野球部紹介

「個」を生かすことを第一に、自主性・協調性を育て、人間的な強さを身に付けることを目指します。また、野球を深く知り、野球を通して身に付けた力で地域に貢献できる人になることを目指します。3度甲子園に出場している双葉高校を始めとした野球が盛んな双葉地域の復興を目指して頑張っています。

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野球部活動報告

【野球部】第97回選抜高等学校野球大会「21世紀枠」福島県候補校表彰式

2024年12月3日 12時00分

11月28日(木)
本校野球部は、福島県高等学校野球連盟の表彰式に出席いたしました。

毎日新聞社福島支局長西川様をはじめ、福島県高等学校野球連盟の酒井会長、木村理事長、大河内事務局長に足を運んでいただき、本校みらいシアターを会場に実施されました。

主将の草野龍弥(2年)が表彰状を受け取りました。

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表彰式に出席した生徒たちはこの推薦を重く受け止め、自覚と責任を持ち、今後の練習により一層の努力を続けていきます。

 

また、「震災の経緯があり創立したこの学校の10年目の節目の年に」「この推薦に恥じないよう」という言葉も用いて代表として堂々と挨拶をしてくれました。

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これまで多くの方々の御支援、御協力があり、今回の推薦に繋がっていると受け止めております。本校野球部の活動を支えてくださる皆様への感謝の気持ちを忘れずに、様々な方からの期待を背負い、日々の練習に取り組んでまいります。

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【野球部】第5回スプリントトレーニング

2024年11月28日 12時00分

 

11月22日(金)、本校野球部はスプリントコーチの定道大成さんをお招きし、5回目のスプリントトレーニングを指導していただきました。

前回は7月の夏の大会直前の時期だったこともあり、約3ヶ月ぶりのスプリントトレーニングでした。

 

今回は、座学からスタートしました。
速く走るための理論、動作の基礎基本を視覚的にも学ぶことによって、より理解度を深めた状態で後半の実践に移りました。

スプリント01

 

アリーナへ移動し、前半の座学で習ったことを意識しながら、体を動かしました。

スプリント02

「分かる≠できる」
頭で分かっていても、イメージ通りに体が動くかどうかは別な話です。これがスポーツの難しいところ。

 

それぞれの走りを撮影し、その場で即フィードバックをいただきました。自分自身の走りについてより深く学ぶ貴重な機会となりました。

スプリント03

毎回指導に来ていただくたびに、「今の高校生は羨ましいな」と思ってしまいますが、生徒たちはこのような機会に感謝し、日々のトレーニングに繋げて欲しいと思います。

走ることとは体と向き合うことであり、野球に限らずスポーツを行ううえで必要な行動であることは間違いありません。走りに向き合うその行動が走り以外の部分にも良い影響を与えてくれると信じています。

改めまして、今回もお忙しい中、遠方よりお越しいただき、ご指導ありがとうございました。

岩手遠征(10/26~10/27)【野球部】

2024年11月18日 10時00分

10月25日(金)の放課後に学校を出発し、10月26日(土)、10月27日(日)の2日間、本校野球部は岩手遠征に行ってまいりました。

今年度は昨年度に引き続きの花巻東高校と盛岡大附属高校と盛岡工業高校の3校と2日間で4試合をしていただきました。

 

岩手遠征初日【10月26日(土)】
花巻東高校さんと2試合させていただきました。(@一関市東山球場)

第1試合
0-13の大敗でした。
先発のマウンドへ上がった井堀陽弥(2年)は立ち上がりの2イニングでランナーを出しながらも無失点でスタートしました。

しかし、3,4,5回の3イニングで守備の3つのエラーと9本の長短打を集められ、計11失点。後半の4イニングでは8回に2点を奪われましたが、前半に11失点、後半に2失点と中盤の3イニングにチームの現状が表れた形となりました。 

一方の打線は、2本の長打が出るなどしましたが、1イニングに複数本ヒットを放ったのは、3回の攻撃のみ。結局散発の7安打、無得点で第1試合を終えました。

 

