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カテゴリ:中高探究学習

【探究スタートアップラボ】

10月8日(火)に、全国13校から約50名の高校教員がふたば未來学園に来校し、探究学習に関する研修を行いました。

この取り組みは認定NPO法人カタリバが三菱みらい育成財団の助成を受けて実施しており、ふたば未來学園高校と協働で高校教員向けの探究指導プログラムを研究・開発しています。

今回の研修では先進校フィールドワークと伴走力強化をテーマとして、本校の探究の授業を見学していただき、各学校のカリキュラムの見直しなどを行いました。

【WWL探究 山形県立東桜学館中学校・高等学校の中間発表会に参加しました】

10月9日に山形県立東桜学館中学校・高等学校の2年生中間発表会に本校生徒3名が参加しました。

東桜学館は本校のWWL事業の県外事業連携校となっており、昨年から相互に発表会に参加しています。

本校生は「福島県広野町の化石~浅見川と北迫川の化石の違い」「紙芝居による伝承活動~魅力的な紙芝居にするためには~」「高齢者と若者の交流」の3つをポスターで発表しました。

東桜学館はSSH指定校でもあるので理系の発表が多いですが、ふたば未來学園の生徒は地域課題の発表が中心でした。

発表会後は参加した学校の生徒での生徒交流会にも参加し、充実した発表会となりました。

 

【広島・事前研修】1F視察&第11回1F地域塾

広島研修とドイツ研修に参加する本校1年生の事前研修を兼ねて、福島第一原子力発電所(1F)の視察と第11回1F地域塾(早稲田大学と共催)を開催しました。本校生15名を含む59名の参加者がありました。


廃炉とその先の地域の将来像を考えるために地域の住民や大学の研究者、電気事業関係者、大学生などなどの方々と対話を続けてきています。
基調講演の後の対話では「廃炉の多様な将来像」について、グループに分かれて対話をしました。

【参加した高校生からのコメント】
○対話の名の下に「科学的に正しい」を押し付けることは新たな住民の分断につながる
○住民との対話がアリバイ作りになっていることが多く、誰が対話の場を設定するかは重要
○探究=問題を自分ごと化するために、さまざまなことを「切り口」にして考える
○1Fの視察で「安心・安全」が強要されている気がする。疑問やモヤモヤがもっとできてもいいはず。そういうモヤモヤを共有できる対話の場があってよかった。
○遺構が残ることが将来の人たちの自分ごとになって考える/みんなで考える/現地に行って感じるなど考える場の提供につながる
○「私はそうは思えない」と気軽に言える場が欲しい
○情報発信、若い人に伝えるとかいうけど、若い人だけじゃなくて偏見のある大人にむけても発信しないと

 

【中学3年】イベントを開催しました!

中学3年生の総合の学習では、グループで探究活動を行っています。

今回は広野町での体験活動について探究しているグループが、

4月28日(日)に、多世代交流スペースぷらっとあっとにて開催された

「まちなかマルシェ」に出店をし、トートバッグ作り体験を行いました!

 

イベントの開催にあたりチラシを作成して広野小学校に配布もしました。

チラシを見て参加して頂いた皆様ありがとうございました。

また、このような活動を行っていきたいと考えておりますので、

次の機会も参加をぜひよろしくお願いします!

【福島再生塾】福島の復興に向けた対話会で地域住民や専門家と生徒が意見交換

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月13日(土)

福島の復興に向けて、当校と早稲田大学が連携し、研究者や東京電力職員、民間企業の関係者とともに、有意義な対話が2021年以来、行われてきました。

対話会では、福島の現状と復興に関する専門知識を持つ専門家や関係者からの貴重な意見が交わされました。地震や原子力災害がもたらした課題や影響についての理解が深まると同時に、その解決策や復興の方向性についても活発な議論が行われました。

生徒たちは、専門家や大人の経験に学びながら、自らの視点や考えを積極的に発信しました。また、早稲田大学等の関係者との交流を通じて、学術的な視点や専門知識を得ることができました。

この対話会は、異なる立場や専門性を持つ参加者が協力し合い、福島の復興に向けた包括的なアプローチを模索する良い機会となりました。今後も、地域や社会全体が協力し合いながら、福島の復興を支援していくことが重要であるという共通認識が確認されました。

【中学2,3年スポーツ生】未来創造学

4月11日(木)5,6時間目の総合的な学習(未来創造学)の時間に、富岡高校スポーツ科設立当初の桜風寮の寮監でもあった荒木信彦さんからお話をいただきました。双葉地区教育構想の意義やスポーツ生の心構えについて学ぶことができました。スポーツ生は自分の生活を改めて見直すきっかけになりました。貴重なお話、ありがとうございました。

 

 

【3/3(日)イベントのお知らせ】 映画『プリズン・サークル』の自主上映会、及び対話の会

概要
生徒主催で、映画「プリズン・サークル」の自主上映会を企画しました。
ドキュメンタリー映画『プリズン・サークル』HP


作品情報
日本の「島根あさひ社会復帰促進センター」と呼ばれる刑務所の中で行われている「TC(回復共同体)」という対話による更生プログラムを、20 代の受刑者 4 人を中心に 2 年間記録したドキュメンタリーです。上映後、参加者との感想共有や映画を通しての議論・対話を行いたいと考えています。是非多くの方々に参加いただきたいと思っています。

よろしければ是非お越しください。


目的
⚫ 「プリズン・サークル」の上演会に参加してもらうことで、地域の方々や多くの人に日本の受刑者たちの現状を知っていただきたいと思い企画しました。
⚫ 犯罪者と呼ばれていますが、彼らも我々と同じ人です。私達はお互いにつながり学び合えると思います。刑務所で暮らす人たちにこの映画はフォーカスをしていますが、この映画は決してただ彼らの刑務所での生活のドキュメンタリーではなく、他者への理解の方法や他者の内面に触
れる、人生に触れることの大切さを伝えてくれる映画です。私たちが日々生活をしていて足りない、必要である他者との向き合い方を彼らの話から少しでも一緒に考えたいです。

参加対象(想定)
どんな方でも参加してもらいたい
ふたば未来学園高等学校生徒・教員
地域の方々など

日時
2024 年 3 月 3 日(日)13:00~17:00


⚫ 開場時間 12:30
⚫ 上演前アナウンス(5 分)13:00~13:05
⚫ 「プリズン・サークル」上映 (136 分) 13:05~15:21
⚫ 休憩・移動(14 分)15:21~15:35
⚫ 感想共有・対話(50 分)15:35~16:25
⚫ クロージング(10 分)16:25~16:35

場所
福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校みらいシアターおよび協働学習ルーム
主催 阿部柊 (福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校 高校2年次)
共催 福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校

 

【上映料の募金のお願い】
今回、学校での開催のため無料上映会です。
会場に募金箱を設置し、お越しいただいた皆様からのカンパ制といたします。
ご協力いただけますと幸いです。

【申し込み方法】
Google form
お申し込み用フォームはこちら

 

【中学校2年生】福島イノベーションコースト構想体験ツアー

 12月1日(金)に、イノベーションコースト構想について学ぶ体験ツアーを行い、楢葉町にある「JAEA楢葉遠隔技術開発センター」と、浪江町にある「福島水素エネルギー研究フィールド」を視察しました。

 遠隔技術開発センターでは、福島第一原子力発電所を廃炉にするための技術を研究しています。高さ40mもある大きな実験棟を見学させてもらったり、VRを用いて原子炉建屋の状況を見させていただいたりしました。ロボットの操作体験も行い、生徒たちは最先端の技術に触れることができました。

 水素エネルギー研究フィールドでは、水素を新しいエネルギーとして活用し、他の再生可能エネルギーよりも安定したエネルギー供給を行う方法について研究しています。施設の中で、現状のエネルギー問題や水素の活用方法について学び、水素を発生させる設備や各地へ水素を運搬するトレーラーなども実際に見ることができました。

 福島で学ぶ生徒として、イノベーションコースト構想について深く知り、未来について考える機会とすることができました。

【高校1年次】演劇のためのインタビュー

本校では、高校1年次「地域創造と人間生活」という授業で全員が演劇を体験します。

 

演劇を通して地域の課題を知るというテーマで、グループに分かれて地域の様々な立場の方にインタビューをし、その内容をもとに演劇を創作して発表するというものです。

今日はその取材の日でした。

今年度も20名の地域の方々にご協力いただき、このプログラムをスタートすることができました。

何年もお世話になっている方もいれば、今年初めてお世話になる方もいます。

生徒たちは、最初は緊張していましたが皆さんがとても丁寧に質問に答えてくださり、

取材が終わる頃にはすっかり打ち解け、笑顔も見えました。

 

「演劇は、言葉で論理的に説明するよりもイメージの共有がしやすい。特に、一番イメージの共有がしにくいのが人の心。人の心の機微を表現し、共有しやすくするのに演劇は有効です」

 

これは、毎年演劇の発表を見てくださる平田オリザ先生の言葉です。

様々な背景を持った地域の方々に取材をし、その内容を演劇でアウトプットする中で、

それぞれの人達の立場を想像し、物事を多面的に見ることの大切さを学んでもらいたいです。

 

 

 

彼らはこの後、フィールドワークで取材でお話をきいた場所を訪れ、

7月25日の演劇成果発表会に向けて演劇を創っていきます。

 

【高中探究】『東洋経済education✖️ICT』で演劇の授業について取り上げていただきました!

『東洋経済education×ICT』のYouTubeチャンネル「探求TV」に おいて、

本校の演劇の授業を取り上げていただきました。

https://www.youtube.com/watch?v=120F9qS3hVk

 

本校開校当時から行われている、高校1年次の「演劇を通して地域の課題を知る学習」の様子と、それらの取り組みがなぜ探究に繋がるのかについて、詳しくお分かりいただけると思います。

 

また、本校では今年度から高校3年次で「表現コミュニケーション」という授業が始まりました。

演劇の手法を用いたワークショップを通して、コミュニケーションについて考える授業です。

こちらの様子も、映像でご覧いただけます。

 

【中学3年】未来創造学・広野みかん魅力発信チームのスイーツ販売(お知らせ)

 ふたば未来学園中学校の3学年探究チーム『#citrus』と株式会社マルト商事様との共同開発により、広野みかんを使用したスイーツ3品を開発しました!

 6月1日(木)15時30分から「マルトSC平尼子店」にて販売会を行います

 詳細はポスターにて!ぜひお買い求めください!!

※ ”地層ゼリー”については、都合により販売延期となります。ご了承ください。(5/26追記)

【高校1年次】哲学対話

5月23日(火)6.7校時 高校では初めてとなる「哲学対話」を行いました。

 講師に、開智国際大学、関西大学等で活躍されており、インタビュー調査についての様々な論文を書かれている西山渓先生を迎え、「インタビューをしてみよう!」と題したワークショップ形式で充実した時間を過ごしました。

 6校時目はインタビューとは何か、インタビューには何が必要かなどを学習し、7校時目には実際に生徒がグループに分かれ、対話型インタビューに挑戦しました。

 グループの中で、質問者(メイン・サブ)、回答者、司会者、記録係に分かれ、それぞれの立場でインタビューをよりよくするには何をしたらよいのかを考えました。

 どの生徒も積極的に対話に参加している姿が印象的でした。

 これからの探究活動で、地域の皆さんを始め、様々な方々にインタビュー調査をする機会があるかもしれません。本日の学びがきっと役立つものと思います。

【未来創造探究】高校3年次 中間発表会を実施しました!

 4月25日(火)6・7校時の総合的な探究の時間の授業において、高校3年次の生徒たちの探究活動の中間発表会を行いました。

 この発表会は、9月24日(日)に予定している「未来創造探究生徒研究発表会」に繋がる大切な行事で、教員やカタリバスタッフなどからの助言を受けたり、同学年だけでなく一緒に参加した高校2年次の生徒たちの意見を聴取したりすることで、探究活動の深化が図れる貴重な機会です。

 生徒たちは15会場に分かれ、6つのゼミごとに合計60件の発表をスライドなどを用いながら行い、その後意見交換をしてからワークシートやコメントカードを記入しました。3年次生徒は9月の最終発表会に向けて活動の方針を固めるために、2年次生徒はこれから本格化する自分たちの活動の参考にするために、両者が先輩後輩・系列・所属探究ゼミの垣根を越えて、対話を通して共に考える姿が見られました。

 

 

【探究活動】3年次探究活動・情報科学同好会イベント参加

 3年次探究活動・情報科学同好会において、福島県主催で11/19・20両日Jビレッジを会場に開催された「あそべあつまれゼロカーボンフェス in Jビレッジ」に参加してきました。次のリンクから参加の様子をご覧ください。⇒  Jビレッジ - イベント参加の様子.pdf

【企画研究開発部】ふたば未来ごちゃまぜ探究カイギ

10月31日(月)に地域協働スペースでふたば未来ごちゃまぜ探究カイギを開催しました。

この会議は双葉郡やいわき市の地域の方やふたば未来学園の生徒や教員、NPO法人カタリバ職員など様々な立場の人たちが集まって、震災から11年後の双葉郡について話そうと企画したものです。

 

「いま、あなたの視点から、どんな双葉郡・浜通りが見えますか?」という問いから感想交流をしました。それぞれの立場の方からの「いま」を語ってもらいました。30名以上の地域の方(子ども連れの方も!)にお越しいただき、参加者の方からは「次はいつやりますか?」というお声もいただきました。

 

【高校】双葉郡定食 Jヴィレッジで販売中!

 10月16日(日)に、Jヴィレッジ内のレストラン「アルパインローズ」にて、双葉郡定食の販売イベントを行いました。

 生徒たちは、中学生のときから「双葉郡の食について発信し、双葉郡の交流人口を増やす」というテーマを達成するために、「双葉郡定食」の開発を行ってきました。今回Jヴィレッジ様のご協力により、期間限定ではありますが「双葉郡定食」が実際に販売されることになりました。

 レストランにて実際に定食提供を行い、召し上がっていただいたお客様からは「おいしかった」「また食べに来たい」という声を聞くことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 また、東京2020オリンピック・パラリンピック1周年記念で同日行われていた「DREAM meeting」にゲストとしてお越しいただいていた

野口啓代さん(ボルタリングワールドカップ通算21勝 東京五輪銅メダリスト)

本田武史さん(プロフィギュアスケーター 世界選手権銅メダリスト)

豊島英さん(東京パラリンピック車いすバスケットボール銀メダリスト)

3名のアスリートの方たちに、双葉郡定食のデザートである「Jヴィレッジ ジュレ」を提供する機会がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 双葉郡定食は、10月7日(金)~11月6日(日)までの期間限定販売となります。是非、この機会に双葉郡へお越しください!

https://j-village.jp/news/5317/

【高校】ふくしまSDGs博 双葉郡定食

 9月24・25日にビッグパレットふくしまにて行われた「ふくしまSDGs博」に、双葉郡定食の発表のために本校生徒7名が参加してきました。会場内にあるブース・お昼のステージにて、今までの探究について発表することができました。

 中学校時代の探究活動では、双葉郡の食に注目し、「双葉郡の食について知ってもらい、双葉郡の交流人口を増やしたい」を目標として活動を行ってきました。そして、高校へ進学してからも自主的に活動を進め、この度10月上旬にJヴィレッジ内のレストランであるアルパインローズにて販売する運びとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨年11月に、福島民報社の「ふくしま復興大使」として北海道へ視察に行き、学んだことを双葉郡定食に生かしました。今回の販売に当たり、福島民報社様、Jヴィレッジ様にはたいへんお世話になりました。本当にありがとうございました。

【中学校】3学年未来創造学発表会

 8月25日(木)に中学校2学年向けの未来創造学発表会を実施しました。

 3学年の生徒は今年度、5月に今年度第1回のフィールドワーク、6月には双来祭での発表会、そして7月に第2回のフィールドワークを行ってきました。

 1・2学年での探究をさらに深め、いかに双葉郡の魅力を発信していくかに力をいれて取り組んできました。

 今回は、今までの探究の成果を、2学年に向けて発表しました。

 

 3年生の生徒は、今まで探究で取り組んできた、双葉郡の魅力を存分に発信します。

 2年生も自らの探究と重ね合わせながら、真剣に発表を聞いています。

 発表後の質疑応答では、2年生から鋭い指摘が!

 3年生も、新たな気づきを得ることにつながったようです。

 3年生の次の発表の舞台は、9月24日(土)の未来創造学研究発表会となります。

 外部から多くの講師の方々をお招きして開催する、学校一のイベントです。

 今回の発表会での気づきや、今までの探究活動をまとめ、最高の発表ができるよう準備をしていきます!

