全国学校給食週間献立紹介 No.3
2021年1月28日 19時21分【1月27日(水)】
<県産鯉を使った鯉の甘酢あんかけがメインの献立>
「ごはん 牛乳 鯉のから揚げ~甘酢あん~ 小松菜とツナのサラダ 里芋汁スイートスプリング」
<今日の福島県産食材>
今日は、鯉です。福島県郡山市で養殖された鯉を使用しています。郡山市の鯉の養殖は全国一位です。県産水産物を活用した学校給食提供推進事業により補助金をいただき、提供しています。
<K先生のつぶやき>
今日の目玉は、鯉のから揚げ甘酢あんかけである。私には、鯉のから揚げがた~っぷりとかかったあんの中で楽しげに泳いでいるように見える。少し泳がせておこう。まずはいつも通り汁物からいただく。うん。今日も鰹節のいい出汁が出ている。そして具材の里いもから出るぬめぬめがのどを通り抜けるのが心地いい。そしてツナサラダ。小松菜とキャベツ、ニンジンがまろやかなツナと混ざり合い、口の中でしゃくしゃくと音を立てる。甘く炊きあがったご飯との相性も抜群だ。そしていよいよ鯉を頂く。箸で触れると・・・やわらかい! そして口に入れると、上品な白身の独特のうまみと、甘辛いあんかけソースが混ざり合い、思わず「うまい!」とつぶやいてしまった。ご飯との相性も抜群。鯉は泥抜きと骨の処理が非常に難しい手のかかる食材だ。以前食べた鯉は独特の風味や骨っぽさが気になったのだが、ここまで上品な旨味だけを残した鯉は食べたことがない。さすがは郡山産、日本一の生産量を誇る鯉である。もちろんM先生と、難しいメニューを実現する調理員さんあってのことだ。最後食べたデザートのスイートスプリングも美味。味はオレンジ、食感は八朔。いいとこどりだ。今日も手を合わせ 「ごちそうさまでした」。
<生徒のコメント>
「年2回くらい祖母が鯉料理を取り寄せて食べていて、慣れていたので違和感なく食べられました!」
「少しクセがあったけど、おいしく食べました!」
「ベトナムのホーチミンで食べた魚料理に似ていて、現地での旅行を思い出しました。おいしかったです。」
<アメリカ出身N先生のコメント>
「I’ve never eaten carp before! The sauce went great with an orange for dessert.」