続く第2試合。

両チームとも先ほどの試合からはスターティングメンバーを入れ替えての試合でした。
1試合目の反省をふまえ、常に相手に食らいつく姿勢を出そうと臨みました。

3回に両チーム1点ずつを取り、本校は1-1の4回表の攻撃でさらに追加点を加え、2-1と1点をリードし6回まで試合は進行しました。

2-1で迎えた7回裏の花巻東の攻撃。

試合の後半から途中出場した相手選手に次々と効果的なヒットを許し、この回1失点で同点。さらに8回裏に2点を追加され2-4と終盤に粘りを見せることができず、この試合でも点差以上の圧倒的な力の差を感じた試合となりました。

試合後には、花巻東の佐々木監督から「強豪校と対戦するときに自分たちが崩れないこと」というお話を含め、大変貴重なお話をいただきました。 

全国トップクラスのチームと対戦し、毎年ですが、自分たちの未熟さを実感した1日となりました。

さらに、例年と大きく違った点は、本校が今秋の福島県大会でベスト4に進出し、東北大会まであと一歩…というところで勝負をした経験があったということだと思います。

ベスト4まで行った結果はひとつの成果だとしても、上位大会を目前にした準決勝、3位決定戦の2試合の内容結果が大きな課題でした。「上のレベル」を目の当たりにしてしまったことで自分たちの目指す場所までの距離がどれだけ遠いかを実感していました。

 

福島県のベスト4レベルでこの状況だったところに、今日の花巻東との試合でした。

当然、花巻東の選手たちの日常のすべてを見つくしたわけではありませんが、選手一人ひとりの姿、行動から普段の様子を想像することができました。「甲子園」と口にする自分たちの力(技術)の不足はもちろん、野球へ取り組む姿勢、さらに野球に繋がる日常生活での甘さ、意識の低さをより痛感することとなりました。

第55回秋季相双地区高等学校野球選手権大会

2024年11月15日 12時00分


10月12日(土)、10月13日(日)に秋季相双地区選手権が開催されました。
今シーズン最後の公式戦となる今大会は、支部大会同様にふたば未来・南相馬連合・相馬連合と3チームでの総当たり戦での試合となりました。本校野球部は県大会での課題や反省を踏まえて、県大会の時よりも内容と結果にこだわっての戦いをしたいと意気込んでおりました。

しかし、他の2チームもそれぞれ県大会での大きな経験しています。それぞれが秋季大会時点よりもチーム力が上がっていることは間違いなく、厳しい戦いを想定しておりました。

本校の試合は12日(土)の第1試合に相馬連合、第2試合に南相馬連合との連戦となりました。

 

第1試合、相馬連合との試合は、新妻悠平(1年)が先発のマウンドへ上がりました。

初回、2アウトからヒットを許しましたが、ストレートを中心とした組み立てで無失点と上々の立ち上がりを見せます。
両チーム初回は無得点も2回裏の本校の攻撃。
先頭の2人が内野ゴロで簡単に2アウトとなりますが、ここから打線がつながります。

この日スタメンの7番小杉直也(2年)がセンター前で出塁すると、8番新妻がライト前ヒット、さらに9番鈴木慎之介(1年)がセンター前へしぶとくヒットを放ち、2アウトから満塁のチャンスを作ります。ここで打順はトップに戻り、前の打席ヒットを放っている1番草野龍弥(2年)を迎えます。

力強く降り抜いた打球はセンターの頭上を越える2ベースヒットととなり、走者一掃の先制打!打った草野は3塁を狙うもタッチアウトとなりましたが、この回3点を先制しました。

3-0で迎えた4回表の守備。

ここまで無失点のピッチングを続けてきた先発新妻がつかまります。先頭バッターにヒットを許すと、盗塁でランナー2塁、さらにライトへのヒットでピンチが拡大すると、その後、2ベースヒットと2本のシングルヒットと計5本の長短打を集められ、3失点。

3-3の同点とされます。

同点に追いつかれた直後の攻撃。先頭の6番氏家大和(2年)がヒットで出塁すると、先制点のきっかけを作った7番小杉が送りバント、勝ち越しのチャンスとなったこの場面で代打に熊田陽太(2年)が起用されました。

起用に応えたい熊田はレフトへのヒットを放ち2塁ランナーが生還!1点を勝ち越します。

 

