カテゴリ:中高探究学習
【探究スタートアップラボ】
10月8日(火)に、全国13校から約50名の高校教員がふたば未來学園に来校し、探究学習に関する研修を行いました。
この取り組みは認定NPO法人カタリバが三菱みらい育成財団の助成を受けて実施しており、ふたば未來学園高校と協働で高校教員向けの探究指導プログラムを研究・開発しています。
今回の研修では先進校フィールドワークと伴走力強化をテーマとして、本校の探究の授業を見学していただき、各学校のカリキュラムの見直しなどを行いました。
【WWL探究 山形県立東桜学館中学校・高等学校の中間発表会に参加しました】
10月9日に山形県立東桜学館中学校・高等学校の2年生中間発表会に本校生徒3名が参加しました。
東桜学館は本校のWWL事業の県外事業連携校となっており、昨年から相互に発表会に参加しています。
本校生は「福島県広野町の化石~浅見川と北迫川の化石の違い」「紙芝居による伝承活動~魅力的な紙芝居にするためには~」「高齢者と若者の交流」の3つをポスターで発表しました。
東桜学館はSSH指定校でもあるので理系の発表が多いですが、ふたば未來学園の生徒は地域課題の発表が中心でした。
発表会後は参加した学校の生徒での生徒交流会にも参加し、充実した発表会となりました。
【広島・事前研修】1F視察&第11回1F地域塾
広島研修とドイツ研修に参加する本校1年生の事前研修を兼ねて、福島第一原子力発電所(1F)の視察と第11回1F地域塾(早稲田大学と共催)を開催しました。本校生15名を含む59名の参加者がありました。
廃炉とその先の地域の将来像を考えるために地域の住民や大学の研究者、電気事業関係者、大学生などなどの方々と対話を続けてきています。
基調講演の後の対話では「廃炉の多様な将来像」について、グループに分かれて対話をしました。
【参加した高校生からのコメント】
○対話の名の下に「科学的に正しい」を押し付けることは新たな住民の分断につながる
○住民との対話がアリバイ作りになっていることが多く、誰が対話の場を設定するかは重要
○探究=問題を自分ごと化するために、さまざまなことを「切り口」にして考える
○1Fの視察で「安心・安全」が強要されている気がする。疑問やモヤモヤがもっとできてもいいはず。そういうモヤモヤを共有できる対話の場があってよかった。
○遺構が残ることが将来の人たちの自分ごとになって考える/みんなで考える/現地に行って感じるなど考える場の提供につながる
○「私はそうは思えない」と気軽に言える場が欲しい
○情報発信、若い人に伝えるとかいうけど、若い人だけじゃなくて偏見のある大人にむけても発信しないと
【中学3年】イベントを開催しました!
中学3年生の総合の学習では、グループで探究活動を行っています。
今回は広野町での体験活動について探究しているグループが、
4月28日(日)に、多世代交流スペースぷらっとあっとにて開催された
「まちなかマルシェ」に出店をし、トートバッグ作り体験を行いました!
イベントの開催にあたりチラシを作成して広野小学校に配布もしました。
チラシを見て参加して頂いた皆様ありがとうございました。
また、このような活動を行っていきたいと考えておりますので、
次の機会も参加をぜひよろしくお願いします!
【福島再生塾】福島の復興に向けた対話会で地域住民や専門家と生徒が意見交換
4月13日(土)
福島の復興に向けて、当校と早稲田大学が連携し、研究者や東京電力職員、民間企業の関係者とともに、有意義な対話が2021年以来、行われてきました。
対話会では、福島の現状と復興に関する専門知識を持つ専門家や関係者からの貴重な意見が交わされました。地震や原子力災害がもたらした課題や影響についての理解が深まると同時に、その解決策や復興の方向性についても活発な議論が行われました。
生徒たちは、専門家や大人の経験に学びながら、自らの視点や考えを積極的に発信しました。また、早稲田大学等の関係者との交流を通じて、学術的な視点や専門知識を得ることができました。
この対話会は、異なる立場や専門性を持つ参加者が協力し合い、福島の復興に向けた包括的なアプローチを模索する良い機会となりました。今後も、地域や社会全体が協力し合いながら、福島の復興を支援していくことが重要であるという共通認識が確認されました。
【中学2,3年スポーツ生】未来創造学
4月11日(木)5,6時間目の総合的な学習(未来創造学)の時間に、富岡高校スポーツ科設立当初の桜風寮の寮監でもあった荒木信彦さんからお話をいただきました。双葉地区教育構想の意義やスポーツ生の心構えについて学ぶことができました。スポーツ生は自分の生活を改めて見直すきっかけになりました。貴重なお話、ありがとうございました。
【中学2年】未来創造学探究発表会
4月11日(木)5,6時間目、総合的な学習(未来創造学)の時間に中学2年生が昨年度探究してきたことについて、中学1年生に向けて発表を行いました。中学2年生はこれからさらに探究の内容を磨いていきます。
【3/3(日)イベントのお知らせ】 映画『プリズン・サークル』の自主上映会、及び対話の会
概要
生徒主催で、映画「プリズン・サークル」の自主上映会を企画しました。
ドキュメンタリー映画『プリズン・サークル』HP
作品情報
日本の「島根あさひ社会復帰促進センター」と呼ばれる刑務所の中で行われている「TC(回復共同体)」という対話による更生プログラムを、20 代の受刑者 4 人を中心に 2 年間記録したドキュメンタリーです。上映後、参加者との感想共有や映画を通しての議論・対話を行いたいと考えています。是非多くの方々に参加いただきたいと思っています。
よろしければ是非お越しください。
目的
⚫ 「プリズン・サークル」の上演会に参加してもらうことで、地域の方々や多くの人に日本の受刑者たちの現状を知っていただきたいと思い企画しました。
⚫ 犯罪者と呼ばれていますが、彼らも我々と同じ人です。私達はお互いにつながり学び合えると思います。刑務所で暮らす人たちにこの映画はフォーカスをしていますが、この映画は決してただ彼らの刑務所での生活のドキュメンタリーではなく、他者への理解の方法や他者の内面に触
れる、人生に触れることの大切さを伝えてくれる映画です。私たちが日々生活をしていて足りない、必要である他者との向き合い方を彼らの話から少しでも一緒に考えたいです。
参加対象(想定)
どんな方でも参加してもらいたい
ふたば未来学園高等学校生徒・教員
地域の方々など
日時
2024 年 3 月 3 日(日)13:00~17:00
⚫ 開場時間 12:30
⚫ 上演前アナウンス(5 分)13:00~13:05
⚫ 「プリズン・サークル」上映 (136 分) 13:05~15:21
⚫ 休憩・移動(14 分)15:21~15:35
⚫ 感想共有・対話(50 分)15:35~16:25
⚫ クロージング(10 分)16:25~16:35
場所
福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校みらいシアターおよび協働学習ルーム
主催 阿部柊 (福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校 高校2年次)
共催 福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校
【上映料の募金のお願い】
今回、学校での開催のため無料上映会です。
会場に募金箱を設置し、お越しいただいた皆様からのカンパ制といたします。
ご協力いただけますと幸いです。
【申し込み方法】
Google form
お申し込み用フォームはこちら
【中学校2年生】福島イノベーションコースト構想体験ツアー
12月1日(金)に、イノベーションコースト構想について学ぶ体験ツアーを行い、楢葉町にある「JAEA楢葉遠隔技術開発センター」と、浪江町にある「福島水素エネルギー研究フィールド」を視察しました。
遠隔技術開発センターでは、福島第一原子力発電所を廃炉にするための技術を研究しています。高さ40mもある大きな実験棟を見学させてもらったり、VRを用いて原子炉建屋の状況を見させていただいたりしました。ロボットの操作体験も行い、生徒たちは最先端の技術に触れることができました。
水素エネルギー研究フィールドでは、水素を新しいエネルギーとして活用し、他の再生可能エネルギーよりも安定したエネルギー供給を行う方法について研究しています。施設の中で、現状のエネルギー問題や水素の活用方法について学び、水素を発生させる設備や各地へ水素を運搬するトレーラーなども実際に見ることができました。
福島で学ぶ生徒として、イノベーションコースト構想について深く知り、未来について考える機会とすることができました。
【高校1年次】演劇のためのインタビュー
本校では、高校1年次「地域創造と人間生活」という授業で全員が演劇を体験します。
演劇を通して地域の課題を知るというテーマで、グループに分かれて地域の様々な立場の方にインタビューをし、その内容をもとに演劇を創作して発表するというものです。
今日はその取材の日でした。
今年度も20名の地域の方々にご協力いただき、このプログラムをスタートすることができました。
何年もお世話になっている方もいれば、今年初めてお世話になる方もいます。
生徒たちは、最初は緊張していましたが皆さんがとても丁寧に質問に答えてくださり、
取材が終わる頃にはすっかり打ち解け、笑顔も見えました。
「演劇は、言葉で論理的に説明するよりもイメージの共有がしやすい。特に、一番イメージの共有がしにくいのが人の心。人の心の機微を表現し、共有しやすくするのに演劇は有効です」
これは、毎年演劇の発表を見てくださる平田オリザ先生の言葉です。
様々な背景を持った地域の方々に取材をし、その内容を演劇でアウトプットする中で、
それぞれの人達の立場を想像し、物事を多面的に見ることの大切さを学んでもらいたいです。
彼らはこの後、フィールドワークで取材でお話をきいた場所を訪れ、
7月25日の演劇成果発表会に向けて演劇を創っていきます。
【高中探究】『東洋経済education✖️ICT』で演劇の授業について取り上げていただきました!
