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【高校1年次】演劇のためのインタビュー
本校では、高校1年次「地域創造と人間生活」という授業で全員が演劇を体験します。
演劇を通して地域の課題を知るというテーマで、グループに分かれて地域の様々な立場の方にインタビューをし、その内容をもとに演劇を創作して発表するというものです。
今日はその取材の日でした。
今年度も20名の地域の方々にご協力いただき、このプログラムをスタートすることができました。
何年もお世話になっている方もいれば、今年初めてお世話になる方もいます。
生徒たちは、最初は緊張していましたが皆さんがとても丁寧に質問に答えてくださり、
取材が終わる頃にはすっかり打ち解け、笑顔も見えました。
「演劇は、言葉で論理的に説明するよりもイメージの共有がしやすい。特に、一番イメージの共有がしにくいのが人の心。人の心の機微を表現し、共有しやすくするのに演劇は有効です」
これは、毎年演劇の発表を見てくださる平田オリザ先生の言葉です。
様々な背景を持った地域の方々に取材をし、その内容を演劇でアウトプットする中で、
それぞれの人達の立場を想像し、物事を多面的に見ることの大切さを学んでもらいたいです。
彼らはこの後、フィールドワークで取材でお話をきいた場所を訪れ、
7月25日の演劇成果発表会に向けて演劇を創っていきます。