【野球部】第105回全国高等学校野球選手権記念福島大会
2023年7月20日 09時00分第105回全国高等学校野球選手権記念福島大会2回戦
7月15日(土)、迎えた福島商業高校との2回戦。
この日の先発は背番号6の岡田琉音(3年)でした。この試合は相手投手との投げ合いとなりました。
岡田はランナーを出しながらも要所を締めるピッチングで6回を無失点と得点を許しません。
援護したい打線は相手の先発ピッチャーを捉えることができず、チャンスらしいチャンスを作れずに回を重ねてしまいます。
両チーム無得点のまま、迎えた7回表の守備。
先頭打者をフォアボールで出塁させ、バントで1死2塁も続くバッターのピッチャーゴロで2塁走者を挟殺プレーでアウトにします。チャンスを脱したかに見えましたが、その後なんとか得点圏にランナーを進めたい相手の盗塁を防げず、2死2塁と再びピンチを迎えます。迎えた9番バッターはピッチャー岡田のグラブを弾く内野安打!さらに、この打球を処理した岡田の1塁への送球が逸れ、2塁ランナーが生還!ついに試合の均衡が破れます。
先制を許した7回の攻撃。反撃に出たい打線ですが、相手ピッチャーの速球に対応しきれず3者凡退。
続く8回。先頭から打者2人の出塁を許し、ピンチを迎えると送りバントとセンターへの犠牲フライで2点目を献上。さらにセンターへのタイムリーでダメ押しの3点目を許します。
8回裏1点でも返したい攻撃では1アウトから代打の尾島健太(3年)を投入するも相手投手を捉えきれず三振に倒れるなど無得点に終わります。9回表の相手の攻撃を無失点で切り抜け、迎えた9回裏、3点を追う攻撃。選手たちは全く諦めていませんでした。
先頭の佐藤一之成(3年)のレフト線への2ベースを足掛かりにこの回3本の長短打を集め2点を返します!なおも1死1・3塁のチャンスで箱崎正義(3年)の内野ゴロの間に同点!土壇場で試合を振り出しに戻します!2アウトを取られるものの続くチャンスで代打に藤原知也(3年)が登場。一気に決めるか、と思われましたがここはショートゴロに倒れ、同点で9回を終了します。
同点のまま延長10回へ突入すると9回裏の攻撃の勢いそのままに0死1・2塁から始まるタイブレークのピンチを感じさせず先発岡田琉音がこの回を無失点で切り抜け、10回裏の攻撃へ繋げます。
10回裏タイブレークの0死1・2塁から始まる攻撃の先頭はここまで好投を続けてきた岡田琉音。レフトへ打った打球は相手レフトの攻守に阻まれ1アウト。しかし、続く佐藤一之成がレフトへのヒットで1死満塁とサヨナラの大チャンス!ここで打席にはキャプテンの川島詩音(3年)、追い込まれながらも低めのボールを上手く拾ってレフトへのサヨナラタイムリー!延長タイブレークまでもつれた試合に終止符を打ったのは頼れるキャプテンの一打でした。この試合ではぎりぎりまで追い込まれた9回の攻撃では藤井陽太(2年)、草野龍弥(1年) の下級生スタメンがヒットを放ち、3年生の決定打に繋げる活躍もあり、チームとしても大きな収穫のあるゲームとなりました。
1回戦に続き、チーム一丸となり2回戦突破を決めた本校野球部の続く3回戦は7月19日(水)となります。4年ぶりのベスト8進出をかけて安達高校との試合です!
日頃より本校野球部への多大なる御支援と御協力ををいただく関係者の皆さま、本日もありがとうございました。引き続き本校野球部へのご声援をよろしくお願いいたします。