ふたば未来学園の日々

ふたば未来学園の日々

【中学校】3年生を送る会/今年度最後の中学校集会

 3月19日、3年生を送る会と今年度最後の中学校集会を行いました。 

 3年生がニュージーランド研修報告を行いました。

 在校生たちから動画と言葉が送られました。

 その後、最後の集会へ。

 このメンバーでの最後の集会でした。

 先生方から来年そして将来に向けたお話をいただきました。

 生徒会代表と各学年代表からスピーチをしてもらいました。

 生徒会代表として、3年間を振り返るスピーチ

 1年生代表の、1年目を終えてのスピーチ

 2年生代表から来年度の目標も込めたスピーチ

 3年生代表から、来年度や将来に向けての決意や思いのこもったスピーチ

 

 それぞれに、あっという間の1年間だったのではないでしょうか?

 4月からまた新しい1年が始まります。

 これからも今まで学んだことや感じたことを胸に、様々なことを吸収してほしいです。

 1年間お疲れ様でした!

【高校2年次】ニューヨーク研修(3日目)

 ニューヨーク研修の3日目の行程が終了しました。

 本日は、3/19, 20に開催されるUNIS-UN(国連国際学校主催の模擬国連)の前日で、学生たちの顔合わせを兼ねたPre-Conference Dayでした。世界中から高校生が集まり、一緒に世界の諸問題について学んだり、文化や考えを共有したりします。

 まずはCultural Showcaseというイベントへ参加しました。参加を希望する学校が各国の文化を紹介するようなパフォーマンスを発表します。本校は南中ソーラン節を披露しました。他に参加している日本の学校も合いの手を入れてくれて、とても盛り上がりました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 Cultural Showcaseの後は、いくつかの教室に分かれてワークショップに参加しました。以下は本校生徒が参加したワークショップのテーマ一覧です。

Letters to Nepal - Nepal Club
Drawing a New Educational World - School The World
New York City Commission of Human Rights (NYCCHR)
The Relationship between Chess and Inequality - UNIS ChessConnect
Rewriting the Narrative - Girl Power
Transparency for all - (In)visible women

 最後はカフェテリアに集まって、食事をしたり、UNISの生徒による楽器の演奏を鑑賞したりしながら、親睦を深め合いました。ここまでの流れに教員の介入は一切無く、生徒たちが自主性を持ってイベントを進めています。ワークショップと食事会については、本校生徒も全員で固まっているのではなく、少人数のグループや個人で分かれて活動したため、一人ひとりが各国の生徒との交流に挑戦したり、あるいはうまくできず悔しい思いをしたりと、非常に貴重な機会になったことと思います。

 前述の通り、明日からは国連本部の総会議場でUNIS-UN Conferenceに参加します。さらなる学びと新しい体験を得るべく、残りの日程も頑張っていきます!

 

●代表生徒のレポート

〈生徒KI〉

  今日の朝食は、アサイーボウルのお店と「GREGORYS COFFE」にて。 店員さんとのコミュニケーションにも慣れ始め、 楽しみながら朝食をとることができました。( 某英語教師の顔に似たロゴのお店に行くことは、 個人的に本研修の目標の一つでした。)

 

 

 

 

 

 今回は、UNIS-UNのオープニングイベントとして行われた、 カルチュラルショーケースについてお伝えします。世界各国の10校の生徒がダンスをしたり制作した映像を流したりする中、 私たちはソーラン節を披露しました。 他国の文化に触れることができたのはもちろんのこと、 横浜市から参加していた高校生たちがソーラン節の掛け声で私たち の発表を盛り上げてくれたことには、感謝してもしきれません。

  これまでの研修において、「テンションの違いに圧倒された」「 予想と違っていて混乱した」「消極的になってしまった」 という声が多く聞かれています。 昨日のレポートにも書かれていますが、 自分から前に出ていくという意識を強く持って今後の研修に臨みたいと思います。

