ふたば未来学園の日々
【中学校】芸術発表会を行いました!
11月20日(水)の5・6時間目に、本校のみらいシアターにて芸術発表会を行いました。
発表会では、音楽の時間に練習していた合唱を、各学級で披露しました。
また、3年生は選択国語の授業で作成した「かぐや姫ミュージカルバージョン2024」を披露しました。
これは、夏休みの課題で生徒1人1人が書いたかぐや姫の戯曲をもとに1つの台本にまとめ、
音楽や動きも全て生徒が作ったものです。学年の先生方も劇に参加し、全員で1つの作品を作り上げました。
そして、最後には特別ゲストである「心に花を咲かせよう合唱団」のみなさんの歌を鑑賞しました。
素敵な歌声をありがとうございました!
【高校1年次】データサイエンス講座
11月12日(火)、高校1年次生を対象に「データサイエンス講座」を行いました。
アクセンチュア株式会社とNPO法人企業教育研究会のスタッフ総勢18名が来校し、
「データサイエンスでビジネスを変革!」をテーマに授業を行いました。
データサイエンスの具体的な活用例として、
遊園地の実在するデータを活用しながら、どのようにしたらその売上を上げられるかをテーマにし、
9つのチーム対抗で行いました。
今回の講座では、仮説立案やデータ分析・施策実施/効果検証のプロセスのエッセンスについて学びました。
データを活用するだけではなく、なぜそう考えたのかの過程や根拠の重要についても学ぶことができました。
【中学3年】挨拶ー原爆の写真によせて
10月の3年生の国語の授業では、「挨拶ー原爆の写真によせて」という
石垣りんさんの詩を学習しました。
この詩は、1952年にアメリカから原爆の写真を発表してもよいと許可が出た年に、
石垣さんが初めて写真を見て感じたことを詩に書き、8月6日に発表したものです。
授業では、2つの課題から1つを選んで発表を行いました。
①「挨拶」という詩が書かれた背景や作者について調べ、詩の解釈をする。
②戦争にかかわる作品(書籍、漫画、詩、絵など)を1つ紹介する。
生徒たちは、各自で課題を選んで調べ学習を行い、グループ内で発表をしました。
そしてグループから代表者を決め、全体での発表も行いました。
「挨拶」の詩がどのような状況で書かれたかをよく調べたうえで、
詩の言葉ひとつひとつに着目して解釈を深めていました。
また、戦争にかかわる作品の紹介をした生徒たちも、作品を知らない人たちに
分かりやすく伝えるための工夫をしながら紹介をしている姿が印象的でした。
【国内研修】広島研修1025-27
10月25日(金)から27日(日)までの3日間で高校1年次の代表生徒13名が広島研修に出かけました。
1日目:広島国泰寺高校との交流
新幹線のトラブル発生で40分遅れとなり、広島国泰寺高校で行う予定だった探究の授業への参加が遅くなってしまいました。予定していたエネルギー問題についての意見交流ができず、各クラスごとに分かれて学校紹介と福島のエネルギー問題のプレゼン・質疑応答となりました。急遽の変更でしたが、生徒たちはよく対応してくれたと思います。
一方、放課後の交流会では飛び入り参加の生徒さんも加わり、40人規模での交流会となりました。
学校が変わると、探究のジャンルも大きく変わります。広島国泰寺高校生の生徒さんは大半が2年生。かなり探究が進んでおり、自分たちの探究プロジェクトの内容を堂々と熱意を持って本校生に説明してくれました。
2日目:平和祈念資料館・被爆体験者講話、自主研修、基町高校との交流
2日目は平和記念資料館からのスタートでした。平和記念資料館を見学した後、被爆体験者から講話をいただきました。
その後、ふくしま学(楽)会にも参加いただいている大学生(広島市出身)から平和公園執念の史跡を案内していただきました。また、崇徳高校新聞部の生徒さんと一緒にフィールドワークを行い、取材をしていただきました。
お昼は広島自主研修です。周辺をのんびり見学する生徒もいれば、すぐに船に乗って宮島に旅立つ生徒も!
午後は、基町高校さんとの交流です。被爆体験者さんとの協働で「原爆の絵」の作成を行っている高校生と作品を鑑賞しながら交流しました。記憶の伝承・継承という観点から本校生は想像以上の学びがあったようです。
3日目:カクワカ広島さんとの交流
最終日は広島市で活動をしている「カクワカ広島」さんとの交流でした。
カクワカとは「核政策を知りたい広島若者有権者の会」で核問題を「分か(ワカ)りたい」「沸か(ワカ)せたい」という意味も込められています。核兵器のない世界の実現を願って、グローバル・ヒバクシャの問題をロールプレイング形式のWSで学習しました。
3日間という短い機会でしたが、参加した生徒は頭をフル回転させながら学んでいました。
【中学3年】未来創造学生徒研究発表会
9月26日(木)に、中学3年生による「未来創造学生徒研究発表会」が行われました。
中学1、2年生をはじめ、保護者の皆様や3年生が探究活動でお世話になった地域の方々にも
お越しいただいて発表を聞いていただきました。
これまで、中学1年生から広野町・楢葉町・富岡町・川内村の4町村での
フィールドワークを重ね、双葉郡の魅力の探究を行ってきました。
中学2年生の9月から、興味関心が似ている者同士でグループを編成し、
双葉郡の魅力を発信するために何ができるのかを考えてきました。
パンフレットやポスターを通じて魅力を広く伝えようとするグループや、
小学校で紙芝居の読み聞かせを行ったり、写真展を行ったりなど、
様々な方法で魅力を発信するグループが見られました。
今回の発表会では、その発信活動を中心に探究してきたことの発表を行いました。
後輩や地域の方々から質問や感想、アドバイスをいただき、自分たちが行ってきた活動を
見つめなおすことができたと思います。