サッカー部活動報告

【トップアスリート系列】ドイツ研修⑥

 午前中は文化研修を行いました。
 ベルリンの中央へ行き、ドイツのスポーツショップなどを廻り店舗の規模や日本にはないブランドや品物などからスポーツ文化の違いを感じました。ドイツでは、スポーツが生活の中心にあり「スポーツをする」「スポーツを観る」「スポーツを支える」のそれぞれの役割がしっかりと繋がっていました。
 午後はF.C. HERTA03 BERLIN- ZEHLEN DORFのトレーニングへ参加しました。
 今日はU-19のトレーニングへ3人で参加。3名のうち2名にとっては、ヨーロッパのカテゴリー分けでは上のカテゴリーに当たるU-19。先日参加したU-16.17とは体格やスピードが全く異なり、自分を生かすためにはプレーしながら常に工夫が求められる状況でした。しかし、その今まで経験したことのない環境や状況を経験するためにドイツへ来ました。この驚きと悔しさが明日からの生活に生きて行きます。
 派遣選手3名は時間と行き先さえ伝えれば、常に先を歩くようになり、途中わからなくなっても自分たちで解決する姿が多くなってきました。全く知らない地で自立が目に見えるようになりました。

 ハンブルガーSV公式Twitterにて、本校のドイツ研修についてツイートしていただきました。
 ●ハンブルガーSV公式Twitter ※外部リンク

〈選手感想〉
・U-16、U-17と違ってスピードやパワーがあり、少しメンタル面で怯んだ部分がありました。そこをまず改善し、パススピードなども向上させていきたいです。最後の練習は日本人に頼らず、今までよりもさらに一人で来ているつもりでがんばりたいです。
・練習では自分との違いを改めて感じさせられました。身体の小さい日本人は世界でどのように戦うかを考えさせられる練習になり、日本でプレーするサッカーとは違うサッカーの戦い方でないといけないと学ぶことができました。
・自分の一つや二つ上のカテゴリーでトレーニングをして、今までと違って自分からコミュニケーションを取れなかったり、不安になって一緒に来たメンバーと話すことが多くなったことに驚きました。
そのため、自分のプレーが出来なくて焦ってしまいました。自分のパススピードが遅く、パスを出した後の動きにほとんどついていけませんでした。このような経験が出来たことでメンタルの保ち方などが自分に足りないことを明確に知ることが出来たので意識的に変えていきたいです。その中でも狭い所のダイレクトプレーのワンツーなど、出来る所もあったのでそこは自信を持っていきたいです。

☆ドイツの文化研修        ☆ドイツのスポーツショップにて
  
☆F.C. HERTA03 BERLIN- ZEHLEN DORFのトレーニングに参加の様子