 

〈生徒KS〉

 カルチュラルショーケースの後は各自に別れてワークショップを行いました。

 私が特に印象に残ったワークショップを紹介しようと思います。 私はチェスを使った高齢者問題に関するワークショップに参加しました。 チェスと高齢者問題はどんなふうに結びつくんだろうと最初は思いました。 実際は認知症などの高齢者が抱える問題を多少軽減するとの事でした。私はそれを通じてコミュニケーションも促進できるのではと考えました。

 その後はUNIS-UN内のカフェテリアで夕食をとりました。 様々な国籍の人と相席になったため、様々なお話をすることが出来ました。

 一日を振り返り、昨日より積極的にコミュニケーションを取りにいけた一方、なかなか思うようにいかなかったなどまだまだ頑張らなくてはと感 じました。明日はいよいよ国連でのディベートです。2日間の反省を活かしてをいい学びの機会となるようにしていきたいと思います。

【中学3年生】最後の学年集会を行いました

 中学校最後の学年集会を行いました。

 3年間の振り返りを代表者にそれぞれスピーチをしてもらいました。

 その後、先生たちから一言ずつお話をいただきました。

 皆さんの話を聞きながら、一人一人が3年間を振り返っていました。

 きっと3年間に辛いことや苦しいこと、楽しかったことがそれぞれあると思います。

 これから先も思い出をたくさん作って、人として大きく成長してくれることを心から願っています。

 

【高校2年次】ニューヨーク研修(2日目)

 ニューヨーク研修は2日目(実質初日)が終了しました。

 現地の日曜にあたり、ホテルの前ではNY市のハーフマラソンが行われていました。現地の公共交通機関も乱れる中、午前中からお昼にかけて、本校のNY研修に毎年お力添えをいただいているNY市職員の島田智里様、(島田様からご紹介をいただいた同僚の)Carla Garcia様をホテルのミーティングルームににお招きし、生徒の学びにご助言をいただきました。

 また、午後からは、9.11家族会のMeriam Lobel様とJeanette Gutierrez様に世界貿易センターの周辺をご案内いただきました。

 夕食の時間は、マウントサイナイ医科大学内分泌内科 教授で米国日本人医師会 会長の柳澤ロバート貴裕様宅にお招きいただき、9.11家族会の皆様や医学部の皆様に生徒の活動についてのご助言をいただきました。

 

 本日分から、代表生徒のレポートの一部を掲載いたします。

 

〈生徒I〉

 ニューヨークに来て初めての朝食を”Pick A Bagel”で取り、午前中は島田智里さん、Carlaさんに私たちのプレゼンテーションを見て頂くとともに、ディスカッションをしました。

お二人からは、スライドの流れが分かりやすかった、英語での表現の仕方や発音が良いなど、嬉しいお言葉を頂き、今後の発表のモチベーションにも繋がりました。また、個々の探究活動にもアドバイスを頂き、私たちが見出すこと苦労している、他の人の探究活動との繋がりも見えるようになり、今後、より多面的な視点でアクション出来そうです。その一方で、島田さんたちにディスカッションの進行を任せる状況になってしまい、私たちが主体的にディスカッションを進められず、考えも満足いくまでは述べられなかったという反省点が出ました。

研修中にはまだディスカッションの機会があります。自分たちの英語に自信を持ち、間違えを恐れずに、反省を活かして成長していきます。

〈生徒Y〉
 お昼を食べてから、9.11メモリアルミュージアムへと足を運びました。ミュージアムに入る前に、9.11家族会の方からお話を伺いました。

その中で印象に残った話を紹介します。

「何年経とうが私には関係ない、私はいない人の代わりに伝え続ける。あなたたちのような若い世代に共有できて嬉しい。私たちは9.11と、3.11、この2つの悲劇によってつながることができた。」

