双葉郡内の5校の校旗をお預かり致しました
2017年4月11日 17時24分 原発災害の影響によって平成28年度末で休校となってしまった双葉郡内の双葉高等学校、浪江高等学校、浪江高等学校津島校、富岡高等学校、双葉翔陽高等学校の校旗をお預かりし、全校生で校旗を迎え入れました。
校長より、各校の校旗・校章に込められた意味や、各校の伝統、同窓生や地域の方々の想い、「各校が復活するまで、本校でお預かりする」ことの意味合いについて話がありました。
続いて生徒会長から全校生徒に向かって、一人一人が意味を考えていくことの大切さについて話がありました。
全校生と全教職員とで、同窓生や地域の方々の思いを胸に刻み、各校が復活するまでの間、本校で大切にお預かりをさせて頂きます。
また、平成31年度に利用を開始する新設校舎においては、各校の伝統を掲示し、同窓生や地域の方々が日常的に集うことの出来る場も設ける方向で、検討を進めて参ります。
■双葉高校
双葉高校は、創立100年近い伝統校で、甲子園に3度出場。地域に有為
■浪江高校、同津島校
浪江高校は、かつては地域の女子教育の中心的役割を果たし
校章は、浪江という町の名称とその発展を期して、5つの波形を外円に配し、創立時の高等女学校の「高」の文字を中央に入れたデザインです。
■富岡高校
富岡高校は、昭和25年創立、地域の女子高としてJRC活動や学校家
■双葉翔陽高校
双葉翔陽高校は、創立70年近い、大熊町にある高校で、地域の農業教育の中心でした。その後農工商を含めた総合学科となり、本校のスペシャリスト系列のひとつのモデルになりました。本校の校章は、生徒が本校の教育によって成長し巣立っていく姿を表現したものです。双葉の地を表わす二枚の葉の中央にある三本の線は、過去・現在・未
それぞれの校章、校旗には、地域の方々の地域の将来を担う若者への期待、想いが込められています。そして、この校旗の下、百年近い歴史の中で、何千、何万の青春があったということを心にとめ、これらの校旗を学校再開の時まで大切にお預かりしたいと思います。