【中学・高校】ふたば未来学園の歌 手話バージョン【探究】

中学校1期生の中で、「手話を通してろうあ者理解への第一歩」をテーマに未来創造探究を行っている生徒がいます。

昨年度はその実践として本校校歌の手話バージョンを作成し、中学校生徒会総会や三島長陵校舎生徒・高校生との交流会で手話を通した発表を行いました。

 

多くの生徒からの要望もあり、この度、ふたば未来学園Youtubeチャンネルにて手話の動画を公開することとしました。以下、生徒からのメッセージになります。

 

 みなさん、こんにちは。ふたば未来学園高等学校1年の阿部一葉です 。

 私は幼い頃から、ろう者(耳の聞こえない方)と触れ合い、さまざまな場所でろう者や手話への偏見や差別を感じてきました。そんな自分の体験を生かし、中学生の時、校歌の手話に関する探究を行ってきました。校内の生徒に向けて、校歌の手話コーラスという形で手話を学び 、偏見を無くしていくという内容です。中学校の生徒会総会や三島長陵校舎との交流会を通じ、 全校生徒に体験してもらうことが出来ました。

 ですが私は、もっと沢山の人に、そして継続的に手話に触れて欲しいと思っています。また、生徒会総会の際に「いつでも見返せるようにしてほしい」 という声が多くありました。そこで今回、以前撮った校歌の手話の動画をYouTubeで公開することにしました。

 ふたば未来学園の現代的な校歌は、他の学校の校歌とは違い抽象的表現が多いです。手話に直す際はとても困りましたし、今でもこの解釈で良かったのか確信を持てません。ですが、様々な解釈を出来るところが、多様性を大切にするこの学校にふさわしい、素敵な校歌なのだと思います。

 高校生になりましたが、これからも手話に関する探究を続けて行きたいと考えています。校歌の手話に留まらず、新たな方法で手話を広げて行きたいです。

  

【高2探究】 未来創造探究 問い作り・先輩の発表見学

4月19日の高2年次探究
6校時目は先週のおさらい…
未来創造探究で創造する未来とは?
社会の未来でもあるし、自分の未来でもあることを確認し、

前回作製したマンダラートを押し広げ
主体的に取り組める探究テーマをマイキーワードを選ぶ作業をしました。

7校時目はマイキーワードから「問い」作りをしました。
わからないことを増やす、という行為は通常の授業と逆のことです。

良質な「問い」は自分も先生も誰も答えを知りません。
それこそ、探究する価値のあるものだとお話のあと、
生徒たちは関心のある分野で当たり前に思っていたことを改めて考え直しているようでした。

(問い作りはGWの宿題にもなっております)

4月26日の探究は高3年次の中間発表を聞きました。

【高2探究】未来創造探究スタート!

4月12日、高校2年次の未来創造探究がスタートしました。

6校時には1年次で行った「地域創造と人間生活」を振り返りながら、「未来創造探究」とは何をする学習なのか、という問いに取り組みます。

 

先生からは「課題解決よりも課題発見が大事」や
「未来創造探究の「未来」ってなんでしょう? 地域の未来?
 それはそうかも。でも自分の「未来」をも作れるかもしれません」
という言葉が投げかけられ、うなずく生徒もいました。

7校時には昨年学習したマインドマップを使って自分の興味関心の「マイ・キーワード」を出していき、それをマンダラートを使って探究テーマにまでおし広げる試みをしました。

【中高探究活動】マイプロジェクトアワード2021全国Summit観覧会

3月27日(日)にふたば未来学園内にある双葉みらいラボで、マイプロジェクトアワード2021全国Summitの観覧会を実施しました。

コロナ前までは学校からバスを出して東京の会場まで全国Summitを観に行っていましたが、今年度は、「全国Summit観覧を通じて生徒や教職員、地域の方が対話をする場を創りたい」と考え、ふたば未来学園の中での観覧会を行いました。

本校の中学生や高校生、卒業生、地域の方、合計15名が参加しました。

今年度は全国29,504プロジェクトの中から48プロジェクトが全国Summitに参加しており、ふたば未来学園からは高校3年次生の和賀菜々香さんの「Cheer up!ふたば」が全国Summitにオンラインで参加しました。

校内の観覧会では代表発表6つのプロジェクトを視聴し、その発表を元にして「私らしい学び方とは?」をテーマに対話が行われました。

また、全国Summitの司会を努めたのは、昨年本校を卒業した金成美伶さん(4期生)ということもあり、観覧会は大いに盛り上がりました。

参加者の集合写真

 

 

 

【中学校探究】(後編)広野町の魅力をミカンで発信!

 【中学校探究】未来創造学 中学2年「広野町の魅力発信!」

みんなで広野町の魅力を、発信しました。

 

令和3年12月19日(日)

マルト尼子店

広野町の魅力発信! 練習中です。

 

売り場をチェック。

みんなでどうやろうか?相談中です。

緊張しながらも、声掛けが始まりました。

店内放送も入れ、魅力発信プレゼンを始めます。

スイーツの試食や先輩の作った缶バッチも配布しました。

質問あり、感想あり、ドキドキが止まらない魅力発信。

売り場に案内して、商品の魅力も伝えています。

2回目のプレゼン。トラブルでパワポが写っていない((+_+))

焦らあず、言葉で伝えました。

色々ありましたが無事終了。

マルトの方々と反省会。

スイーツ担当者からのアドバイスも頂きました。

サプライズ企画。

このような活動が出来たのも、担当してくれた先生のおかげ♡

感謝の気持ちをスイーツとお手紙にして渡しました。

広野町副町長さんもお越しいただきました。

昨日はお世話になりました。

売り場はこんな感じです。

ひろぼーもお疲れ様でした。

 

 

令和3年12月18日(土)

広野町二ツ沼直売所のらっこ

今日はお世話になります。

ラベル発行の練習を、先輩の開発商品で行いました。

マルトさんが到着。
商品には私たちのデザインしたシールを貼ります。

はっぴに着替えて、頑張るぞ!

プライスラベルも、自分たちで発行して貼っています。

直売所の方と協力して陳列中。

おすすめはこれですよ。

レジ業務もお手伝い。

直売所の外でも活動しました。

そろそろ売り切れちゃうかも・・。

売り切れました。

明日の準備。直売所のみかんがスイーツに使われます。

マルトさんへ行ってらっしゃい。

 

 令和3年12月17日(金)

広野町役場

現物で、広野町をPRするシールの場所を確認中

 高校の先輩が、中学生のデザインを缶バッジにしてくれた♡

ひろぼー試食中。満足満足。

役場にて、副町長さんと名刺交換しました。

高校の先輩が、広野町のみかんを使った活動を報告しました。

中学生も、魅力発信の報告と告知をしました。

副町長からは、「頑張って」とお声をかけていただきました。

高校生は、開発した商品を町へ寄贈しました。

中学生も、明日販売する広野町のみかんを使ったスイーツを紹介しました。

 みんなで記念写真。

 広野町の美味しいミカンを、元気に発信してきます!

 

 

 

【中学探究】(前編)広野町をみかんで魅力発信

【中学探究】未来創造学 中学2年「広野町の魅力発信!」

私たちが広野町の魅力を、ミカンで発信します(^_^)v

(告知)広野町民の方へ

 日時:令和3年12月18日(土)11時から1時間程度

 場所:広野町二ツ沼直売所 のらっこ(広野町広洋台)

  広野町のみかんを使ったスイーツを感謝価格で販売します。

  インターンシップもかねて、ラベル発行やレジ業務をスタッフの方々と一緒に行います。

 

(告知)町外での魅力発信

 日時:令和3年12月19日(日)10時から1時間程度

 場所:マルト平尼子店イートインスペース(いわき市平字尼子町3-1-1)

  広野町の魅力をプレゼンします。試食しながらご覧ください。

 

 

 

これまでの経緯はこちらから

令和3年12月9日(木)地域協働スペース

中学2年生が名刺交換している相手は誰だろう?

「広野町の魅力を、みかんで発信したい!」という想いを伝えています。

バイヤーさんと一緒に広野町のみかんを選定中です。

この広野町産のみかんが、どんなスイーツになるのかな?

 

 

この商談会はどのように企画されたのか気になりますね?

 さかのぼること2時間前・・・。

広野町高倉のみかん畑では、スペシャリスト系列【商業】3年生がミカンの収穫を行っています。

今回は、この場にバイヤーさんを招待しています。

バイヤーさんたちがいらっしゃいました。

「こちらが広野町のみかん畑です」

広野町のみかんの特徴を紹介し、一緒に収穫と試食を行いました。

「このみかんはおいしそうですよ。」「これはおいしそうだね」

バイヤーさんに広野産のみかんのおいしさが伝わっていきます。

このみかんを使って中学生が町の魅力発信したいことをお伝えしました。

「このみかんなら、おいしいものが出来ますね。話を聞いてみましょう」

中学生とバイヤーさんのビジネスマッチング成功です。

 

 

 他にも収穫したみかんを使いたいという高校2年時の探究活動は、こちらからどうぞ

【給食】広野町のみかんを給食で提供~そして、高校生のみかんの皮を使った化粧品の開発に協力~

 

 

 

【高校探究】広野町のみかんで化粧品をつくってみたい!

 【給食】広野町のみかんを給食で提供~そして、高校生のみかんの皮を使った化粧品の開発に協力~ の続きです。

未来創造探究

アグリ・ビジネス探究ゼミ:高校2年

再生エネルギー探究ゼミ:高校3年

 

令和3年12月15日(水)

理科実験室にて。

みんなが食べた後のみかんの皮を、細かくしています。

カリキュラム上、科学を履修していない生徒が実験なんてできるの?

水蒸気蒸留法で広野町産ミカンからのアロマ抽出を始めます。

よく見ると周りには再生エネルギーゼミの3年生の先輩たち

先輩方の協力でここまでできたのですね。感謝です。

発表のために動画も撮影しました。

先生からもアドバイスを頂いています。

これがアロマ♡ ここで終わらないのが探究。

思った通りできたかな?

これでいいのかな?

 

【中学校・高校】第8回ふるさと創造学サミット(12/4)

 双葉郡8町村の学校がon-lineでつながる「第8回双葉郡ふるさと創造学サミット」が、12月4日(土)に開催されました。

 

 中学1年生からは、広野町・楢葉町・富岡町・川内村の4町村について探究した代表生徒による発表が行われました。また中学3年生も、3年間の学びの集大成としてグループで行った4町村の魅力発信プロジェクトを発表しました。

 高校生の代表生徒も、未来創造探究で行っている活動についての発表を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 オンラインのイベントではありましたが、双葉郡の小中高が交流できた素晴らしいサミットになりました。

 

【中学校】演劇ワークショップを実施しました

10月27日(水)、中学1年生60名を対象に演劇ワークショップを行いました。

劇団PAVLICのわたなべなおこさんと、河野悟さんにお越し頂きました。前回はオンラインでのワークショップでしたから、リアルでお会いするのは本当に久しぶりです。ここまで長かった・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 演劇は集団で一つのことを創り上げていきますから、必然的に「協働」が発生します。わずか2時間の中で、ウォーミングアップ、ネタだし、ストーリー作成、稽古、そして発表まで行うのですから、劇作りのなかで生じる様々な課題を協働して乗り越えていくことになるのです。生徒たちはまず劇作りの中で、協働とは何かを肌で感じながら学んで行きます。

 

 そして発表。トップバッターで登場した班の演技が奥深さに、発表を控えた生徒たちに緊張感がみなぎってきます。

 劇を見ていていつも驚くのが、生徒たちの配役です。演劇を見ていると、不思議にそれぞれの個性を生かした配役に収まっていくのです。そして、ぴたりとその役がはまっていきます。恐らく役割分担の中で、それぞれの生徒のよいところを生かそうとする作用が働いているからだろうと思います。

 最後に、何と言っても素晴らしいのが、劇団の方々から生徒たちへの声かけです。聞いている先生方も、思わず「なるほど!」と、何度も素晴らしい気づきをいただきました。

 

 今日、久しぶりに中学1年生の演劇ワークショップを実施して、演劇は、演じている生徒たちが楽しみながら協働する力を高めるすばらしい取組であることを再認識させられました。その上、今後中学2年生、そして3年生になるにつれ、この力はさらに伸びていきます。実際、現在の中2、中3のワークショップを見ると、生徒の表現力の向上ぶりに心底驚かされますので・・・。

 講師のわたなべなおこさん、河野悟さん、どうもありがとうございました!

 引き続きよろしくお願いいたします。

【中学校】1・2年生がフィールドワークでふたばの不思議を追究しました

 10月28日(木)、中学1・2年生は、広野町、川内村、富岡町、楢葉町に出向いてフィールドワークを行われました。朝まで降り続いていた雨も上がり、天気は快晴! 暑くも寒くもない、すばらしいコンディションの中、生徒たちは出発しました。

 1年生は、個々人が興味を持った双葉のふしぎの更なる探究のため、2年生は、今後行う発信プロジェクトに用いる地域の魅力探究のためのフィールドワークです。

校長先生に見送られて出発!

         

草野心平先生についてお聞きしました。

いわなによる村おこしについてお聞きしました。 

村のぶどう栽培についてお聞きしました。

 

奥州日の出の松を見学しました。         

化石の発掘についてお聞きしました。

村の交通事情についてお聞きしました。      

町の歴史についてお聞きしました。

 町のさつまいも栽培についてお聞きしました。 

町のバナナ栽培についてお聞きしました。

 

町のゆず栽培についてお聞きしました。     

町の商業施設でインタビューしました。

町の成り立ちについてお聞きしました。      

町と野球の関りをお聞きしました。

 

 ここではほんの一部しか紹介しきれないほど、中1・2年生120名が、新たなふるさとの獲得を目指して、各町村にどっぷり浸かる1日となりました。フィールドワークで得たことを、今後の学びにしっかり生かしていきたいと思います。

 この日お世話になった地域の皆様、おいしい昼食を出してくださったお店の皆さん、バスの運転手の皆さんなどなど、本当にありがとうございました。いずれ開催する発表会にぜひお越しください。

【高校探究・卒業生との協働】11/12(金) 学校献血を行います

 

11月12日(金) 13:30~16:30 ふたば未来学園に献血バスがやってきます。

 

 この取組は、本校4期生卒業生の横須賀未蘭さんが在学中に探究活動として行っていたプロジェクトから始まったものです。

 昨年度は公開文化祭の中で学校献血を行うことができましたが、今年度は公開文化祭が中止となり、横須賀さんも卒業したため、行うことができるか不安でした。

 みらいラボのボランティアとして来校していた横須賀さんと、献血センターの職員の方々と話し合いを重ね、何とか実施の運びとなりました。地域の皆様にも足をお運びいただき、「命のリレー」にご協力をくださいますようお願いします。

【中学校】土曜授業の2年生「リーダー学」を開催(10/16)

​10月16日​(土)に土曜授業を実施しました。​この日​の中学​2年生​は​、いわき市​に本社がある東洋システム代表取締役の庄司秀樹様をお招きして​、​今年度​2回目​の「リーダー学」を開催しました。

中学生にとって​、「​社長​」​は、イスに座って偉そうにしてる人と​いう印象があったようです。たった一人で立ち上げた会社を大きく育ててきた庄司さんのご講義はその概念を見事に打破してくださいました。

​「チャレンジ精神」「リーダーが中心になって...」「やる気」「企業の社会的責任と社会貢献」「これからの目標づくり」「先人から学ぶ姿勢」といった庄司さんがこれまでの経験から見出してきたキーワードをご教示くださいました。

その後​、​2年生​2学級​では哲学​対話の時間へ。​庄司さんのご講義からそれぞれに​深い問い​を見出し、改めて「リーダー」についてじっくりと熟議しました。リーダー在り方論​、そして人生論と。
担当教員も夢中となり​、実り多い土曜授業​となりました。

【探究】高校1年次「演劇を通して地域の課題を知る学習」が始まりました

本校では、高校1年次「地域創造と人間生活」という授業の中で、毎年「演劇を通して地域の課題を知る学習」として、演劇を創作します。今年度、「産業社会と人間」から名前が変わりました。私たちはこの授業を略して「人生」と呼んでいます。 

〇 オリエンテーションWS

今年の演劇の授業がいよいよ動き出し、9月22日、29日にはオリエンテーションWSを行いました。

これから地域の様々な背景を持つ大人達と出会うための準備として、人それぞれ価値観や背景が違うということを演劇ワークショップを通して考えました。

ワークショップの最後には、去年の先輩達が作った台本を使って演技にも初挑戦。主人公の葛藤に、最後あなた達ならどんな対話を追加する?と言う問いに、それぞれの班が悩みながら色々な答えを出してくれました。

台本を通して、地域の方々の想いに触れる生徒達

 〇 地域の方へのインタビュー

そして、いよいよインタビュー当日・・・10月6日(水)の人生の授業では、地域の方々を本校にお招きし、生徒達によるインタビューを実施しました。


今年も様々な立場・背景をお持ちの方々にご協力いただきました。いつもお世話になっている方から、今回初めてお世話になる方まで約20名の大人達が生徒達のために集まってくださいました。

東京電力、中間貯蔵施設といった現場の最前線で働く方々
震災当時、双葉郡内の高校の先生だった方
今も地元の復興のために様々な形で取り組んでらっしゃる方々
漁業関係者、町おこしをしている方々、役場の方々、震災で家族を失われた方、etc...

