10月12日(日)、急遽ダブルヘッダーでの実施となった大会2日目。
第1試合では、相馬農業高校対相馬連合の対戦でした。
この試合、相馬農業高校へ本校の3選手がチームの一員として出場いたしました。
松下月聖(1年)、岡田蒼空(1年)、國分凰希(1年)の3名が今大会限定で頑張ってくれました。

試合の結果としては、0-7で敗戦とはなったものの、國分凰希がピッチャーとして7失点ながらも完投。

松下月聖は、試合中チーム初安打となるセンター前ヒットを放つとともに普段は守らないセカンドの守備につき、センターラインを任されました。

また、岡田蒼空はライトでフル出場しました。ヒットは出なかったものの、三遊間、三塁線へ捉えた打球を飛ばし、ゲームの中で存在感を発揮していました。相馬農業高校の監督鵜沼先生からも試合中様々な指導・アドバイスをいただきながら、普段とは違った緊張感の中でゲームを戦ってくれました。鵜沼先生をはじめ、相馬農業高校の選手のみなさん、大変お世話になりました。ありがとうございました。
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この日の第2試合は、本校野球部の2回戦。原町高校との対戦となりました。
初回に先制点を奪ったその裏、この日も先発マウンドには渡辺斐斗(2年)があがりました。
初戦のリベンジに燃えるこの試合は、1・2回に1点ずつを失うも、味方の援護もありながら、6回途中2失点という内容でマウンドをおりました。

打線は、初回・2回の得点後も3回に5点、4回から6回までも得点を重ね、初回から全イニングで得点をあげ、15点をとって2回戦を突破しました。

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連戦となり、第3試合は、相馬連合との試合決勝戦でした。
初回から両チームの先発ピッチャーが相手に得点を与えない要所を締めるピッチングで、4回終わって0-0でした。
5回表の守備も無失点で抑えると、その裏試合が動きました。

先頭の折笠 源(1年)がヒットで出塁すると、門馬郁弥(2年)が送りバントで繋ぎ、続く遠藤瑠偉(2年)がヒットでチャンスを広げると盗塁を絡め、ランナー2・3塁のチャンス。この場面で清永悠希(1年)がライトへのタイムリーヒット!待望の先制点を奪います。

2-0で試合は終盤へ突入します。
先発の折笠 源が6回まで無失点ピッチングを見せ、7回から平 宗治朗(2年)がマウンドへあがりました。
しかし、相手打線にしぶとく繋がれる展開に守備の乱れも重なり7回に1点、8回にも1点を失い、試合は振り出しに戻ります。

2-2の9回は両チームともに無得点で終わり、決勝戦は延長10回タイブレークに突入します。
10回表、0アウト1・2塁からスタートしたタイブレーク、相手の先頭バッターをショートフライに打ち取ると、1アウトから4-6-3のダブルプレーを完成させ、表を0点で終えました。勢いに乗ってその裏、一気に試合を決めた打線でしたが、先頭をバント失敗、1アウトからファーストゴロの間にランナーはそれぞれ進塁し、2アウト2・3塁の場面で、4番佐藤孝大(2年)のサードゴロを処理した相手の守備がフィルダースチョイスを起こし、3塁ランナーが生還!3-2のサヨナラの勝利が転がり込んできました。

この大会、多くの選手が様々な場面で起用され、チーム・個人にとって沢山の収穫と課題を得ることができた大会となりました。

悪天候による柔軟な対応等で、できる限りの試合を実施してくださった大会運営ならびに、急な予定の変更に対応してくださった保護者会のみなさまに感謝申し上げます。

まだまだ練習試合等、シーズンは続きますが、関係者のみなさまもおかげさまをもちまして、今大会にて今季の公式戦が終了いたしました。
春の県大会はベスト8,夏の大会3回戦敗退、秋の県大会でベスト8、各大会での相双地区では無敗と生徒の頑張り、成長と沢山の課題があった1年間でした。

来春、来夏へ向けた戦いはすでに始まっています。
これからの期間で、多くの課題に向き合い成長したチームをお見せできるよう、謙虚に取り組んでまいります。
今後とも本校野球部をよろしくお願いいたします。