序盤に点数が動き、4-3で後半戦に突入しました。

さらに2番手でマウンドへ上がった平宗治朗(1年)が5回から9回までの5イニングを投げ、被安打2奪三振10と見事なピッチングを見せ、相手打線を封じ込めます。

追加点を狙う打線は、チャンスを作りながらもなかなか得点に結びつけることができないイニングが続きましたが、8回裏に相手のエラーをきっかけに6番氏家のライトへのタイムリーで5点目を奪いました。

1年生ピッチャーの継投や攻撃面での各打者が粘りを見せ打線としての繋がりを感じさせる攻撃が随所に見え、5-3で第1試合を勝利しました。

【野球部】第76回秋季東北地区高等学校野球福島県大会準決勝・3位決定戦

2024年10月4日 12時00分

9月28日(土)、準決勝第1試合(@あいづ球場)で東日大昌平高校と対戦して参りました。

この日の先発のマウンドには公式戦初先発となる鈴木悠斗(2年)があがりました。

初回から5回まで毎回ランナーを出す苦しい展開でしたが、持ち味を発揮し、バックの好守にも助けられ、粘り強いピッチングで5回を無失点と最高の役割を果たします。

 

必死にアウトを積み重ねる鈴木をなんとか援護したい打線ですが、相手もベスト4まで勝ち上がった強豪私立の一角である東日大昌平。そう簡単に得点を許してはもらえません。

 

相手先発のエースに対して5回を終えて1安打に封じ込められなかなかチャンスらしいチャンスを作り出すことができません。

 

0-0で前半を折り返し、迎えた6回裏の守備。

相手の先頭バッターに2ベースヒットを許すと送りバントとレフトへの犠牲フライで1点を失い、ついに均衡が破れました。さらに2アウトから再び2ベースヒットとセンターへのタイムリーヒットを打たれこの回2点を奪われます。

 

先制点を許し、反撃に出たい直後の7回表の攻撃は、1アウトから6番氏家大和(2年)のライトへのヒットと続く熊田陽太(2年)のデッドボールで2人のランナーを出すも、後続がランナーを返すことができず、得点を奪うことができません。

 

そうなると、これ以上の失点は防ぎたい裏の守備でしたが、3本のヒットに3つの四死球と守備のエラーも重なり計5失点。0-7の7回サヨナラコールドゲームで敗戦しました。

 

強豪校相手に前半を0-0まで戦えたことはチームにとってのプラスの側面ではありましたが、攻撃の部分で相手を押し込むことができず、失点を重ね、終わってみれば7点差をつけられる大敗でした。

先発した鈴木はこれまで地道なトレーニングを積み重ね、練習や練習試合の中で着実に成長をし続けていた選手の1人です。この舞台での起用に大きなプレッシャーを感じていたと思いますが、持っている力を存分に発揮したピッチングを見せてくれました。彼の今日のピッチングは彼自身にとってもチームにとっても大きな収穫となったことは間違いありません。

チームとしては明日の3位決定戦へ向けて気持ちを切り替え、チーム全員で東北大会出場の切符を勝ち取って欲しいと思います。

準決勝もたくさんのご声援をありがとうございました。

この試合での東北大会への出場のご報告をすることはできませんでしたが、次戦の3位決定戦を精一杯戦ってまいりたいと思います。

 

【野球部】第76回秋季東北地区高等学校野球福島県大会3回戦・準々決勝

2024年9月27日 12時00分

初戦(2回戦)を突破した本校野球部の3回戦は9月24日(火)、あいづ球場にて郡山高校との対戦となりました。

この3回戦を迎えるまでに2日間の雨天順延があり、予定していた宿泊にも大きく影響がありました。天気ばかりはどうすることもできませんが、選手たちは「この時間を有効に使おう」と上手く気持ちの切り替えをして試合に臨んでくれたと思います。

 

しかし、どれだけ準備をしても試合は思い通りには展開してくれません。

この試合先発マウンドに上がったのは邉見頼虎(1年)でした。持ち味である思い切りのよい投球をしたいところでしたが、1回から毎回ランナーを背負う展開となり、なかなかリズムに乗ることができません。