生徒たちも、地域の方々のお話を真剣に聞いていました。

いよいよ、10月13日(水)はインタビューに答えてくださった皆様の現場に生徒達が伺います。実際に現地を訪れ、演劇にする際のイメージの共有をしやすくするためです。言葉だけでは分かりにくかった難しい仕事の内容を見せてもらったり、インタビューした際に出てきた場所を実際に訪れたりします。

演劇の授業は12月まで続きます。

それまで、PAVLICのわたなべなおこさんをはじめとする演劇のプロの方々の手も借りながら、演劇を通してしっかり地域で起きていることに向き合っていきたいと思います。彼らがどんな演劇を作るのか、今から楽しみです。講師の皆様も、引き続きよろしくお願いします!

【探究】未来創造探究 生徒研究発表会2021  開催

高校3年間の探究活動の集大成となる「未来創造探究 生徒研究発表会2021」が9月25日(土)に開催されました。また、中学校の開学から3年目となる今年は、中学3年生による代表発表も行われました。今回初めてとなる中学3年生の発表は高校生に負けない素晴らしい発表が多数見られました。

今回は新型コロナウイルスに伴う感染症拡大防止の観点から、外部の参観者に向けて全体会をZoomにより配信し、保護者の方々や県内外の教員など総勢200名近くの参加者に生徒の発表を参観いただきました。

分科会では、高校は動画選考による予選で選ばれた32プロジェクト、中学校は16プロジェクトによる発表が行われました。

全体会では、高校は分科会8会場から選出された8プロジェクト、中学校は事前に選考された4プロジェクトが発表しました。

 分科会の様子

未来シアターでの分科会

審査員の先生もZoomにて参加

生徒研究発表会後は、ふたば未来学園の教員と当日お越しいただいた審査員の先生方との懇談会が行われました。発表の振り返りをしつつ、さらに学校と地域で生徒の探究活動に伴走するかなどが話し合われました。

 

なお、表彰は以下の通りです。

 

高校 未来創造探究 最優秀発表賞

「鉄たまごという地域の可能性」(木田晏奈・宮迫柚香)【原子力防災探究ゼミ】


〇高校 未来創造探究 優秀発表賞

「大熊×いちご×私」(久保木ふうか)【アグリビジネス探究ゼミ】

「もったいないバナナ」(戸田麻奈未)【メディア・コミュニケーション探究ゼミ】

 

〇高校 未来創造探究 発表賞

「環境事業でシビックプライドを作ろう」(木田莞奈・草野真綸【原子力防災探究ゼミ】

「Enjoy with the elderly」(宍戸 南夢)【健康と福祉探究ゼミ】

「Future Quest」(渡辺空)【原子力防災探究ゼミ】

「子どもロコモ改善プロジェクト」(鈴木寧々)【健康と福祉探究ゼミ】

「わかものがたり」【渡辺あさひ・小野澤彩乃【メディア・コミュニケーション探究ゼミ】

 

〇中学校「未来創造学 優秀発表賞」

「りーふる編集部」(新妻薫実・木村彩乃・橋本明佳・山崎こはる・阿部右子)

「手話を使ってろうあ者理解への第一歩」 (阿部一葉)

「チームゲーマーズ」(石上琴乃・大槻徳久・加藤明日香・金澤煌大・佐々木大斗)

「五社山颪(ごしゃやまおろし)の研究」(紺野 一剣)

 

 

【探究】関西の高校とのオンライン生徒交流会(2021.8.20)

夏休み中の8月20日(金)に本校と関西大学高等部、大阪明星学園中学校・高等学校との3校でオンライン生徒交流会を行いました。

関西の両校の先生が2020年に福島県主催のホープツーリズムツアーに生徒とともに参加したことを機に、授業でも福島の問題を取り上げていただいていました。今回、関西の高校生の「福島の生徒の生の声を聞きたい」という声と、本校の3年生の「他県の高校生にも福島の問題を自分ごととして考えてもらいたい」という声が合わさり、オンライン生徒交流会が実現しました。本校からは高校3年生4名、関西大学高等部から5名、大阪明星学園高校から6名の生徒、教員4名の計19名が参加しました。

 

 

 

 

 

 

ふたば未来学園からは3年生の小野澤彩乃さんと渡辺あさひさんが「被災地から見る福島」と題して福島の現状と問題提起をし、両校の発表後に高校生の意見交換会が行われました。今回の交流会を機に県を超えて高校生同士の交流が広まっていくことを期待しています。

 

 

 

【中学・高校】スタンフォード大学 池野文昭先生 来校

へき地医療の専門家でもあり、現在スタンフォード大学で医療機器ベンチャー起業の支援などに取り組まれている、池野文昭先生が来校され、高校2年生2名、中学3年生4名の生徒と意見交換を行いました。

今回参加した生徒たちは医療系の関心が強く、自己紹介とともに、それぞれが探究活動で取り組んでいる「へき地医療の課題解決の取り組み」や「脳の信号と身体の信号を結び付ける研究(ブレイン・マシン・インターフェース)」、「地場産品を生かした食事を通して健康増進をはかる実践」等の紹介を行いました。

生徒の発表を受けて池野先生からは、各国に比して圧倒的に高い高齢化率を誇る日本の現状や2040年~2050年に日本全国の高齢化率が現在の双葉郡と同等の40%になることを踏まえ、双葉郡で今生徒たちが取り組んでいる課題解決の取り組みは、まさに日本や世界の未来を作る取り組みであるとのお話がありました。

そのうえで、一人一人の生徒たちに対して、探究のプロジェクトや医療の道を志すうえでの助言など、丁寧にアドバイスをいただきました。

あっと言う間に予定の90分が過ぎて閉会となろうとした時、どうしてももう一つ聞きたいと、とある生徒から質問がありました。

「この地域を医療を通して再生したいと考えているが、一方で、へき地で働くことが、最新の情報や、同じ志を持つ医師との交流などの面でハンデにならないか心配もある。どう思われますか。」

池野先生は自治医大を卒業後、へき地での医療に従事されてきたご経験があります。「例えば心臓のバイパス手術など、手術や手技の能力が問われる分野は症例の少ないへき地は不利。しかしながら内科やプライマリーケアのドクターはへき地で不利にならない。コロナ禍によって世界中の学会はすべてオンラインになり、意欲があれば最新の情報は手に入るし、対面での学会参加の際も代診医の派遣の仕組みも整っているから問題ない!」と背中をおしていただきました。

「みんな医療に携わる人間としてのEQ(Emotional intelligence Quotien)が備わっている。引き続き努力をすれば絶対に目標をかなえられる」と力説頂き、それぞれが勇気をいただいた、とても良い時間となりました。

 

【中学校】2学年「未来創造学」の一コマ(6/24)

 中学2年生は、「双葉どうでしょう?」をテーマに、オリジナルの「探究テーマ」を「探究」しています。他者・社会にとって価値ある「ふたばの良さ」に着目し、誰に・どのように・何を発信するか探究し、企画にまとめていく段階です。

 図書室では、文献を検索する生徒、司書さんに相談する生徒、黙々と文献を読む様子がありました。

 また、タブレットを使って、地域の情報を入手。あるいは、高校生も含めた先輩方の探究(先行研究)を検索する姿もありました。

 自力で探究テーマを探究していますが、やっぱり心強いのは、先生やカタリバの皆さんが側にいてくれるということのようです。個別に相談して、自分の探究の方向性を確認する場面を多く見かけました。先輩方の実践をベースにするのもいいでしょう。新たなことにチャレンジすることもいいでしょう。思い切り悩み、考えていきましょう!

【中学校】6/10(木)未来創造学

 高校生は考査期間中。午前中は試験に取り組み、午後は学校や自宅で勉強に全力で取り組んでいます。普段の学校よりも、少し静かな一日になっています。

 そんな中、中学生は午後まで授業に取り組んでいます。校舎全体に生徒のエネルギーが響き渡ります。

 午後の授業は「未来創造学」です。

 1年生は質問力を高めるためのプログラム、「他己紹介」です。ペアになった生徒の趣味や好きな教科などを聞き出し、まるでの自分の事のように紹介しています。

 

 ユーモアにあふれる紹介に、教室は大盛り上がりです。生徒の中には、「そんなことまで聞き出したのか」と先生方が驚かされるような紹介も!生徒の質問する力、表現する力に脱帽です。

 2年生は次回のFW(フィールドワーク)に備え、探究について再検討中!

 

 友だちや先生方と話し合いながら、自分の疑問を深めていきます。高校の先生方、NPOカタリバさんも強力なバックアップ!生徒達は疑問がさらに深まり、探究の世界にどっぷりとつかっています。

 授業が終わり、一人の生徒が「先生見て下さい!こんなに自分の考えが深まりました!」と笑顔で報告に!

 疑問が疑問をよび、自分の知識や体験と結びつき、また新たな疑問や発見につながっています!素晴らしい!

 3年生は、今までの探究をまとめていきます。6月下旬には、探究の発表会の予定も!自分の探究を言葉やポスターなど、様々な「見える表現」に変えていきます。

 

 中には、学校を飛び出し探究に取り組む生徒の姿が!

 ここにはどんな生き物が?

 

 

 これは……ドジョウでしょうか!?

 ここから、どんな探究活動が繰り広げられていくのか楽しみです!

 さて、いよいよ前期中間考査まで1週間となりました。放課後は、教室や地域協働スペース、図書館で勉強に取り組む生徒が増えてきました。探究と同じように、勉強も「なぜ」や「どうして」という疑問を大事に取り組んでいきましょう!

【中学校】2学年・リーダー学の開催(6/5)

 「変革者から学ぶ」をテーマに実施している本校のリーダー学。今年度第1回目は、ふたばの教育復興応援団の小泉進次郎環境大臣兼内閣府特命担当大臣(原子力防災)を講師にお招きし、オンラインで開催しました。

 内容は2部構成で行われました。1部では、小泉大臣からリーダー像についてご講演をいただきました。ご自身の人生経験を話される中で、自分で自分の人生を決めていくことの大切さ、リーダーシップとフォロワーシップの関係性について熱く、かつ具体的な事例を提示しながらお話しくださいました。生徒のメモを見ると、「リーダー学を学ぶとは、リーダーになるために必要なことを学ぶのではなく、リーダーはどうやって成り立っているのかを学ぶこと!」を強調している様子もうかがえました。

   

 講演後、生徒たちは、2部で行う哲学対話に向けて、1組・2組に分かれて「問い」出しを行いました。写真を見ても分かるように、問いがあふれ出てくる状態に。何とかまとまった「問い」を小泉大臣に提案して、2部の哲学対話へと進んでいきました。

 

 今回、見出された問いは、「周りから理解されなくても、恐れずに自己決定をするにはどうしたらいいか?」でした。この問いには小泉大臣も「深い問いだ!」と感嘆の声が。その後60分間、対話を行いました。

 本校の哲学対話は、時間内で腑に落ちる・納得!という顛末を迎えることは滅多になく、今回も悶々とした雰囲気でお時間となりました。中には、腕組みをして考え込む姿、もっと時間があれば...と悔やむ姿も。まさに、小泉大臣が最後にお話しされた「一番怖いことは、自分が決めた人生でない人生を歩んでいること。自分の人生を自分の中で探究し続けていって欲しい」の言葉通りの姿がありました。

 また、はじめは「小泉大臣」と言っていた生徒たち、いつの間にか「小泉さん」へ。それも小泉大臣の人柄なのでしょうか。有意義な時間を共有することができました。

 

 

【中学校】演劇ワークショップ(6/4)

 新型コロナウイルスに関連して、学校の行動基準がレベル1への移行期間となったことを踏まえ、感染症対策に留意しながら、1・2学年で、演劇ワークショップを実施しました。講師の先生とはオンラインでつないで指導をいただきました。

 今日の1年生は、生徒主体のシナリオづくりで進められ、制限時間をフルに使い、自分たちで考えたシチュエーションと配役、台詞づくり、そして練習と熱心に活動していきました。

 発表では、会場全体があたたかい雰囲気で囲まれていたことが印象的でした。発表前の緊張感、ハプニングを乗り越えての本番の演技、発表後のホッとした表情ややりきった表情。他の班の発表を見て、自分たちの班の発表を修正する様子、表現するって難しいよねと言いつつあそこはこうすればよかったよねと批評する様子、仲間の意外な才能に驚く様子...。毎回、観ていて飽きない演劇ワークショップは、今回も健在でした。

 

 

 本校の演劇ワークショップは、はじめからつくり込まれた台本を演じる演劇ではなく、ある条件から協働で創り上げていく演劇です。活動の結果も大事ですが、むしろ演じるまでの過程に、他者理解や自己理解について大きな意味があると考えています。そのことを生徒たちとも共有しながら、次回、さらに有意義なワークショップを実施して参ります。

【高校探究】全国My Project AWARD2020全国Summitに出場しました。

★福島県Summitより全国出場しました。

富岡さくら復興プロジェクト~届け!さくらタピオカ~/福島県立ふたば未来学園高等学校

Free magazine 私たちは海を知らない/私立N高等学校

 

【AWARD2020】全国Summit進出プロジェクト決定!

マイプロジェクト事務局WEBより

【中学校】2年林君が、環境大臣賞を受賞

  3月13日(土)、Jヴィレッジを会場に、環境省主催の「いっしょに考える『福島、その先の環境へ。』チャレンジアワード」の授賞式が行われました。

 

このアワードは、福島のこれからの環境で実現したいアイデアや思いについて、全国の中学生、高校生、大学生を対象に行われたものです。中学生、高校生、大学生それぞれの部門ごとに審査が実施された結果、本校から応募した中学2年の林佳瑞君が、見事最優秀賞(環境大臣賞)を受賞しました。おめでとうございます! 

 当日は首都圏1都3県に出されている緊急事態宣言の影響で、小泉進次郎環境大臣からの表彰はリモートで行われました。

 

(左が林君)

しかし、授賞式中にリモートで大臣や内堀福島県知事とのトークセッションも行われ、林君の質問に大臣が答えてくださる場面もあるなど、意義深い授賞式になりました。

(密を避けるため別会場に設置されたモニターで、小泉環境大臣、内堀福島県知事とのトークセッションに参加する林君)

 また、本校からは他に9名もの生徒が受賞するなど、福島のこれからにかける。本校生徒たちの熱い思いを発信できたと思います。

(県教育委員会教育長賞を受賞した阿部さん)

 

最後に、本校からの受賞者と、大臣賞を受賞した林君の作品の要約を紹介します。

本校からの受賞者(すべて中学生部門)

 最優秀賞(環境大臣賞) 林佳瑞君(2年)    

優秀賞(福島県教育委員会教育長賞) 阿部一葉さん(2年)

 入賞 齋藤佑磨君(2年)、渡部咲希さん(2年)

 特別賞 五十嵐美菜さん、紺野琉美子さん、中島優空さん(以上1年)

 伊藤珠弓さん、大内萌楓さん、吉田遥さん(以上2年)

 

林君の受賞作品(要約)    「里山モデル福島への道」

人間が滅びれば環境が復活するという科学者が存在する。しかし、私はその考えが誤りであると考える。人間とその他の生物の両方で成り立つ里山という環境があることを、より多くの人に知って欲しい。事実、震災前、双葉町はタガメの多産地として全国的に注目されていたが、2012年の調査でタガメは完全に消滅した。原因は放射線ではなく、人間が稲作をやめ、田に水が入らなくなったためである。一方、帰還困難区域が解除された土地で人間が農業をはじめると、驚くことに消えた生物が戻ってくるケースが多いという。私はSDGsの15「陸の豊かさも守ろう」にある生物多様性への意識を高めるため、双葉郡を里山の可能性を継承する場所にしたいと考えている。原発事故の恐ろしさや風評被害で注目されていることを逆手に取り、世界中に里山環境の価値を発信する地として再出発をするのだ。その中で、私は学校の総合的な学習の時間の授業の中で、川内村の昆虫を日本全国に発信しようとしている。「生物多様性での地域おこし」「原発事故福島から里山モデル福島へ」これが私の最初の一歩である。

 

なお、入賞以上の作品の詳細は、環境省のHPからご覧頂けます(福島。この先の環境へ。で検索すると見つけやすいと思います)。ぜひご覧ください。

今後も生徒の活躍をお伝えしていきたいと思います。

最後に、当日の準備・運営などでお世話になった環境省と福島県の皆様、そしてすべての関係者の皆様、どうもありがとうございました。

【中学校】1年生演劇ワークショップを開催

 先日、約4ヶ月ぶりとなる演劇ワークショップが行われました。久しぶりの演劇とあって、生徒たちはワクワクです。

 この日のワークショップは、東京からオンラインで、劇団PAVLICのわたなべなおこさんと、有吉宣人さんにご指導を頂きながら進めました。

 ビデオ会議システムを利用した大画面からの指示は的確で、生徒たちは直ちに動きをつかみ、活動していきます。

 この日は、2人の大人が何らかの理由で仲たがいするというシリアスな場面を想定した、中1にはちょっと背伸びした内容。台本に描かれた場面の文脈をどう読み解くか・・・まさにチャレンジです!

