ふたば未来学園の日々

越後妻有大地の芸術祭

越後妻有大地の芸術祭に参加しています。

自然と人のいとなみの関係を考える新潟研修が始まりました。

地下2600メートル(東京スカイツリー5本分)もの地下深くのマグマだまり周辺から温水を取り出して発電している、奥会津の柳津地熱発電所を見学し、自然の力をいかした仕組みに感動しました。

その後、新潟の十日町へ。越後妻有(えちごつまり)大地の芸術祭研修です。

東京芸術大学と、パリのエコール•デ•ボザール(17世紀からある芸術学校)の学生さんによる「自然と私」をテーマにしたウェルカムパフォーマンスで迎えていただき、その迫力にみんな圧倒されました。みんな、まだこれが何なのか、消化できずにいます。

夜は芸術祭事務局長代理の原蜜さんから、芸術祭の背景を聞かせていただきました。消滅寸前の集落が、芸術家と関わることで元気になる様子をうかがいました。廃屋を芸術作品にしたてる「空家プロジェクト」の話を聞いたときには、本校の社会起業部メンバーも同名の取り組みを構想していることもあり、自分たちの地域と重ね合わせて質疑応答も活性化しました。50万人近い人がやってくるこんな芸術祭が地域でできたら?と夢も膨らみ、予定の時刻を大幅に回って、夜10時過ぎまで真剣に語らいました。