。


若干、手直ししていただいた部分もありましたが、
はんだ作業や組付けも完了し、動作確認をしました。
両者とも、時間内に問題点を改善し、無事終了することができました。
3年次生が取組んでいた【 旋盤 】作業は、12月7日(木)に終了しました。
旋盤作業も、加工が進むにつれ『 安全 』であることが第一ですが、
部品を加工・製作するうえで必要とされる『 寸法精度 』を考えながらの取組も重要となります。



作業工程表にて、
加工品の寸法精度を確認しながら、
加工状態を把握、
その測定値を見て、
切削量や次工程を決定!

旋盤作業者も、怪我無く、事故なく、指定された寸法内に完成し、作業を終えることができました。
どちらの作業も各5回、総時間数は15時間程度ではありましたが、普段の授業とは違い作業現場ならではのより専門的な内容も関連してお話いただくなど、良い刺激を受けながらの取組となりました。
生徒達には、今後の活動に生かしてほしいと思います。
スペシャリスト系列工業
令和5年度 ものづくりマイスター事業の取組み
10月下旬よりスペシャリスト系列工業では、【 ものづくりマイスター活用事業 】に取り組んでおります。
今年度も、高校2年次生を対象に【 旋盤作業 】、高校3年次生を対象に【 電子機器組立作業 】を実施しております。
【 旋盤作業 】 実施計画と作業の様子 
1回目 10月19日(木)
2回目 10月26日(木)
3回目 11月 9日(木)
4回目 11月30日(木)
5回目 12月 7日(木)
講師の方は、
2年次生の旋盤作業では、IHI相馬事業所から昨年に引き続き 武田 泰彦 様には3回、今年度は 服部 新太郎 様
にも2回ご指導いただきます。
武田様より、作業や安全に関する指導を受けた後、旋盤操作の指導を受ける様子





服部様より、切削指導を受ける様子

3年次生の電子機器組立作業講師の方も、昨年に引き続き 草野 拓 様のご指導をいただいております。
【 電子機器組立作業 】実施計画と作業の様子 
1回目 10月31日(火)
2回目 11月14日(火)
3回目 11月21日(火)
4回目 11月28日(火)
5回目 12月 5日(火)
講義を始めるにあたり、福島県技能開発振興センターにて、
ものづくり事業を担当されている 齋藤様 より事業説明などがありました。
草野様より、指導を受ける様子

各学年5回ずつ、1回当たり3時間程度、約15時間の作業時間となる予定です。
日程の途中には、後期中間考査や修学旅行などの行事もあり大変ではありますが、授業で学んでいることに加え、
さらに専門的内容や技術の習得を目指し、関連する内容についても教示いただきながら、各自の工業力向上のため
に取組んでおります。ご安全に!
スペシャリスト系列工業
11月から12月にかけて、マイスター指導による専門分野講習会を実施しました。
2年次:機械加工分野(旋盤作業)、3年次:電子機器組立分野 の講習の様子を以下のPDFファイルにまとめましたのでご覧ください。
HP掲載記事 - マイスター2’.pdf
スペシャリスト系列工業
筆記試験が10/6に、実技試験が12/8に行われた、電気工事士試験の結果についてご報告します。
本校からは一種電気工事士試験に工業科3年の猪狩登磨君が、第二種電気工事士試験に農業科3年の小林祐稀君がそれぞれ受験し、夏休みから約5か月に渡り学習を続け、見事両名とも合格しました。
小林君は農業科でありながら部活動の合間をぬって勉強に励み、猪狩君は本校で初となる第一種電気工事士試験に合格しました。おめでとうございます!!