活動は普段通り活発に、楽しげに、しかし劇の演出方法を巡って、ちょっとした緊張感をはらみながら、進みます。人によって分かれる解釈を、どうまとめるのか・・・。

 活動中のアドバイスは、班に1台用意したタブレットPCで、講師の先生とチャットを通じて相談しながら進めました。

そして発表です。発表について、講師の先生方からチャットで講評をいただきました。

練習の時の楽しげな姿と、発表の時の集中した静寂さのコントラスト、魅力的ですね。

同じ台本でもかなり設定に差が出ます。男女の話なのか、同性の話なのか、それだけでも全く設定が異なるので面白い・・・。

生徒たちは、自分たちが脚色について真剣に考えたからこそ理解できる、他の班の発表のちょっとした工夫やひねりに、そのつど「おー」と歓声を上げて参観していました。

 最後に、講師の先生がチャットを通じて寄せてくれたコメントをみんなで読みながら、班ごとに反省会。講師の先生がたからのコメントは、しっかり考えて演じた生徒たちにダイレクトに響きます。まずは、集中してコメントを読む姿が。しばらく経つと、「伝わった!」「あ~、あの動き、こうすればもっとよかったよね」 と、振り返りの会話に花を咲かせていました。こういう形式の振り返りもいいですね!

 次回こそは直接講師の先生においで頂けることを祈り、演劇ワークショップを終えました。わたなべなおこ先生、有吉宣人先生、どうもありがとうございました。

【探究】第7回ふくしま学(楽)会に参加しました

 7回目となるふくしま学(楽)会が1月24日(日)開催されました。

 ふくしま学(楽)会は、原子力災害からの復興を「地域を超えて、分野を超えて、世代を超えて、長期的・広域的に議論する場」として、早稲田大学ふくしま広野未来創造リサーチセンター・早稲田大学レジリエンス研究所の主催により、年に2回行われているものです。

 毎回、本校生も参加していますが、今回は未来創造探究で実践している4つのテーマについて高校2年生が発表しました。またコロナ感染防止のため、オンラインの発表でしたが、今回はJR広野駅近くに新しくできた地域拠点「ぷらっとあっと」を会場として利用させていただき、ここから配信しました。

1F 廃炉の先と地域社会:「復興と廃炉の両立」を考えるセッション

 発表①「マイクラでつくる双葉郡」

 発表②「エネルギーからエコロジーへ シビックプライドを形成する環境事業」、

災害の記録と記憶の継承とエコミュージアムを考えるセッション

 発表③「未来を担う人材を」

 発表④「正しい情報を私の言葉で」

 また、ブレイクアウトセッションによるグループ討論、有識者によるパネルディスカッションにも生徒は意欲的に参加しました。

 

 発表やパネルディスカッションの内容は高校生にとってはレベルが高く、時に白熱し、生徒たちはだいぶ背伸びをして参加しました。が、「正直怖いです」と、思わずホンネを吐露する場面も…。しかしこういった高校生らしい発言がその場の雰囲気や議論の方向性を変え、会が盛り上がりました。

 また、他の参加者からのアドバイスをたくさんいただき、自分たちの探究活動を進めるためのあらたな視点や示唆をいただくことができました。学会終了後も参加メンバー自ら提案して再度校内で集まり、振り返りのミーティングを行い、成果を検証しました。こういうことができること自体、生徒たちの主体性や市民性が高まっていると感じました。

 今回の学会でお世話になった早稲田大学教授 松岡俊二先生、准教授 永井祐二先生はじめ運営スタッフの皆様、ぷらっとあっとの磯辺吉彦さん、青木裕介さん、大場美奈さん 大変お世話になりました。

当日チラシはこちら

 http://www.waseda.jp/prj-matsuoka311/material/7thFukushima_flyer.pdf

【探究】2年次原子力防災ゼミ 双葉駅付近の花壇整備 ※動画付き

    植花活動のため、ハッピーロードネット西本様の協力を得て、双葉駅付近の花壇を視察に行きました。

 本日は現在植わっているパンジーに肥料を撒きました。季節柄、霜によって元気のない様子でしたが、5月中旬頃まで花はついているようです。開花期を終えた後パンジーを抜き、土を耕すところから活動を開始します。最終的には、地域の方や除染作業員の方など多くの方々と共に、本校で育てた花を含めた3種類の花を植え、路肩を彩る予定です。

※QRコードを読み取ると、実際の活動を動画でご覧になれます。

 ◎Flipgridのアプリをお持ちでない方も、ブラウザから視聴可能です。   

            

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【高校探究】「ふくしま高校生 社会貢献活動コンテスト」

FTV 県政TV番組“キビタンGO! 令和3年1月20日(水)放送されました。

見逃した方は、福島県のホームページでご覧頂けます。動画(wmv形式)もご覧頂けます。

県政広報テレビ番組:キビタンGO!~ふくしまからチャレンジはじめよう。

  

「ふくしま高校生 社会貢献活動コンテスト」とは

「福島の高校生が、日本を元気にする。」福島県教育委員会とふくしま学びのネットワークの共同主催で、ボランティア・復興・国際交流・まちおこし・製品開発など、県内高校生の社会貢献活動を対象としたコンテストを実施します。合言葉は「福島の高校生が、日本を元気にする」。

〇本選 令和2年12月19日(土)

    予選通過チーム数 11チーム

 

○発表の様子はこちらからどうぞ。

学びのネットワーク(YouTube)
令和2年度ふくしま高校生社会貢献活動コンテスト③【ふたば未来学園高校アグリ・ビジネス探究ゼミ:風評被害なんて言わせない】

令和2年度ふくしま高校生社会貢献コンテスト⑫【ふたば未来学園高校 富岡さくら復興プロジェクト:~届け!さくらタピオカ~】

結果(11チーム出場)
最優秀賞
 さくら復興プロジェクト:~届け!さくらタピオカ~
福島大学アドミッションセンター長賞
 アグリ・ビジネス探究ゼミ:風評被害なんて言わせない

 

福島民報

ふたば未来学園高富岡さくら復興プロジェクトに最優秀 「ふくしま高校生社会貢献コンテスト」

福島民友
「さくらタピオカ」開発、金成さん最優秀 高校生社会貢献活動

 

テレビ

FTV 県政TV番組“キビタンGO!” 

令和3年1月20日(水)20時54分放送

高校生パワーで福島を元気に!
高校生が福島県の復興のために取り組んでいる社会貢献活動のコンテストの様子を紹介。
予選を通過した11組のプレゼンテーションを中心に高校生の前向きな姿を伝える。

 

見逃した方は、福島県のホームページでご覧頂けます。動画(wmv形式)もご覧頂けます。

県政広報テレビ番組:キビタンGO!~ふくしまからチャレンジはじめよう。

【高校探究】YONOMORIまち灯り2020に若者を呼び込め!

YONOMORIまち灯り2020

開催期間  2020年12月1日(火)~2021年1月31日(日)
開催地   開花基準木周辺~旧ヨークベニマル付近

 

富岡町桜まつり2020(令和2年4月11日・12日)は、コロナ禍により中止になりました。

しかし、生徒の思いと地域の方々の思いにより、このようなイベントに生まれ変わりました。

夜の森の桜の下で、みんなで”さくらタピオカ”を飲みながら・・・。 

桜はイルミネーションに、”さくらタピオカ”はホットに変わりました。

 

駅名:夜ノ森駅到着。 地名:夜の森に到着

 イルミネーションが灯りました。

 エシカルにカップの回収。

協力していただいた方には、手作り缶マグネットをプレゼント。

本日限定のイラストです。

後輩のチアダンス宣言で、現場は盛り上がってます。

 最後の一杯は、イルミネーションの企画にご尽力いただいた観光協会の方へ。

1月31日までイルミネーションは続きます。

 みんなも行こうよ!夜の森へ。

【高校探究】”cha茶cha”で地元のお米をPRしました。

日時 令和2年11月29日(日)11~15時

場所 cha茶cha(富岡町)

 

今回は、富岡町のお米のおいしさを伝えに来ました。

おすすめは、富岡町のお米食べ比べセットです。

お米の食べくらべセットには、桜ガチャがおまけでついていますよ。

 食べ終わると、先輩手作りの大堀相馬焼陶吉郎窯の皿。

 桜ガチャを回すと・・、さくらラムネやユズサイダーが当たります。

 仕事の合間に、新商品の情報収集にむけたインタビュー。

 今日もお疲れさまでした。

 

次回は、12月20日(日)にお伺いいたします。

cha茶chaでお会いしましょうね。

【高校探究】広野町の秋祭りに直売所ブースで参加しました。

広野町秋祭り

令和2年11月1日(日)

場所:二ツ沼総合公園

 

広野町の農家さんとの交流に伺いました。

販売委託している先輩開発商品を登録中です。

 久しぶりの二ツ沼公園でのイベントです。

直売所の皆さんと同じブースで活動します。

 農業選択者のシクラメンも販売しました。

 外出が減った分、自宅に花があるといいですよね

 先輩方が開発した”青春シリーズ”や“鮭フレーク”を販売しました。

 終了後には、売上報告書を作成!何個売れたかな?

 ふたば未来プロデュース商品は、広野町二ツ沼直売場で購入できますよ。

【中学校】第7回ふるさと創造学サミット開催!(12/5)

 双葉郡の小・中学校、高校、特別支援学校が参加し、第7回目となる「ふるさと創造学サミット」がオンラインで開催され、本校からは中学1年生が参加しました。入学以来取り組んできた、「双葉ふしぎ発見」の取り組みについて、富岡町、広野町、楢葉町、川内村の順に、それぞれ代表に選ばれた生徒が発表しました。

 富岡町グループは、「富岡町の鉄道」と「夜ノ森の桜並木」について

 

 

 広野町グループは、「広野の農業と大野の農業の違い」と「広野のバナナのおいしさの秘訣」について

 

楢葉町グループは、「楢葉町の温泉」と「楢葉町のスポーツトレーナーさんのこだわり」について

 

川内村グループは、「なぜ競走馬だった馬を引き取っているのか」と「実は日本一!川内の炭がすごかった秘密」について

 

 生徒は自分の発表の最後に、オンラインで参加していた方々と「対話してみたい問い」を出し、双葉郡のそれぞれの学校の児童・生徒の皆さんとの対話を通じ、学びを深めました。

 また、本校では、みらいシアターをメイン会場とし、さらに各町村グループ4会場に分かれ、他校の発表に参加しました。実物を提供してくださった学校、地元の宝を分かりやすく説明してくださった学校、クイズ形式で答えを瞬時に集計して「これぞオンライン!」という形式など、各学校の発表から多くのことを学ぶことができました。

 

 午後の「ミライ フタバ」では、子どもたちが描く20年後の双葉地域について、自由で、夢のある、そして実現できそうな構想を発表し合い、交流に深まりも見えました。

 

  本校の高校生も、高校生ならではの探究の学びを発表し、閉会式での進行もお見事でした。

  「震災で子どもたちが得た経験を、生きる力に」との思いから2014年度にスタートした「ふるさと創造学サミット」。今年も、オンラインという新たな方法を獲得し、無事終了しました。サミット事務局の皆様、また、ともに学ばせていただいた各学校の皆様、ありがとうございました。

 

  私たちのICT技術もスキルアップ!!

【探究&商業】R2広野町のみかん収穫で、農家さんと交流しました。

令和2年12月9日

広野町の農家さんと一緒にミカンの収穫を行いました。

農家さん方は広野町のミカンジュースやジャムを販売しています。 

広野町二ツ沼総合公園入口にある、「直売所のらっこ」でお会いしましょう

 

広報ひろの1月号-6・7ページ (1,773kbyte)

【高校探究】「新しい東北」復興ビジネスコンテスト2020への挑戦

「新しい東北」復興ビジネスコンテスト2020とは

(大会公式WEBより)

東日本大震災の復興の中で生み出された新しいビジネス・アイデアは、地域産業に関わる方々の強み・経験を活かした創意工夫により創出されたものであると考えます。
その積み重ねが「新しい東北」を形作り、地域産業を特徴づけています。あなたの創意工夫・想いこそが、「新しい東北」を形作るのです。
あなたの創意工夫・想いを聞かせていただき、コンテストの大賞・優秀賞受賞の取組として発信することで、更なる発展、ビジネスアイデアの創出、連携の開始のきっかけづくり、被災地の地域産業の活性化につなげていく、そんな想いでビジネスコンテストを開催します。

 

未来創造探究アグリ・ビジネス探究ゼミのメンバーが応募いたしました。

無事に1次審査を通過し、2次審査へと進出することができました。

<2次審査>
日時:10月10日(土)(本校は13時から30分程度発表しました。)

 

2次審査の結果は・・・残念ながら入賞できませんでした。

しかし、審査員の方とのオンライン意見交換会などを通して、活動の幅が広がりました。

これからの活動にご期待ください。

【高校探究】「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第7回選定)への挑戦

「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第7回選定)とは

(大会公式WEBより)

 「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」の実現のため、農山漁村の有するポテンシャルを引き出すことにより地域の活性化、所得向上に取り組んでいる優良な事例を選定し、全国への発信を通じて他地域への横展開を図るものです。
このため、他の地域の参考となるような優れた地域活性化の取組を募集します。
選定された地区に対しては、選定証の授与を行うとともに、「ディスカバー農山漁村の宝」特設Webサイトでの活動の紹介などを通じて、全国的な情報発信を行います。

  

未来創造探究アグリ・ビジネス探究ゼミのメンバーが応募いたしました。

私たちの活動は・・・残念ながら選定されませんでした。

 

しかし、他の発表などを参考にしながら、双葉郡の第1次産業を応援する活動につなげていきます。

これからの活動にご期待ください。

【中学校】未来創造学「1学年中間発表会」(12/3実施)

 これまで探究してきた「双葉ふしぎ発見」について、明日開催される「第7回ふるさと創造学サミット」で発表する代表生徒のリハーサルも兼ねて、中間発表会を開催しました。今年度、フィールドワークでお世話になった広野町・楢葉町・富岡町・川内村について、それぞれ代表生徒2名の発表と意見交換が行われ、取材や文献に基づいプレゼンテーションを披露しました。続いて行われた意見交換でも、多くの生徒が意見や感想を述べ合いました。「代表の人は、事実はもちろんですが、その情報から自分で考えた意見をたくさん話していたので、参考に症と思います。」「笑顔が大切なこと、そして対話の問いは短く分かりやすいものがよいと感じました。」

 本校生の多くは、双葉地区外から通学してきています。今回の学習を通して自分なりに手にした「第二のふるさとの魅力」について、明日のふるさと創造学サミットで、思い切りよく、双葉郡の各小中学校の皆さんに披露します。また、各学校の発表を聞いて、新たな魅力を学び合っていきましょう!

 

【中学校】2学年「演劇ワークショップ」(11/19)

 3・4校時の2時間を使って、演劇ワークショップを行いました。今年もNPO法人PAVLICの皆様型のお世話になりながら進めてきていて、2年生は4回目となりました。

 今日のテーマは「小説・漫画・戯曲を使ってシーンを創作しよう」。準備された台本をもとにシーンを創作していきます。台本は2種類。生徒たちは8グループに分かれ、1・3・5・7班と2・4・6・8班が、それぞれ同じ台本で創作し、発表し合うことになりました。

 各グループに分かれて、早速、シーンの創作へ。台本についてのイメージを出し合い、場面の確認、配役・キャラクターの設定、通し稽古、小道具は?もっと上手な表現方法は?と。スムーズな進行を見せるグループ、創作しながら台詞を決めるグループ、演技力の向上に余念がないグループ...。進んでは立ち止まり、熟議を重ねる生徒たちの活動をPAVLICの先生方は優しく見守り、質問には丁寧に助言をして支えてくれています。

 そして始まった発表会。まずは、台本その2を創作したグループの発表。台詞がある人物はA・Bの2名。「2月。夜の公園。Bはベンチに座っている。」から始まるおそらく静かな情景から始まるシーン。

1班目:シリアスな状況を演じる2人とそれを支えるコミカルな演技がお見事!

【2班】シリアスな演技を見せた主役の2人、その2人を支える仲間たちのコミカルな演技とのコントラストがお見事!

