今日の出来事
高校1年次(11期生)が本校に入学して約1か月が過ぎました。
これまでに、「地域創造と人間生活」という授業や年次ホームルームなどを通して、1年次全体で行ってきた活動を振り返りたいと思います。
年次レクリエーション・校舎案内ツアー(4/11)
入学式があった週の金曜日、校舎案内ツアーを実施しました。

クラスや系列がバラバラな7~8人組のチームを作り、校舎内を謎解きやミッションに答えながら歩き回りました。中高一貫で進学してきた生徒たちが率先してガイド役を引き受けてくれて、校舎内を探検しました。
各所にあるクイズやミッションは、それぞれの得意分野で協力しながらクリアしていきました。






みらいラボのところにあるカフェふぅでは、グループで記念写真を撮るというミッションがあり、みんなの笑顔がたくさん見られました。感想を聞くと、みんな「楽しかった!」と言っており、イベントは大成功となりました。






これから3年間、よろしくおねがいします。クラスや系列をこえた仲間になっていきましょう!
コミュニケーションWS(4/11)
校舎案内をした日と同じ日に、クラスごとにコミュニケーションWSを実施しました。講師はいつもお世話になっているNPO法人パブリックの皆さんです。本校では高校1年次に地域と出会い、そこで生活する様々な人たちと出会い、そこで学んだことを演劇にする授業があります。パブリックの皆さんにはその授業も担当していただいています。
高入生が圧倒的に多い1~3組は、まずは初対面同士の緊張を和らげるためのゲームを行いました。最初は緊張気味でしたが、すぐに打ち解け、ところどころで笑い声や叫び声(!)が。みんなとても良い雰囲気で、ゲームやちょっとした演劇を楽しんでいました。




そして、ほとんどが一貫生である4、5組では中学でもWSを経験しているので、少し高度な内容に挑戦していました。グループで作戦を立てて、講師のこうちゃん(河野さん)を椅子から立たせるというゲームでした。それぞれに面白い設定を考えて、こうちゃんを椅子から立たせようと頑張っていました。


こうやってクラスごとにコミュニケーションWSを行い、生徒達は様々なシアターゲームを体験します。各会場、生徒達の笑い声や歓声が響いており、入学したばかりで緊張していた中で、気の合う友達を見つけたり、それまで話したことがないクラスメイトと話すきっかけができたり、生徒達にとっても大変貴重な時間だったようです。このワークショップのおかげで、翌週のクラスの雰囲気も良い意味で力が抜けてリラックスしている生徒が多かったように思います。
「地域創造と人間生活」自己探究WS(4/24,26)
現在の自分について知るための項目について、様々な観点から書くことや話すことを通して、自分自身の興味関心を認識することを目的に、自己探究WSを行いました。
24日は、様々な質問について考え、いろんな人とペアになって話をすることで自分や他者と向き合う時間でした。「最近ハマっていることは?」「関心のある教科・科目は?」といった質問から、「もし何でも仕事になるとしたら何をしごとにしてみたい?」「これからの高校生活に期待していることは?」「そのためにふたば未来学園で頑張りたい/挑戦してみたいことは?」といったこれからのことについて考える質問もあり、みんなで二重の円を作って、左右に動きながらいろんな人と短時間で対話をしていく「トーク・フォークダンス」というアクティビティを行いました。あちこちで話が盛り上がり、中には同じ保育園だったことが発覚したり、趣味が同じだったりと、クラスや系列を超えた交流が生まれていました。




26日は自分がやってみたいことを(Willリスト)を100項目考えるというワークショップを通して、自分自身の興味関心を発見しました。その中から、1週間以内にやってみたいこと、高校1年生の間にやってみたいこと、高校生の間にやってみたいことを選び、みんなで共有しました。野球部と男子サッカー部、合計50名近くが大会で不在でしたが、この日は授業参観もあったため、ご家族の方々に見守られながら生徒達はこれからやってみたいことについてあれこれと考え、グループ内での発表を楽しんでいました。


