【給食】給食委員会の活動を紹介します!
2022年1月5日 16時35分本校の給食の特徴の一つに、「ベジマンデー給食」があります。
「ベジマンデー給食」とは、「毎週月曜日に行う肉を使わない献立」を指します。
生徒たちの健康課題の一つでもある野菜嫌いへの克服だけでなく、世界との繋がりを意識できるようSDGsなどについて考え直すきっかけ作りとして活用しています。
中学校が開校してから、間もなく3年。ベジマンデー給食も3年目を迎えています。
生徒たちは、毎週月曜日のベジマンデー給食を通して、環境問題、食品ロス、SDGsなどについて、考え直しています。食を通して、世界との繋がりを感じ、様々なこと感じている様子が見られます。
その中の一つの変化として、給食委員会の生徒たちが「自分たちで、残し物調べを実施し、食品ロスを減らしたい」と、取組みを始めました。
給食委員長を中心に、調理員さんへ、自分たちが「なぜ残食を調べたいのか」についてをまとめて説明し、残食の計量してもらうために作成した表を手渡ししました。
残食の結果は、野菜の残りが目立つ「副菜」について、クラスの何人分の残食が出ているかを計算し、お昼の放送で発表しています。
その際の、給食委員会の生徒が考えた放送原稿の抜粋です。
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『給食委員会からの連絡です。
野菜の残しものが目立つため、来週から毎週月曜日べジマンデーの日の副菜の残しものチェックを始めます。
この活動を行う意義として、1人1人が残しものに意識を向けることによって、一口でも多く食べてみようと努め少しでも残しものが減り食品ロス削減につなげる、作ってくださる調理員さん、生産者の方、食材に対する感謝の気持ちを忘れず給食を食べてもらいたいからです。
皆さんが他人事ではなく身近に感じられるような工夫もしていきます。
普段残してしまっている人はできるだけ一口でも多く食べられるようにしてみてください。それを継続することによって食べ残しが減るだけでなく、今まで食べられなかったものが食べられるようになるなど自分自身にとっても大きなメリットが得られると思います。
今日の給食もできるだけ多く食べられるように心がけてみてください。感謝して食べましょう。』
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この原稿は、生徒が考えました。教職員は一切原稿を訂正していません。
とても大きな変化だと思います。
その他、朝食摂取率の向上に向けたポスター作成と掲示、放送での呼びかけなどを通して、自分たちにもできることから、少しずつ取り組んでいます。
「自分たちにできることは何か」を考え、自主的に行動する姿は、とても頼もしく、これからの活動がさらに楽しみです。
給食委員会のみなさん、いつもありがとう!