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第4回東北クラスタースクールが行われました

 平成28年12月26日~28日まで2泊3日で、東京の国立オリンピック記念青少年総合センターで実施された第4回東北クラスタースクールに参加しました。来年8月に実施する「国際会議」の目的・意義を知り、デザインすることが本研修の大きな目標です。
 1日目の午後は、3つのチーム(福島市・気仙沼・ふたば未来)の活動の発表をした後に、株式会社ウインズ・インターナショナルの中島昭雄氏から「企画の立て方」についての講義を受けました。

 講義の中では、「イベントは99%準備で決まるこ
と」「情報の収集・選択そして遮断が大切」「企画を立
てたら一度必ず壊して、再構築すること」「BSworld
 newsで各国のトップニュースを見ること」などのお
話がありました。
 そして、3つのチームの国際ラウンドテーブル担当
生徒は、別室で和歌山クラスター、広島クラスターの生徒と意見交換を行いました。
 広島クラスターの生徒は、国際会議へのイメージをすでに持っており、東北クラスターの生徒も各自が主体性を持って取り組まなければならないという危機感を持ちました。3チームの活動もさらにブラッシュアップをし、世界に訴えるコアメッセージを考えなければならないと思いました。

 2日目の午前は、国立研究開発法人理化学研究所理事の加藤重治氏から講義を受けました。
 2014年に日本の岡山市と名古屋市で行われた「ESD(持続可能な開発のための教育)に関するユネスコ世界会議」についての話を聴き、国際会議をするための進め方、組み立て方を教わりました。高校生フォーラムでは、共創的ディスカッションと日本の高校生の手作りなど本番に向けて周到な準備をしたことを学びました。

 午後は、「異文化体験の実践をしよう」という題で、国際会議にインドとフランスから来た外国の方に英語で自分たちの活動を紹介しました。自分たちの活動を英語で表現することで、改めて内容を深く把握するとともに、発表に関する専門用語を英語でインプットすることができた。
 また、地域の活動を再構成し、プレゼンテーションとしてまとめました。自分たちの活動のモチベーションを自分の言葉で表現することができ、今後主体性を持って取り組んでいくことができることを確信しました。
 別会場では、国際会議実行委員会が行われました。「地方創生イノベーションスクール2030の成果の発信」と「2030年の学校・教育イノベーションを考えること」のどちらを発表するかは明確になりませんでしたが、高校生が主役で、優先順位をつけながら高校生がやりたいことを見つけてあげること、同士を募りゴールを目指すことなどが確認されました。
 午後の部が終わってから、それぞれの会場の内容を共有し、和歌山クラスターの「カナダ研修で学んだ日本とカナダの学校教育の違い」の報告を聴いたり、チームごとの打合せをしたりしました。

 第5回東北クラスタースクールは、平成29年3月24日(金)~26日(日)宮城県志津川町で実施することになりました。