【原子力防災探究班(2年次)】天野先生がいらっしゃいました
1月24日(水)5・6校時に、2年次生の未来創造探究授業を行いました。
原子力防災班では、福島大学うつくしまふくしま未来支援センターの天野和彦先生をお招きして授業を行いました。
授業のはじめには、天野先生が取組まれている活動についてのお話を伺ったあと、原子力防災班の中の活動チームごとに、自分たちの探究活動を天野先生にプレゼンテーションし、フィードバックをもらいました。そして、それを踏まえて、探究班担当の先生やカタリバのスタッフと一緒に、今後の活動の進め方を改めて考えました。
交流を通して防災意識を高めるイベントがしたいと考えている班の発表に対して、「交流とはそもそも何か?」「交流にはどんな意味があると思うか?」「交流は手段としてだけで有用なのではなく、交流自体にも意味があるのではないか。」というフィードバックをいただき、新しい視点を得ることができました。
また、相双地区のツアーを企画している班に対しては、「被災地ツアーはほかの自治体や大学生などがたくさんやっている中で、この地区の高校生だからこそ、自分たちの経験を追体験してもらえるようなツアーに意味がある。本当に知ってほしいことを伝えられる手段としてこのツアーを企画できるのではないか」というアドバイスをいただきました。
さらに、今回の授業では、論文制作を終えた3年次生が2年次生の授業に入り、各班の活動に対して問いを投げかけてくれました。授業に入った3年次生は天野先生や2年次生の探究班の生徒たちに、聞きたいことがたくさんでてきたようでした。
2年次生からは「次の行動につながるフィードバックをもらえて探究活動を進めやすくなった。」「(アドバイスを受けて)いろいろ考えたけど消化しきれない。」というような発言があり、自分たちの活動の本質を問い直す契機となったようでした。
次回は、いただいたアドバイスを踏まえて、中間発表に向けたまとめと振り返りを行います。
☆天野先生に自分たちの活動をプレゼンテーションする様子
☆3年次生に質問を投げかけられている生徒の様子