 主導権を握れないまま迎えた0-0の3回裏の守備。1アウトから相手の1番バッターにヒットを許すと、フォアボールでピンチが拡大、続くバッターをサードゴロで打ち取るもランナーはそれぞれ進塁します。2アウト2・3塁から4番バッターが放った内野ゴロがエラーとなり、2点の先制を許します。

 

 

反撃に出たい打線ですが、相手の先発ピッチャーを打ち崩すことができず、6回まで無得点に抑えられます。

流れをつかめないまま、2点ビハインドで迎えた6回裏の守備。3回途中から2番手で登板した平宗治朗(1年)が4回、5回を無失点で抑えていましたが、フォアボールを出したところで新妻悠平(1年)にスイッチします。

 

しかし、新妻も相手に傾いた流れを食い止めることができません。マウンドへ上がった先頭バッターにフォアボールを与えると、続く打者から2者連続でセンター前ヒットを打たれ、打者3人で降板、後を井堀陽弥(2年)に託します。

1年生からチームのマウンドを託された井堀は、レフトフライで2アウト。次のバッターにセンター前ヒットで4点目を打たれますが、ここは、センター豊田悠人(2年)、ショート草野龍弥(2年)、キャッチャー氏家大和(2年)とセンターラインの中継プレーで5点目は阻止しました。

 

何とか得点を返したい打線は、4点を追って7回裏の攻撃。

先頭バッターの氏家、続く熊田陽太(2年)の連続ヒットで0アウト1・2塁と反撃のチャンスを作ります。

9番坂本一颯(2年)のライト前タイムリーでようやく1点を返すと、1アウト1・3塁から1番草野の併殺崩れの間に2点目が入ります。

 

2点ビハインドながら、少しずつ少しずつ流れを手繰り寄せながら、得点した直後の相手の攻撃を無失点で切り抜けます。

8回表の攻撃、1アウトから4番豊田のセンター前ヒット、5番遠藤碧志(2年)のライト前ヒットで再びチャンスを作ると、氏家、熊田の連続タイムリーで一気に試合を振り出しに戻します!

さらにチャンスは続き、押せ押せムードの中、打席に入った井堀が冷静にスクイズを決め勝ち越し!

最大4点差あった試合を終盤8回についてひっくり返します! 

5-4と1点リードで迎えた8回裏の守備、相手も2アウトから連打とフォアボールで2アウト満塁としますが、ここで起用された代打を井堀がレフトフライに打ち取り、相手の得点を許しません。

 

9回表の攻撃、1番から始まる好打順からはじまったこの回にダメ押しの1点を奪い6-4!

9回裏の守備、4番手でマウンドへ上がった井堀が終盤のリードを最後まで守り抜き、6-4で3回戦を突破しました!

 

この試合は守備のミスが絡んでリードを許す厳しい展開でしたが、終盤の粘り強さや打席の中で集中力を発揮した打線のつながりで7・8・9回の3イニングで全得点を叩き出しました。

 

苦しい展開を最後まで諦めずにものにしたチームの成長につながる1勝になったと思います。

 

2回戦同様、たくさんの応援をいただき勝利することができました。本当にありがとうございました。

続く準々決勝は、翌日9月25日(水)と連戦になります。今日のような姿勢を試合の序盤から発揮し、勝利を目指して戦ってまいります。

 

【野球部】第76回秋季東北地区高等学校野球福島県大会開幕!

2024年9月20日 12時00分

本校野球部は、9月12日(木)に開幕した秋季県大会に参加して参りました。
先日の相双支部予選を1位通過したため、初戦(2回戦)は9月15日(日)、いわき光洋高校との対戦でした。

 

白河グリーンスタジアムで行われた2回戦は、前半から両先発の好投でロースコアの展開でした。

先発マウンドに上がった井堀陽弥(2年)は5回終了時でシングルヒット1本を許すのみで無失点で前半を投げると、相手ピッチャーも立ち上がりに1点を失うものの被安打2と素晴らしい投手戦でした。

 

後半から試合は一進一退の攻防を繰り返します。

6回表の守備、1アウトから内野安打に2ベース、レフト前ヒットと3連打を集められ同点に追いつかれます。

しかし、同点とされた後のピンチの場面では、ショート草野龍弥(2年)、セカンド菅野稜真(2年)の二遊間が6-4-3のダブルプレーを完成させ、このピンチを切り抜け、同点で食い止めます。

