ふたば未来学園の日々

【海外研修】ドイツ研修1日目 (1/6)

ふたば未来学園高等学校は、地域の課題と共通する世界的な課題についてのアクションを提言するため、平成28年度にミュンヘンのErnst Mach Gymnasium校と交流しました。それ以来、同校とは高校1年次で毎年継続して交流を行っています。コロナ禍で一時はオンラインでの交流が続きましたが、昨年1月に続き今年も現地渡航が叶いました。

本校では、未来創造探究で原子力災害からの復興や持続可能な地域づくりについての学びを深め、全世界が共有するべき「持続可能な社会づくり」として議論し、提言していきます。高校1年次のドイツ研修では、ドイツの環境都市フライブルクを訪問し、将来起こりうる世界の難題に向き合い、持続可能な社会をめざして未来を創造していく一歩とします。

日本時間で1月6日(土)から1月16日(火)までの11日間の行程です。アブダビ空港経由でドイツに向かいます。

1月16日9時にいわき駅前に集合し、出発の挨拶と見送りに来てくださった保護者の皆様と記念撮影をして元気に出発しました。副校長先生による激励の言葉に、みんなの気持ちもより一層引き締まりました。

 本校の海外研修では、添乗員は同行しません。そのため、引率である大人たちはなるべく生徒たちの後ろを歩くようにしています。電車の乗り継ぎやその他、空港での両替、チェックイン、手荷物検査などそれぞれ一人でクリアしていきました。

 

まずは飛行機に乗って出発です。アブダビ経由で約12時間のフライト、アブダビ到着は夜中の0時過ぎです。(続く)

 生徒によるコメント(S.Sさん)

ドイツ研修初日の1月6日に家族の見送りのもと、いわき駅から成田空港に行きドイツへ向けて出発しました。

12時間のフライトは疲れましたが映画などを見て過ごし、夜景が綺麗でした。機内食がおいしかったです。

日本を出てすぐに、夕日に照らされた富士山を見ました。

 この経験が当たり前でないこと、学校や国の代表として行っていることを理解し、今回この研修で学びを深め様々なことを吸収し、次へ次へとつないでいこうと思っています。ここまで、支えてくださった先生方、そして両親にこの場を借りて感謝したいと思います。

私たちはドイツの環境に対する意識や政策、ナチスの歴史など様々なものを見たり、聞いたりすることで学び、福島の現状を演劇やプレゼンテーションを英語で発表するということを行います。この日までたくさんの準備をしてきました。意見の食い違いによる対立など苦労もありましたが、それを含めて全力を尽くせたのではないかと感じています。

精一杯学んできたいと思います。