高校1年次、地域創造と人間生活
今日の出来事
3月19日(火)
1年間の締めくくりとなる後期終業式を行いました。
校長先生から、3月1日の卒業式からの2週間余りの間にも、話しきれないほどの生徒たちの活躍があったという振り返りの後、本校創立10年目となる新年度は、中高一貫の生徒が高校3年生となること、三島長陵校舎の生徒が本校舎で一緒に学びはじめることなど、本校にとって大きな節目の年であるという話がありました。
また、「感謝」と「挑戦」の気持ちが大切であるという話がありました。素晴らしい環境の中で学業や部活動などに励み、素晴らしい成果を挙げることができることに対し、感謝の気持ちを持って人間性を高めていくことの大切さ、さまざまなことにチャレンジできるように自らチャンスをつかむことが大切さを、野口英世の「人生で変えることができるのは自分と未来だけ」という言葉を交えながらお話しされました。
18日間の春休みを有意義に過ごし、4月8日の始業式には全ての生徒が元気な姿を見せてくれることを楽しみにしています。新年度は中学生60名、高校生160名の新入生を迎える予定です。本校開校以来の最大人数で新しい年度を迎えるので、これまで以上に学校の勢いが増していくことと思います。

今日の出来事
令和6年3月11日(月)
東日本大震災から13回目の3月を迎えました。
ふたば未来学園では、毎年3月11日に東日本大震災追悼式を実施しています。
まず始めに、全校生で東日本大震災時のニュース映像等を見た後に開会となりました。
その後、元富岡高校長の大和田修先生から講話をいただき、震災前から続く双葉地区教育構想(現在の双葉地区未来創造型リーダー育成構想)の成り立ちや、それによる富岡高校の取組、JFAアカデミー福島のこと、震災後のサテライト校のことなどをお話しいただきました。
震災の発生した14時46分には、広野町の防災サイレンが鳴り響く中、全ての参加者で黙祷を行いました。
最後に、生徒代表誓いの言葉をがあり、震災を知り語りついていく決意などが述べられました。
今年は、能登地方で地震による大きな被害が発生するなど、東日本大震災後各地で大きな地震が起きています。地震、津波、原発事故という複合災害を経験した私たちは、世代を超えてこの経験を語り継いでいきたいと思います。

今日の出来事
1月17日(水)
第23回福島県総合学科研究発表会が本校アリーナ1で開催され、福島北、二本松実業、光南、小野、会津学鳳、いわき総合、相馬総合、ふたば未来学園の8校の代表生徒が参加しました。
午前中、展示発表部門が行われ、本校からはスペシャリスト系列商業3年の髙野睦斗さんが「福島の魚」、スペシャリスト系列工業3年の上田大雅さんが「廃材を使って、エレキギターを作ろう!」をテーマに発表しました。
午後の口頭発表部門では、スペシャリスト系列農業3年の佐藤愛心さんが、「私と楢葉とさつまいも」と題し、発表しました。
本校からの観覧者としてスペシャリスト系列の全ての生徒と、アカデミック系列1年の生徒が参加し、他校の発表も含め、多くの取組に触れました。今後の探究活動などの参考となったことと思います。

今日の出来事
1月12日(金)、明日から始まる「大学入学共通テスト」を前に、受験する高校3年生を集め、決起集会を行いました。

校長先生から「最後は自分との戦いになるので自分の気持ちを高める工夫をしてほしい。緊張する場面は長くともあと2か月、頑張ってほしい」3年次主任の竹内先生から「進路がすでに決まっている生徒も含め、明日からの共通テスト受験は大人に向かう第1歩である。このような大きな規模の試験の緊張感は初めてだと思うが、力を発揮してほしい」などと激励の言葉がありました。
その後、進路指導主事の日渡先生から受験上の注意点や心構えなどについて話があり、「全日程が終わるまで過去を振り返らないことや、受験生は最後の最後まで伸びるが早く寝ることも大切である」などとアドバイスがありました。

最後に、白色の双葉だるまの左目を書き入れ、皆の健闘、受験合格を祈願しました。大学共通テスト、緊張すると思いますが、受験生みんな同じ気持ちです。自分の努力に自信を持って試験に臨んてほしいと思います。