 

【4班】自販機や夜の星を巧みに表現!上着(役)を相手に優しくかけるところがアクセントとなって主役の2人の演技がいっそう輝きを見せた作品へ!

 

【6班】主役2人の陰と陽の演技力は圧巻!夜の公園の様子を表現しきった脇役たちが主役を見事に引き立てていました!

 

【8班】他のグループがシリアスに演じる中、あえてコミカルさを打ち出した挑戦的な作品!動と静の切り替えがお見事! 

 

 つづいて、台本その1を創作したグループの発表。台詞がある人物は3名。「日曜日の夕方。喫茶店の店内。AとBが向かい合わせに座っている。二人の間には重苦しい空気が流れている。」後半Cが登場し「どうしたの?」と問いかけるところがポイントとなるシーン。

【1班】台詞に合わせて本物の涙を流すなど、リアリティーさをとことん追究した作品にグイグイと引き込まれてしまいました!

 

【3班】他のグループが恋愛と解釈したシーンを男同士のシーンと解釈し、信頼をうらぎられるシーンを見事に表現。この二人の友情の行方は...。

 

【5班】間のとり方が抜群!台本には書いてない、台詞と台詞の間のイメージを大事にしたのでしょうか。配役も自然で無理のない演技を披露!

 

 【7班】明るい雰囲気の喫茶店の中で起きた恋愛トラブル。そのコントラストを生んでいるのはやはり、主役を引き立てるお客さん役の演技力の高さ。お見事!

 

 今回の2本の台本は、登場人物がグループ人数に比べて圧倒的に少ないこと、内容を様々に解釈できることなどにより、生徒たちの創造力、発想力をいっそうかき立てる仕掛けが組み込まれていました。その分、オリジナリティあふれるシーンが生まれました。また、PAVLICの先生方の専門的な見方や講評をいただけたことにより、生徒たちは今回も大きな達成感を味わうことができました。

 次回、2年生は今年度最後のワークショップとなります。どんな舞台を見せてくれるか、楽しみであります。

【探究&商業】R2楢葉町のユズ収穫で、農家さんと交流をしました。

令和2年11月19日

中学生によるユズの収穫体験がおこなわれました。

松本さんのユズほ場にて

 

令和2年11月25日

高校生によるユズの収穫体験がおこなわれました。

松本さんのユズほ場にて

 

新妻さんのユズほ場にて

 

この時の様子は、学校YouTubeチャンネルで公開されています。

 

令和2年11月26日

校内でも収穫体験を実施しました。

 

 

収穫したユズは、商品開発等に使っています。

道の駅ならはさんの協力で、ユズの搾取を行いました。

 

寮で、ゆず風呂体験を行いました。

 

 

 

【中学校】2学年授業参観「リーダー学」・学年懇談会(10/31)

 2学年は、未来創造学として「リーダー学」をメインに授業参観を行いましたのでその様子をお伝えします。

 この「リーダー学」とは、予測困難な社会において、前例に捉われず、自らのビジョンを掲げ、社会を牽引している変革者と出会い、変革者の価値観(考え方)、創造力(生み出す力)、組織行動力(仲間を引き付ける力) を学び、これまでの社会に求められること以上に、これからの社会を創るという自覚を高めていくための取組で、本校オリジナルの授業です。

 今回の講師は、第1回目ということで、本校の開校に大きく携わり、ふたばの教育復興応援団の中心メンバーでもある小泉進次郎氏(現環境大臣)にお願いし、実現しました。

 第一部は、小泉先生の講義「リーダーとして不可欠な3つのこと」をテーマに、「父に『日本に居たら日本のことは分からない』と言われた意味について」「ふたば未来学園の生徒が目指す『変革者』のこと」「学生時代に最も記憶に残っている先生の話」などをお話しいただきました。その後の生徒からの質問にも丁寧に対応してくださいました。「『自分で決めること、責任を負うこと』について、投げ出したくなる時はありましたか?」「ありますよね。だから自分で決めるのが大事。どこまでいっても自分で決めたことが力になる。なりたい職業についても、嫌なことも、人間関係でも悩むこともあるけど、決めたのは自分だからね。」など、一人ひとり名前を聞いて、丁寧にメモを取りながら対応する姿も、生徒にとっては貴重な学びとなっていました。

 給食後に行われた第二部では、生徒たちがふだん実践している「哲学対話」の形式で、小泉先生も生徒の輪に入って話を進めました。最初の問いは「誰でも本当にリーダーになれるのか」。「リーダー」をキーワードに多彩な意見を出し合い、認識を深めていきました。小泉先生からも「人はリーダーと無関係では居られない。そんな中、一番幸せなのはリーダーになるかどうかではなく、自分が一番好きな事が見つかり、それを仕事にできたら嬉しいね。それが、気付いたらその分野でリーダーという立場だったらと。自分は何が一番好きか、喜びなのか、それが今の皆さんが一番大事にして欲しいこと。」との感想をいただきました。

 

 生徒代表あいさつ「今日の哲学対話は、私たちはまだまだ力不足で、悔しい思いをした。私たちの成長した姿でまた対話したいので、またお越しください。」に対して、小泉先生からは「また話をしよう!」の返答があり、生徒たちも次の目標ができました。

 

 また、途中お昼休みの時間に、全学年の保護者の皆様向けの講話もいただきました。「前例なき環境には、前例なき教育を」という想いのもと、この地域の復興や本校へのかかわりはライフワークとしているとのこと。私たちも胸に刻みました。

 

【中学校】2020/10/29(木)2学年・富岡町ポジショニングマップ

 この日の未来創造学では、ポジショニングマップ作りを行いました。思考ツールとしてよく使われる「多軸分析」を主体に、プロジェクトを自己分析(メタ認知)し、他者からの客観的な視点を取り入れるための活動です。

 横軸に「自分たちで調べた課題が富岡町の現状にマッチングしているか!?否か!?」、縦軸に「考えられた新しいプロジェクトは現実的・課題解決に効果が有るか!?否か!?」としました。生徒は、WSを基に自己分析したプロジェクトの進捗をプレゼンし、その後、仲間たちからアドバイスを得ました。ポジショニングマップ作りが終わると、それぞれが本日の目標達成に向け、それぞれ活動を行いました。

 

【高校探究】富岡の町に、さくらタピオカの飲めるカフェが生まれました

令和2年9月28日(土)

未来創造探究発表会終了後に、審査委員の青木様から

「来月富岡町でカフェを始めようとしている。さくらタピオカをメニューに・・。」

 

 〇カフェサポート準備を始めました

カフェの見学を行い、自分たちで応援できることは何か?

スぺ系【工業】の生徒は、子どもにも楽しめるように《さくらガシャ》

 

スぺ系【農業】の生徒は、富岡の住宅地にシクラメンの花を

 

開発メニューの確認中です。

さくらタピオカは cold だけでなく、冬でも楽しめるように hot も開発しました。

お米PR班も、新米の時期に合わせて準備中

 

〇日曜カフェオープンしました。

令和2年10月25日(日)

Oh!くまちゃん(本日限定)かわいくて、食べるのがもったいない♡

農業の焼菓子もいっぱいだね。

【さくらガチャ】にクーポン券をセット中です。

用意した18個のカプセルが完売しました。

みなさんお疲れ様でした。

 

〇次回は

未来創造探究アグリ・ビジネス探究ゼミでは、月一回程度お邪魔いたします。

次回は11月下旬に、お米PR班を中心に活動する予定です。

【高校探究】開発商品の販売先について

販売されている商品は、店舗ごとに異なります。

事前にお問い合わせの上、ご来店ください。

コロナ禍により、生徒が屋外にて販売実習をする機会が減っております。

ご了承ください。

 

〇県外

・東北復興応援プラザ

 藤沢商工会議所 

 〒251-0052

 藤沢市藤沢607-1藤沢商工会館

 TEL:0466-27-8888

 営業日:火・水・木

 営業時間:10:30~17:00

 

・アンテナショップ青空

 〒212-0058
 神奈川県川崎市幸区鹿島田1-11-2

 定休日:日曜日

 営業時間:12時〜

 

〇県内

・caféふぅ(広野町)

・広野町二ツ沼直売所(広野町)

 定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)

 営業時間:9時~13時

・道の駅ならは(楢葉町)

 営業時間:9時~18時

 TEL:0240-26-1126

・しおかぜ荘(楢葉町)

・ふたばいんふぉ(富岡町)

・カフェY(富岡町)

・cha茶cha(富岡町)

※スーパー等でも取り扱っている場合がございます。

 

 

〇ネット

西野屋食品(いわき市)

 https://www.ikaninzin.com/

【高校探究】ただいま双葉翔陽 フルーツの香り漂うロマンの里へ~10月編

大熊町のキャッチフレーズは、「フルーツの香り漂うロマンの里 大熊町」

・大熊町の梨

東日本大震災後に、避難先で梨農家を続けていた関本信行さん(故)。

その思いを苗木で受け取った二期生。

新校舎で育てた三期生。

やっと収穫できた三個の梨。一つは関本さんへ。残りは焼き菓子にした四期生。

 

・大熊町のキウイ

東日本大震災後に、避難先でキウイ農場を始めた渡邉さん。

出荷できるほど実った農場で一緒に収穫体験した二期生。

台風19号で水没した農場の片づけをした三・四期生。

その水害から大丈夫だったキウイを譲り受け、焼き菓子にした四期生。

 

今回の活動では、双葉翔陽高校のジャンバーを着用して行いました。

休校になった学校の思いも一緒です。

 

令和2年10月21日(水)

志賀さん(梨の苗木の移植先)へ、完成したお菓子を寄贈しました。

 

双葉翔陽高校(休校中)を見学しました。

 

昇降口前には大木が倒れていました・・。

フルーツガーデン関本さんの梨農園跡地を見学しました。

 

 

大熊町役場にて、【Oh!くまちゃん】を販売しました。

 

売り上げの一部を、大熊町へ寄付しました。

 

大熊の町を散歩しました。

 ・食堂を見つけました。おいしかったよ♡

大熊町町長と名刺交換いたしました。

開発した商品を通じて、震災を風化させない想いを伝えました。

 

※次回は、10月25日(日)富岡町にオープンするカフェ【cha茶cha】で販売いたします。

先輩方の開発した商品やシクラメンの販売も行います。

 

 

※これまでの取組みはこちらをご覧ください。

20171106 最高で最後の梨について

20181117 【アグリビジネス探究班(3年次)】_大熊町ふるさとまつりinいわきに出店しました。

20181024 スペ系【商業・福祉】_大熊町のキウィ農家さんといわき市の保育園児とで交流会を行いました。

20190216 大熊の梨を双葉郡へ! お帰りなさい関本さん♡

20200819 スぺ系【商業・工業】&【高校探究】~双葉郡の地で、大熊の梨が育っています~

20201008 【農業・商業】&【高校探究】~届け!関本さんへ 双葉郡の地で育った梨と思い~9月編

【中学校】未来創造学・2学年「富岡町フィールドワーク」(10/8実施)

 12名の生徒は学校を離れて、富岡町を訪れ、町の事情を直接観察したり、関係者から話を聞いて、問題点を明らかにしたり、解決策を探りました。これまでの本やタブレットだけの情報収集では学べない情報を直接現地で集めることができました。

 これまで印象やマスコミの記事だけで捉えていた価値観が揺れ動く感覚がありました。この日の探究は、これまでの活動を通して自分自身を見つめなおすことにもつながったように思います。来週からは引き続き「情報の収集」を行ったり、再度「課題の設定」をしたり、今回のフィールドワークの内容を「整理・分析」していくことになります。

 

訪問先:ふたばインフォ、富岡町役場・産業振興課、富岡町役場・企画課、東京電力廃炉資料館、富岡町生涯学習センター「学びの森」等

 

【高校探究】~届け!関本さんへ 双葉郡の地で育った梨と思い~9月編

〇令和2年8月25日(水)

スペシャリスト系列農業で食品加工を選択している生徒が見学しました。

 

梨が大きく育ってきました。

 

収穫時期の梨を試食しました。

「あま~い♡」

 

〇令和2年9月16日(水)

お菓子に加工する生徒たちが収穫しました。

今年は3個収穫できました♡

大熊町出身の生徒がメッセージカードを作成しました。

 

フルーツガーデン関本さんへ発送しました。

 

※関本さんのブログで紹介されました。

梨が3つ実ったよ

 

〇令和2年9月29日(火)

収穫した梨を、加工しています。

 

 

 

※これまでの取組みはこちらをご覧ください。

20171106 最高で最後の梨について

20190216 大熊の梨を双葉郡へ! お帰りなさい関本さん♡

20200819 スぺ系【商業・工業】&【高校探究】~双葉郡の地で、大熊の梨が育っています~

【中学校】演劇ワークショップを開催しました

 10月7日、今年度3回目となる、中学校1年生の演劇ワークショップが開催されました。今年度はコロナ禍の影響で初回のワークショップが夏休み明けになるなど、例年より少し遅めのスタートとなりましたが、変革者の育成を標榜するふたば未来学園中学校にとって核となる取り組みの一つ「演劇」は、生徒にとって欠かすことのできない存在です。感染防止対策を徹底しつつ、生徒たちは、全力で演劇に取り組んでいます。

 この日も劇団PABLICの皆さんにお越し頂きました。この日のテーマは、「決められた役柄から、劇を作ろう」です。やる気十分な生徒たちは、話を聞きながら、早くもイメージを膨らませています。

 この日は、各自くじ引きで何らかの演じる役柄が決まり、その役柄を組み合わせてストーリーを考えるところからスタートしました。

 「うわ~ たらこだ!」 生徒たちは各自くじ引きで決まった役柄に、歓声を上げています。

 ちなみに、ある班の生徒たちが引いたくじには、「魔法使い」「アナウンサー」「掃除機」「どろぼう」「はさみ」「さめ」「けむり」と書かれていました。これを組み合わせて、どんなストーリーができるのでしょう。1組、2組からバランスよく組み合わされた7人~8人の班ごとに、生徒たちは思い思いにストーリーを考えていきます。

 活動では、劇団PABLICの皆さんが班のストーリー作りを支援してくださいます。班の話合いにそれとなく混ざって、生徒の思いを引き出していく様子には、プロの技が滲み出ています。脱帽!

 各班とも、自然に、仲間を誰一人取り残さず、かけがえのない、意味のある、必要な存在として劇の中に位置づけていきます。

 ストーリー作りは、結構難しいかなと思いましたが、気がつくと、早くも班ごとに練習が始まりました。早い! 以前、ストーリー作りに夢中になりすぎて、稽古不足で本番に臨んでしまったことの反省を生かしている様子です。稽古しながら、修正を加えてストーリーの完成度を高めていく方法を、生徒たちは早くも身につけつつある様子。中学1年生、対応力が高いですね!