1-1のまま迎えた8回裏の攻撃、先頭の7番熊田陽太(2年)のフォアボールをきっかけにランナーを出すと続く井堀が送りバント、9番坂本一颯(2年)が打ち取られ2アウト2塁から1番草野が申告敬遠で歩かされます。

ここで打席に立った2番松浦夢來(2年)がレフト前ヒットでしぶとくつなぐと、2アウト満塁から3番菅野が放った内野ゴロが相手のエラーを誘い、2点を勝ち越し!パスボールで3点目、続くチャンスで4番豊田悠人(2年)がライト線への3ベースヒットを放ちこの回一挙4点を奪いました。

 

リードをもらった井堀は、9回先頭バッターを出塁させるものの後続を打ち取りゲームセット。

5-1でいわき光洋高校を下しました。

 

初戦の緊張感や相手投手をなかなか攻略できず、苦しい場面が多くありましたが、チーム全体で粘り強く戦い、なんとか初戦突破することができました。たくさんのご声援ありがとうございました。

 

続く3回戦は郡山高校との対戦(@あいづ球場)となります。

【高校・野球部】第76回春季東北地区高等学校野球福島大会相双支部予選

2024年8月26日 12時00分

 

8月24日(土)新チームの初公式戦、秋の大会がスタートしました。

今秋の相双支部予選は本校含め3チームの出場となったため、1日で3チームの総当たり戦が行われました。また、相馬高校と相馬総合高校の連合チームで「相馬連合」、小高産業技術高校と原町高校、相馬農業高校の連合チームで「南相馬連合」となり、6校3チームでの相双支部予選でした。

本校の初戦は第2試合。南相馬連合との試合でした。
1日2試合の大会日程を鑑み、「総力戦で勝つ」と意気込み臨みました。

スターティングメンバーには公式戦初出場となる1年佐藤孝大(背番号13)、門馬郁弥(背番号16)などが出場しました。


初戦の先発マウンドに上がったのは、こちらも公式戦初登板の平宗治朗(1年背番号12)でした。初回から3回までパーフェクトピッチングを見せ、緊張を感じさせない堂々とした投球を見せました。

先発の平を援護したい打線でしたが、相手の先発投手をなかなか攻略することができず、5回まで無得点と攻略の糸口を掴めません。

先発平はその後、4回に先頭バッターをフォアボールで出塁させると送りバントと盗塁、スクイズで先制点を奪われます。

5回終了時点で0-1とリードされて試合を折り返します。

6回表の攻撃、なんとか追いつきたい打線は、この回からメンバーを入れ替えて攻撃に出ます。1アウトから代打の熊田陽太(2年背番号3)がフォアボールで出塁するとさらに代打の坂本一颯(2年背番号9)が相手のエラーを誘う内野ゴロで続きます。6番遠藤碧志(2年背番号5)がフォアボール。1アウト満塁から代打で新チームキャプテンに就任した草野龍弥(2年背番号6)の打球が相手のエラーを誘いようやく同点に追いつきます。

チャンスは続き、平の内野ゴロの間に3塁ランナーが生還し、1点を勝ち越し、さらにこの試合9番に入った氏家大和(2年背番号2)の2ベースでこの回一挙4点を奪い試合をひっくり返します。

7回、8回にも得点し、その差を広げると、7回から2番手でマウンドへあがった鈴木悠斗(2年背番号11)が相手の攻撃を無得点に抑え、12-1(8回C)で初戦を勝利しました。

 

 

第106回全国高等学校野球選手権福島大会

2024年7月22日 12時00分

 

7月12日(金)、本校野球部は第106回全国高等学校野球選手権福島大会の開会式に参加して参りました。8期生4人にとって、ここまでの時間は長かったような、短かったような…

それぞれこれまでの時間を振り返りながら、さまざまな想いを持って、今日この日を迎えたと思います。

開会式の入場行進は全校・全チームが参加し、毎年この瞬間に「今年もついに始まった」と実感させられます。

体調不良者もおり、全員そろっての開会式とはなりませんでしたが、行進をしたメンバーも今回は夏のベンチ入りが叶わなかったメンバーも立派な姿勢で開会式に参加することができました。