『東洋経済education×ICT』のYouTubeチャンネル「探求TV」に おいて、
本校の演劇の授業を取り上げていただきました。
https://www.youtube.com/watch?v=120F9qS3hVk
本校開校当時から行われている、高校1年次の「演劇を通して地域の課題を知る学習」の様子と、それらの取り組みがなぜ探究に繋がるのかについて、詳しくお分かりいただけると思います。
また、本校では今年度から高校3年次で「表現コミュニケーション」という授業が始まりました。
演劇の手法を用いたワークショップを通して、コミュニケーションについて考える授業です。
こちらの様子も、映像でご覧いただけます。
【中学3年】未来創造学・広野みかん魅力発信チームのスイーツ販売(お知らせ)
ふたば未来学園中学校の3学年探究チーム『#citrus』と株式会社マルト商事様との共同開発により、広野みかんを使用したスイーツ3品を開発しました!
6月1日(木)15時30分から「マルトSC平尼子店」にて販売会を行います!
詳細はポスターにて!ぜひお買い求めください!!
※ ”地層ゼリー”については、都合により販売延期となります。ご了承ください。(5/26追記)
【高校1年次】哲学対話
5月23日(火)6.7校時 高校では初めてとなる「哲学対話」を行いました。
講師に、開智国際大学、関西大学等で活躍されており、インタビュー調査についての様々な論文を書かれている西山渓先生を迎え、「インタビューをしてみよう!」と題したワークショップ形式で充実した時間を過ごしました。
6校時目はインタビューとは何か、インタビューには何が必要かなどを学習し、7校時目には実際に生徒がグループに分かれ、対話型インタビューに挑戦しました。
グループの中で、質問者(メイン・サブ)、回答者、司会者、記録係に分かれ、それぞれの立場でインタビューをよりよくするには何をしたらよいのかを考えました。
どの生徒も積極的に対話に参加している姿が印象的でした。
これからの探究活動で、地域の皆さんを始め、様々な方々にインタビュー調査をする機会があるかもしれません。本日の学びがきっと役立つものと思います。
【未来創造探究】高校3年次 中間発表会を実施しました!
4月25日(火)6・7校時の総合的な探究の時間の授業において、高校3年次の生徒たちの探究活動の中間発表会を行いました。
この発表会は、9月24日(日)に予定している「未来創造探究生徒研究発表会」に繋がる大切な行事で、教員やカタリバスタッフなどからの助言を受けたり、同学年だけでなく一緒に参加した高校2年次の生徒たちの意見を聴取したりすることで、探究活動の深化が図れる貴重な機会です。
生徒たちは15会場に分かれ、6つのゼミごとに合計60件の発表をスライドなどを用いながら行い、その後意見交換をしてからワークシートやコメントカードを記入しました。3年次生徒は9月の最終発表会に向けて活動の方針を固めるために、2年次生徒はこれから本格化する自分たちの活動の参考にするために、両者が先輩後輩・系列・所属探究ゼミの垣根を越えて、対話を通して共に考える姿が見られました。
【探究活動】3年次探究活動・情報科学同好会イベント参加
3年次探究活動・情報科学同好会において、福島県主催で11/19・20両日Jビレッジを会場に開催された「あそべあつまれゼロカーボンフェス in Jビレッジ」に参加してきました。次のリンクから参加の様子をご覧ください。⇒ Jビレッジ - イベント参加の様子.pdf
【企画研究開発部】ふたば未来ごちゃまぜ探究カイギ
10月31日(月)に地域協働スペースでふたば未来ごちゃまぜ探究カイギを開催しました。
この会議は双葉郡やいわき市の地域の方やふたば未来学園の生徒や教員、NPO法人カタリバ職員など様々な立場の人たちが集まって、震災から11年後の双葉郡について話そうと企画したものです。
「いま、あなたの視点から、どんな双葉郡・浜通りが見えますか?」という問いから感想交流をしました。それぞれの立場の方からの「いま」を語ってもらいました。30名以上の地域の方(子ども連れの方も!)にお越しいただき、参加者の方からは「次はいつやりますか?」というお声もいただきました。
【高校】双葉郡定食 Jヴィレッジで販売中!
10月16日(日)に、Jヴィレッジ内のレストラン「アルパインローズ」にて、双葉郡定食の販売イベントを行いました。
生徒たちは、中学生のときから「双葉郡の食について発信し、双葉郡の交流人口を増やす」というテーマを達成するために、「双葉郡定食」の開発を行ってきました。今回Jヴィレッジ様のご協力により、期間限定ではありますが「双葉郡定食」が実際に販売されることになりました。
レストランにて実際に定食提供を行い、召し上がっていただいたお客様からは「おいしかった」「また食べに来たい」という声を聞くことができました。
また、東京2020オリンピック・パラリンピック1周年記念で同日行われていた「DREAM meeting」にゲストとしてお越しいただいていた
野口啓代さん(ボルタリングワールドカップ通算21勝 東京五輪銅メダリスト)
本田武史さん(プロフィギュアスケーター 世界選手権銅メダリスト)
豊島英さん(東京パラリンピック車いすバスケットボール銀メダリスト)
3名のアスリートの方たちに、双葉郡定食のデザートである「Jヴィレッジ ジュレ」を提供する機会がありました。
双葉郡定食は、10月7日(金)~11月6日(日)までの期間限定販売となります。是非、この機会に双葉郡へお越しください!
https://j-village.jp/news/5317/
【高校】ふくしまSDGs博 双葉郡定食
9月24・25日にビッグパレットふくしまにて行われた「ふくしまSDGs博」に、双葉郡定食の発表のために本校生徒7名が参加してきました。会場内にあるブース・お昼のステージにて、今までの探究について発表することができました。
中学校時代の探究活動では、双葉郡の食に注目し、「双葉郡の食について知ってもらい、双葉郡の交流人口を増やしたい」を目標として活動を行ってきました。そして、高校へ進学してからも自主的に活動を進め、この度10月上旬にJヴィレッジ内のレストランであるアルパインローズにて販売する運びとなりました。
昨年11月に、福島民報社の「ふくしま復興大使」として北海道へ視察に行き、学んだことを双葉郡定食に生かしました。今回の販売に当たり、福島民報社様、Jヴィレッジ様にはたいへんお世話になりました。本当にありがとうございました。
【中学校】3学年未来創造学発表会
8月25日(木)に中学校2学年向けの未来創造学発表会を実施しました。
3学年の生徒は今年度、5月に今年度第1回のフィールドワーク、6月には双来祭での発表会、そして7月に第2回のフィールドワークを行ってきました。
1・2学年での探究をさらに深め、いかに双葉郡の魅力を発信していくかに力をいれて取り組んできました。
今回は、今までの探究の成果を、2学年に向けて発表しました。
3年生の生徒は、今まで探究で取り組んできた、双葉郡の魅力を存分に発信します。
2年生も自らの探究と重ね合わせながら、真剣に発表を聞いています。
発表後の質疑応答では、2年生から鋭い指摘が!
