学校行事

【高校】修学旅行第2日目12月1日(水)

修学旅行2日目。
朝方天候が悪く、朝練を予定していた運動部の生徒たちは急遽予定を変更し室内でストレッチ体幹トレーニングなどを行っていました。
バイキングの朝食を済ませ、予定通り8時にホテルを出発。
第一の目的地は松代象山地下壕。戦争末期、大本営を敵国からの攻撃から安全な場所に移設する目的で、松代に地下壕が掘られました。結果的には使用することはありませんでしたが、天皇陛下の避難先という意味もあったので、かなり大規模な工事が行われました。生徒たちはヘルメットをかぶって壕内を探索。動員された大量の朝鮮人労働者の過酷な労働環境、現在では長野市管理下により安全整備が施されてはいるが当時には崩落事故を誘発していたであろうと考えられる壕内の様子などを目の当たりにしながら、戦争の悲惨さ愚かさに思いを馳せていました。動員された朝鮮人労働者は、ダイナマイトで岩盤を爆破させ、その砕石をもっこ(重い荷物を2人で運ぶための道具)で運びましたが、何人かの生徒がそれを体験しました。

 午後は、長野オリンピックミュージアム(エムウェーブ)で昼食をとった後、スケートを体験しました。
長野オリンピックのスピードスケートの会場にあたるオーバルリンクでの体験でした。スケートの体験があまりない生徒がほとんどで、摩擦のない氷の上での不安定な状況に当惑していたようですが、慣れてくると歩くスピードくらいでリンクを2週3週とする生徒がほとんどでした。
三島長陵校舎のある男子生徒の滑り方が颯爽としていて、みんなが注目していました。小学校時代にアイスホッケーで全国2位の経験があるとのこと。納得でした。

 

 
 

本日最後の目的地は善光寺。
牛に引かれて善光寺参りの例えにあるように、たまたま修学旅行だから善光寺を訪れただけなのですが、皆本堂の立派な伽藍に圧倒されて敬虔な気持ちになっていたようです。でもそこは生徒の事、あっという間にその敬虔な気持ちは御朱印帳やお守り、おみくじに姿を変えていました。
境内を出たところにある仲見世通りでは、袋いっぱいのお土産を抱える生徒がたくさんいました。

 

スケート体験で使い慣れない筋肉を使い、善光寺を歩きまわりちょっと疲れの見える生徒も多かったようです。
今日はゆっくり寝て明日に備えてもらいたいものです。