 そして発表。本日の劇も面白すぎて、笑いが止まりません。「なるほど! ~をそこで生かすか」「お~ストーリーが繋がった!」 最初の班の発表で一気にハードルが上がります。それぞれの班の発表テーマを紹介すると・・・。

花粉と愉快な仲間たち 

名作「寿司王ズ」までの奇跡(軌跡)

占い師と僕「やればできる」

恋愛ドラマ三分クッキング

ニュースダテックス

ちょっと変わった外科医のルーティン

めがね踏まれた事件

梅干しから始まる太陽ライフ

 テーマを見ただけで、面白さが伝わってくるのではないでしょうか。

 劇団PABLICの皆さん、本日もありがとうございました。次回以降も宜しくお願いいたします。

【探究】菅義偉総理来校、中高生から探究発表

 9月26日(土)に菅義偉内閣総理大臣、平沢復興大臣、内堀福島県知事をはじめ多くの方々に来校していただきました。

 本校からは3名の生徒がプレゼンテーションを行い、それぞれの探究活動を発表しました。

 高校2年 小野澤 彩乃さん

 中学校2年 小野 雄太郎さん

 高校3年 中島 綾香さん

 3名の代表生徒は、緊張しながらではありましたが、堂々と発表しました。

 菅総理からは、「『意志あれば道あり』を目標に一生懸命に頑張ってきて、いつの間にか総理大臣になっていた。皆さんはしっかりとした目標を持っている。失敗を恐れず頑張ってほしい」と激励の言葉をいただきました。「いつの間にか総理大臣になっていた。」という言葉は、生徒の今後の生き方について考えるヒントになりました。この言葉を問いとして、『哲学対話』に取り組んでみたいと思います。

 発表後は、会場と中学校の各クラスをオンラインでつなぎ中学生全員が菅総理と交流しました。

 発表した生徒と総理をはじめお越しいただいた方々との記念撮影

 発表した生徒は、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。

 

 3人は取材の中で、「今の私たちの学びを真剣に聞いてくださり嬉しかったです。今日の訪問を学校全体で共有してさらなる探究を進めていきたいです」と述べていました。引き続き、生徒一人ひとりの立場に寄り添い、生徒の成長を応援して参ります。

【高校探究】菓匠庵さんへの感謝と恩返し 

2009年6月より営業していたいわき駅ビルが、2020年8月31日(月)に閉店いたしました。

 いわき駅ビル3Fで営業している【菓匠庵】さんには、Ⅰ期生の時より商品開発や販売実習などでお世話になっておりました。

 

・7月下旬

アグリビジネス探究ゼミ3年次がコロナ禍で苦しんでいる販売店を応援しようと、菓匠庵さんで応援セールを企画しました。

コロナ対策をしながら接客しています。

少しでも販売者の応援になれば・・。

  

今回の駅ビル閉店にともない、菓匠庵さんは暖簾を下ろすことを決断されました。これまで、本校の開発商品を取り扱っていただいていたこともあり、生徒が感謝と恩返しのために、8月31日(月)のいわき駅ビル最終日に訪問し、一緒に活動いたしました。

 

・8月31日(月)

最終日の売り場には、本校の開発商品のみが並んでいました。

 いわき駅ビル閉店のご挨拶に参加いたしました。

閉店後の店内で、生徒からの花束贈呈を行いました

 

 

3年次生徒の開発商品【さくらタピオカ】での慰労会の様子

 

  商品のない売り場には、思い出だけが残っています。

いろいろな思いを背負いながら、生徒たちの活動は続いていきます。

 

〇1期生と菓匠庵さんの取り組みはこちらの記事よりご確認ください

2017年7月7日 「みかん大福」に関する講義を受けました(みかん大福)

2017年12月12日【スペシャリスト系列(商業)】ビジネス基礎の取り組み(のの字)

2018年1月31日 スペシャリスト系列(商業)の生徒が意見交換しました(みかん大福)

 

笑顔の架け橋Rainbowプロジェクト 子ども達のアイデアで町興しを~みかん大福~

 〇菓匠庵さんについてはこちらのページをご覧ください。

いわきの逸品_菓匠庵

【探究】2年次原子力防災探究ゼミ 福島第1原子力発電所視察

令和2年8月19日(木) 

 福島第1原子力発電所は震災と津波により大きな災害を引き起こしました。現在、30年から40年はかかるという廃炉作業を実施しています。私たちの探究班としては、復興するに当たり、しっかりと現状と過去に起こった災害について向き合いたいと考え、先生方に原発の視察に行きたいと訴え、実現しました。

 廃炉資料館では東京電力の方から事故についての説明を受け、実際に第1原発に訪れました。厳重なセキュリティチェックを受け、バスに乗り発電所内を案内していただきました。水素爆発を起こした1号機を見たときに事故のすさまじさを考えずにはいられませんでした。廃炉に向けて多くの方々が頑張っている姿を目にし、自分たちもしっかりと現実を見つめ行動していくことが必要だと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【探究】2年次原子力防災探究ゼミ 双葉町フィールドワーク

令和2年7月1日(水)

 双葉郡双葉町では、令和2年3月4日午前0時に、双葉町の避難指示解除準備区域とJR双葉駅周辺の一部地域が避難指示区域を解除されました。原子力防災探究班としてJR双葉駅周辺のフィールドワークに行ってきました。

 双葉町の一般社団法人「ふたばプロジェクト」の皆様に双葉町についてのお話と、町の中の案内をしていただきました。新しくなった双葉駅の周りには、まだ震災の爪痕が残る風景がありました。自分たちにも何かできないかと強く思いました。今後探究活動で一人一人が何らかのアクションを起こしていくことを誓いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【探究】2年次原子力防災ゼミ 夜ノ森駅周辺フィールドワーク

令和2年7月1日(水)

    原子力発電所の事故により、甚大な被害を受けた双葉郡を自らの足で歩き、現状と課題を見ることで、探究活動を自分事としてスタートさせることを目的として行いました。

 3月10日に富岡町で帰還困難区域の一部の避難指示が解除されました。常磐線も全線運航が再開されていたため、電車を利用し、車窓を眺めながら夜ノ森駅へ向かいました。

 駅は開発が進められており、待合いスペースとなる場所を目の前に、富岡町役場の方に町の復興状況と現状を話して頂き、ご自身の経験を元にした、生の声を聞くことも出来ました。

 

   「東京電力福島第1原子力発電所が出来たことで町が潤ったことを知っている。知り合いが働いていることもあり、複雑な心境だ。」という言葉が非常に印象に残っています。

   その後、夜ノ森駅周辺から各自町を散策し始めました。避難指示一部解除により、桜並木も新たに500メートルが解放されました。青葉が茂る並木を歩き、探究のアイディアを出しながら「いつか桜を見に、また来たい。」とこぼす生徒もありました。

    とはいえ、未だバリケードが至る所に設けられていたり、学校の解体が進められていたりする様子を目の当たりにし、生徒たちはさらに探究活動への気持ちが強くなっていたように感じます。

 後日、フィールドワークのアウトプットを行いました。役場の方に聞いた話や、自分の目で見たこと・感じたことを思い出しながら、互いに意見を出し活動を行うことが出来ました。これ探究活動を進めるにあたって、いいスタートが切れたのではないかと思います。

【高校探究】第5回全国高校生SBP交流フェアへの挑戦

アグリ・ビジネス探究ゼミ(3年次)を中心として、スペシャリスト系列(農業・商業・福祉)で学んでいる生徒が以下の大会に挑戦いたしました。

第5回全国高校生SBP交流フェア

〇SBPチャレンジアワード

第1次選考通過校 全国より22校 

 

第2次選考:DAY1(ポスターセッション)

・グループA:発表日時 8月1日(土)13:30~16:00

 1. 福島県立ふたば未来学園高校 未来創造探究ゼミ
 2. 福井県立若狭高校 海洋プラスティック再生プロジェクト
 ③. 浜松♡鰺ヶ沢 胸キュン絆プロジェクト(コラボレーション参加)
 4. 静岡県立島田商業高校 超☆珠算部
 5. 青森県立三本木農業高校 農業クラブ執行部
 6. 北海道留萌高校 商業研究会 
 7. 京都府立海洋高校 食品経済コース
 ⑧. 愛知県立高浜高校 地域活動部SBP班

  ③⑧がDAY2進出を決めました。

・グループB:発表日時 8月2日(日)9:30~12:00
 1. 和歌山県立神島高校 商品開発プロジェクト「神島屋」
 2. 浜松学芸高校 社会科学部地域調査班
 ③. 福井県立若狭高校 食のまち小浜テイクアウトプロジェクト
 4. 三重県立相可高校 農業クラブ
 5. 青森県立木造高校深浦校舎 深浦町探究愛好会ふかうらSBP
 6. 熊本県立天草拓心高校 天草拓心高校SBP
 ⑦. 島根県立吉賀高校 吉高地域クラブ

 ③⑦がDAY2進出を決めました。

・グループC:発表日時8月2日(日)13:30~16:00
 1. 西原町学生ソーシャルビジネスプロジェクト
 2. 青森県立鰺ヶ沢高校 鰺ヶ沢高校SBP研究会
 3. 仙台市立仙台商業高校 商業情報部
 4. 福井県立若狭高校 ウニウニ大作戦
 ⑤. 三重県立飯南高校 應援團Circle
 ⑥. 愛媛県立土居高校 情報科学部
 7. 中部大学春日丘高校 インターアクトクラブ

 ⑤⑥がDAY2進出を決めました。

 

 

 第3次選考:DAY2(オーラルセッション)

 発表日時 8月24日(日)9:30~12:40

 各グループより進出した6校によるオーラルセッションが行われました。

 

〇審査結果

・DAY1(ポスターセッション)

 本校は『輝』を受賞しました。

 ※『極』(90 点以上)、『輝』(75 点以上、90 点未満)、『雅』(50 点以上、75 点未満)

 

 ・DAY2(オーラルセッション)

 文部科学大臣賞 愛知県立高浜高校 地域活動部SBP班

 三重県知事賞  浜松♡鰺ヶ沢 胸キュン絆プロジェクト

 

参加した22校の団体へ、審査員と協力企業からの特別賞が授与されました。

審査員賞(審査員による選定:11校/22校中)

 アドビ賞:福島県立ふたば未来学園高校 未来創造探究ゼミ

 

今回はDAY1で同じAグループから進出した2校が、文部科学大臣賞と三重県知事賞を受賞しました。本校はそれ以降の特別賞として、アドビCreativeCloudコミュニティーマネジャーさんより、「今回の取り組みでは、自分たちでデザインした缶バッチにQRコードを付けることで、取り組みの可能性を向上させた。今後もソーシャルビジネスとして活動を継続してほしい」と、アドビ賞を授与されました。

 

審査中は、オンライン交流会で他県の高校生と交流し、活動の視野を広げていました。

 

  

 

 

第4回の様子はこちらから

文部科学大臣賞受賞! 社会起業部カフェチーム

第4回全国高校生SBP交流フェア動画

この大会では、本校の社会起業部カフェチームが【文部科学大臣賞を受賞しています。

【工業・商業】&【高校探究】~双葉郡の地で、大熊の梨が育っています~

 令和2年3月1日(日)

・福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校の正門をくぐると左手に、Ⅱ期生が未来創造探究アグリビジネス班(大熊の梨チーム)で取り組んでいた「フルーツガーデン関本さんの梨の苗木」がありました。

Ⅱ期生の卒業証書授与式(H31.3.1)の来賓祝辞より
『避難先の千葉県において、「大熊の梨」を見事に復活させ、一昨年ご逝去された関本信之さんが育てた梨の苗木が、先日、ふたば未来学園に移植されました。これも、ふるさとの食材について学ぶ授業を通じて、関本さんのことを知ったみなさんが発案されたことだと聞きました。その苗木に宿ったみなさんの想いは、必ずや、頼もしい後輩たちへと引き継がれていくだろうと思います。将来、この苗木にも豊かに梨の果実が実ることでしょう。同じように、「変革者」たる皆さんが社会で活躍し、実らせる果実は、苗木に実った梨と同じように、将来、顔も名前も知らない人たちの頬を緩ませることと思います。』

さすがに1年で実は尽きませんでした。葉っぱも散って寂しくなった梨の木に、Ⅲ期生(工業・商業)は梨のイルミネーションにチャレンジしました。支柱をつけ、イルミネーションをつけ、麻紐で梨の実を作り、ソーラーパネルを取り付けました。途中からⅣ期生に作業を引き継いでもらいました。

 

令和2年3月3日(火)

・探究活動を行ったゼミメンバーによって、双葉郡の地に地植えされました。

 台風や病気への対策を考え、大熊町で梨の栽培をされていた方のお庭をお借りすることにしました。

 

令和2年6月6日(土)

・一本の梨の木に5つの実がついていました。

 

 令和2年7月15日(水)

・昨年度に世話をしていたメンバー(商業3年次)が、移植後に初めて訪問しました。

3密を避けるため、半分に分けて訪問しています。

居残り組にはオンラインで中継しています。

梨の実が4つになっていました。

 

 

令和2年7月22日(水)

・昨年度に世話をしていたメンバー(商業3年次)が、訪問しました。

梨のほかにも、牛なども見せていただきました。

梨の実が、すくすく育っています。

 

まだ、品種がわかりません。

次回は9月の報告となります。

 

  

これまでの取組みはこちらをご覧ください。

(2年次)最高で最後の梨について

(3年次)大熊の梨を双葉郡へ! お帰りなさい関本さん♡

 

 

【高校探究】8/7_ならはCANvasでの活動報告

初めに、今回の探究活動においてご協力いただいた皆様に御礼申し上げます。

  お米を寄贈していただいた方々

  食事用のお箸を寄贈していただいた磐城高箸さん

 

令和2年8月7日(金)

ならはCANvas

・児童館の子供たちと一緒に絵を描きました。

向日葵(ヒマワリ)は、太陽を追いかけます。

つまり、太陽のように輝いている人(描いている人)を追いかけます。

楢葉の空に、金魚たちが元気に泳いでいます。

よく見ると、ゼミ担当の先生もいました。

・さくらタピオカの販売を行いました。

プラスチックごみ削減に向けて、以下の活動を行いました。

飲み終わったカップの回収方法として、カップのふたで桜を咲かせよう!

・広野、楢葉、富岡町のお米グランプリ開催しました。

・昨年度、アグリビジネス探究ゼミを担当された先生がお客さんとしていらっしゃいました。

活動の報告も含め、接客しました。

・それぞれの袋に投票していただきました。

グランプリ報告

・つやがありますで賞:楢葉町

・甘さがありますで賞:富岡町

・粒が大きいで賞:広野町

 

・この活動は、先輩たちの開発した商品等を販売した益金を使って、活動をしています。

 

生徒が以下の店舗に納品・販売実習することで、活動資金を確保しています。

菓匠庵(いわき駅ビル3F)※R2.8.31で閉店いたします。

広野町二ツ沼直売所(広野町)

【高校探究】&【四校連携講座「地域創生学」】

岡山県立津山商業高校、津山高校、津山東高校、津山工業高校による「四校連携講座『地域創生学』

に、本校高校 3 年次 金成美怜さんら3名がゲストとして参加しました。

 

令和2年8月6日(木)岡山県立津山商業高校

「地域で学ぶとは~これからの学びについて~」

地域で活躍する高校生(先進校)とのオンライン交流

交流校:高知県立佐川高校、宮崎県立飯野高校、本校

 

【探究】早大主催ふくしま学(楽)会 参加、発表

 8月1日(土)~2日(日) 早稲田大学福島広野リサーチセンター主催による「第6回ふくしま学(楽)会」が開催され、本校生も発表やパネルディスカッションに参加しました。

 ふくしま学(楽)会は、福島の復興に関するテーマを、世代を超えて、地域を超えて、分野を超えて議論する場として、2018年から行われてきました。本校生も第1回から参加し、地域の方々、大学の専門家とともに様々な議論を重ねてきました。

 これまで双葉郡を会場に行われてきましたが、今回はオンラインでの実施となりました。そのためこれまで参加のなかった沖縄、九州からも参加がありました。本校からは中学生、高校生のべ25名ほどが参加しました。

 初日は、「学びの場」として、「地域におけるアート」と「放射能差別とコロナ差別」についての講義を受けました。講義後は質疑応答や対話、意見交換を行いました。オンラインはコロナ休校中にも授業で活用していたこともあり、生徒たちはチャット機能などを有効に活用し、参加者との話し合いにもグイグイ取り組みました。

 

 

 

 

 

 

 

 2日目は「対話の場」。発表では本校からは4件行いました。概要は以下の通りです。

〇絵本から始まる一歩(震災当時の自分の経験から、「同調圧力」をテーマに絵本を製作中。その経緯や思いを発表)

〇地域の伝統文化に関する取組(復活した伝統的な祭りへの参加を通して、地域への若者不足やコミュニティー課題を解決することを模索)

〇廃炉を楽しくしっかりと(廃炉の話は難しくてつまらないが、自分事として捉える必要があるとの思いから、校内で廃炉に関する座談会を実施)

〇私たちから伝えたいこと(原発事故、台風、コロナにより実害を被った経験を踏まえ、「教訓が生かされている地域社会」を理想社会とし、その実現に向けた考察や取組を実践)

 

 各テーマの発表後はブレイクアウトルームを活用しての分科会、パネルディスカッションを行いました。

 分科会では本校生も大学や研究所、官公庁の専門家に交じって地域課題について議論を交わしました。同じテーマでも立場が違うと見方が異なり、視野が広がりました。自分で発言するだけでなく、たくさんメモを取っている姿も見られ、真剣に参加する様子が見られました。

 最後は本校生4人と大学等の専門家4人によるパネルディスカッション。成立するのか心配でしたが、生徒たちのフレッシュで意欲的なコメントにより場の役割をしっかり務めることができました。

 

 研究者や官公庁、地域の一般の方々と地域の課題について語り合うこの機会は、生徒にとって大きな刺激となりました。今後の探究活動に活かしてほしいと思います。最後になりますが、主催の早稲田大学教授 松岡俊二先生、准教授 永井祐二先生をはじめとする運営の皆様、ご参加いただいた皆様に感謝申しげます。

 

 

 

 

 

 

 

【中学校】1年生フィールドワーク

 7月22日(水)中学校1年生がフィールドワークを実施しました。1年生のフィールドワークは「双葉ふしぎ発見」と題して、双葉郡内の広野町、楢葉町、富岡町、川内村の4町村のご協力のもと、グループ毎に4町村を訪問することができました。さあ双葉地区にどっぷり浸かるぞ~!