3年生も、新たな気づきを得ることにつながったようです。
3年生の次の発表の舞台は、9月24日(土)の未来創造学研究発表会となります。
外部から多くの講師の方々をお招きして開催する、学校一のイベントです。
今回の発表会での気づきや、今までの探究活動をまとめ、最高の発表ができるよう準備をしていきます!
【中学・高校】ふたば未来学園の歌 手話バージョン【探究】
中学校1期生の中で、「手話を通してろうあ者理解への第一歩」をテーマに未来創造探究を行っている生徒がいます。
昨年度はその実践として本校校歌の手話バージョンを作成し、中学校生徒会総会や三島長陵校舎生徒・高校生との交流会で手話を通した発表を行いました。
多くの生徒からの要望もあり、この度、ふたば未来学園Youtubeチャンネルにて手話の動画を公開することとしました。以下、生徒からのメッセージになります。
みなさん、こんにちは。ふたば未来学園高等学校1年の阿部一葉です 。
私は幼い頃から、ろう者(耳の聞こえない方)と触れ合い、さまざまな場所でろう者や手話への偏見や差別を感じてきました。そんな自分の体験を生かし、中学生の時、校歌の手話に関する探究を行ってきました。校内の生徒に向けて、校歌の手話コーラスという形で手話を学び 、偏見を無くしていくという内容です。中学校の生徒会総会や三島長陵校舎との交流会を通じ、 全校生徒に体験してもらうことが出来ました。
ですが私は、もっと沢山の人に、そして継続的に手話に触れて欲しいと思っています。また、生徒会総会の際に「いつでも見返せるようにしてほしい」 という声が多くありました。そこで今回、以前撮った校歌の手話の動画をYouTubeで公開することにしました。
ふたば未来学園の現代的な校歌は、他の学校の校歌とは違い抽象的表現が多いです。手話に直す際はとても困りましたし、今でもこの解釈で良かったのか確信を持てません。ですが、様々な解釈を出来るところが、多様性を大切にするこの学校にふさわしい、素敵な校歌なのだと思います。
高校生になりましたが、これからも手話に関する探究を続けて行きたいと考えています。校歌の手話に留まらず、新たな方法で手話を広げて行きたいです。
【高2探究】 未来創造探究 問い作り・先輩の発表見学
4月19日の高2年次探究
6校時目は先週のおさらい…
未来創造探究で創造する未来とは?
社会の未来でもあるし、自分の未来でもあることを確認し、
前回作製したマンダラートを押し広げ
主体的に取り組める探究テーマをマイキーワードを選ぶ作業をしました。
7校時目はマイキーワードから「問い」作りをしました。
わからないことを増やす、という行為は通常の授業と逆のことです。
良質な「問い」は自分も先生も誰も答えを知りません。
それこそ、探究する価値のあるものだとお話のあと、
生徒たちは関心のある分野で当たり前に思っていたことを改めて考え直しているようでした。
(問い作りはGWの宿題にもなっております)
4月26日の探究は高3年次の中間発表を聞きました。
【高2探究】未来創造探究スタート!
4月12日、高校2年次の未来創造探究がスタートしました。
6校時には1年次で行った「地域創造と人間生活」を振り返りながら、「未来創造探究」とは何をする学習なのか、という問いに取り組みます。
先生からは「課題解決よりも課題発見が大事」や
「未来創造探究の「未来」ってなんでしょう? 地域の未来?
それはそうかも。でも自分の「未来」をも作れるかもしれません」
という言葉が投げかけられ、うなずく生徒もいました。
7校時には昨年学習したマインドマップを使って自分の興味関心の「マイ・キーワード」を出していき、それをマンダラートを使って探究テーマにまでおし広げる試みをしました。
【中高探究活動】マイプロジェクトアワード2021全国Summit観覧会
3月27日(日)にふたば未来学園内にある双葉みらいラボで、マイプロジェクトアワード2021全国Summitの観覧会を実施しました。
コロナ前までは学校からバスを出して東京の会場まで全国Summitを観に行っていましたが、今年度は、「全国Summit観覧を通じて生徒や教職員、地域の方が対話をする場を創りたい」と考え、ふたば未来学園の中での観覧会を行いました。
本校の中学生や高校生、卒業生、地域の方、合計15名が参加しました。
今年度は全国29,504プロジェクトの中から48プロジェクトが全国Summitに参加しており、ふたば未来学園からは高校3年次生の和賀菜々香さんの「Cheer up!ふたば」が全国Summitにオンラインで参加しました。
校内の観覧会では代表発表6つのプロジェクトを視聴し、その発表を元にして「私らしい学び方とは?」をテーマに対話が行われました。
また、全国Summitの司会を努めたのは、昨年本校を卒業した金成美伶さん(4期生)ということもあり、観覧会は大いに盛り上がりました。
【中学校探究】(後編)広野町の魅力をミカンで発信!
【中学校探究】未来創造学 中学2年「広野町の魅力発信!」
みんなで広野町の魅力を、発信しました。
令和3年12月19日(日)
マルト尼子店
広野町の魅力発信! 練習中です。
売り場をチェック。
みんなでどうやろうか?相談中です。
緊張しながらも、声掛けが始まりました。
店内放送も入れ、魅力発信プレゼンを始めます。
スイーツの試食や先輩の作った缶バッチも配布しました。
質問あり、感想あり、ドキドキが止まらない魅力発信。
売り場に案内して、商品の魅力も伝えています。
2回目のプレゼン。トラブルでパワポが写っていない((+_+))
焦らあず、言葉で伝えました。
色々ありましたが無事終了。
マルトの方々と反省会。
スイーツ担当者からのアドバイスも頂きました。
サプライズ企画。
このような活動が出来たのも、担当してくれた先生のおかげ♡
感謝の気持ちをスイーツとお手紙にして渡しました。
広野町副町長さんもお越しいただきました。
昨日はお世話になりました。
売り場はこんな感じです。
ひろぼーもお疲れ様でした。
令和3年12月18日(土)
広野町二ツ沼直売所のらっこ
今日はお世話になります。
ラベル発行の練習を、先輩の開発商品で行いました。
マルトさんが到着。
商品には私たちのデザインしたシールを貼ります。
はっぴに着替えて、頑張るぞ!