ここにきて国、時間を越える大きな「つながり」に気付くことができました。

 夕食は3期生のニューヨーク研修からお世話になっているロバートさん宅でおにぎりやサンドイッチなどをいただきました。

食事前に私たちのプレゼンを見ていただき、プレゼンに関するフィードバックをいただきました。プレゼンの直後は積極的にディスカッションをすることができなかったのが課題に残りましたが、同席していた医学部の先生や大学生とも、交流することができました。明日からはUNIS-UNが始まります。初日はカルチュラルショーケースで行うソーラン節と模擬国連前のワークショップを頑張ります。

【高校2年次】ニューヨーク研修(1日目)

昨年度に続き、今年度もNY研修を実施することができました。これまでお力添えをいただいた皆様に感謝申し上げます。開校から数え、NY研修チームも8代目になりました。(途中、コロナ禍で4・5・6代目のチームは渡航ができませんでした。) 中高一貫生が入った初めての渡航です。これまでつないできてくれた卒業生にも思いをはせて、8泊10日の研修に臨みます。

現在、旅行団はホテルに到着しました。さっそく翌日の準備を開始したところです。NY市の職員の皆様、9.11家族会の皆様にお会いします。現地は日曜にもかかわらず、このように交流させていただけることに頭が上がりません。

 

趣旨

2015年国連サミットで、貧しい国も、豊かな国も、中所得国も、すべての国々が豊かさを追求しながら地球を守り、持続可能な社会を実現していくことを目指して、世界各国は「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を採択しました。
未来創造探究において取り組んでいる原子力災害からの復興や、持続可能な地域づくりについての探究内容は、福島のみの課題ではなく、全世界が共有する「持続可能な社会づくり」の課題として考えることもできます。WWLワールド・ワイド・ラーニングコンソーシアム構築支援事業の2年次海外研修では、米国・ニューヨークを訪問し、国際機関や世界の同世代と交流を行い、世界に福島を発信するとともに持続可能な社会づくりを考え、未来を創造していく一歩とします。

研修内容

(1)同世代の生徒との交流

国連職員の子弟等が通学するUNIS(国連国際学校)が主催し、各国の高校生が参加する国際会議UNIS-UN(オンラインを予定)に参加し、全世界的なテーマについてディベートを行い、日本・福島の視点から自分たちの意見を述べる。また、UNIS等において各国の同世代に向けて未来創造探究での探究内容を発表し、意見交換を行う。

(2)コロンビア大学国際公共政策大学院等への留学生との意見交換

世界各国から留学し、持続可能な世界の実現に向けた政策を研究している大学院生と、福島の課題解決と世界の課題解決について意見交換を行いつつ、キャリア意識についても学ぶ。

(3)国際機関関係者との意見交換

未来創造探究での探究内容について国際連合関係者に対してプレゼンテーションを行い、持続可能な地域づくりや世界の実現について意見交換を行う。

(4)その他 多様性のあるNYの市民文化を学びつつ、望ましい社会像や制度の在り方を考える。

【中学校1学年】TGG研修2日目②

 午後も午前と同じく【TGGで多文化理解】と【ショートムービーを作ろう】を、午前に体験しなかった方を体験しました。

 【TGGで多文化理解】

【ショートムービーを作ろう】

 この2日間、エージェントの方々に手助けしてもらいながら、様々なことに挑戦しました。短い時間ではありましたが、生徒にとって、とても大きな学びの時間となりました。

【中学校1学年】TGG研修2日目①

 本日も元気に活動しています。


【TGGで多文化理解】
 様々な国の文化や価値観を尊重する重要性を、英語を通して学びました。エージェントの英語の説明を聞いたり、映像を見たりして、新たな気づきや学んだことが多かったようです。

【ショートムービーを作ろう】
 英語を使ったショートムービーを作ることを通して、情報リテラシーを学びました。情報を発信する立場になったときに、どのような配慮が必要になるのかを、実際に体験しながら学ぶことができました。