ドイツ研修(4日目)~Ernst Mach Gymnasium 2日目~
Ernst Mach Gymnasium(EMG)の2日目は、Think Greenの授業を中心に交流しました。
そこで、3つのプレゼンテーションを聴きました。
1 Catastrophes(災害)について
ドイツでも気候変動の影響により、洪水などの災害が増えており、災害に備えるためのガイドブックを活用しながら、ミュンヘンの洪水の原因とそれを考えた防ぐ方法についての発表でした。
2 Nuclear Phase-out and solar energy(原発から太陽エネルギーへ)
チェルノブイリと福島の事故を教訓にエネルギーシフトの意識が高まっており、日本との共通点としては、海での波力発電、洋上風力発電が可能なっこと、また、日本との相違点として、山が多く、ソーラーパネルの設置場所が少ないということや、原子力発電所が、テロリストの標的になるリスクなどについての発表でした。
法律で義務付けられ、学校に設置してあるソーラーパネルを見学しました。
3 Water the base of life(水)について
イザール川を利用した小水力発電の紹介や、ドイツでは地下水の水位が上がり、家の地下室に水が流れ込む問題が発生していることについて、また、その問題に対して自分たちがすべきことが何かを紹介する発表でした。
本校研修生からは、プレゼンテーションと演劇の発表をしました。
プレゼンテーションでは、「福島、双葉郡の現状」「学校設立の経緯」「演劇制作の説明」「未来創造探究の6つの探究班の活動報告」をしました。
演劇では、「富岡土木事務所」を舞台にした、震災後の故郷に対する世代間の意識の相違や、地方と都会の意識の違い、職員と作業員の葛藤などを演じました。
フィールドワークでは、1箇所目のイザール川で、小水力発電と洪水を防ぐ工夫について、2箇所目のミュンヘン中心街では、教会の歴史や市役所と広場について、EMGの生徒から説明を受けました。広場では、EMGの生徒たちと本校研修生は雪合戦をやって大いに楽しみました。
☆プレゼンテーションの様子
☆演劇の様子
☆イザール川のフィールドワークの様子
☆ミュンヘン中心街での記念撮影