トップアスリート育成

トップアスリート系列

優れた競技力とリーダーシップを兼ね備えた変革者

双葉地区未来創造型リーダー育成構想※が掲げる「真の国際人として社会をリードする人材の育成」を目指し、充実した環境のもと授業トレーニング等で競技力とリーダーシップを身につけ、競技力を生かして自らの進路を切り拓き、トップアスリートや生涯スポーツ社会のリーダーとして社会を牽引する人材を育成します。


 系列の特色 

高度な技術・理論を習得する授業トレーニング

バドミントン、レスリング、男女サッカー、野球の各競技において、部活動と連携した高度な技術・理論を習得することを目的とした授業トレーニングを行い、競技種目を横断した組織的な強化とともに、主体的な判断力等の資質・インテリジェンスに立脚した優れた競技力を育成します。

充実した育成環境

ナショナルレベルの実績を有する優れた指導力のある教員やスペシャルコーチを配置するとともに、専用アリーナや専用グラウンド等のトレーニング施設や、アスリート食を提供する寄宿舎を整え、充実した育成環境で競技力を育成します。

生涯スポーツ社会のリーダー育成

「未来創造探究(総合的な探究の時間)」等で、スポーツを通じた地域の復興や活性化を目指す探究的な学習に取り組み、自ら地域課題を解決するスポーツ・ビジネスのプラン等を立案・実践できる能力を養成し、トップアスリートや生涯スポーツ社会のリーダーとして活躍できる力を育成します。


 各競技種目 チーム紹介・活動報告 

 (中高一貫)

バドミントン レスリング JFAアカデミー福島

(高校)

サッカー 女子サッカー 野球

 生涯スポーツ社会のリーダー育成 

競技力のみならず、スポーツを通して地域の復興や活性化に貢献していく資質・能力の育成を目指し、中高6か年でスポーツを通じた地域の復興、創造に取り組む探究的な学習を行い、自らの在り方・生き方を見出すとともに、地域課題を解決する能力を身につけます。

中学の『未来創造学』では、双葉郡の地域とスポーツの関わりについて探究した上で、スポーツの力で地域を活性化させる実践「地域スポーツ実践探究」や、競技に繋がる、フィジカル、メンタル、リーダーシップ等を探究する「競技探究」に取り組みます。

高校の『未来創造探究』では、原子力災害によって地域に生じている課題を直視しつつ、スポーツを「する」「見る」「支える」に「知る」の視点を加え、各視点から、スポーツを通じて地域を豊かにすることを目指して探究に取り組みます。子どもの体力向上につなげるプログラムを構築して地域の小学校で子供たち向けに実施したり、高齢者の健康増進と地域活力創造に繋げることを目指して地域の歴史とウォーキングを掛け合わせたプログラムを考案するなど、生徒達は様々な実践を重ねています。

写真:フランスのロクサナ・マラシネアヌ スポーツ大臣(左から2人目)に、バドミントンで高齢者の健康増進をはかるプランについて発表し意見交換する生徒(木村百伽・右・現ヨネックス、染谷菜々美・現筑波大)

 

 

 

 


 トップアスリート育成を支える環境 

トレーニング環境

バドミントン専用アリーナ(10面)

レスリング場(2面)

サッカー場(人工芝・照明完備)

野球場(照明完備)

トレーニングルーム トレーナールーム(専任AT常駐)

寮生活

ふたば未来学園高校には立志寮と海風寮の2つの寮があり、遠方から入学した中高生が親元を離れて生活を送っています。生徒主体での歓迎会やクリスマスパーティーなどの行事運営や、寮生活を自分たちで創り上げる自治活動を積極的に行っています。親元を離れて共同生活を送る経験を通して、人間性や協働する力を育みます。

本校寮には教員(寄宿舎指導員)7名と寄宿舎監督者9名の合計16名が24時間体制で勤務しています。常日頃から学級担任や部活動顧問と連携を図り、寮生一人ひとりに寄り添った指導を心がけています。指導員は、寮生だけでは解決できない問題や日々の生活に対して随時指導とアドバイスをし、共によりよい寮を創り上げています。

寮での3食の食事はアスリート食を提供し、競技力の基盤となる身体を創り上げる食育の指導も行います。

(寮生Q&A)