プライスラベルも、自分たちで発行して貼っています。
直売所の方と協力して陳列中。
おすすめはこれですよ。
レジ業務もお手伝い。
直売所の外でも活動しました。
そろそろ売り切れちゃうかも・・。
売り切れました。
明日の準備。直売所のみかんがスイーツに使われます。
マルトさんへ行ってらっしゃい。
令和3年12月17日(金)
広野町役場
現物で、広野町をPRするシールの場所を確認中
高校の先輩が、中学生のデザインを缶バッジにしてくれた♡
ひろぼー試食中。満足満足。
役場にて、副町長さんと名刺交換しました。
高校の先輩が、広野町のみかんを使った活動を報告しました。
中学生も、魅力発信の報告と告知をしました。
副町長からは、「頑張って」とお声をかけていただきました。
高校生は、開発した商品を町へ寄贈しました。
中学生も、明日販売する広野町のみかんを使ったスイーツを紹介しました。
みんなで記念写真。
広野町の美味しいミカンを、元気に発信してきます!
【中学探究】(前編)広野町をみかんで魅力発信
【中学探究】未来創造学 中学2年「広野町の魅力発信!」
私たちが広野町の魅力を、ミカンで発信します(^_^)v
(告知)広野町民の方へ
日時:令和3年12月18日(土)11時から1時間程度
場所:広野町二ツ沼直売所 のらっこ(広野町広洋台)
広野町のみかんを使ったスイーツを感謝価格で販売します。
インターンシップもかねて、ラベル発行やレジ業務をスタッフの方々と一緒に行います。
(告知)町外での魅力発信
日時:令和3年12月19日(日)10時から1時間程度
場所:マルト平尼子店イートインスペース(いわき市平字尼子町3-1-1)
広野町の魅力をプレゼンします。試食しながらご覧ください。
これまでの経緯はこちらから
令和3年12月9日(木)地域協働スペース
中学2年生が名刺交換している相手は誰だろう?
「広野町の魅力を、みかんで発信したい!」という想いを伝えています。
バイヤーさんと一緒に広野町のみかんを選定中です。
この広野町産のみかんが、どんなスイーツになるのかな?
この商談会はどのように企画されたのか気になりますね?
さかのぼること2時間前・・・。
広野町高倉のみかん畑では、スペシャリスト系列【商業】3年生がミカンの収穫を行っています。
今回は、この場にバイヤーさんを招待しています。
バイヤーさんたちがいらっしゃいました。
「こちらが広野町のみかん畑です」
広野町のみかんの特徴を紹介し、一緒に収穫と試食を行いました。
「このみかんはおいしそうですよ。」「これはおいしそうだね」
バイヤーさんに広野産のみかんのおいしさが伝わっていきます。
このみかんを使って中学生が町の魅力発信したいことをお伝えしました。
「このみかんなら、おいしいものが出来ますね。話を聞いてみましょう」
中学生とバイヤーさんのビジネスマッチング成功です。
他にも収穫したみかんを使いたいという高校2年時の探究活動は、こちらからどうぞ
【給食】広野町のみかんを給食で提供~そして、高校生のみかんの皮を使った化粧品の開発に協力~
【高校探究】広野町のみかんで化粧品をつくってみたい!
【給食】広野町のみかんを給食で提供~そして、高校生のみかんの皮を使った化粧品の開発に協力~ の続きです。
未来創造探究
アグリ・ビジネス探究ゼミ:高校2年
再生エネルギー探究ゼミ:高校3年
令和3年12月15日(水)
理科実験室にて。
みんなが食べた後のみかんの皮を、細かくしています。
カリキュラム上、科学を履修していない生徒が実験なんてできるの?
水蒸気蒸留法で広野町産ミカンからのアロマ抽出を始めます。
よく見ると周りには再生エネルギーゼミの3年生の先輩たち
先輩方の協力でここまでできたのですね。感謝です。
発表のために動画も撮影しました。
先生からもアドバイスを頂いています。
これがアロマ♡ ここで終わらないのが探究。
思った通りできたかな?
これでいいのかな?
【中学校・高校】第8回ふるさと創造学サミット(12/4)
双葉郡8町村の学校がon-lineでつながる「第8回双葉郡ふるさと創造学サミット」が、12月4日(土)に開催されました。
中学1年生からは、広野町・楢葉町・富岡町・川内村の4町村について探究した代表生徒による発表が行われました。また中学3年生も、3年間の学びの集大成としてグループで行った4町村の魅力発信プロジェクトを発表しました。
高校生の代表生徒も、未来創造探究で行っている活動についての発表を行いました。
オンラインのイベントではありましたが、双葉郡の小中高が交流できた素晴らしいサミットになりました。
【中学校】演劇ワークショップを実施しました
10月27日(水)、中学1年生60名を対象に演劇ワークショップを行いました。
劇団PAVLICのわたなべなおこさんと、河野悟さんにお越し頂きました。前回はオンラインでのワークショップでしたから、リアルでお会いするのは本当に久しぶりです。ここまで長かった・・・。
演劇は集団で一つのことを創り上げていきますから、必然的に「協働」が発生します。わずか2時間の中で、ウォーミングアップ、ネタだし、ストーリー作成、稽古、そして発表まで行うのですから、劇作りのなかで生じる様々な課題を協働して乗り越えていくことになるのです。生徒たちはまず劇作りの中で、協働とは何かを肌で感じながら学んで行きます。
そして発表。トップバッターで登場した班の演技が奥深さに、発表を控えた生徒たちに緊張感がみなぎってきます。
劇を見ていていつも驚くのが、生徒たちの配役です。演劇を見ていると、不思議にそれぞれの個性を生かした配役に収まっていくのです。そして、ぴたりとその役がはまっていきます。恐らく役割分担の中で、それぞれの生徒のよいところを生かそうとする作用が働いているからだろうと思います。
最後に、何と言っても素晴らしいのが、劇団の方々から生徒たちへの声かけです。聞いている先生方も、思わず「なるほど!」と、何度も素晴らしい気づきをいただきました。
今日、久しぶりに中学1年生の演劇ワークショップを実施して、演劇は、演じている生徒たちが楽しみながら協働する力を高めるすばらしい取組であることを再認識させられました。その上、今後中学2年生、そして3年生になるにつれ、この力はさらに伸びていきます。実際、現在の中2、中3のワークショップを見ると、生徒の表現力の向上ぶりに心底驚かされますので・・・。
講師のわたなべなおこさん、河野悟さん、どうもありがとうございました!
引き続きよろしくお願いいたします。
【中学校】1・2年生がフィールドワークでふたばの不思議を追究しました
10月28日(木)、中学1・2年生は、広野町、川内村、富岡町、楢葉町に出向いてフィールドワークを行われました。朝まで降り続いていた雨も上がり、天気は快晴! 暑くも寒くもない、すばらしいコンディションの中、生徒たちは出発しました。
1年生は、個々人が興味を持った双葉のふしぎの更なる探究のため、2年生は、今後行う発信プロジェクトに用いる地域の魅力探究のためのフィールドワークです。
校長先生に見送られて出発!
