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【福祉】移動の支援についての学習
生活支援技術の授業で、寝たきり体験を行いました。
移動の意義と目的をふまえ、利用者の気持ちを考えることをねらいとして実施しました。
以下は、生徒の感想です。
実際に寝たきりの体験をして、大変さを知ることができた。仰臥位で寝ていると背中にだんだん熱がこもってきたり、汗をかいたりしてきた。ずっと同じ体勢なので、少しずつ後頭部や仙骨部などが痛くなってきた。また同じ景色なので体験時間が長く感じた。側臥位では、一定の方向をずっと向いているので腕がしびれたり、向いている方向の体が少しずつ痛くなったりした。自分たちは、自由に体を動かすことができるけれど、寝たきりでいる方の気持ちを考えると、動きたくても動けない、自由に体を動かすことさえ難しい患者さんや寝ている時間が多い利用者さんはつらい思いをしているのではないかと思った。この体験を通して、寝ている人への支援として、頭を上げたり時々体勢を変えたりするべきだと感じた。介護をする時は、その気持ちにも配慮しながら支援することがとても重要だと思った。 |