Q 寮生活をしてみて、良かったことはありますか?
A 通学生ではできない経験をたくさんすることができます。友達と一緒に生活をして一緒に勉強したり、中学生から高校生までのたくさんの人と交流することができます。

Q 寮生活で大変なことはありますか?
A 集団生活なので毎日周りの人に気を配りながら生活をしなければならないことです。家ではいつも両親がやってくれていたことなどを自分でやらなければいけない点も大変なところの1つです。

Q 寮生活を通して、どんな部分で成長したと感じますか?
A 集団生活をしているので自分のことは自分で行ったり、時間を意識して生活したりと、周りに気を配ることができるようになりました。

Q 寮生活の魅力はどんなところですか?
A 共同生活の楽しさだと思います。夏祭りやBBQ、クリスマスパーティーなど、季節ごとの行事も魅力です。たくさんの人と交流することで新しい自分の一面を見つけることもできます。


 トップアスリート系列パンフレット(PDF形式)

 

※ 双葉地区 未来創造型リーダー育成構想について

「真の国際人として社会をリードする人材の育成」を基本目標とする、関係団体(県、双葉郡各町村、日本サッカー協会等の競技団体、大学等)の連携により平成18年度にスタートした人材育成プログラムです。
これまでの取り組みによって、現在バドミントンの桃田賢斗選手が世界ランキング1位に君臨、東京オリンピック代表に7名の卒業生が出場し、バドミントン混合ダブルスで渡辺勇大選手と東野有紗選手が銅メダルを獲得するなど、着実に成果を収めてきました。平成29年3月に新構想『双葉地区未来創造型リーダー育成構想』に改訂され、「震災後の課題先進地域だからこそ、未来創造型の人材を育成する」「競技力だけはなく、タフでしなやかな、新時代のリーダーを養成する」「ふたば未来学園を新たな核としながら、多様な主体の協働を推進する」ことが柱とされています。

(構想の経緯)

〇 構想の検討

平成16年9月、財団法人日本サッカー協会(JFA)から福島県に対して,「公立学校と連携して、Jヴィレッジ を拠点に、サッカーのみならず、人間的な教育、論理的思考、コミュニケーションスキル、IT、外国語等総合的な教育を行い、日本サッカーのレベルアップと社会をリードしていく人材の育成を図る」ことを目的とする人材育成プログラムの提案がありました。
その後、富岡・楢葉・広野各町の教育委員会と各町立中学校、県立富岡高校、福島県及び福島県教育委員会関係者を構成員とする「双葉地区教育構想検討協議会」が設置され,検討が進められてきました。
その結果、富岡第一中学校・富岡第二中学校・楢葉中学校・広野中学校の4中学校と富岡高校が、教育課程の連携や教員・生徒間の交流等の連携を深める形で、連携型中高一貫教育を実施する「双葉地区教育構想」が策定・実施されることになりました。このことを踏まえ、富岡高校は普通科から「国際・スポーツ科」へと衣替えをし、新たな船出をしました。

〇 双葉地区教育構想開始式 平成18年4月8日(土)

富岡町文化交流センター「学びの森」において、「双葉地区教育構想」開始式が高円宮妃殿下・佐藤栄佐久福島県知事・川淵三郎日本サッカー協会キャプテン臨席のもと挙行されました。富岡高校2年生の岸本君と渡邊さんの司会のもと、佐藤栄佐久県知事の挨拶、遠藤勝也富岡町長の挨拶の後、入校生及び在校生代表による抱負の発表がありました。記念講演では、福島市出身で日本人初の元アメリカプロバスケットボールプレーヤー萩原美樹子さんに「世界へはばたく-私の挑戦-」と題して講話をしていだたきました。

〇 東日本大震災とふたば未来学園への継承発展

平成23年の東日本大震災による甚大な影響を受け、富岡高校は避難先のサテライト校での教育活動を余儀なくされました。そのような逆境の中でも、各競技における活躍は目覚ましく、福島の不屈の姿を地域や全国に発信しました。関係者間での議論を経て、未来に向けて双葉郡の教育復興を果たすためにふたば未来学園の設立と富岡高校の休校という決断に至り、富岡高校の精神とともに構想はふたば未来学園へと受け継がれ、さらに飛躍させていくこととなりました。

双葉地区未来創造型リーダー育成構想詳細(福島県教育委員会ホームページ)