 

広野町チーム

 

 

楢葉町チーム

 

 

富岡町チーム

 

 

川内村チーム

 

 

 この日は、地域の方々からお話を伺い、「ふたば」のよさや不思議を発見するとともに、双葉地区を「第2の故郷にする」ことをねらいとして活動しました。各町村で、役場や企業の方々や地域の方々にお忙しい中、時間を割いてご協力を頂けたことで、生徒たちは各町村のふしぎやよいところについて全身で体感することができました。快く取材を受けていただいた方々に、心から感謝申し上げます。

 生徒はこの日発見したさまざまな「ふしぎ」をもとに今後「問いをたてる」活動に進んでいきます。

【高校探究】&【CUC ETHICAL DAYS 2020】

CUCのWEBより

[サービス創造学部]「CUC ETHICAL DAYS 2020」を開催しました

 


オンラインカフェ「CUC ETHICAL DAYS 2020」

(361KB)

最終日 7 月 31 日(金)の「CUC ETHICAL 懇談会」には、

特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパン事務局長 中島佳織氏、

サスティナブルキッチン ROSY 代表取締役 森敏氏、

福島県立ふたば未来学園高等学校 3 年生 金成美怜さん

が登壇し、環境にやさしい企業・団体の取り組みについての講演、座談会が開催されます。

 

●⼀般の⽅の参加申込み⽅法
コミュニティカフェ・プロジェクトの公式Twitter、または Facebook にダイレクトメ
ッセージをお送りください。ミーティングID とパスワードをご連絡いたします。

Twitter︓@cuc_cafepro

Facebook︓@cuccafepro

【探究】高校1年次双葉郡バスツアー

    2020年7月15日に、6期生(1年次)産業社会と人間の双葉郡バスツアーを実施しました。今回は2町村ごとをバスでフィールドワークするバスツアーを行いました。生憎の雨ではありましたが、行先に関わらず貴重な体験を生徒たちは体験してきました。そのため、帰りのバス内での振り返りや各自が書き留めたシートもとても充実していました。

 今後は今回のフィールドワークで学んだことを演劇などを通して「表現」していくために、更に深めていくことになります。

 

1号車 富岡町 平山勉(双葉郡未来会議事務局代表)、青木淑子(3.11富岡町を語る会)

川内村

遠藤雄幸(川内村村長)、井出寿一(一般社団法人かわうちラボ)、志賀風夏(天山文庫)

2号車 浪江町 菅野孝明(一般社団法人まちづくりなみえ)
楢葉町 一般社団法人ならはみらい
3号車 双葉町 松本佳充(元双葉高校教員)
葛尾村 松本佳充(元双葉高校教員)
4号車 広野町 磯辺吉彦(広野わいわいプロジェクト)
大熊町

吉田淳(大熊町町長)、木村紀夫、渡部千恵子(大熊町ふるさと応援隊代表)

                                                ※敬称略

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【探究】1年次地域を知る学習

 2020年7月8日に、1年次生(6期生)が来週のバスツアーに向けた学習を行いました。バスごとに来週訪問する各町村の方々に来校いただき講演をいただいたり、質問に答えてもらったりしました。所用で来校することができなかった下枝浩徳氏についてはzoomで福島市から講演していただきました。休校中に養われたスキルを活用することもできました。

 また、先週まで調べた内容のまとめも行いました。4つの探究プロセスのうち4番目にあたるのが「まとめ・表現」です、チームごとにマンダラートを用いて内容を広めつつ深めた内容をバスごとにまとめました。

・  1号車(38名)

平山勉(双葉郡未来会議事務局代表)、青木淑子(3.11富岡町を語る会)、井出寿一(一般社団法人かわうちラボ)

・  2号車(28名)

菅野孝明(一般社団法人まちづくりなみえ)、森雄一朗(一般社団法人ならはみらい)

・  3号車(29名)

松本佳充(元双葉高校教員)、下枝浩徳(一般社団法人 葛力創造舎)

・  4号車(38名)

渡部千恵子(大熊町ふるさと応援隊代表)                      


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【商業】【高校探究】エシカル消費について

このページは昨年度の活動です。

 

令和2年2月26日(水)

本校地域協働スペース

 

千葉商科大学サービス創造学部の方々に、エシカル消費の取り組みについて講義をいただきました。

・サービス創造学部 滝澤 淳浩 先生より

 ・コミュニティカフェプロジェクト 秋学期イベントリーダーより

 ・コミュニティカフェプロジェクト 代表兼春学期イベントリーダーより

 

午後は、未来創造探究アグリ・ビジネス探究ゼミで講義をいただきました。

・「届け!富岡の桜」チームの生徒と一緒に、それぞれの視点での意見が交わされています。

 ・カフェとタピオカ 新たなサービスが創造されていきます。

 

 

 

【探究】6/24(水)6期生・産業社会と人間「地域を知る学習①」

6月も終盤ですが、今週は肌寒い日が続きます。さて、前日23日に前期中間考査を終え、本時では7/15(水)に実施予定のフィールドワークに向けての調べ学習「地域を知る学習①」を行いました。

探究の過程には「①課題の設定、②情報の収集、③整理・分析、④まとめ・表現」の四つのプロセスがありますが、  本時で取り扱うのは②・③です。加えて、“協働力”や“自己マネジメント力”といったコンピテンシーの獲得も目標にしている意欲的な取り組みです。

 大まかな流れです。はじめに、フィールドワークをプロデュースする各先生方から当日の講師や主な見どころの紹介がありました。その後、生徒たちは“マンダラート”での情報分析と内容の深化に取り組みました。漠然と調べるのではなく、予め焦点を絞ったり、チームで効率よく調べたりするための手法です。また、マンダラートはプロ野球選手が自身の課題を深めるために活用したりもしているので、ぜひトップアスリート生には探究の場面だけでなく、これからの人生の中で活用していってくれると良いと思いました。

 そして、今回は休校となった5校の校歌に基づいて地域を深める活動も行いました。校歌の多くは、その学校の立地する自然の雄大さとそこで学ぶ生徒たちの姿を重ねて歌われています。こういった活動からも休校となっている5校とのつながりを生徒たちには感じて欲しいものです。

 因みに、詳しい調べ学習は各自が家庭学習の一環で行います。来週は各自が調べて物を持ち寄り、共有したり、批判的に高めあったりする活動を予定しています。

 

 

   

【探究】20200617_3年次_探究活動の様子

  この日5・6校時に行われた探究活動の様子です。

これまでのフィールドワークや書籍やRESASを活用しての「調査」を「分析」したり、友人と「共有」したりするチームが多く見受けられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

【中学校】未来創造学(3年生)

 6月17日(水)5、6校時に未来創造学が実施されました。中学校3年生は、将来のトップアスリートを目指す、ヴィクトリー生の13名(バドミントン:10名、レスリング:3名)が在籍しています。未来創造学の時間を活用し、海外のコーチとの交流を深めています。

 

未来創造学(3年生).pdf

 

 ヴィクトリー生は世界で活躍できるアスリートを目指し、日々の練習に取り組んでいます。

【中学校】1年生 はじめての未来創造学

 学校が再開し、今週からは通常日程での授業も始まりました。そして本校教育活動の柱である未来創造学もスタート。この日は各学年ガイダンスが行われました。

 1年生は初めての未来創造学ということで、そもそも未来創造学とは何か、そして校訓である「変革者たれ」の「変革者」とはどのような人間像なのかを、ルーブリックを傍らに、具体的な姿として理解しました。

 今後双葉郡を新たな活動フィールドとして、世界に飛び出す6年間の長い航海が始まります。その第一歩を踏み出した生徒たち。みんな、とてもよい表情をしていました。教職員一丸となって皆さんとの航海に臨んでいきます。

【探究】高校6期生 「産業社会と人間」オリエンテーション

 6月3日(水)5・6校時、新型コロナウイルスに伴う休校期間後、最初の「産業社会と人間」の授業が行われました。今回は、オリエンテーションということで、以下のような内容で行いました。

・     アイスブレイク

クラス対抗バースデー・ライン

・     「あなたが0歳、5歳、10歳、15歳のときにどこに住んでいましたか?」

みらいシアターを福島県に見立て、5年刻みで居住地を移動しました。その時々の様子を振り返りながら、周囲の友人と当時の様子を振り返りました。

・   今後の授業の流れ

本校2期生を取材したドキュメンタリー番組を視聴しました。東京電力福島第1原発事故の影響による避難が続く双葉町からいわき市に避難し、転校先ではいじめも経験した石井さん。演劇部に入部したものの周囲には自分自身のことを「どうでもいい」と、もらしていました。町への一時立ち入りが可能になる15歳になり、避難後初めて石井さんは両親とともに自宅を訪れます。石井さんは当時通っていた学童施設や、自宅を懐かしそうに回りました。一時帰宅後、その足で学校を訪れた石井さん、部活動中の顧問の先生から感想を求められます。「“どうでもいい”とは、言えなくなりました」と、部員たちに伝えました。

視聴後、1年次生にはその後の2期生生徒の活躍も伝えられ、生徒たちはとても真剣に話に聞き入っていました。

・   人生グラフづくり

カタリバ・長谷川勇紀さんのファシリテートで、自分自身のこれまでの人生を振り返りました。出来事だけでなく、その時の気持ちもグラフには書き込みました。

・   次週予告

オンライン「出張授業カタリ場」

 

 

 

 

 

【探究】気候変動外交 ~知り、考え、議論してみよう~

 過日、環境省 地球環境局 国際連携課 鈴木啓太様にお越しいただき、国際社会全体が取り組むべき共通の課題「気候変動」について、異なる意見を持つ相手と意見を交わしながら、どのような選択を行うか、模擬外交の授業が行われました。

授業の冒頭では、小泉環境大臣からのメッセージ動画を通して、異なる意見をもつ相手との外交の難しさについての話があり、生徒達は真剣に耳を傾けていました。

 

【小泉環境大臣によるメッセージ動画を視聴しています】

 

【講演会の様子】

 

 

 

 

【講演会終了後に、再生可能エネルギーの可能性について質問している様子】

【探究】イラクで教育支援・高遠菜穂子さんの国際理解講演会

 過日、イラクで教育支援をされている高遠菜穂子さんによる国際理解講演会が行われました。講演会では、高遠さんのエイドワーカーとしての仕事内容や、イラク、イラン、アメリカの三ヵ国間を巡る情勢について御講話いただきました。また、イラク復興の課題として、避難民問題、ISチルドレンのID問題、迫害と差別、元子ども兵の更生と再教育の必要性、報復の連鎖が存在することを教えていただきました。

講演会後、生徒達は「diversity(多様性)=お互いを認め合うことが大切だと思う」、「本当の多様性ってなんだろう?違いを認め合うにはどうすればいいのだろうか」、「世界のニュースは普段から見ているけど、国内では世界の悲惨なニュースを放送していないことに驚いた。政府だけで決めるのはなく、学生の意見を聞いてほしいと思った。今回の講演会を通して、私たち学生が知ることができない現状を知ることができてよかったです」などの感想が挙げられ、世界の課題を自分事に捉える契機となりました。

 

【講演会の様子】

 

 

【質疑応答の様子】

 

【まだまだ聞きたいことがいっぱい!講演会終了後に個別質問している生徒達!】

 

【「演劇を通して地域の課題を知る学習」の発表会で、最優秀賞を受賞したチームの対話劇を披露しました。高遠さんはイラクの公教育で演劇を活用した平和教育を導入したいとのことで、本校の演劇の授業を楽しみながらご覧いただきました】

【中学校】再び京大の大手先生と学びを深めました

 2月22日(土)、旧広野幼稚園で始まった「時の封ひろの2120」の関連企画として行われた「おおて博士のネイチャーガーデントーク」に、本校中学生4名が参加しました。この企画は「時の封」の開会を記念し、京都大学の大手信人先生を招いて、浜通り地方の自然と土地の営みについて考える催しです。

 

4名の内3名の生徒は、昨年12月に行われたイベントで大手先生のお話を聞いています。今回も、生徒たちは森林と生き物のダイナミックな関係について学びを深めました。

生徒の中には、自分自身が未来創造学で探究するテーマに関する質問を行い、先生から回答を頂くなど、主体的に学ぶ姿が見られる一方、会場に来られていた地域の大人の方が鋭い質問を連発する姿に圧倒されていた生徒も・・・。次は質問ができるようにがんばろう!

大手先生ありがとうございました。今後も引き続き、地域をフィールドとした学びを深めていきたいと思います。

(広野の自然が詰まった「時の封」…会場の様子は圧巻でした。)

【中学校】1年生演劇ワークショップ

 2月21日(金)、本校みらいシアターにて、中学1年生を対象に、今年度最後の演劇ワークショップが行われました。この日も引き続きNPO法人PUBLICの皆さんに講師としてお越しいただきご指導いただきました。また、沖縄の劇団TSJの皆さんにも活動をサポートして頂きました。

 この日のテーマは「観客参加型演劇」です。生徒たちがこれまで何度かのワークショップで作り上げてきた演劇を、観客も巻き込んで構成し直すというもので、生徒たちは先生方の指示のあと早速話合いと稽古に入りました。

 

 話を聞いて、私は当初「観客参加型? え、そんなことできるの?」と心配していましたが、まったくの杞憂でした。生徒たちはとてつもない集中力で劇を構成し直し、この日ちょうど授業参観で来られていた保護者の皆さんを巻き込み始めました。

 

 素直に巻き込まれてくださった保護者の皆さん、鋭いご指摘をくださった保護者の皆さん、ありがとうございました。

 そして発表。9つのグループがくじで決まった順番に発表を行いました。稽古で練り上げた、観客の保護者の皆さんを巻き込んだストーリー展開が冴え渡ります。最初の班の発表からその表現力に会場は騒然。

 

 

360度全体を意識して、また近くだけでなく奥行きも意識した見事な巻き込みが次々に続きます。

 

各班ともに、班員一人一人の個性が引き立つようにストーリーを練り上げ、そして本番ではすべての生徒が自分自信を存分に表現する姿が見られました。そして、この日だけで1年分笑わせてもらいました。

 

演劇で培ったチカラを存分に発揮し、今後も引き続き探究活動に取り組んでいきましょう。

講師の先生方、授業参観にご参加頂いた多数の保護者の皆様、どうもありがとうございました。

【中学校】ふくしまジュニアチャレンジ入賞

 2月4日発行の福島民報新聞で報じられましたが、「小中学生まちづくり大賞(ふくしまジュニアチャレンジ)」に応募した中学情報科学部の1年生3名が、アイデア部門の「福島民報社賞」を受賞しました。この賞は大賞に次ぐ第2位に相当する賞です。3人のアイデアが高く評価されました。お見事です。

 

 3人は未来創造学で富岡町の「ふしぎ発見」に取り組み、それぞれ富岡町のよりよい地域づくりについて考えてきました。そんな中、昨年11月から12月にかけて情報科学部の活動でジュニアチャレンジの存在を知り、フィールドワークで気づいたことを土台に、独自に富岡町の交流人口を増やすための構想を膨らませ、具体的なアイデアとして形にしました。 

 

この表彰式が2月9日(日)に、福島市で行われました。

 

 表彰式の後、上位入賞団体の代表者が持ち時間4分間で口頭プレゼンテーションを行いました。入賞された方々のプレゼンはそれぞれ見事なものでしたが、本校代表生徒のプレゼンもとても素晴らしかったです。

 今後も様々なことにチャレンジしていきましょう。表彰式、そしてプレゼン、お疲れさまでした!

【中学校】未来創造学

 2月に入って、未来創造学も今年度のまとめの活動に入っています。3年生はちょうど1月後に迫った修学旅行に向けて班別自主研修のルートの作成を進めています。活発に話し合う様子がうかがえます。

 2年生は広野と楢葉のよさを発信するためのはがき製作を継続。かなり手慣れてきた様子で、作業もずいぶん効率的になっています。

 1年生は今年度の活動のまとめとしてレポートを作成しています。選択国語の授業とタイアップしていることもあるのでしょう。レポートの内容も向上してきた様子です。

 未来創造学での学びを授業で取り上げ、授業での学びが未来創造学に生かされる。私たちは、そういった授業と未来創造学の往還を大切にしています。

 この日から、ルーブリック面談も始まりました。本校のルーブリックは、学校生活全体を通して育成したい、生徒の資質・能力・態度を表現しています。生徒たちはこれまでルーブリックを用いて自己評価を行っていましたが、今回は直接担当の先生と面談しながら自己評価を行い、未来創造学を含めた今後の学校生活での新たな目標などについても考えていきます。

 面談の様子を見ると、先生方が丁寧に話を聴き、これまでの成長を確認しながら、次なる目標について話題にしています。

【中学校】 演劇ワークショップ

 1月22日、中学1年生が演劇ワークショップに取り組みました。本日も東京からパブリックの皆さんに来校頂き、ご指導頂きました。先生方と生徒のやる気に満ちた雰囲気が伝わってきます。

 

 まずは仲間捜しゲーム。生徒たちは決められた条件の中で声を掛け合いながら仲間を作ります。積極的に声を掛けてくれる心優しい生徒がたくさんいて、仲間作りがスムーズに進みます。よい光景です。

 

 そして条件がだんだん難しくなって・・・。クラスと番号が違う人で2人組。2人組で手のひら合わせゲーム。ペアが他のチームに割り込んでいきます。

 

 本日の中心となる活動はサインネームづくりです。サインネームとは、自分の名前を身体や声を使って表現したもので、もともとは手話で自分を示すしぐさから発展したものだそうです。

 まずは講師の先生方がご自身のサインネームを発表。その後生徒たちは思い思いに自分のサインネームを考えます。

 

 ここからが本番。この日生徒たちに示されたテーマは「班全員のサインネームを組み込んだ形での創作劇」です。ポイントはサインネームの面白さ。それぞれの個性的なサインネームをどのようにストーリーにするか。高度で抽象的な思考力が試されます(笑) いつも生徒が最も楽しそうに活動している場面は、このストーリーを作っている時です。お互いの個性を認め合い、生かしあいながら協働しています。ただしそんな中でも各地から「これでいいのか? いや、まだ足りない」といった声が聞こえてきます。

 

 そして発表。生徒たちは発表前から、自分たちの班の発表こそが一番だという自信を漂わせています。見学側の生徒たちも期待に胸を膨らませている様子でした。

 ここでは伝えきれませんが、とにかく面白い! 特にその発想の自由さには驚くばかりです。同時にこれまでに演劇ワークショップで学んできたスキルも随所に発揮されています。特に「間の取り方」がいいですね!