今日の出来事
1月9日(火)
中学校、高等学校合同の冬季休業後集会を行いました。
校長先生からのお話の中で今年の目標に「感謝と挑戦」が掲げられ、「感謝」については、本校の開校以来、多方面から支えてくださった皆様への感謝の気持ちの大切さや、人に感謝をすることにより「やろうという気持ち」が起きて自分自身が強くなるということが話されました。「挑戦」については、今年4月に三島長陵校舎の生徒が本校舎に合流するとともに中高一貫の生徒が高校3年生になり形としては完成の年度となるが、今後も挑戦を継続して発展させていく必要があること。大きな失敗をしないために小さな挑戦を繰り返し、チャンスを逃さず掴むことの大切さなどが話されました。
今年度も残り3か月となりました。すでに高校1年生のドイツ研修が始まっていますが、今月末の三島長陵校舎の終了式、2月からの高校3年次自宅学習、3月の卒業式、東日本大震災追悼式、TGG研修、ブリティッシュヒルズ研修、ニュージーランド研修、ニューヨーク研修など年度末に向けて行事が目白押しです。
皆さんの学校生活がますます充実していくことを期待いたします。

今日の出来事
11月29日(水)今年度2回目となる防災避難訓練を実施しました。
大きな地震が発生した後に、教室棟1階の調理実習室から出火したという想定で、大きな地震が発生した後の安全確保行動と火災発生時の避難経路を確認し、全ての生徒と教職員が実際にグラウンドに避難しました。
全員が真剣に訓練に取り組んでおり、怪我により移動が困難な生徒に寄り添う生徒の姿も見られるなど、自助だけではなく、共助の精神が身に付いている様子が見られました。避難終了後は、各学級、各ホームルームの長などが本部に速やかに避難者数を報告し、全員の無事を確認しました。
また、今回の避難訓練では、災害救助などでも活躍する防衛省自衛隊相双地域事務所長の森様から御講話をいただきました。地震発生後の火災は多いこと、日頃から家具の転倒防止や避難生活となった場合の備えをすること、大きな地震が起こった際は身を守る行動をとるとともに、火の元を確認し、ガスや電気を止めること、知っていることもやらなけらば知らないことと同じであることなどをお話しいただきました。

今日の出来事
10月13日(金)に、広野町グラウンドで中高合同運動会を実施しました。天候にも恵まれ、心地よい秋晴れの下運動会を行うことができました。
中学生から高校生まで4色の縦割り班とし、各色での得点を競いながら競技を通して交流を深めました。借り物競走・綱引き・玉入れ・部活動対抗リレー・中高合同リレーの5種目を行いました。静岡県の三島長陵校舎にいるJFAアカデミー福島の生徒も含め、全校生での運動会を大成功に終えることができました。



今日の出来事
7月12日(水)、 今年度8年目となる学校図書寄贈式を図書室にて行いました。
本校の開校以来、 毎年たくさんの学校図書を寄贈してくださっている 京都トヨペット株式会社の代表取締役会長 澤井孝之様、 秘書室 室長の前田のり様がはるばる京都よりおいでくださり、 本校副校長をはじめ教員と、 生徒を代表して中高の図書委員会の役員6名がお迎えしました。
澤井会長様が、東北・ 福島への震災復興支援として始まった図書寄贈の経緯、そして今、 本校で学び「変革者」 を目指す子どもたちへの熱い想いを話してくださり、 どの生徒も真剣な表情で聞き入っていました。
今年も中高図書委員長が、 お礼の言葉とともに図書委員会全員のメッセージを載せた感謝状を お渡しました。 最後に笑顔で集合写真を撮って式典を締めくくることができました 。
当日お披露目された書架には、 中高生の心に響くような幅広いジャンルの書籍がずらりとディスプ レイされ、 参加した生徒からは驚きと歓声の声が上がっていました。 ミステリーや恋愛小説の最新刊から詩集、ドキュメンタリー、 科学、キャリア教育、実用書、 イラストの専門書など幅広くご寄贈いただいております。
ぜひ生徒の皆さんには、 夏休み中にもたくさん図書室に足を運んでもらい、 寄贈図書をはじめたくさんの素晴らしい本との出会いを楽しんでい ただきたいと思います。
記念撮影

図書目録のご寄贈(京都トヨペット株式会社の代表取締役会長 澤井孝之様と 對馬俊晴 副校長)

感謝状贈呈 高校図書委員長 山内永遠 さん
中学図書委員長 市川眞央 さん


2人とも澤井会長さんの想いを受けて、 自分なりの言葉で堂々とお礼の言葉をお伝えすることができました 。 感謝状も含めて会長さんが笑顔で大変喜んでくださったのが印象的 です。
寄贈図書の一部と昨年いただいた電子モニター(司書の齋藤さんがお披露目にあわせてディスプレイしてくださっています)

子どもたちは早く新しい本を読んでみたくてワクワクしています。