本校野球部の初戦は7月14日(日)、ヨークいわきスタジアムの第2試合、石川・船引高校との対戦となります。1戦必勝で戦って参ります。

 

7月14日(日)、本校野球部は夏の大会の1回戦を戦って参りました。
初戦の対戦相手は石川・船引高校でした。

今夏の初戦。大事な先発のマウンドを任されたのは、井堀陽弥(2年)でした。
チームの思いを背負い、立ち上がりから打たせて取るピッチングで1回、2回を0点で抑え、先発の役割を果たしてくれました。

先取点を取って、流れに乗りたい打線は、初回から得点を奪います。

1回裏の攻撃。先頭の草野龍弥(2年)が内野ゴロで凡退するも、2番鈴木慎之介(1年)、3番藤井陽太(3年)、4番熊田陽太(2年)、5番小杉直也(2年)、6番氏家大和(2年)が相手のエラーを1つ挟み、打者5人で4本の長短打を集め主導権を握りました。結局初回に4点を先制しました。

2回、3回の攻撃でも1点ずつを加え、3回を終え6-0とリードしました。
この試合先発の井堀陽弥→新妻悠平(1年)→邉見頼虎(1年)→中野紘斗(3年)と4人の投手リレーで相手を完封します。

打線は6-0の4回に集中打を見せます。

この回打者12人の猛攻で、8得点。その間、代打の宍戸元気(3年)も代打で出場し、ライト前へヒットを放ちました。

14-0とリードし迎えた5回表の守備。
前の回に代打で出場したキャプテンの蒲生謙心(3年)が最後のアウトを取りゲームセット。

この試合は、先制打の藤井陽太、代打でヒットの宍戸元気、終盤にマウンドへ上がった中野紘斗、そして最後の内野ゴロをさばいたキャプテンの蒲生謙心と3年生がそれぞれ活躍を見せました。

さらに1,2年生も攻守で思い切りの良さを見せ、3年生を盛り立てているように思えました。
多くの選手が交代で出場しながら、役割を果たし、チームの良い部分を出すことができた初戦となったように感じます。

 

2回戦は7月17日(水)、第2シード学法石川高校との対戦となります。強豪校相手に正面からぶつかっていきたいと思います。

今年も夏が始まりました。これまで沢山の御支援、御協力をいただいて、ここまで来ることができました。まずは何とか初戦突破。日頃から支えてくださる沢山の関係者の皆さまへ少しでも良い報告ができるよう次戦も一体感を持って臨みます。

 

【野球部】第4回スプリントトレーニング

2024年7月8日 12時00分

7月5日(金)
本校野球部は定道大成さんをお招きし、第4回のスプリントトレーニングを実施しました。今月は夏の大会直前のこのタイミングで実戦の中でより生きる走塁テクニックを指導いただきました。 

メインの指導の前に、全体指導をしていただきました。
ここ数週間ウォームアップで取り入れているアジリティトレーニングの際のポイントや注意点、コーディネーショントレーニングなどを指導いただきました。


今回のメインのトレーニングは「ベースランニング」でした。
前回の「1塁駆け抜け」から先の塁を狙う際のベースの回り方に重点を置いた内容となりました。

事前の打ち合わせの中で、「ベースを踏む(ベースへの意識)」の部分で指導者サイドも学びになることもあり、そのことも踏まえて生徒たちに指導をしていただきました。

 

前回に引き続き、生徒たちは頭と体を使って、定道さんの言葉に耳を傾けていました。
毎回、生徒が理解をしやすいように説明をしてくださったり、具体的な数字等を用いた話をいただいたりと説得力のある指導が「生徒たちの吸収しようとする姿勢」というものを引き出してくださっているように感じております。

 

 

プレーに直結する部分のトレーニングだったため、その後の練習試合の中でも生徒たちが今回の指導を意識している場面が多くみられました。

 お忙しい中、夏の大会の日程に合わせて7月の日程の調整をしていただきました。
毎回、本校野球部のために貴重なご指導をいただく定道さんには感謝申し上げます。

 

7月12日(金)、ついに第106回全国高等学校野球選手権福島大会の開会式を迎えます。
支えてくださる多くの方々へ少しでも良い報告ができるようチーム一丸となり戦ってまいります。