草野心平先生についてお聞きしました。
いわなによる村おこしについてお聞きしました。
村のぶどう栽培についてお聞きしました。
奥州日の出の松を見学しました。
化石の発掘についてお聞きしました。
村の交通事情についてお聞きしました。
町の歴史についてお聞きしました。
町のさつまいも栽培についてお聞きしました。
町のバナナ栽培についてお聞きしました。
町のゆず栽培についてお聞きしました。
町の商業施設でインタビューしました。
町の成り立ちについてお聞きしました。
町と野球の関りをお聞きしました。
ここではほんの一部しか紹介しきれないほど、中1・2年生120名が、新たなふるさとの獲得を目指して、各町村にどっぷり浸かる1日となりました。フィールドワークで得たことを、今後の学びにしっかり生かしていきたいと思います。
この日お世話になった地域の皆様、おいしい昼食を出してくださったお店の皆さん、バスの運転手の皆さんなどなど、本当にありがとうございました。いずれ開催する発表会にぜひお越しください。
【高校探究・卒業生との協働】11/12(金) 学校献血を行います
11月12日(金) 13:30~16:30 ふたば未来学園に献血バスがやってきます。
この取組は、本校4期生卒業生の横須賀未蘭さんが在学中に探究活動として行っていたプロジェクトから始まったものです。
昨年度は公開文化祭の中で学校献血を行うことができましたが、今年度は公開文化祭が中止となり、横須賀さんも卒業したため、行うことができるか不安でした。
みらいラボのボランティアとして来校していた横須賀さんと、献血センターの職員の方々と話し合いを重ね、何とか実施の運びとなりました。地域の皆様にも足をお運びいただき、「命のリレー」にご協力をくださいますようお願いします。
【中学校】土曜授業の2年生「リーダー学」を開催(10/16)
10月16日(土)に土曜授業を実施しました。この日の中学2年生は、いわき市に本社がある東洋システム代表取締役の庄司秀樹様をお招きして、今年度2回目の「リーダー学」を開催しました。
中学生にとって、「社長」は、イスに座って偉そうにしてる人という印象があったようです。たった一人で立ち上げた会社を大きく育ててきた庄司さんのご講義はその概念を見事に打破してくださいました。
「チャレンジ精神」「リーダーが中心になって...」「やる気」「企業の社会的責任と社会貢献」「これからの目標づくり」「先人から学ぶ姿勢」といった庄司さんがこれまでの経験から見出してきたキーワードをご教示くださいました。
その後、2年生2学級では哲学対話の時間へ。庄司さんのご講義からそれぞれに深い問いを見出し、改めて「リーダー」についてじっくりと熟議しました。リーダー在り方論、そして人生論と。
担当教員も夢中となり、実り多い土曜授業となりました。
【探究】高校1年次「演劇を通して地域の課題を知る学習」が始まりました
本校では、高校1年次「地域創造と人間生活」という授業の中で、毎年「演劇を通して地域の課題を知る学習」として、演劇を創作します。今年度、「産業社会と人間」から名前が変わりました。私たちはこの授業を略して「人生」と呼んでいます。
〇 オリエンテーションWS
今年の演劇の授業がいよいよ動き出し、9月22日、29日にはオリエンテーションWSを行いました。
これから地域の様々な背景を持つ大人達と出会うための準備として、人それぞれ価値観や背景が違うということを演劇ワークショップを通して考えました。
ワークショップの最後には、去年の先輩達が作った台本を使って演技にも初挑戦。主人公の葛藤に、最後あなた達ならどんな対話を追加する?と言う問いに、それぞれの班が悩みながら色々な答えを出してくれました。
〇 地域の方へのインタビュー
そして、いよいよインタビュー当日・・・10月6日(水)の人生の授業では、地域の方々を本校にお招きし、生徒達によるインタビューを実施しました。
今年も様々な立場・背景をお持ちの方々にご協力いただきました。いつもお世話になっている方から、今回初めてお世話になる方まで約20名の大人達が生徒達のために集まってくださいました。
東京電力、中間貯蔵施設といった現場の最前線で働く方々
震災当時、双葉郡内の高校の先生だった方
今も地元の復興のために様々な形で取り組んでらっしゃる方々
漁業関係者、町おこしをしている方々、役場の方々、震災で家族を失われた方、etc...
生徒たちも、地域の方々のお話を真剣に聞いていました。
いよいよ、10月13日(水)はインタビューに答えてくださった皆様の現場に生徒達が伺います。実際に現地を訪れ、演劇にする際のイメージの共有をしやすくするためです。言葉だけでは分かりにくかった難しい仕事の内容を見せてもらったり、インタビューした際に出てきた場所を実際に訪れたりします。
演劇の授業は12月まで続きます。
それまで、PAVLICのわたなべなおこさんをはじめとする演劇のプロの方々の手も借りながら、演劇を通してしっかり地域で起きていることに向き合っていきたいと思います。彼らがどんな演劇を作るのか、今から楽しみです。講師の皆様も、引き続きよろしくお願いします!
【探究】未来創造探究 生徒研究発表会2021 開催
高校3年間の探究活動の集大成となる「未来創造探究 生徒研究発表会2021」が9月25日(土)に開催されました。また、中学校の開学から3年目となる今年は、中学3年生による代表発表も行われました。今回初めてとなる中学3年生の発表は高校生に負けない素晴らしい発表が多数見られました。
今回は新型コロナウイルスに伴う感染症拡大防止の観点から、外部の参観者に向けて全体会をZoomにより配信し、保護者の方々や県内外の教員など総勢200名近くの参加者に生徒の発表を参観いただきました。
分科会では、高校は動画選考による予選で選ばれた32プロジェクト、中学校は16プロジェクトによる発表が行われました。
全体会では、高校は分科会8会場から選出された8プロジェクト、中学校は事前に選考された4プロジェクトが発表しました。
生徒研究発表会後は、ふたば未来学園の教員と当日お越しいただいた審査員の先生方との懇談会が行われました。発表の振り返りをしつつ、さらに学校と地域で生徒の探究活動に伴走するかなどが話し合われました。
なお、表彰は以下の通りです。
高校 未来創造探究 最優秀発表賞
「鉄たまごという地域の可能性」(木田晏奈・宮迫柚香)【原子力防災探究ゼミ】
〇高校 未来創造探究 優秀発表賞
「大熊×いちご×私」(久保木ふうか)【アグリビジネス探究ゼミ】
「もったいないバナナ」(戸田麻奈未)【メディア・コミュニケーション探究ゼミ】
〇高校 未来創造探究 発表賞
「環境事業でシビックプライドを作ろう」(木田莞奈・草野真綸【原子力防災探究ゼミ】
「Enjoy with the elderly」(宍戸 南夢)【健康と福祉探究ゼミ】
「Future Quest」(渡辺空)【原子力防災探究ゼミ】
「子どもロコモ改善プロジェクト」(鈴木寧々)【健康と福祉探究ゼミ】
「わかものがたり」【渡辺あさひ・小野澤彩乃【メディア・コミュニケーション探究ゼミ】
〇中学校「未来創造学 優秀発表賞」
「りーふる編集部」(新妻薫実・木村彩乃・橋本明佳・山崎こはる・阿部右子)
「手話を使ってろうあ者理解への第一歩」 (阿部一葉)
「チームゲーマーズ」(石上琴乃・大槻徳久・加藤明日香・金澤煌大・佐々木大斗)
「五社山颪(ごしゃやまおろし)の研究」(紺野 一剣)
【探究】関西の高校とのオンライン生徒交流会(2021.8.20)
夏休み中の8月20日(金)に本校と関西大学高等部、大阪明星学園中学校・高等学校との3校でオンライン生徒交流会を行いました。
関西の両校の先生が2020年に福島県主催のホープツーリズムツアーに生徒とともに参加したことを機に、授業でも福島の問題を取り上げていただいていました。今回、関西の高校生の「福島の生徒の生の声を聞きたい」という声と、本校の3年生の「他県の高校生にも福島の問題を自分ごととして考えてもらいたい」という声が合わさり、オンライン生徒交流会が実現しました。本校からは高校3年生4名、関西大学高等部から5名、大阪明星学園高校から6名の生徒、教員4名の計19名が参加しました。
ふたば未来学園からは3年生の小野澤彩乃さんと渡辺あさひさんが「被災地から見る福島」と題して福島の現状と問題提起をし、両校の発表後に高校生の意見交換会が行われました。今回の交流会を機に県を超えて高校生同士の交流が広まっていくことを期待しています。
【中学・高校】スタンフォード大学 池野文昭先生 来校