 

 普段はこれで一区切りですが、この日はここから更に高みを目指します。劇に「あるセリフ」を入れて、再構成です。「あるセリフ」はくじ引きで決まります。引いたセリフに大盛り上がりする生徒たち。

 

そしてシナリオ作り・・・来週の演劇ワークショップが今から楽しみです。

 

 

パブリックの皆さん、今回もありがとうございました。

【中学校】未来創造学 今年も宜しくお願いします。

 1月8日(水)、2020年のふたば未来学園中学校が始動しました。そして冬季休業明け初日から、さっそく未来創造学の授業が行われました。

 この日の1年生の活動では冬季休業中に仕上げてきた「まとめ」をもとに、担当の先生と個別面談を行いました。

 

 先生方も、双葉地区をフィールドに生徒一人一人が学んできた内容を正面から受け止め、時にはコーチのように、また、時にはメンターのように、丁寧に関わっています。

 

 

 今後も引き続きまとめを行いながら今年度の活動を総括し、来年度の活動に繋げていきます。

【探究】広島研修

12月13日~15日までの3日間、2年次12名、3年次1名、引率教員2名で「令和元年度広島研修」を実施してきました。

 

研修行程

1日目(12月13日)

・平和記念資料館見学

・語り部による講話

 

2日目(12月14日)

・国泰寺高校と合流、ディスカッション(互いの県の課題、共通点について)

・ANT広島の講演

・舟入高校にて演劇鑑賞

 

3日目(12月15日)

・広島港にてディスカッション(港ににぎわいをもたらすには?)

 

<感じたこと、学んだこと>(参加生徒の声)

・1日目のプログラムで戦争や核兵器の恐ろしさについて改めて学んだ。インターネットには載っていないような内容も知ることができた。

・「後世に伝えていくには」という問いに対し、様々な意見が出て、結論・伝え方は沢山あり、それをどう使いこなすかが大切だと学んだ。

・舟入高校の演劇を見て、自分たちが1年次に行った演劇の授業がどれだけ大切だったのかを改めて思い知った。

・どうして当時の人は戦争を避けられなかったのか、戦争の裏側を知ることができた。

・広島港についてのディスカッション、テーマにあった「どのように栄えさせるか」自分たちの双葉郡での課題とも同じである。これを今後に生かしていこうと感じた。

 

平和記念資料館を見学後、実際に講話を聞いてきました。

 

国泰寺高校とディスカッションをし、まとめたものを発表しました。

 

本校の生徒、国泰寺高校の生徒で舟入高校の演劇を見てきました。

 

演劇を見た後、それぞれの想いを共有し、質問する時間もありました。

 

広島のご当地料理を食しました。

【探究】演劇週間が行われました!

12月6日(金)本校高校1年次生が取り組んできた演劇の発表会が新校舎内にある「みらいシアター」で行われました。実際に台本を書き、演技とセリフを覚え、練習したのは12月2日(月)からの1週間でした。これまで、生徒たちは5~7人を1班として7月の双葉郡バスツアーをはじめ、11月の訪問取材(フィールドワーク)で表面的な震災のことや自分個人としての震災・原発事故のことだけでなく、事故当時のこと、それ以降の復興について学んできました。因みに、1年次生が対話劇に取り組むのは、双葉郡の震災前後の課題について劇を通して捉え直し、ふるさと双葉郡に住む人々の細かな心情に目を向けて、双葉郡の復興や世界に貢献することができる「変革者」を目指しているからです。講師として、開校以来5年に渡りご指導いただいている平田オリザ先生と青年団の方々をお招きして演劇の作成を行いました。

 1週間の授業の中では、班の仲間と深く考えながら演劇を作ることができました。作成に当たって生じた様々な課題にも、自分たちで解決しようと主体的に取り組みました。部活動や出身地が違う様々な友達と連携し、課題を解決することで、ほとんどの生徒にとって初体験である対話劇を作り上げていきました。

 発表された劇は、いずれもふるさとに暮らす人たちの葛藤や心の機微を見事に表現していてすばらしい劇でした。

 全20班の演劇終了後、優秀班は表彰を受けました。どの班の生徒もとても達成感を感じていたことと、たった1週間でもクラスの輪が深まったことがはっきりと見受けることができました。

【中学校】ふるさと創造学サミットに参加しました

去る12月14日(土)、本校の1年生が、第6回ふるさと創造学サミットに参加しました。

「ふるさと創造学」とは、双葉郡8町村の学校が地域を題材に取り組む探究的な学習の総称です。8町村立の小中学校が年1回、郡山市のビッグバレットふくしまで開いていた発表会に、参加させていただきました。

本校からは中学1年生が参加し、4月から取り組んできた、未来創造学「双葉ふしぎ発見」の取り組みについて、川内村、楢葉町、富岡町、広野町の順にそれぞれ発表しました。

発表では、はじめに町村を調べた生徒全員が一言ずつ調査内容とその感想について述べ、続いて代表生徒2名ずつが発表を行いました。

川内村では、「村の豊かな自然の秘密」と、「平伏沼の水生生物の謎」について発表しました。

 

楢葉町では、「町で働く外国人店員の方について」と、「ならはCANvasの工夫」について発表しました。

 

富岡町では、「町に多く残る更地の謎」と「なぜ町になかなか人が戻って来ないのか」について発表しました。

 

広野町では、「町の田んぼの耕作面積と耕作している人の思い」と「なぜ広野のバナナはまだ有名とは言えないのか」について発表しました。

 

生徒は自分たちの発表以外の時間は、双葉郡のそれぞれの学校の発表を参観し、活発に質問して学びを深めていました。

ふるさと創造学サミットでの学びを、今後の自分自身の課題追究に生かし、ますます深めていきたいと思います。サミット事務局の皆様、また共に学ばせて頂いた双葉郡の学校の皆様、どうもありがとうございました。

 

【中学校】公文国際中学・高校との交流

 12月8日(日)、横浜市の公文国際中学・高校から生徒の皆さんが来校し、本校の中高生と交流しました。本校の高校社会起業部からの呼びかけに応え、本校の中学生も4名が参加しました。

 交流会では公文国際中学・高校の皆さんが今回福島について学んだことをお話いただき、それについての質疑を行ったり、テーマごとに意見交換を行ったりしました。

 

生徒たちは福島県外の学校との意見交換を通し、福島県内からの見方だけでなく、県外の人の見方について触れることができました。特に、福島県内で力を入れて行われている放射線教育が、県外では必ずしも同様には行われていないことや、県外でイメージされている原発被災地と、実際の姿には差が大きく、県外では震災直後の被災地のイメージが固定化してしまっている傾向があるといった話を直接聞くことで、大きな刺激を受けた様子でした。

今後もこうした交流活動を大切にしていきたいと思います。公文国際中学・高校の皆さん、ありがとうございました。

【中学校】 未来創造学

 先週12月4日(水)の未来創造学では、3年生が修学旅行での地域発信活動の構想、2年生が地域のよいところ発信のためのはがき作成、1年生が地域学習の中間発表会を行いました。 3年生は広野町のよいところを話し合い、そのことを3月の東京方面への修学旅行で、どのようにして伝えればよりよく伝わるのか、話し合っています。自分たちがフィールドワークで訪問したバナナ園のバナナや有機米を実際に食べて、そのすばらしさを改めて確認する機会になりました。

 2年生は紙漉きで和紙を作る過程に、楢葉町の柚子を入れ込んでいます。和紙ではがきを作り、自分たちの出身地にはがきを通して地域のよさを発信します。はがきを作るために毎日たくさんの牛乳パックを集め、一人一人が一生懸命準備しました。柚子をどのようにはがきに入れ込むのか、試行錯誤しつつ、知恵を出し合い、活動しています。

 1年生は、これまで行ってきた学習課題追究の中間発表会を行っています。これまでの追究にいったん結論を出し、意見交換を行う中で、新たな学習課題の設定に繋げています。

 生徒たちは自分が感じた双葉地区のふしぎをのびのびと、自らの思いを大切に追究してきました。しかしそれをグループで話してみると、自分では気づかなかったことにたくさん気づきます。他の人に聞かせることで、自分では気づかなった「たからもの」に気づいたり、工夫すべき表現方法に気づいたりします。

 今後は他の地域を追究している生徒たちと交流したり、ふるさと創造学サミットでの意見交流を通して、さらなる追究に繋げていきます。

放射線について学びました【スペシャリスト系列2年 農業・工業・商業・福祉の合同授業!】

 11月26日(火)、環境省福島地方環境事務所 課長森田重光様が来校され、本校スペシャリスト系列の農業科、商業科、工業科、福祉科の2年次43名と3年次工業科9名を対象に、放射線の基礎知識や原子力発電のメカニズムについての授業が行われました。授業では可視化した放射線の観察や日本の水道水が安全な理由を、実験を交えながらわかりやすく教えていただきました。

《授業の感想》

・水道水が安全だと分かったので、これからは今以上に水道水を大切にしたいです。(福祉科)

・私の探究テーマが廃炉についてなので、放射線や原子力発電のしくみについて知れてよかったです。(商業科)

・被ばくの仕組みや実際に用いられている放射線について、知っているようで知らなかった事がたくさんあることに気づきました。私は今年3月に国連本部でUNIS-UNに参加し、水問題についてディベートを行いましたが、化学に基づいてディベートは行っておらず、事前研修の時に学べていたらと思いました。水道水はとても身近なものなのにはっきりとした情報を持っていなかったのだと感じました。実験を通して分かりやすく、楽しく学ぶことができた2時間でした。(工業科)

・ジャガイモの芽に毒があり、芽を出さないようにするために放射線を照射していることに驚きました。実験がとても楽しかったです。(農業科)

・探究テーマが風評被害の払拭なので、リスクコミュニケーションの考え方が参考になりました。(商業科)

・今までで一番分かりやすい授業でした。今まで知りたくても難しくて全然理解できなかったけど、今回の授業を聞いて放射線のことを少しでも多く知れたのでよかったです。すごく面白くて自分のためになりました。日本の水道水は安全!(福祉科)

 

 《授業の様子》

【中学校】 未来創造学 川内村フィールドワーク

未来創造学で川内村について研究を進めている生徒たち。

待ちに待った川内村でのフィールドワーク。自分の学習課題を解決するために、いわなの郷、かわうちラボ、天山文庫を訪問し、職員の方々にお話を伺ってきました。外国語指導助手のニック先生も同行し、川内村の自然の豊かさ、文化について体験学習してきました。

生徒たちは事前に質問する内容をまとめて臨みましたが、当日は準備していた質問だけではなく、聞き取りをする中で新たに出てきた疑問も解決しようと更に質問を重ねる姿に成長を感じました。想定していた時間では足りなくなってしまうほど、一人一人が課題解決に向け熱心に聞き取る姿が印象的でした。

いわなの郷体験交流館では、川内村特産のそば粉「会津のかおり」を使用したそば打ち体験を行いました。初めてのそば打ち体験ということで、生徒のペアに教員が加わり3人一組になり、夢中になって作業をしました。そば打ちは水加減が命。失敗してしまうと生地がちゃんとまとまらないということで、しっかり計量して正確に水を加え生地を練り上げました。

生地を破かずに延ばすことも大変でしたが、一番の難関は均等の太さに包丁で切ることです。「それ、うどんだよ」という笑い声が各班であがりました。1分30秒ほどで茹であがった、渾身の手打ちのそばを笑顔で堪能しました。指導してくださった竹内様の打ったそばと食べ比べもしました。味はもちろんのこと、きれいに均一の太さにそろったそばを見て、やっぱり素人とは違うねと、感動。でも、見た目はどうあれ自分たちで作ったそばの味は格別だったと生徒たちは満足の様子でした。

食後は、いわなの郷の職員のお二人にインタビューを行いました。いわなの郷は村おこしを目的に平成7年に設立されました。いわなの養殖は他の川魚に比べ、水温の管理や餌付けの点で困難であるにもかかわらず試行錯誤を繰り返し、今のように安定して養殖できるようになったことや、川内村の豊かな水がイワナに適しているという話を伺いました。7月に行われたフィールドワークで食したイワナの塩焼きのおいしさを覚えている生徒たちは、限られた範囲で販売されているイワナの加工品を、「もっと広く発信できないものか」と新たな課題への気づきもありました。

続いて、かわうちラボにて事務局長の井出様にインタビューを行いました。かわうちラボは、今年発足した法人で、「村内のあらゆる資源を生かし村内外の組織と連携や協働、人や財の交流を促進することにより川内村の新たな魅力を創出し新たな村づくりを進めるための支援や仕組みづくりを行うこと」を目的としているそうです。川内村の自然の保全活動や、自然を生かしたイベントとその目的、特産品等について生徒たちの疑問にお答えいただきました。

最後に、天山文庫を訪れました。7月のフィールドワークの際に天山文庫の紅葉時期の床もみじが有名とお聞きしていたので、今回生徒たちも楽しみにしていました。紅葉のピークは少々過ぎてしまいましたが、それでもその美しさに生徒たちから歓声があがりました。天山文庫・草野心平資料館の管理人をされている志賀様にお話を伺いました。「いわき市生まれの草野心平さんが、どうして川内村で多く過ごしたのだろうか?」から川内村の魅力を考えるというテーマにしている生徒も多く、とても多くの疑問が事前にでてきました。志賀様からは「大学生の研究の中で出てくるような質問ばかりで深く調べているのがわかりました。だから、私も答えられるようしっかり予習してきました。」ともったいない言葉をいただきました。話の中で、「ウィキペディア等のインターネット上や文献に載っていることは、ごく一部。川内村の人たちは内気な方が多いから、自分から伝えたり残したりはしない分、草野心平さんと関りがあった村民に直接インタビューしたものばかりです。」まさに、未来創造学でこれまでに取り組んできた、「疑問に気づき・調べ・さらに追究する」過程での実地体験、インタビューの大切さに改めて気づかされました。

今後、さらに個人研究を進め、12月4日の中間発表、14日のふるさと創造学サミットに向けて準備をしていきます。そして、この研究を通じて川内村の素晴らしさ、魅力を伝えていきます。

このフィールドワークでお世話になった、いわなの郷・かわうちラボのみなさま、志賀様、そして前回に引き続き今回もコーディネートをしてくださった川内村教育委員会猪狩様、お忙しい中本当にありがとうございました。

【中学校】 哲学対話 何のために働くのか、語り合いました

今日の道徳の時間で行った哲学対話では、働くことをテーマに考えました。まず、将来自分は「何のために」働こうと思うのか、その理由を発表しました。その後、みんなから発表された理由を、今度は自分の中で順位付けし、それぞれなぜそういった順位付けをしたのか、意見交換しました。

 授業で特に印象深かったのは、意見交換する中で、中学1年生が、本当に熱く、将来の夢について語る姿でした。多くの生徒が明確に、理由も含めてきちんと語りあう姿。なかなか見られないと思います。夢は力です! ふたば未来中生は、未来へ向かおうという力に溢れています。

 また、この授業では積極的に発言していない生徒も、他の生徒の発言を聴きながら、自分自身の考えを深めることができていたと思います。それはこの授業で対話に混ざっていなかった私自身が、生徒の発言を聴きながら、何のために働くのかについて、どんどん自分自身の考えを深めることができていたからです。

 本日の対話をもとに、来週はさらに考えを広め、また深めていきます。ふたば未来学園中学校の道徳は熱い! 油断して参加するとやけどします。