野球部活動報告

【野球部】第75回秋季東北地区高等学校野球大会結果報告

9月20日(水)、秋季福島県大会2回戦の相手は夏の大会で激闘を繰り広げた福島商業高校でした。

この試合も1点を争う展開となりました。

先発は1回戦で好投した中野紘斗(2年)です。この日もランナーを出しながらも要所を締める投球を続けます。
打線は序盤、相手ピッチャーの球威あるピッチングに打線はなかなかチャンスを作ることができませんでした。

両チーム無得点のまま迎えた4回表、先に得点したのは福島商業高校でした。

この回の先頭バッターからの3連打で1点の先制を許します。なんとか反撃の糸口をつかみたい打線は5回裏、5番熊田陽太(1年)のレフトフェンス直撃のツーベースと6番豊田悠人(1年)のヒットをきっかけに同点に追いつきます。

 

1-1のまま迎えた6回裏、本校野球部は勝ち越しに成功します。

この回先頭の9番松浦夢來(1年)のヒットから2番菅野稜真(1年)、4番藤井陽太(2年)がヒットを放ち2点を勝ち越しました。

6回に勝ち越すとそのリードを守り切り、3-1で福島商業高校に勝利しました!先発した中野は許した得点は4回の1点のみ。粘り強いピッチングで完投しました。打線も2巡目から捉えた打球が増え、少ないチャンスをものにしました。1,2回戦と接戦を勝ち切り、チームとして支部予選よりも成長した部分もあったように感じます。

ベスト8をかけた次の試合の相手は会津北嶺高校です。

 

 

 

9月23日(土)、ベスト8をかけた3回戦は会津北嶺高校と対戦しました。

この試合も1点を争う展開となりました。
しかし、接戦をものにした1、2回戦の粘り強い守備を発揮することができませんでした。

9回までにお互いの守備の乱れもあり、3-3のまま延長10回タイブレークを迎えました。
0死1・2塁から始まる10回表の守備、この回だけで2つのエラーが重なり7失点。
結局その裏の攻撃は2得点にとどまり、5-10で敗戦しました。

この試合、守備では8個のエラーがありました。これだけエラーがありながら9回終了時点で3-3、「勝てるゲームだった」と考えるか、「これだけエラーがあれば勝てるゲームも勝てない」と考えるか…

当然、出た結果を受け止めてチーム全体としての安定感を高めていかないといけないと感じました。調子が悪いときにどのようなプレーができるか…

課題として、1人ひとりのレベルアップ、チーム全体の底上げが必須です。
勝負所で力を発揮するために日々の取り組みから地道な積み重ねをするしかないと思います。来春、夏とより高い場所へ行けるよう努力して参ります。

関係者の皆さま、地域の皆さまにおかれましては日頃から本校野球部の活動に多大な御支援、御協力に感謝申し上げます。

夏の大会が終了し、新チームとなった今秋もみなさまの支えがあって大会に臨むことができました。これからさらなるレベルアップを目指し、来るシーズンには成長した姿をお見せできるよう精進いたします。今後とも本校野球部をよろしくお願いいたします。