へき地医療の専門家でもあり、現在スタンフォード大学で医療機器ベンチャー起業の支援などに取り組まれている、池野文昭先生が来校され、高校2年生2名、中学3年生4名の生徒と意見交換を行いました。
今回参加した生徒たちは医療系の関心が強く、自己紹介とともに、それぞれが探究活動で取り組んでいる「へき地医療の課題解決の取り組み」や「脳の信号と身体の信号を結び付ける研究(ブレイン・マシン・インターフェース)」、「地場産品を生かした食事を通して健康増進をはかる実践」等の紹介を行いました。
生徒の発表を受けて池野先生からは、各国に比して圧倒的に高い高齢化率を誇る日本の現状や2040年~2050年に日本全国の高齢化率が現在の双葉郡と同等の40%になることを踏まえ、双葉郡で今生徒たちが取り組んでいる課題解決の取り組みは、まさに日本や世界の未来を作る取り組みであるとのお話がありました。
そのうえで、一人一人の生徒たちに対して、探究のプロジェクトや医療の道を志すうえでの助言など、丁寧にアドバイスをいただきました。
あっと言う間に予定の90分が過ぎて閉会となろうとした時、どうしてももう一つ聞きたいと、とある生徒から質問がありました。
「この地域を医療を通して再生したいと考えているが、一方で、へき地で働くことが、最新の情報や、同じ志を持つ医師との交流などの面でハンデにならないか心配もある。どう思われますか。」
池野先生は自治医大を卒業後、へき地での医療に従事されてきたご経験があります。「例えば心臓のバイパス手術など、手術や手技の能力が問われる分野は症例の少ないへき地は不利。しかしながら内科やプライマリーケアのドクターはへき地で不利にならない。コロナ禍によって世界中の学会はすべてオンラインになり、意欲があれば最新の情報は手に入るし、対面での学会参加の際も代診医の派遣の仕組みも整っているから問題ない!」と背中をおしていただきました。
「みんな医療に携わる人間としてのEQ(Emotional intelligence Quotien)が備わっている。引き続き努力をすれば絶対に目標をかなえられる」と力説頂き、それぞれが勇気をいただいた、とても良い時間となりました。
【中学校】2学年「未来創造学」の一コマ(6/24)
中学2年生は、「双葉どうでしょう?」をテーマに、オリジナルの「探究テーマ」を「探究」しています。他者・社会にとって価値ある「ふたばの良さ」に着目し、誰に・どのように・何を発信するか探究し、企画にまとめていく段階です。
図書室では、文献を検索する生徒、司書さんに相談する生徒、黙々と文献を読む様子がありました。
また、タブレットを使って、地域の情報を入手。あるいは、高校生も含めた先輩方の探究(先行研究)を検索する姿もありました。
自力で探究テーマを探究していますが、やっぱり心強いのは、先生やカタリバの皆さんが側にいてくれるということのようです。個別に相談して、自分の探究の方向性を確認する場面を多く見かけました。先輩方の実践をベースにするのもいいでしょう。新たなことにチャレンジすることもいいでしょう。思い切り悩み、考えていきましょう!
【中学校】6/10(木)未来創造学
高校生は考査期間中。午前中は試験に取り組み、午後は学校や自宅で勉強に全力で取り組んでいます。普段の学校よりも、少し静かな一日になっています。
そんな中、中学生は午後まで授業に取り組んでいます。校舎全体に生徒のエネルギーが響き渡ります。
午後の授業は「未来創造学」です。
1年生は質問力を高めるためのプログラム、「他己紹介」です。ペアになった生徒の趣味や好きな教科などを聞き出し、まるでの自分の事のように紹介しています。
ユーモアにあふれる紹介に、教室は大盛り上がりです。生徒の中には、「そんなことまで聞き出したのか」と先生方が驚かされるような紹介も!生徒の質問する力、表現する力に脱帽です。
2年生は次回のFW(フィールドワーク)に備え、探究について再検討中!
友だちや先生方と話し合いながら、自分の疑問を深めていきます。高校の先生方、NPOカタリバさんも強力なバックアップ!生徒達は疑問がさらに深まり、探究の世界にどっぷりとつかっています。
授業が終わり、一人の生徒が「先生見て下さい!こんなに自分の考えが深まりました!」と笑顔で報告に!
疑問が疑問をよび、自分の知識や体験と結びつき、また新たな疑問や発見につながっています!素晴らしい!
3年生は、今までの探究をまとめていきます。6月下旬には、探究の発表会の予定も!自分の探究を言葉やポスターなど、様々な「見える表現」に変えていきます。
中には、学校を飛び出し探究に取り組む生徒の姿が!
ここにはどんな生き物が?
これは……ドジョウでしょうか!?
ここから、どんな探究活動が繰り広げられていくのか楽しみです!
さて、いよいよ前期中間考査まで1週間となりました。放課後は、教室や地域協働スペース、図書館で勉強に取り組む生徒が増えてきました。探究と同じように、勉強も「なぜ」や「どうして」という疑問を大事に取り組んでいきましょう!
【中学校】2学年・リーダー学の開催(6/5)
「変革者から学ぶ」をテーマに実施している本校のリーダー学。今年度第1回目は、ふたばの教育復興応援団の小泉進次郎環境大臣兼内閣府特命担当大臣(原子力防災)を講師にお招きし、オンラインで開催しました。
内容は2部構成で行われました。1部では、小泉大臣からリーダー像についてご講演をいただきました。ご自身の人生経験を話される中で、自分で自分の人生を決めていくことの大切さ、リーダーシップとフォロワーシップの関係性について熱く、かつ具体的な事例を提示しながらお話しくださいました。生徒のメモを見ると、「リーダー学を学ぶとは、リーダーになるために必要なことを学ぶのではなく、リーダーはどうやって成り立っているのかを学ぶこと!」を強調している様子もうかがえました。
講演後、生徒たちは、2部で行う哲学対話に向けて、1組・2組に分かれて「問い」出しを行いました。写真を見ても分かるように、問いがあふれ出てくる状態に。何とかまとまった「問い」を小泉大臣に提案して、2部の哲学対話へと進んでいきました。
今回、見出された問いは、「周りから理解されなくても、恐れずに自己決定をするにはどうしたらいいか?」でした。この問いには小泉大臣も「深い問いだ!」と感嘆の声が。その後60分間、対話を行いました。
本校の哲学対話は、時間内で腑に落ちる・納得!という顛末を迎えることは滅多になく、今回も悶々とした雰囲気でお時間となりました。中には、腕組みをして考え込む姿、もっと時間があれば...と悔やむ姿も。まさに、小泉大臣が最後にお話しされた「一番怖いことは、自分が決めた人生でない人生を歩んでいること。自分の人生を自分の中で探究し続けていって欲しい」の言葉通りの姿がありました。
また、はじめは「小泉大臣」と言っていた生徒たち、いつの間にか「小泉さん」へ。それも小泉大臣の人柄なのでしょうか。有意義な時間を共有することができました。
【中学校】演劇ワークショップ(6/4)
新型コロナウイルスに関連して、学校の行動基準がレベル1への移行期間となったことを踏まえ、感染症対策に留意しながら、1・2学年で、演劇ワークショップを実施しました。講師の先生とはオンラインでつないで指導をいただきました。
今日の1年生は、生徒主体のシナリオづくりで進められ、制限時間をフルに使い、自分たちで考えたシチュエーションと配役、台詞づくり、そして練習と熱心に活動していきました。
発表では、会場全体があたたかい雰囲気で囲まれていたことが印象的でした。発表前の緊張感、ハプニングを乗り越えての本番の演技、発表後のホッとした表情ややりきった表情。他の班の発表を見て、自分たちの班の発表を修正する様子、表現するって難しいよねと言いつつあそこはこうすればよかったよねと批評する様子、仲間の意外な才能に驚く様子...。毎回、観ていて飽きない演劇ワークショップは、今回も健在でした。
本校の演劇ワークショップは、はじめからつくり込まれた台本を演じる演劇ではなく、ある条件から協働で創り上げていく演劇です。活動の結果も大事ですが、むしろ演じるまでの過程に、他者理解や自己理解について大きな意味があると考えています。そのことを生徒たちとも共有しながら、次回、さらに有意義なワークショップを実施して参ります。
【高校探究】全国My Project AWARD2020全国Summitに出場しました。
★福島県Summitより全国出場しました。
富岡さくら復興プロジェクト~届け!さくらタピオカ~/福島県立ふたば未来学園高等学校
Free magazine 私たちは海を知らない/私立N高等学校
【AWARD2020】全国Summit進出プロジェクト決定!
