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【中学校】 未来創造学 5/22
「私の地元のよいところ」発表会も2週目を迎えました。今日の発表会でも、「楽しい質問には笑顔で」「難しい質問に対しては、頭を絞りながら」考えて答えている様子が伺えました。
さて、今日の発表会では、特に「伝えたいことが伝えられたか」に重点を置きました。自分では伝えられたと思っていても、実は伝わっていないことも多いものです。では、なぜ伝わらないのでしょうか。それは、情報の背景になっている予備情報が不足しているからです。つまり、自分としては当たり前だと思っていることが、他の人たちには当たり前ではないのです。そして、そのことに気づくためには、「質問してもらう」ことが有効です。例えば、
発表者「~さんは、貧しい地域で~に向けて努力を行いました。」
質問者「そもそも、なぜその地域は貧しかったのですか?」
といった質問です。この日は各クラスで、こうした質問が多くなされました。
生徒たちは多くの質問を受けることを通じて、「伝えることができたか」を振り返り、今後の活動に生かしていきます。