野球部活動報告

【野球部】第105回全国高等学校野球選手権記念福島大会開幕


6期生の3回戦出場辞退の夏からもうすぐ1年が経とうとしていた2023年7月8日(土)に7期生11人の最後の夏が開幕しました。
開会式では真っ直ぐ前を向き堂々と入場行進を行いました。その表情はこれから始まる熱い夏への期待と不安が入り混じったように見受けられました。
本校の初戦は7月9日(日)、いわきグリーンスタジアムで只見高校との試合となります。応援よろしくお願いします!

【第105回全国高等学校野球選手権記念福島大会1回戦】

夏の開会式の翌日7月9日(日)、本校野球部は只見高校との夏の初戦を戦ってまいりました。

大事な初戦の先発を任されたのは背番号1の瀬谷蒼羽(3年)です。
その立ち上がり、初戦の緊張からか制球が定まらず、先頭バッターにデッドボールを与えてしまいます。三振と犠打で2死2塁となり相手の4番バッターを迎えます。甘く入ったボールを捉えられ左中間への2ベースを打たれ先制を許します。その後ピンチが続くも後続を打ち取り、初回を1失点で終えました。

1回裏の攻撃。こちらも先頭の岡田琉音(3年)がデッドボールで出塁すると2番佐藤一之成(3年)がセンターへのヒットでチャンスを広げます。3番川島詩音(3年)の犠打で1死2,3塁とチャンスを作ります。4番箱﨑龍聖(3年)の内野ゴロの間に同点、5番藤井陽太(2年)のタイムリーで逆転に成功します。

序盤から点数を取り合う展開となったこの試合は中盤にも試合が大きく動きました。
立ち上がりからなかなか自分のリズムを掴めない先発瀬谷は3回4回にも失点し、4回4失点で2番手岡田にマウンドを託しました。

ふたたびリードを許した打線はすぐに反撃に出ます。2点差を追う4回裏の攻撃、相手ピッチャーの制球の乱れから各打者が粘り強く四死球を選び同点、続く5回には先頭6番草野龍弥(1年)の右中間への2ベースをきっかけに4本の長短打を集め2点を勝ち越します。

2番手でマウンドに上がった岡田は直球と変化球を組み合わせ相手に的を絞らせないピッチングを披露します。最終回に1点を失うものの4回途中から9回までのロングリリーフも中盤で奪ったリードを守り切り、7対5で初戦を突破しました!

初戦から厳しい戦いとなりましたが、途中監督からの声掛けもあり、粘り強く初戦を勝利することができました。次戦は7月15日(土)、福島商業高校との2回戦となります。

沢山の応援ありがとうございました!次戦もよろしくお願いします!