マイプロジェクト事務局WEBより
【中学校】2年林君が、環境大臣賞を受賞
3月13日(土)、Jヴィレッジを会場に、環境省主催の「いっしょに考える『福島、その先の環境へ。』チャレンジアワード」の授賞式が行われました。
このアワードは、福島のこれからの環境で実現したいアイデアや思いについて、全国の中学生、高校生、大学生を対象に行われたものです。中学生、高校生、大学生それぞれの部門ごとに審査が実施された結果、本校から応募した中学2年の林佳瑞君が、見事最優秀賞(環境大臣賞)を受賞しました。おめでとうございます!
当日は首都圏1都3県に出されている緊急事態宣言の影響で、小泉進次郎環境大臣からの表彰はリモートで行われました。
(左が林君)
しかし、授賞式中にリモートで大臣や内堀福島県知事とのトークセッションも行われ、林君の質問に大臣が答えてくださる場面もあるなど、意義深い授賞式になりました。
(密を避けるため別会場に設置されたモニターで、小泉環境大臣、内堀福島県知事とのトークセッションに参加する林君)
また、本校からは他に9名もの生徒が受賞するなど、福島のこれからにかける。本校生徒たちの熱い思いを発信できたと思います。
(県教育委員会教育長賞を受賞した阿部さん)
最後に、本校からの受賞者と、大臣賞を受賞した林君の作品の要約を紹介します。
本校からの受賞者(すべて中学生部門)
最優秀賞(環境大臣賞) 林佳瑞君(2年)
優秀賞(福島県教育委員会教育長賞) 阿部一葉さん(2年)
入賞 齋藤佑磨君(2年)、渡部咲希さん(2年)
特別賞 五十嵐美菜さん、紺野琉美子さん、中島優空さん(以上1年)
伊藤珠弓さん、大内萌楓さん、吉田遥さん(以上2年)
林君の受賞作品(要約) 「里山モデル福島への道」
人間が滅びれば環境が復活するという科学者が存在する。しかし、私はその考えが誤りであると考える。人間とその他の生物の両方で成り立つ里山という環境があることを、より多くの人に知って欲しい。事実、震災前、双葉町はタガメの多産地として全国的に注目されていたが、2012年の調査でタガメは完全に消滅した。原因は放射線ではなく、人間が稲作をやめ、田に水が入らなくなったためである。一方、帰還困難区域が解除された土地で人間が農業をはじめると、驚くことに消えた生物が戻ってくるケースが多いという。私はSDGsの15「陸の豊かさも守ろう」にある生物多様性への意識を高めるため、双葉郡を里山の可能性を継承する場所にしたいと考えている。原発事故の恐ろしさや風評被害で注目されていることを逆手に取り、世界中に里山環境の価値を発信する地として再出発をするのだ。その中で、私は学校の総合的な学習の時間の授業の中で、川内村の昆虫を日本全国に発信しようとしている。「生物多様性での地域おこし」「原発事故福島から里山モデル福島へ」これが私の最初の一歩である。
なお、入賞以上の作品の詳細は、環境省のHPからご覧頂けます(福島。この先の環境へ。で検索すると見つけやすいと思います)。ぜひご覧ください。
今後も生徒の活躍をお伝えしていきたいと思います。
最後に、当日の準備・運営などでお世話になった環境省と福島県の皆様、そしてすべての関係者の皆様、どうもありがとうございました。
【中学校】1年生演劇ワークショップを開催
先日、約4ヶ月ぶりとなる演劇ワークショップが行われました。久しぶりの演劇とあって、生徒たちはワクワクです。
この日のワークショップは、東京からオンラインで、劇団PAVLICのわたなべなおこさんと、有吉宣人さんにご指導を頂きながら進めました。
ビデオ会議システムを利用した大画面からの指示は的確で、生徒たちは直ちに動きをつかみ、活動していきます。
この日は、2人の大人が何らかの理由で仲たがいするというシリアスな場面を想定した、中1にはちょっと背伸びした内容。台本に描かれた場面の文脈をどう読み解くか・・・まさにチャレンジです!
活動は普段通り活発に、楽しげに、しかし劇の演出方法を巡って、ちょっとした緊張感をはらみながら、進みます。人によって分かれる解釈を、どうまとめるのか・・・。
活動中のアドバイスは、班に1台用意したタブレットPCで、講師の先生とチャットを通じて相談しながら進めました。
そして発表です。発表について、講師の先生方からチャットで講評をいただきました。
練習の時の楽しげな姿と、発表の時の集中した静寂さのコントラスト、魅力的ですね。
同じ台本でもかなり設定に差が出ます。男女の話なのか、同性の話なのか、それだけでも全く設定が異なるので面白い・・・。
生徒たちは、自分たちが脚色について真剣に考えたからこそ理解できる、他の班の発表のちょっとした工夫やひねりに、そのつど「おー」と歓声を上げて参観していました。
最後に、講師の先生がチャットを通じて寄せてくれたコメントをみんなで読みながら、班ごとに反省会。講師の先生がたからのコメントは、しっかり考えて演じた生徒たちにダイレクトに響きます。まずは、集中してコメントを読む姿が。しばらく経つと、「伝わった!」「あ~、あの動き、こうすればもっとよかったよね」 と、振り返りの会話に花を咲かせていました。こういう形式の振り返りもいいですね!
