【野球部】春季相双支部予選大会結果報告~令和5年度始動~
2023年5月31日 18時00分「地域に感動を与え、応援されるチームづくり」
令和5年度がスタートし、6期生の卒業から4か月が経とうとしています。
9期生13名の新たな仲間を迎え入れた本校野球部は総勢28名(選手26名マネージャー2名)で新年度をスタートさせました。
新体制となりすぐに第75回春季東北地区高等学校野球福島県大会相双支部予選が4月22日(土)から開幕しました。
初戦は相馬総合高校との対戦でした。
先発のマウンドに上がったのは岡田琉音(3年)立ち上がりから球威・制球・テンポ良く投げ込み、スコアボードに0を並べます。
一方、打線は相手投手にしぶとく食らいつき1回の裏に幸先よく1点を先制。その後も岡田琉音(3年)が自らを援護するレフトへのホームランや佐藤一之成(3年)、川島詩音(3年)のヒットなどを足掛かりに3回4回と着実に点を重ね、5回終了時点で6-0とリード。
迎えた後半、序盤でリズムを掴んだ先発岡田は好投を続けます。自ら与えた四死球などでピンチの場面を迎えながらも7回を投げ11奪三振を奪い相手に得点を許しませんでした。8回から登板したのは箱﨑正義(3年)、先頭バッターへのフォアボールと2アウトからヒットで得点圏にランナーを背負うものの無失点で抑えます。
序盤から得点を重ねた打線ですが、相手の2番手投手からなかなか追加点を奪えずにいました。迎えた8回裏の攻撃、フォアボールとヒットで0アウト1・2塁と追加点のチャンスを作ります。打席には途中から登板した箱﨑正義(3年)。1ボールからのファーストストライクを強振すると、打球はレフトスタンドへと飛び込むサヨナラ3ランホームラン。(8回コールド)
この試合は試合前から強風が吹き、天候への対応にも苦戦しましたが、粘り強く戦うことができたと思います。
続く4月29日(土)の相馬高校戦は決勝戦となりました。
この日の先発は瀬谷蒼羽(3年)序盤から相手投手との投手戦となります。
序盤からバント処理のミスもあり、再三ピンチを背負いますが、守備にも助けられ相手に得点を許しませんでした。
粘り強く投げる投手を援護したい打線ですが、なかなか相手投手を攻略することができません。5回まで散発3安打に封じられます。何とか得点したい打線は後半6回の裏、相手のエラーとフォアボールをきっかけにチャンスを作るとこの試合5番に入った中野紘斗(2年)がライトオーバーのタイムリー2ベースで待望の先制点を奪います。その後も一進一退の攻防を繰り返し、迎えた8回裏の攻撃、最終回へ向けて追加点が欲しい場面で2番の岡田琉音(3年)が自身今大会第2号(2試合連続)のソロホームランで2点目が入ります。
2点リードで迎えた最終回の守り、ここまで相手打線を0点に抑えてきた瀬谷が9回も志願しマウンドへ上がります。先頭打者にデッドボールを与え出塁を許すものの後続を断ち見事完封勝利!
日頃より本校野球部への多大なるご支援とご協力を賜る皆様のおかげ様で昨年度の同大会の初優勝から2連覇を達成。昨年度秋季支部大会から3季連続での支部大会制覇となりました。
相双支部第1代表として5月13日(土)から会津をメイン会場とする県大会への出場権を獲得することができました。
沢山のご声援をありがとうございました!今後とも何卒宜しくお願い致します。