次回こそは直接講師の先生においで頂けることを祈り、演劇ワークショップを終えました。わたなべなおこ先生、有吉宣人先生、どうもありがとうございました。
【探究】第7回ふくしま学(楽)会に参加しました
7回目となるふくしま学(楽)会が1月24日(日)開催されました。
ふくしま学(楽)会は、原子力災害からの復興を「地域を超えて、分野を超えて、世代を超えて、長期的・広域的に議論する場」として、早稲田大学ふくしま広野未来創造リサーチセンター・早稲田大学レジリエンス研究所の主催により、年に2回行われているものです。
毎回、本校生も参加していますが、今回は未来創造探究で実践している4つのテーマについて高校2年生が発表しました。またコロナ感染防止のため、オンラインの発表でしたが、今回はJR広野駅近くに新しくできた地域拠点「ぷらっとあっと」を会場として利用させていただき、ここから配信しました。
1F 廃炉の先と地域社会:「復興と廃炉の両立」を考えるセッション
発表①「マイクラでつくる双葉郡」
発表②「エネルギーからエコロジーへ シビックプライドを形成する環境事業」、
災害の記録と記憶の継承とエコミュージアムを考えるセッション
発表③「未来を担う人材を」
発表④「正しい情報を私の言葉で」
また、ブレイクアウトセッションによるグループ討論、有識者によるパネルディスカッションにも生徒は意欲的に参加しました。
発表やパネルディスカッションの内容は高校生にとってはレベルが高く、時に白熱し、生徒たちはだいぶ背伸びをして参加しました。が、「正直怖いです」と、思わずホンネを吐露する場面も…。しかしこういった高校生らしい発言がその場の雰囲気や議論の方向性を変え、会が盛り上がりました。
また、他の参加者からのアドバイスをたくさんいただき、自分たちの探究活動を進めるためのあらたな視点や示唆をいただくことができました。学会終了後も参加メンバー自ら提案して再度校内で集まり、振り返りのミーティングを行い、成果を検証しました。こういうことができること自体、生徒たちの主体性や市民性が高まっていると感じました。
今回の学会でお世話になった早稲田大学教授 松岡俊二先生、准教授 永井祐二先生はじめ運営スタッフの皆様、ぷらっとあっとの磯辺吉彦さん、青木裕介さん、大場美奈さん 大変お世話になりました。
当日チラシはこちら
http://www.waseda.jp/prj-matsuoka311/material/7thFukushima_flyer.pdf
【高校探究】R2知事表敬訪問のご報告
【探究】2年次原子力防災ゼミ 双葉駅付近の花壇整備 ※動画付き
植花活動のため、ハッピーロードネット西本様の協力を得て、双葉駅付近の花壇を視察に行きました。
本日は現在植わっているパンジーに肥料を撒きました。季節柄、霜によって元気のない様子でしたが、5月中旬頃まで花はついているようです。開花期を終えた後パンジーを抜き、土を耕すところから活動を開始します。最終的には、地域の方や除染作業員の方など多くの方々と共に、本校で育てた花を含めた3種類の花を植え、路肩を彩る予定です。
※QRコードを読み取ると、実際の活動を動画でご覧になれます。
◎Flipgridのアプリをお持ちでない方も、ブラウザから視聴可能です。
【高校探究】「ふくしま高校生 社会貢献活動コンテスト」
FTV 県政TV番組“キビタンGO! 令和3年1月20日(水)放送されました。
見逃した方は、福島県のホームページでご覧頂けます。動画(wmv形式)もご覧頂けます。
県政広報テレビ番組:キビタンGO!~ふくしまからチャレンジはじめよう。
「福島の高校生が、日本を元気にする。」福島県教育委員会とふくしま学びのネットワークの共同主催で、ボランティア・復興・国際交流・まちおこし・製品開発など、県内高校生の社会貢献活動を対象としたコンテストを実施します。合言葉は「福島の高校生が、日本を元気にする」。
〇本選 令和2年12月19日(土)
予選通過チーム数 11チーム
○発表の様子はこちらからどうぞ。
学びのネットワーク(YouTube)
令和2年度ふくしま高校生社会貢献活動コンテスト③【ふたば未来学園高校アグリ・ビジネス探究ゼミ:風評被害なんて言わせない】
令和2年度ふくしま高校生社会貢献コンテスト⑫【ふたば未来学園高校 富岡さくら復興プロジェクト:~届け!さくらタピオカ~】
結果(11チーム出場)
最優秀賞
さくら復興プロジェクト:~届け!さくらタピオカ~
福島大学アドミッションセンター長賞
アグリ・ビジネス探究ゼミ:風評被害なんて言わせない
福島民報
ふたば未来学園高富岡さくら復興プロジェクトに最優秀 「ふくしま高校生社会貢献コンテスト」
福島民友
「さくらタピオカ」開発、金成さん最優秀 高校生社会貢献活動
テレビ
FTV 県政TV番組“キビタンGO!”
令和3年1月20日(水)20時54分放送
高校生パワーで福島を元気に!
高校生が福島県の復興のために取り組んでいる社会貢献活動のコンテストの様子を紹介。
予選を通過した11組のプレゼンテーションを中心に高校生の前向きな姿を伝える。
見逃した方は、福島県のホームページでご覧頂けます。動画(wmv形式)もご覧頂けます。
【高校探究】YONOMORIまち灯り2020に若者を呼び込め!
YONOMORIまち灯り2020
開催期間 2020年12月1日(火)~2021年1月31日(日)
開催地 開花基準木周辺~旧ヨークベニマル付近
富岡町桜まつり2020(令和2年4月11日・12日)は、コロナ禍により中止になりました。
しかし、生徒の思いと地域の方々の思いにより、このようなイベントに生まれ変わりました。
夜の森の桜の下で、みんなで”さくらタピオカ”を飲みながら・・・。
桜はイルミネーションに、”さくらタピオカ”はホットに変わりました。
駅名:夜ノ森駅到着。 地名:夜の森に到着
イルミネーションが灯りました。
エシカルにカップの回収。
協力していただいた方には、手作り缶マグネットをプレゼント。
本日限定のイラストです。
後輩のチアダンス宣言で、現場は盛り上がってます。
最後の一杯は、イルミネーションの企画にご尽力いただいた観光協会の方へ。
1月31日までイルミネーションは続きます。
みんなも行こうよ!夜の森へ。
【高校探究】”cha茶cha”で地元のお米をPRしました。
日時 令和2年11月29日(日)11~15時
場所 cha茶cha(富岡町)
今回は、富岡町のお米のおいしさを伝えに来ました。
おすすめは、富岡町のお米食べ比べセットです。
お米の食べくらべセットには、桜ガチャがおまけでついていますよ。
食べ終わると、先輩手作りの大堀相馬焼陶吉郎窯の皿。
桜ガチャを回すと・・、さくらラムネやユズサイダーが当たります。
仕事の合間に、新商品の情報収集にむけたインタビュー。
今日もお疲れさまでした。
次回は、12月20日(日)にお伺いいたします。
cha茶chaでお会いしましょうね。
【高校探究】広野町の秋祭りに直売所ブースで参加しました。
広野町秋祭り
令和2年11月1日(日)
場所:二ツ沼総合公園
広野町の農家さんとの交流に伺いました。
販売委託している先輩開発商品を登録中です。
久しぶりの二ツ沼公園でのイベントです。
直売所の皆さんと同じブースで活動します。
農業選択者のシクラメンも販売しました。
外出が減った分、自宅に花があるといいですよね
先輩方が開発した”青春シリーズ”や“鮭フレーク”を販売しました。
終了後には、売上報告書を作成!何個売れたかな?
ふたば未来プロデュース商品は、広野町二ツ沼直売場で購入できますよ。
【中学校】第7回ふるさと創造学サミット開催!(12/5)
双葉郡の小・中学校、高校、特別支援学校が参加し、第7回目となる「ふるさと創造学サミット」がオンラインで開催され、本校からは中学1年生が参加しました。入学以来取り組んできた、「双葉ふしぎ発見」の取り組みについて、富岡町、広野町、楢葉町、川内村の順に、それぞれ代表に選ばれた生徒が発表しました。
富岡町グループは、「富岡町の鉄道」と「夜ノ森の桜並木」について
広野町グループは、「広野の農業と大野の農業の違い」と「広野のバナナのおいしさの秘訣」について
楢葉町グループは、「楢葉町の温泉」と「楢葉町のスポーツトレーナーさんのこだわり」について
川内村グループは、「なぜ競走馬だった馬を引き取っているのか」と「実は日本一!川内の炭がすごかった秘密」について
生徒は自分の発表の最後に、オンラインで参加していた方々と「対話してみたい問い」を出し、双葉郡のそれぞれの学校の児童・生徒の皆さんとの対話を通じ、学びを深めました。
また、本校では、みらいシアターをメイン会場とし、さらに各町村グループ4会場に分かれ、他校の発表に参加しました。実物を提供してくださった学校、地元の宝を分かりやすく説明してくださった学校、クイズ形式で答えを瞬時に集計して「これぞオンライン!」という形式など、各学校の発表から多くのことを学ぶことができました。
午後の「ミライ フタバ」では、子どもたちが描く20年後の双葉地域について、自由で、夢のある、そして実現できそうな構想を発表し合い、交流に深まりも見えました。
本校の高校生も、高校生ならではの探究の学びを発表し、閉会式での進行もお見事でした。
「震災で子どもたちが得た経験を、生きる力に」との思いから2014年度にスタートした「ふるさと創造学サミット」。今年も、オンラインという新たな方法を獲得し、無事終了しました。サミット事務局の皆様、また、ともに学ばせていただいた各学校の皆様、ありがとうございました。
私たちのICT技術もスキルアップ!!